今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

山形の旅3日目

2022-10-20 14:13:44 | 2022年山形への旅

最上川の舟下りを終えて向かったのは銀山温泉

銀山温泉といえばタイムスリップしたかのようなレトロな景色が印象的です。

銀山川の両岸に木造の温泉旅館が立ち並んでいて、夕暮れになるとガス灯に火がともり、

ノスタルジック映像を何度もテレビで見ました。

私は見てないんですけど、「千と千尋の神隠し」の舞台のようだと言われるみたいですね。

そして有名な朝ドラ「おしん」の撮影地でもあります。

 

この銀山温泉には宿泊することも考えました。夜にガス燈が灯ったところが見たくて。

でも、限られた期間での旅で行きたいところを考えると、ここで一泊するのはなあ・・・となりまして

観光だけにしたんです。

 

私達が訪れたのは平日なのでとても静かでした。

夜はとてもキレイだろうなあと想像。

それとこれからの季節、雪が降ったらそれもキレイでしょう。

 

おや?

シバちゃんです。

唐草模様のバンダナがよく似合っているシバちゃんの名前はハリーちゃんだそうです。

日差しが強いから、日陰で涼んでいたのかも。

 

白銀の滝

 

銀山温泉には足湯もあるのですが、ちょっとこの日は暑かったのでやめました。

立ち寄り湯も、各旅館の日帰り温泉はどうやら中止しているようで、

開いていたのは「しろがね湯」という共同浴場。

ただこちらもこの日は3人までという条件付き。時間制限があるわけではないので

3人入浴されいたら1人出てくるまで入れない感じ。

いつまで待つかわからないのでやめました。

 

行ってみて思ったのは、ここに泊まるなら冬がいいなあと。

冬は車で移動するのが難しいので限られた場所しか行けなくなりますが、

写真や映像でみる雪化粧したレトロな建物にオレンジのガス燈が灯る姿は、

いつか実際に見てみたいですね。

 

銀山温泉を散策したあとは、ちょっと遅いお昼ごはん。

山形県は米処として有名ですが、実は蕎麦王国でもあります。

県内のあちこちに「そば街道」があるのです。

確かに、山形県内を走っているとやたらとお蕎麦屋さんばかりある道路がありました。

そのお蕎麦屋さん、たまたま12時すぎに走っていたらどこも駐車場はいっぱい。

外で待っているお客様もたくさんいて「すごい混んでるね~。」と旦那さんと話したほどです。

この旅行で1回はお蕎麦を食べようと決めていて、それがこの日でした。

「尾花沢そば街道」のどこかに行こうと考えていて、旦那さんがナビに入れたのは「そば処鶴子」

 

え?ここの道であっているの?

何にもないじゃない?ホントにお蕎麦屋さんあるの?

と車を走らせます。

尾花沢そば街道と言いながら、たまたまですけど銀山温泉から鶴子までの道中、他のおそば屋さんはありませんでした。

どうやらそば街道の中でも奥まった温泉地(だとは思わなかった)にあるのがこちらのお店。

「そば処鶴子」

築200年の茅葺屋根の旧家だそうです。

中に入ると

ゆっくりと蕎麦を挽いていました。

そば処鶴子は、ご主人自ら栽培したそばを石臼で丁寧に粗挽きし、香り高いそば粉で作られています。

あと1週間遅かったら新そばが食べられたはずなので、ちょっと残念ではありますが鶴子のお蕎麦を

食べられるのはとても楽しみ。

 

私達の入店と同時にお客様が帰られたので、この時間は私達の貸切となりました。

こちらはサービス。

きくらげとたくわん。

きくらげは女将さんから「酢醤油で食べて」と。

テーブルにお酢が置いてあるので何に使うんだろう?と思っていたんです。

まさかきくらげに使うなんてビックリ!

そしてこのきくらげがとても美味しいんです。

きくらげ食べたくて鶴子に来る方も居るようですよ。

たくわんはちょっと辛め。大根そのものが辛かったんでしょうね。

 

私がオーダーしたのはもりそば。

旦那さんはもりそばと鴨そばのセット。

鶴子のもりそばは、器に大根のおろし汁が半分ほど入っていて、その中にお好みで特製のつゆを

足していきます。

女将さんから「大根の汁、辛くない?」と聞かれましたが汁はそんなに辛くありませんでしたので

「たくわんの方が辛いです~」と伝えると「この季節の大根は辛いのよ~」と。

やっぱり夏大根はちょっと辛いのね~冬になったら甘いんだろうなあ。

 

私は蕎麦通ではないので、語ることはできないんですけど、コシがあり食感ものどごしも良いです。

お蕎麦だけ食べてもおいしいんですけど、大根のおろし汁で食べるとホントに美味しくていくらでも食べられそう。

セットの鴨そばは温かいので、お蕎麦そのものが柔らかくなっているのでもりそばとは全然違う味わいです。

 

機会があればまた食べたい鶴子のお蕎麦。

そしてきくらげ。

ええ、きくらげは販売されていたのでうちの分と母へのお土産に購入しましたよ。

 

お会計のときに肘折の話や今夜の宿の話をしたりしてお別れ。

とってもおいしいお蕎麦をごちそうさまでした。

 

さて、鶴子をあとにして向かうは今夜のお宿なんですけど、その前にデザートを食べます。

どうしても食べたくて。

「最上川千本だんご」

「くるみ(国産)だんごが食べたいな~」と思っていたんですけど、残念ながら売り切れ。

どうしよう・・・こういうのもあるしなあ。

散々迷って

ずんだ、あんこ、ナッツ(カリフォルニア産)の3種類にしました。

 

千本だんごの賞味期限はその日。

でも時間が経つと固くなり、翌日にはかなり固くなるそうなので食べられる分のみ購入

して欲しいそうです。

もちろん1本でも全然OK。

それぞれの餡ももちろんおいしいけど、お団子がおいしい。

やわらかさが際立ってしまってお団子そのものの味がよくわからないところもあるんですけど、

餡がなくてもおいしいです。

 

たまたま隣に停まった車の方の声が聞こえてきて

「今日はラッキーですよ、買えましたから」と。

どうやらお仕事のお客様をお連れしたようで、今までもお客様をお連れしても買えなかったことが

多々あったようです。

我が家も「午後には売り切れるかも」というのはネットで調べていて覚悟していたので、この時間で

食べられたのはラッキーでした。

 

さ、今日のお宿に向かう前に~ガソリンガソリン。



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