四方山雑氣帳

日常の出来事や思考、氣付きなどを雑多(よもやま)に書き込むブログ。

我家の大晦日

2007年12月31日 | Weblog
今日は大晦日。
今年ももう終わりです。
あっいう間に一年が経ってしまいました。

今年は本当によい年でした。
建築の仕事は無論のこと、ギャラリー空間においてのイベントや
たまりBarによって、いろいろな出会いがありました。
人のご縁のありがたみが身にしみた一年でした。
ありがとうございました。

さて、これから年取りです。
我家では、midさんの新潟の実家にならって
大晦日におせち料理を食べます。
一通りの料理はmidさんの手作りです。

まず6時までに入浴をすませてしまいます。(新潟は5時!
そして、各人きれいに盛り付けられた銘銘膳で食べます。
このあたりでこんなことしている家庭はないのでは・・・・・

私たちは希薄になりがちな日本人としての慣習を、
肩肘張らず難しく考えないで残していきたいと
考えています。
子どもたちにとっても大切な思い出になるはずです。

私は横浜の人間なので、そんな風にはしていませんでした。
だからmidさんに教育してくださった新潟の両親には感謝です。

さてさて、もうよい時間になってまいりました。

今年も一年本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。  

もういくつねると

2007年12月28日 | Weblog
さあいよいよ押し詰まってまいりました。
この時期、一番楽しいです。

これから迎える正月に向けての年末のあわただしさ・・・・・
小さい時分から大好きでした。ワクワクします。

今日は事務所の大掃除。
普段掃除をしない本棚の高いところや
ギャラリー部分の床拭きとワックスがけなど行ないます。

竹炭を伏せこんだモルタル塗りの床がピカピカになりました。

赤い磨き壁も糠袋で磨きます。

「今年一年ありがとう」と感謝の気持ちで掃除しました。

掃除を真剣にやると気持ちがすっきり清々しくなります。(掃除道)

さぁ!明日は住まいの方の掃除です・・・・・・
あ~疲れた。

みんなちがってみんないい3

2007年12月25日 | Weblog
先週の土曜日に行なった十人十色展出展者の交流会+たまりBarには、
なんと!30人を超える!お客様がお見えでした。
狭い会場は超満員!
外は冷たい小雨模様なのに中は熱気ムンムンでした。

いつものベースとピアノの素晴らしい演奏はもとより、
今回は女性ヴォーカルの量感ある歌声が加わっての華やかで
聴きごたえのあるジャズセッションに拍手喝采。

そしていつもの前段と後段の間の歓談時間には、
十人十色展恒例の作品発表もありました。
ご自分の作品について生き生きと発表される皆さんに
これまた拍手喝采。

皆さん、本当に楽しそうでした。
もちろん私たちもすごく楽しかったです。
これもひとえに集まってくださる方々がいてのことです。

過去二回私も作品を出したのですが、今回は出展者が大勢なので
まぁいいかとサボりましたら、鉄の作家Iさんに、
「このバカヤロ~!」とお叱りを受けてしまいました。

私:「皆さんが集まってくださるこの和(輪,場)私の作品です。」

Iさん:「ケッ!カッコつけてんじゃね~ぞ!」(いつもの口調




みんなちがってみんないい2

2007年12月20日 | Weblog
さて、我事務所で開催中の「十人十色の聖夜展」は
いよいよ今度の日曜日で終了です。

今日の夕方6時からCATVでも情報が流れるので、
週末はまた来場者が増えることでしょう。

毎年、初日と最終日では作品の数が違います。
期間中に出される人もいるからです。
だから最初に来られた方は、全部見ていないことになります。(残念!)
今のところ全部で36作品!となりました。
それもバラエティに富んでいて見ていて楽しいです。

今回の圧巻はなんと・・・・・・ついに盆栽登場です!
(とうとう木刀の上をいく脱線です
この方、同じ町内のお祭り仲間のAさんです。
意を決したようで、途中から出展しました。(よっ!待ってました!)

盆栽のことはよく分からないけど、すごい世界があるものだと
感嘆しています。

さーてさて、この盆栽(楓)がどーしてもユーモラスはモンスターに
見えてしまうのです。私には!(イメージはセサミストリート)

それで、目を付けたい衝動にかられ・・・・・
発泡スチロールのくりくり目玉をつけ、手作りの小さなプレゼントを
持たせてしまいました。
これがまたかわいくて、面白いのです!
「生きている・動き出しそう」に見えるのです。

盆栽を擬人化するという新しいアートなのではないでしょうか?
既成の固定観念に縛られなければ面白いジャンルになりそうと
midさんも言っていました。

でもご本人にとっては大事な作品にそんなことされたら嫌でしょうね。
ごめんねAさん。ちょっと楽しませてもらいました。
(でもみなさんにお見せしたい!)

