
沖縄も先日梅雨に入り、雨、雨、午後から晴れ、現場は内部面を進めさせていただいています。 お待たせしているお客様には大変申し訳なく思っております。

今回は、雨漏り診断について少しお話します。
雨漏りの判断において大事なのは経験、知識、対策(雨仕舞)など色々ありますが心構えとして雨漏り調査でお伺いする現場は先入観は持たない事が大切です。
原因が分かりやすい場合もありますが、下手に先入観を持つと入口が複数ある雨漏りなどを見逃す恐れがあるからです。


雨漏り調査は常に「もしも・・・もしかして・・・」を考え1か所だけではなく視野を広げ全体を確認する事で総合的な診断につながります。
何故、ここに水が流れるのか?雨漏りの原因は特定できても、ここに流れる水の流れを変えてやることが対策になります。 水の侵入は止めても水の入り口を作るきっかけを直す事までが本来の雨漏り修繕という事だと思います。


以前の調査例、大雨が降り雨漏りの問い合わせがあり現場へ、2階建ての2世帯賃貸住宅、1階部への雨漏り、雨が降ったら雨漏りがするとのこと。
外部2階壁の調査、屋上も調査するが特に怪しいとこらはなく、2階の住人がいらしたので大家さんと一緒に雨漏り地点のキッチンを確認。
「ん・・水がしみている・・・」
画像は物がありませんが現場では食器や調味料がありわかりませんでした。 少しだけ床板が軋む音がしたので整理して確認、発見!
内部へスコープを通し確認水たまりが! その後、1階天井裏確認キッチン排水パイプの損傷でした。
1階の入居者様の水漏れ場所は、浴室だったので最初はわからず、照明の中に水があるのに気がついて大家さんにご相談、しかも、外は大雨、雨漏りと思いご連絡がありました。

その後、管理している不動産屋の水道屋さんが補修し、「止まったよ、ありがとう」とご連絡いただきました。
沖縄塗装工業では雨漏り診断士も在籍していますのでお気軽にお問い合わせください。
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