四方山雑氣帳

日常の出来事や思考、氣付きなどを雑多(よもやま)に書き込むブログ。

台風さったら・・・・

2011年07月19日 | Weblog
大型台風6号(マゴーン)がやっとこさ行ってしまったと思ったら、
何!この寒さ!昨日から・・・そして今日も肌寒いです。

昨晩は長袖のパジャマを引っ張りだして寝ました。

明日からは気温がまた高くなるようですが、8月に入ったらもう秋になるよな
気がします。

でも台風6号の進路は不思議でしたね。
ぐいっとUターンするように太平洋側にもどってから北上。
太平洋高気圧が弱かったのが原因だそうですが、行ってしまったあとの
この寒さもそうなのでしょうね。

数年前、台湾に向かっていた台風が90度右折して北上してきたときと
同じくらい驚きました。

そういえば何日か前に中国四川省で雪が降り、30センチの積雪があったし・・・・
新聞にはあまり載りませんが、地球全体で異常気象や災害が多く発生しています。

あと、白色や金色の動物が生まれてきているみたいですね。

midさんが定期購読している小千谷新聞にも、
「幸福カエル 水色・金色珍しいカエル出現」と写真入りで大きな記事に
なっていました。(写真は白黒なので色は分かりません・・・・なぜ白黒写真?)


さて、ワタクシ、先週末からばたばたとしておりました。

先週の土曜日は、土村さんたち主催のチャリティーコンサートが当ギャラリーであり。
日曜日は、瀬谷区のOさんと打合せ。
月曜日は、毎年恒例の2級設計製図の講師の仕事。
火曜日は、日曜日の打合せ内容による図面の変更と小野寺工務店との打合せ準備。
水曜日は、また講師。
木曜日は、小野寺工務店との打合せ。
(更新が滞っている言い訳・・・・

今日は、ほっと一息ついております。

Oさんご家族は、たたき台のプランが相当気に入ってくださっていて、そのプランを
もっとよく成立させるために、Oさんの方から普通の人は無駄にしたくない
境界からと建物との離れを広くとろうよと言って下さいました。(素晴らしい!)

小野寺工務店も大変意気込んで取り組んでくれています。
与えられた予算の中でも設計者の意図に合うように、お客様に喜んでもらえるように
いろいろ考えてくれます。
昨日などは、小野寺さんが見積もってくれたローコスト対応の外壁のサイディングを
ワタクシお得意の「コレにならないかなぁ」と提案してみたら、「おー!かっこいい!」
と凄い反応・・・・で、ためしに見積もってみますよ。と労を惜しまぬ仕事ぶり。
ほんと、頼もしいかぎりです!


さて、明日の土曜日は当ギャラリー恒例の「たまりBar」です。

我街のミュージシャン、土村和史さん、木村秀子さんの素敵なJazzライブと
おしゃべりを楽しむ会です。
とても楽しい会(会という言い方か?)なので、お気軽にお越し下さい。

ちなみに先週のチャリティーライブですが、本当によかったですよ。
満員御礼、素晴らしい演奏でした。

恐竜トリオ(恐竜好きらしいメンバー)

東内桃トリオ(それぞれの名前から一文字づつらしい、ヒガシウチモモトリオ)

まぁ とても人柄も能力もともに高い人たちです。

  
木村秀子さん         土村和史さん     西田けんたろうさん
  
佐藤桃さん     東佳樹さん            内田祥子さん
 
休憩時間に路上パフーマンス?   全員で

写真は、クリックしていただくと大きいサイズ見れます。

手ぬぐいはファッショナブル

2011年07月11日 | Weblog
関東はもう梅雨が明けましたね。

昨日は、そんな梅雨明けの快晴のなか、midさんと鎌倉に出かけてきました。

知人が出展している作品展やその他ギャラリーなどを観てまわりました。

行きは北鎌倉で下車し、切通しを抜け鎌倉駅方面へ、
帰りは鶴岡八幡宮を抜けて北鎌倉駅に、ぐるっと一回りしてきました。

普段5,000歩程度しか歩いていないとわかっているので、
息子からせしめた万歩計を携帯していなかったのが残念でした。
(一万歩を超えるのを見たかった)

