四方山雑氣帳

日常の出来事や思考、氣付きなどを雑多(よもやま)に書き込むブログ。

今朝の稽古は雪かき

2013年01月15日 | 合氣道・武術
いやはや昨日はすごい雪でしたね。
(横浜では平成13年以来の積雪量だそうです)

成人式の式典に参加された新成人の方たち、
特に振袖の女性には気の毒でなりませんでした。

雪が降れば毎度のことですが、どこからともなく聞こえてくる
救急車のサイレンと交通麻痺・・・・・

ニュースやワイドショーではわざわざレポーターが「すごい雪です!」と
実況したりしていますが、雪国の人たちに失笑されてしまいますよ。

さて、今朝は道場でしたが取りやめて、稽古時間に合わせた6時半から
家の周りと歩道の雪かきをしました。

天気がよければ日当たりの雪はすぐに溶けてしまいますので
ほっておいてもよいのですが、通勤通学の歩行者や車の出し入れのために
雪が降るたびにやっています。

これを雪国の方たちは当たり前としてやっているんだからと
集中して1時間行いました。
(汗びっしょりです)

単純な作業しながら自分の心の在り方を見つめてみる禅寺でいうところの作務ですね。
(掃除も修行です)

しかしヒザの具合もだいぶ良いからと過信していたら
また痛みがぶり返してしまいまったのには困りました・・・・

どうもスコップを使う中腰の姿勢がヒザに負担をかけてしまったようです。

作業しながら通勤通学の人たちの足元を見ていましたが、
皆さん普段と同じように革靴やヒールのあるものを履いていました。
(長ぐつはお年寄りだけだった)

我が家の前は坂道なので転ばなきゃいいけど・・・などと心配してしまいます。

うちの子供たちもmidさんの説得を受けても革靴で行きましたし・・・・

転んだ際にとっさに手が出ない人が結構いるそうで、特にお年寄りはそうらしい。
大怪我をしないように受け身の練習をしておくことをおすすめします。


稽古始め

2013年01月08日 | 合氣道・武術
今朝は合氣道の稽古始めでした。

昨年の11月と12月を右ヒザ治療のため休会しておりましたので、
2か月ぶりの稽古でした。

ヒザの方はまだ治療中ですがだいぶ調子が良くなってきました。
近々に5本目の注射をしなければなりませんが、病院が混んでいて閉口します。

暮れに行ったときは、たかが注射を1本打つのに4時間も待たされてしまった・・・・・
年末年始の休診にそなえて皆さん治療にこられているのですが、
覚悟して行った以上の混雑に本当に参りました。
(診察する先生も大変だったろうけどこちらもぐったり)

さて稽古ですが、2か月も休んでしまいますと起床時間が遅くルーズになって
おりましたので、5時に起床は少々つらかったです。

目ざまし時計が鳴る5時少し前に目が覚めたのですが、
しばし布団の暖かさと格闘してしまいました。
(はっきりと目が覚めてしまえば何ということもないのですが)

今朝は道場まで歩いて行きましたが、底冷えのするような寒さはなく、
まだ真っ暗な空には爪跡のような細いきれいな月が出ていて、
それは清々しく気持ちの良いものでした。

久しぶりの道場では先生方はじめ皆さん暖かく迎えてくださいました。
利害を超えた同門、一門という存在はほんとうにありがたいです。

新年の正式な挨拶は13日に行われる年頭発氣祈念式にありますので、
それぞれで新年の挨拶をかわしました。

新年早々の稽古(道場にとっても)でしたので、いつも唱和する誦句集からではなく
別添の「十誓」を唱和しました。
(稽古は初めに誦句集の唱和と会長先生の講和がある)

これを読むとどうして多くの子供たちがこの道場で学ぶかが理解できます。

親御さんが道徳教育と躾を学ばせたいからです。
(親御さんも学んでほしい)

そのほかにも「五訓」というのもあるのですが、この「五訓」と「十誓」を
子供たちに覚えさせ唱和させています。
(十誓、五訓を含む50編の誦句集ともに会長先生が編まれたものです)