今度の土曜日は今年最後のたまりBarです。
今回は十人十色展の出展者の交流会とのコラボです。
土村さんたちも新曲を「出品」されます。
すごい人数になりそうなので、どうなることやら・・・・・・

昔は柱にありました

2007年12月17日 | Weblog
我が家に「柱時計」がやって来ました。
(インターネットショッピングです)
midさんが以前から欲しがっていたものです。

まぁちょっと早いクリスマスプレゼントか。

壁掛けの電池式時計をはずし、
ゼンマイ式の振り子時計に替えました。

私たちが幼い時分はどこの家でもこのような時計でした。
振り子が動くとカチカチ音がして、時刻に合わせて
ボーンボーンと鳴る時計。

文字盤のところに「SEIKOSYA」とあり、ところどころ仕上げが剥げています。
だいぶ古いですね。
どなたかが持っていたものを使えるように修理したのでしょう。

これには子どもたちも喜びました。(最初のうちだけ)
珍しいからですね。ボーンボーン。

今、壁に時計。
昔、柱に時計。
建築的にも時代を感じます。
一昔前は、どこの家でも真壁造りで柱や長押(なげし)がありました。
柱間の壁仕上げは漆喰(しっくい)塗りだから、釘、ビスはききません。
だから柱に掛けるようになるのですね。
そんなことあらためて考えました。

この時計、なかなか時間がピッタリ合いません。
5分くらい遅れたり進んだりしてしまいます。
振り子の分銅の上げ下げのほどよい加減がまだつかめません。
子どもたちからは、あてにならないとブーイングが起きています。
そしてその都度、他の時計(電波時計)を見て来たらと言われています。

昔は、電池式時計がないころ、ちょっとづつみんな違っていたのでしょうね。
なんか現代は時間に追われて、キチキチ生きているんだなぁと感じました。
この時計を見ていると「もっとゆっくり生きていってもいいんだなぁ」と
いう気分になります。

midさんの母方の家(今はない)は、時計屋さんでした。
私も何度かお邪魔したことがあります。
midさんはおじいさんの時計屋さんのように
柱時計をあと30台ほど欲しいそうです・・・・・・
少なくともあと1つ文字盤に日付の出るタイプの時計を
狙っています。

落ち葉を掃くのも修行のうち

2007年12月13日 | Weblog
我事務所は片側2車線づつの大通りに面しています。
歩道には植樹帯があり、15mくらいの間隔で
ナンキンハゼの木が植えられています。
ナンキンハゼは実がはぜて紅葉し、枝ぶりもきれいな木です。
剪定されて切り落とされたすこし大きめな枝をもらい
ディスプレイにも使わせてもらっています。
midさんもこの木が大好きです。

しかし、また落ち葉の時期となりました。
ナンキンハゼは紅葉後に葉を落とします。
自分の家の前くらいはと、朝掃き掃除をします。

禅寺には、掃除などの仕事(労働)を通して
内省し修養する作務(さむ)というお勤めがあります。
座禅(静体)だけが修行ではないそうです。

私も掃き掃除をしながらそのことだけに集中しようと心がけますが、
煩悩で頭の中はいっぱいです。
いやだと思えば辛くなる、色とりどりの葉を見て楽しいと思えば
掃き掃除もさせてもらっていると感謝もできます。
すべて心ひとつの置きどころです。

この木にはヒヨドリなどの野鳥が実をついばみにやってきます。
そして雨水を貯めた水路で水を飲んでいきます。
そんな光景に心和ませてもらっています。

みんなちがってみんないい

2007年12月10日 | Weblog
我事務所では毎年「十人十色の聖夜」というのを
開催しています。
今年で3年目です。

プロ、アマ、ジャンルを問わない作品展です。
回数を重ねるごとに出展者も増えています。

毎年出してくださっている人には、「聖夜(クリスマス)の」という
くくりが悩みの種のようです。
漆の塗師のSさんは、ご自分のやられている剣道の延長線上で、
木刀(市販品)に漆を塗ったものを「活人剣」という作品名で出展中です。
束のあたりに星がキラリッ!ときらめいているのでは!
と思いきや・・・・そのまんま・・・・・

その他にも何人か・・・・・います。 お正月もあります。

でもひとつ言えるのは、みなさん素晴らしいです。

あーあ 今年も楽しませてもらっちゃったな。

多くの方に是非力作を見ていただきたいと思います。