沖縄塗装工業

工事ブログばかりですが見てやって下さい。

ペンキ屋さんの日常・・・

2023年12月20日 08時07分41秒 | 日記
床研磨中・・・・床の研磨は木の種類によっても対応の仕方が変わりますが、床にワックスなど定期的に長い期間やっている場合もなかなか研磨が大変です。
本来であれば、こちらのフロアーサンダーで研磨していくのですがワックスなどが何十にもあり、研磨するとペーパーが目詰まりして研磨できません。
目詰まりとは、研磨するとペーパーの表面にワックスのカスのようなものがくっいてすぐにペーパーを変えないと研磨ができなくなる現状でこれだといくら、ペーパーを変えても進みません。

そのような場合は、サンダーでまず、表面を研磨して取り除いてからの本格的な研磨作業になります。
 また、オスモ(自然塗料)を使用する現場なので、表面はペーパーを粗い物から細かい物へ変えていき、表面を滑らかにしないと仕上がりが綺麗になりません。
 ちなみに、こちらの現場の研磨で出るごみの量は、削りカスだけで45ℓのごみ袋4袋でますのでかなり研磨しています。 


雨漏り診断士が行く・・・雨漏り例・・・

2023年12月19日 08時22分56秒 | 日記
今年は特に多くの雨漏りを見てきた気がします。 
普段、雨漏りのしないご自宅などが被害にあった場合は、特に心配になって問い合わせのあったお客様がたくさんいらっしゃいました。
天井の点検口がある場合は覗けますが、ない場合は確認するのも一苦労です。
天井裏を覗き、まずは、天井のコンクリートを確認、ジャンカがありました。  それから天井材を確認します。
こんな感じで見ると濡れていた跡があります。 
コンクリートのジャンカとは、骨材(砂利)が基礎コンクリートの一部に集まって空隙になった不良部分のことです 。 新築の際には、外壁などのジャンカ(隙間)は修繕されますが、内部、室内などは、基本的に雨に当たらない場所なので修繕しない事も多くあります。 その際に外部から、水が浸入した際には、こういったコンクリートの弱い箇所から雨漏りになっていきます。
また、他にも、物件のリフォームなどで配管などの変更がある場合で、旧配管の穴などから雨漏りなどもよくあります。



外壁診断士が行く・・・

2023年12月13日 13時29分47秒 | 日記
リフォームサミット店とは!!
国内トップクラスの塗料メーカーである関西ペイント様と、私たち塗装施工店である、リフォームサミット参画店が共に協力して、お客様にとってより良いお仕事を提供していこう、という今までにあまりなかった、私たちの様な地域密着の小さな塗装店でも共感できる素晴らしい試みです。 
リフォームサミット店には塗料販売店様から信頼できると推薦を受けた施工店にしか登録できません。定期的に行われる勉強会に、参加することも絶対条件です。 そうした努力を重ねて重ねてリフォームサミット店専用のオリジナル塗料などの提案をさせて頂きます。
 オリジナル塗料といっても、関西ペイントさんが施工の要領などを理解した業者さんにのみ、使用できる物になります。 
 沖縄塗装工業でも、お取り扱いしていますので宜しくお願い致します。


雨漏り診断士が行く・・・雨漏り例・・・

2023年12月13日 09時46分04秒 | 日記
 沖縄でよくある雨漏りの例なのですが、雨樋(雨の流れる樋)を外す事による雨漏りです。 
玄関の上に排水の為に、あったのですが支えているバンドが外れてしまいそのまま外したそうです。
こちらが、玄関上の写真です。 屋上の排水が玄関上に溜まり、徐々に浸透して雨漏りになっています。  防水をすれば雨漏りは止まりますが、早ければ2~3年、長く見ても5~6年では再発の恐れがありますので再度、雨樋を取り付け、雨が溜まらない環境を作る事が大事になってきます。 
 防水すれば止まるではなく、水の流れを把握して排水することが雨漏りの修繕には大事なことです。


外壁診断士が行く・・・鉄筋の腐食の原因・・・

2023年12月12日 09時19分33秒 | 日記
 
こちらは、飾り手摺り(パイプ)の撤去する際の鉄筋の状態です。 これは、中性化が進み腐食しています。 築年数は40年以上です。
この状態ですと、改修工事が終わった後で、パイプが破裂したりすることがよくあります。
こちらは、別の鉄筋、綺麗な状態で錆もありません。 
鉄筋はコンクリートにより、不導体皮膜で覆われる事で水や酸素が来ても錆ません。 しかし、コンクリート内のアルカリ性が変質して中性化する事により、皮膜が破壊され、錆の腐食が始まりコンクリートの剥落をおこします。
この状態の鉄筋を見ると、不動態皮膜があったと考えられます。
 日本建築学会の建築保全標準などによると、コンクリート内の中性化が鉄筋まで10㎜(目安)ぐらいまで進行すると皮膜が破壊されるそうです。
 これらの理由とは別で、コンクリート打設の際に塩分などが1定以上含有されている場合でも皮膜を破棄します。 
 補修などにも、材料の選定などが大事なのは、これらの性質を理解して補修することが大事です。 ではでは・・・