我が息子も小学生のときにはそらんじていました。

折よく、先週の日曜日から始まったNHK大河ドラマ「八重の桜」のなかで、
10歳以上の男子の藩での教育(子供組)に「什の掟」が出てきますが、
それとたいへん通じるところがあります。

「通じる」のではく、日本人としてあたりまえのこととしての「継承」ですね。

会津では今でも小学校には「什の掟」を現代風にアレンジした
「あいづっ子宣言」があるそうです。(素晴らしい)

「ならぬものは、ならぬのです」

私に限らずある年齢以上の大人は小さい頃、「ダメなものは、ダメ!」と
言われたのではないでしょうか。

年頭の、朝稽古の、この唱和から、この道場に通えて本当によかったと
あらためて感じました。

「他のために惜しみない努力をし、それを喜びとなす“働き”を心がける」
そう心がける一年としたいと今朝の稽古で思いました。


『十誓』(じゅっせい)

一、私は天地自然を大切にします。
二、私は私の先祖を大切にします。
三、私は何よりも家族を大切にします。
四、私は父母の敬愛を大切にします。
五、私は朋友を大切にします。
六、私は実践躬行(じっせんきゅこう)を大切にします。
七、私は健康を大切にします。
八、私は日本の国を大切にします。
九、私は日本人の誇りを大切にします。
十、私は日本の国の歴史は伝統文化を大切にします。

『五訓』(ごくん)

一、誰にも元気に挨拶しよう。
二、誰にもちきんと返事をしよう。
三、誰の話しも良く聴こう。
四、誰ともみんな仲良くしよう。
五、誰にも感謝の氣を持とう。

以上出典、修学誦句集/日本心身修学協会


上記「十誓」「五訓」は、子供のみのためにあるのではなく、
人間としての規範となるものではないでしょうか。

今年もよろしくお願いします

2013年01月04日 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
早4日となりました。

昨年暮れに故障したエコキュートの修理は、今日来てくれるそうで
水仕事の冷たさから解放されます・・・・・ありがたい

大晦日はmidさんと銭湯へ何十年かぶりに行ってみました。

映画「テルマエ・ロマエ」に出てくるような昔ながらの銭湯、料金は450円でした。
小さい時分に入っていたときはいくらだったかなぁ・・・100円くらいだったかなぁ
(週刊少年誌が150円くらいだったのは覚えている)

出てくる時間を決めていたのですが、超ド近眼な私には脱衣場にある壁掛け時計が見えず、
タイムオーバーしてしまい、外でmidさんをだいぶ待たせてしまった・・・・
(どっかで聴いた歌詞のようだ)
髪が冷たくなってしまったmidさんはちょっと怒っていました・・・・
(ほんとはすごく怒っていたのかも
でもたっぷりな湯につかるのは気持ちがいいですねぇ~

ありがたいことに、湯が使えないという以外は、とても穏やかな正月を迎えました。

さて恒例の箱根駅伝!スタート時間前にはTVの前にスタンバイし、
いつものようにmidさんのおせち料理(とくに黒豆となます)とビールで観戦しました。

しかし、今年は昨年まで大活躍した山の神といわれた東洋大学の柏原選手が抜けたので、
一番の醍醐味である5区の山登りに物足りなさを少々感じてしまいましたが、
ものすごい強風の大変なコンディションのなか走り抜ける選手には感動を覚えました。

でも今年は30年ぶりとなる総合優勝をきめた日体大の活躍に拍手です。
(30年前はまだ十代だったんだ!と自分を振り返りオッサンになったとガクゼン

昨年の最下位からの躍進の裏には、徹底した健康管理があったそうですね。
レースに体調をピークに持っていくための自己管理。
団体競技では自分だけの失敗や落ち度では済まされないですかね・・・・

目的意識と緊張感(危機意識)が大事なのは全てに共通します。

さて今年はどんな年になるのでしょうか。
またどんな出会いがあるのでしょうか。

「自分の与えられている力(運命・能力)をもって、ひとの役に立ちたい」
と、今年も念頭より強く願っております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。