AEROWINXのPSX747-400は引き続き細かな改良が続いていて、このたびバージョン10.1.0にバージョンアップすることになり、そのベータ版が出ました。
なお、このソフトには日本語の公式マニュアルがあります。
今回のバージョンから自動離陸機能が付加されました(正しくはバーチャルパイロットによる離陸)。離陸時の手順の訓練などに使われる機能で、離陸開始から地上400フィートまでを自動で操作します。
たとえば通常の離陸です。内蔵のシチュエーションから離陸のシナリオを選びます。
そして次の画面の右下にある自動離陸のボタンをクリックします。Situation > Human > PilotにあるInitiateです。
なめらかに離陸します。
地上400フィートでオートパイロットがオンになり、自動離陸は終わります。
続いて1発不作動での離陸です。シチュエーションからTAKEOFF Bのシナリオを選びます。左上にラダーやエルロンの動きが表示されます。4番エンジンが止まった状態で離陸。左のラダーを大きく踏み込んでいます。
地上400フィートでオートパイロットがオンになって自動離陸は終了。
続いて2発不作動。TAKEOFF Aのシナリオです。1番と2番のエンジンが止まりました。右のラダーを一杯まで踏み込んでいます。まだV2に達していません。
一旦引き起こした後、V2まで加速するために上昇を止め、少し高度を下げたりします。しかしなかなかV2に達しません。
そうこうしている間にGPWSが鳴りだしました。2発不作動の時はリアルな人が操縦したほうが上手かもしれません。
ジョイスティックをつながずに離陸すると、あまりきれいに離陸ができません。そういうときにもこのコマンドは役に立ちます。
日々改良が続くPSX747-400です。
(おわり)
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