日差しはとてもきつかったですが、思いのほか湿度が低かったのか、
日影ではとても涼しかった・・・・・

切通しでの木下闇は気持ちがよかった。

この時期にはワタクシ、日本手ぬぐいが手放せません。

首に掛けていると水分が気化する際に熱をうばっていくので首筋が涼しく、
また日差しから首筋を守るので気持ちがいいのです。
(仕事中、いや一日中かけている)

長さは三尺(90センチ)のものでないと掛けにくいです。
三尺ないものは、首から掛けた際に短いので、両端を持ちにくいのです。
(別に持たなくてもいいのだが、不思議とみんなこの格好になる)

夏祭り用の豆絞り柄や合気道道場オリジナルのもの、落語家さんのもの、
その他取り合わせて20本近くもっています。

手ぬぐいは、昔は日本人の日常生活になくてはならないものでした。
(だってタオルなんかないからね)
吸水性はあるし、薄くてかさばらないし、肌さわりはいいし・・・・粋だし。

昨日も首から提げていたら、若宮大路には同じように首から手ぬぐいをかけている
人をみかけるではありませんか・・・・

そしたらなんと手ぬぐい専門店が目の前に!
おーこれは!と勢い込んで店内に入ると若い女性客が大勢いるのには驚いた。
(和モノが人気なのか?)

結局この店では買いませんでしたが、手ぬぐいを買わなかったかというとさにあらず、
『新潟の染物屋さん』で染め付けたオリジナルのデザイン手ぬぐいを展示・販売
されている女性の二人展にお邪魔した際に、お二人のデザイン手ぬぐいを1本づつ
購入させていただきました。ゲット!
(鎌倉に来た目的のひとつがこの手ぬぐいを観るためでした)

足元は普段歩いていないことを考えてスニーカーでしたが、
やはり手ぬぐいには、雪駄、ぞうり、下駄がいいですね。

さーて、今年はしまいっ放しになっている桐の下駄を履こうかな・・・・

あーぁ 日本人でよかった。

てわざ・てしごと

2011年07月01日 | 建築・デザイン
今日から7月。
もう今年も半分過ぎてしまいました。

今年の前期はすごい出来事(大災害・大事故)が発生しましたが、
後期半年は何事もなく無事であって欲しいと願います・・・・・・

昨日、去年竣工した練馬のSさんから雑誌が2冊送られてきました。

どんな雑誌かというと、「世界の古美術・骨董の情報誌 小さな蕾(つぼみ)」
という骨董愛好家のための情報誌です。

それの7、8月号にSさんが「民芸行路/てわざ・てしごと」というコラムを
書かれているのです。

Sさんの文章と長年蒐集された民芸民具類のご自宅に飾ってある様子が、
掲載されています。

設計中や竣工時にいろいろ貴重な品物を拝見させていただきましたが、
「えっ!こんなものもあるの?」とその雑誌を観て驚きました。

雑誌記事にもあるのですが、寝室として造ったスペースが、なんと!
アイヌの装束や道具、装飾品などを展示する空間になっていました・・・・・
こりゃすごい!

竣工後から展示を楽しむ空間になっているのは知っていましたが、
アイヌとは今回初めて知りました。

で、どこにご夫妻は寝ていたのかというと、ロフトです。
寝るのに支障はないとおっしゃっていました・・・・・が、
この暑さのため下の和室に下りてこられたようです。

ロフト(小屋裏収納)を寝室にすると絶対に夏場はいられません。
(エアコンがあれば別だが)

掲載されている写真には、室内の仕上げが骨董を引き立てくれている様子が
よく分かり設計者としてとてもうれしいです。

Sさんのコラムのタイトル「てわざ・てしごと」にあるように、
建築はその最たるものでした・・・・
しかし、安く・早くと造ってきたばかりに、大事なものを無くしてしました。

Sさんの家は、昔ながらの漆喰塗りや古い建具の転用など、かろうじて
職人の技量をいかすことができた貴重な住宅です。

Sさんの手紙に「我が家はとても快適です」とありました。
ありがたい・・・・

Sさんに出会わせていただき、お役に立たせていただき、
ありがとうございます。