奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 猫が多い

2022-09-25 20:43:11 | 奈良散策
奈良散策 第580弾


だいぶ報告が遅れてきたので、9月16日と21日の早朝の散歩のときに撮った写真を合わせて出します。

先ず、9月16日分です。最近は撮るものがあまりなくて、猫ばかり撮っています。









「猫広場」にいた「ヒゲ」です。金網の向こうを覗いていますが、そちらには狭い草むらと金魚池があります。





「猫広場」の隅で黒猫がじっとこちらを見ていました。



そして、いつもの猫が寝ています。





電線にはツバメが止まっていました。





ヒシに花が咲いていました。



金魚池にウキクサがいっぱいに生えています。そうすると、カルガモが何羽もやってきて、それを食べてくれます。うまい具合になっています。

ここからは9月21日分です。



稲の穂が重そうに垂れ下がっています。もうじき、稲刈りです。





ヒガンバナがあちこちに咲いています。





そして、「猫広場」です。この日はいたずら者の子猫がじゃれ合っていました。



「猫広場」の裏側に回ってみました。この伸びているのは最近見ていなかった白猫でしょうね。







そして、先ほど、じゃれ合っていた子猫です。活発に動き回っています。





ヒシの花を近くで撮ってみました。







フヨウの花がいっぱい咲いています。







「猫広場」から700mほど離れた金魚池にいた猫です。「ヒゲ」と大変良く似ていますが、頭の模様と鼻の下の黒い模様の位置が違います。この猫、5月に見たのが最後で、4カ月ぶりに見ました。「猫広場」の猫は毎日のように見かけるのですが、そのほかのところにいる猫はこの夏、ほとんど見かけませんでした。どこに行っているのでしょう。



これはツバメ



それから、白いヒガンバナ







それから、ノアサガオ。葉が丸い葉と切れ込みの入った葉があります。



最後はショウジョウトンボでした。

馬見丘陵公園の花

2022-09-24 21:10:14 | 奈良散策
奈良散策 第579弾


9月14日は田原本町の法楽寺に行った後、馬見丘陵公園にも寄ってみました。奈良の道は狭いので、車で行くのも大変です。馬見丘陵公園への道もだいたいは片側1車線なのですが、ところどころ両側1車線になっていました。それに、途中で道を間違って南の方に行ってしまい、そこからカーナビで戻ることになりました。







やっと公園に着きました。公園館の入り口に植えてあったフウセントウワタです。





この日の目的はキバナコスモスが咲いているかどうかを確かめることでした。でも、こんな感じで、まだ丈が低く、花もまばらでした。







それでも、体を低くして撮ると、こんな感じで、花がいっぱい咲いているように見えます。



ついでにナンバンギセルも見に行きました。どうやら花は終わりになっているようです。





でも、探してみると、まだ、咲いている花もありました。





この黄色の花は何でしょうね。名札が付いていないので分かりません。







これもショウガ科なのですが、名前が分かりません。





これはアメジストセージ





この花もよく分かりません。







黒いアゲハがいたので撮ったのですが、ちょっとピンボケでした。でも、翅の基部に赤い紋があるので、おそらく、ナガサキアゲハではないかと思います。

法楽寺と黒田大塚古墳

2022-09-23 21:04:00 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第578弾


9月14日は田原本町にある法楽寺と黒田大塚古墳に行ってみました。奈良に来ると、どうしても古いお寺や神社、それに古墳を回ることになりますね。





法楽寺は第7代孝霊天皇のお住まいであった黒田廬戸宮跡(くろだいほどのみや)に聖徳太子により建てられたという古いお寺です。真言宗御室派というので、仁和寺を総本山とする宗派です。推古天皇より「黒田山磯掛本寺」の勅額をいただいたという寺伝があるようです。また、奈良時代の707年には元明天皇から「黒田山法性護王院」の号を給わったと沿革に書かれていました。鎌倉時代に火災にあったのですが、その後、再建され、全盛期には25堂宇があったのが、今は本堂1坊だけになっているとのことです。



本堂にあった彫り物です。この本堂に96歳の元気なご婦人が座っておられたのですが、この寺には97歳の方が一人で住まわれているということでした。それで、全体としては廃れているという印象だったのでしょう。



でも、ここに来たのは寺そのものよりも、ここが「桃太郎」発祥の地として知られているからでした。孝霊天皇の皇子である彦五十狭斧彦命(吉備津彦)が吉備を平定したという伝説を、後世に脚色して桃太郎の話に作り上げたということです。従って、この黒田廬戸宮が桃太郎発祥の地と言うことになるのでしょう。



