goo blog サービス終了のお知らせ 

奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

久々の「廊下のむし探検」

2022-04-30 20:25:54 | 奈良散策
奈良散策 第432弾


4月25日の午後から久々にマンションの廊下でむし探検をしてみました。大阪北部のマンションにいたときには毎日のように廊下で虫探しをしていたのですが、奈良に引っ越してからは虫がまったく見当たりません。それで諦めていました。この日は変わった虫を見つけたので、ついでに1フロアだけ探してみました。



最初はハムシの仲間です。後脚腿節が太いのでノミハムシの仲間であることは確かなのですが、そこから先が分かりません。Psylliodes属かなと思ったのですが、一応、採集したので、今度調べてみたいと思います。ただ、ノミハムシの仲間の検索はなかなか難しいので、果たして分かるかどうか。カメラのデータから体長を一応測っておきました。3.07 ± 0.15mmになりました。





変わった虫というのはこの虫です。これは結婚飛行でやってきたヤマトシロアリで、以前大阪にいたときに見たことがあります。以前見たのは5月12日で、家の近くの枯れた松から飛び立つ大量のヤマトシロアリを見つけました(こちらをご覧ください)。その二日後、こんな2両連結の虫が廊下でたくさん見られました(こちらをご覧ください)。翅を付けた雄と雌が着地したところで、翅を落とし、雌のフェロモンにより雄を引き連れて歩くという姿です。



近くを小さな甲虫が通過しました。たぶん、シラフチビマルトゲムシだと思います。一応、カメラのデータから体長を測ってみると、3.22 ± 0.16mmでした。



もう一度、ヤマトシロアリが連結している姿を写しておきました。









この日はこんなユスリカ♀がいっぱいいました。たぶん、オオユスリカだと思います。本当はマンションの上から下まで探してみたかったのですが、引っ越して間もないので、不審な目で見られるかもと思ってやめました。

雑談)コロナの勉強のついでに最近はPCRの原理を調べています。これまでは論文で調べることが多かったのですが、PCRの原理や実践については製薬会社のホームページに詳しく載っています。それを見ているだけで相当のところまで分かります。だいたいの原理が分かったので、DNAのターゲット範囲を指定するプライマーの設計をしてみたくなりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。