奈良散策 第429弾
4月22日に家の近くで虫探しをしました。その続きです。

最初はフタスジツヤユスリカ♀。


これはたぶん、ミナミヒメヒラタアブ。よく分かりませんが。

これはピントが合わなかったのですが、特徴がよく出ているので載せました。たぶん、セスジウンカです。

小さなハエです。触角刺毛に長い毛が生えているので、ショウジョウバエ科かな。

このアシナガバエは翅脈が特徴的なので、田悟敏弘氏の「関東地方にて採集したアシナガバエ科の記録」、はなあぶ No. 30-2 (2010)などを見たのですが、m-cu横脈がこんなに曲がる種は見つかりませんでした。

これはコガタルリハムシの幼虫。

これはヒメカメノコテントウ。


この有翅型のアブラムシはよく分かりませんでした。


このゾウムシも。Rhinoncus属かなと思ったのですが。

これも先ほどと同じショウジョウバエ科かもしれません。


これは小型のアシナガバエです。

これはナミテントウ。

そして、ヒメカメノコテントウ。

そして、マルガタゴミムシの仲間。


胸背の点刻が細かいので、たぶん、コバネナガカメムシかなと思うのですが、よくは分かりません。接写で撮ったのですが、EXIFのデータを用いて体長を見積もると、3.78 mm ± 0.19 mmになりました(詳細はこちら)。

これはクロヒラタヨコバイ。

そして、スカシヒメヘリカメムシ。

黒いのはマメアブラムシ、緑色はソラマメヒゲナガアブラムシ。


これはフタモンアシナガバチ。


そして、ヒメカメノコテントウ。

最後はソラマメヒゲナガアブラムシでした。
雑談)最近、PCR検査の原理の勉強をしています。ターゲットとする二本鎖DNAの片方にフォワードプライマー、もう一方にリバースプライマーを位置をずらせて結合させ、その間だけを増幅していくのですが、どうして二本鎖のそれぞれに結合させたプライマーの間のDNAだけが数が増えていくのか分かりませんでした。今日、やっとその理由が分かりました。これからプライマーの設計方針についても調べていこうと思っています。
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