X-Planeは昔から四季それぞれのシナリーがなくて年間まったく同じ色なのですが、有償を含めてこれまでいくつか季節に応じたシナリーに切り替えるソフトが出されてきました。しかし切り替えにはたいてい大変時間がかかり、いつか使わなくなってしまうことが多かったものです。
しかし今回無償でユーザーグループから提供されたFour Seasons(四季)というプラグインは、非常に短時間に季節や気温に応じて最大6つのシナリーを切り替えてくれます。
これが春夏
これが秋
そしてこれが冬の雪です。
とても軽いのでこれだと自動切換えでもほとんど待たされずに済みます。
インストールはちょっと面倒かもしれません。詳しい方法が書かれていますが、バージョン3.6以上のPython3.xをダウンロードしてPCにインストールし、同じバージョン番号(3x)がついたXPPython3.PluginをダウンロードしてResources/Pluginsのディレクトリーにコピーし、そして各シーズンのシナリーをCustom Secneryのディレクトリーにコピーしてそのシナリーをライブラリーとしてiniファイルに登録します。
ここで特にPython3.xをPCにインストールするときは必ずCustom Installationを選び、すべてのユーザーが使う、デフォルトで出てくるProgram Filesのディレクトリーにインストールする、の2つを必ず選択します。そうしないとX-PlaneのなかからPython3.xが呼び出せません。
以前からX-PlaneではPython2.7を使ったプラグインが普及しています。これらのプラグインはPython3.Xでは動かず、Python2.7でなければ動きません。しかしPython2.7とPython3.Xはインストールされる場所が異なり、スクリプトも別名のファイルに格納されますので指示どおりにインストールすればどちらも併用できます。
現行のX-Plane11はバージョン11.50です。描画が速くなり、フライトモデルも最新のものをデフォルトで使えるようになりました。進化が続きます。
(おわり)
インストールが複雑で、少し手間取りましたが、なんとか動いています。
雪景色が好きでSAMでやってみましたが、単調で不満でしたが、今回導入したFour Seasonsの雪景色は変化があり満足しています。
ご紹介ありがとうございました、感謝です。