奈良散策 第577弾
9月6日は初めに春日大社の若宮神社に行き、その後、水谷(みずや)神社に寄った後、若草山の麓に行ってみました。

水谷神社から若草山の麓に行くにはこんな階段を登らないといけません。ふと見上げると、登ったところに鹿がいるのが見えました。

何となく、「もののけ姫」のシシ神様に似た感じがしたので、撮りました。

振り返ると、水谷茶屋が見えました。

そこに、立派な角をつけた鹿が通り過ぎました。

これはショウジョウトンボです。


若草山は登ることができます。その入り口は2か所あって、これは南ゲートの方です。

若草山は笠のような山が3重に重なっているので、三笠山とも呼ばれています。この写真で見えているのは、そのうち、一重目の山でこの上までで20分、三重目までが35分だそうです。

そして、こちらが北ゲートです。この日は登山はしないで、偵察だけにしました。


若草山の麓を通り過ぎたころ、鳥居が見えてきました。これは手向山(たむけやま)神社です。

その鳥居のすぐ横に、古梅園という墨屋さんがありました。1577年創業というので、戦国時代からの古いお店です。

小さな神社だと思っていたのですが、ずいぶん広い神社でした。

これはシオカラトンボ。


手向山神社は奈良の大仏造営のときに、九州の宇佐から八幡宮を迎え、鏡池の東側に鎮座されたのが始まりだそうです。それ以後、東大寺を鎮守していたのですが、鎌倉時代の1250年に北条時頼により現在の場所に遷座されたようです。

絵馬にはこんな可愛い模様が描かれています。

神社を通り過ぎると、鳥居の向こうに古い建物が見えました。


これが実は東大寺の法華堂でした。いつの間にか東大寺の境内に入ってしまったようです。

これは四月堂。

そして、お水取りで有名な二月堂です。

これはイソヒヨドリ。

この辺りまで来て、春日大社まで引き返すことにしました。


帰りに見たキノコです。こちらに来るときに傘の開いたキノコがあったのですが、それと一緒で、たぶん、マントカラカサタケではないかと思います。