法楽寺の境内を通って近くにある古墳に行ってみました。境内に鐘楼もありました。本堂1坊だけというのですが、この鐘楼は古くはないのかな。



法楽寺のすぐ隣に黒田大塚古墳がありました。古墳時代後期(6世紀初め)の前方後円墳で、墳丘長が70m、前方部の高さ7.7mの立派な古墳です。



トイレを兼ねた休憩所があって、そこに説明が書かれていました。墳丘自体は時代と共にだいぶ削られてしまったようです。



この墳丘周囲のコンクリート部分にお濠があったようです。





ついでに見た植物の写真も載せておきます。これは道端で咲いていたヤノネボンテンカ





これはハナミズキの実かな。





古墳の横に咲いていたヒャクニチソウ



そして、これはその花後です。





これはカラムシ



キノコはこの間奈良公園で見たマントカラカサタケの幼菌に似ていますが、よくは分かりません。

雑談)大阪北部に住んでいたころはブログに虫の話ばかり出していました。でも、奈良に来てみると、周りに古い寺社や古墳が山のようにあります。住んでいる限りは近くにあるものだけでも知っておきたいと思って回っているのですが、本当にきりがないほどたくさんあります。一応、ブログに出して記録として残しているのですが、最近はブログの記事の1/4~1/5がこんな記事になってしまいました。それで、一つまとめてみようと思って昨日から冊子の形で編集し始めました。タイトルは「奈良 名所探訪」です。ブログに出した写真と文章を使って1カ所1頁から2頁にまとめているのですが、すぐに50頁にもなってしまいました。出来上がったら、製本してみようと思っています。

早朝の散歩 いつもと違うコース

2022-09-22 20:38:28 | 奈良散策
奈良散策 第578弾


9月15日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日はいつもと違うコースを歩いてみました。





この日の「猫広場」では黒猫1匹が家の陰からちょっと顔を出していました。そこで、広場の中に入り、家と家の隙間を見てみると、そこに黒猫が3匹もいました。そのうちの2匹です。



ため池にいたカイツブリの幼鳥です。





この日は撮るものがなかったので、ただただ歩いていたら、フヨウの葉に毛虫がいました。おそらく、フタトガリコヤガの幼虫です。下は若齢幼虫かな。





ため池の中にいたダイサギ





イチジク畑の上には凧が飛び回っていました。





ヒガンバナの花はそろそろです。





ニラの花は満開です。



田んぼの脇にいっぱい咲いていました。いつも見ているヒレタゴボウより花がだいぶ小さいです。







花弁が5枚というのが気になるのですが、萼片は4枚のが多いので、たぶん、チョウジタデでよいのではと思います。「植物検索ハンドブック」によると、萼片が4枚はチョウジタデ、5枚はウスゲチョウジタデということです。







これはヒレタゴボウです。







これはアゼナだろうと思います。





このコースの途中にお地蔵さんがいました。





葉が互生になっているので、キクイモではないかと思います。「帰化&外来植物950種」によると、互生はキクイモ、対生はイヌキクイモとのことです。





このイネ科、名前が分かりません。昨年、調べたと思ったのですが。(追記2022/09/24:アゼガヤでした。確かに以前調べていました







昨年も撮ったフウセンカズラです。



最後はスベリヒユの花でした。

若草山の麓

2022-09-21 21:24:54 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第577弾


9月6日は初めに春日大社の若宮神社に行き、その後、水谷(みずや)神社に寄った後、若草山の麓に行ってみました。



水谷神社から若草山の麓に行くにはこんな階段を登らないといけません。ふと見上げると、登ったところに鹿がいるのが見えました。



何となく、「もののけ姫」のシシ神様に似た感じがしたので、撮りました。



振り返ると、水谷茶屋が見えました。



そこに、立派な角をつけた鹿が通り過ぎました。



これはショウジョウトンボです。





若草山は登ることができます。その入り口は2か所あって、これは南ゲートの方です。



若草山は笠のような山が3重に重なっているので、三笠山とも呼ばれています。この写真で見えているのは、そのうち、一重目の山でこの上までで20分、三重目までが35分だそうです。



そして、こちらが北ゲートです。この日は登山はしないで、偵察だけにしました。





若草山の麓を通り過ぎたころ、鳥居が見えてきました。これは手向山(たむけやま)神社です。



その鳥居のすぐ横に、古梅園という墨屋さんがありました。1577年創業というので、戦国時代からの古いお店です。



小さな神社だと思っていたのですが、ずいぶん広い神社でした。



これはシオカラトンボ





手向山神社は奈良の大仏造営のときに、九州の宇佐から八幡宮を迎え、鏡池の東側に鎮座されたのが始まりだそうです。それ以後、東大寺を鎮守していたのですが、鎌倉時代の1250年に北条時頼により現在の場所に遷座されたようです。



絵馬にはこんな可愛い模様が描かれています。



神社を通り過ぎると、鳥居の向こうに古い建物が見えました。





これが実は東大寺の法華堂でした。いつの間にか東大寺の境内に入ってしまったようです。



これは四月堂。



そして、お水取りで有名な二月堂です。



これはイソヒヨドリ



この辺りまで来て、春日大社まで引き返すことにしました。





帰りに見たキノコです。こちらに来るときに傘の開いたキノコがあったのですが、それと一緒で、たぶん、マントカラカサタケではないかと思います。