碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのろっぴゃくよんじゅうはち

2018-01-26 23:55:44 | 日々
今日も快晴。今日も氷点下。

昨日書いたとおり、今日はバイト後に芝居仲間である女優さんと合流し、妻と三人で彼女の家へ。一緒に鍋をつついてきた。芝居を中心に、とりとめのない四方山話をして、ちょっと前に無事に帰宅。じっくり話したのは、初めて出会ったとき以来だから七年ぶりだったが、ブランクをまるで感じることなく、わりと自然体で話すことができたと思う。
明日は横浜へ行くつもり。以前のバイト先で知り合った方が、英国刺繍を展示するというので洋館へ。こちらも楽しみだ。
今夜は、もう少しだけ起きたら、あとはぐっすりと眠って、明日に備えようと思う。短いが、今日はこんなところで。ではまた明日。
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無題そのろっぴゃくよんじゅうなな

2018-01-25 21:46:13 | 日々
今日も快晴。

今朝はとんでもなく寒かった。後に知ったところでは、マイナス四度だったというから、それは寒いわけだ。
こんなことを書くと、いや北海道や東北はもっと寒いとか言われそうだが、関東に生まれ育った人間からすれば、氷点下の気温はそれだけでとんでもない。雪だって二十センチ積もれば新聞の一面になるくらいだから、この気温も四十八年ぶりとニュースになったのもうなづける。
今年で四十七歳になるので、四十八年ぶりということはつまり、生まれて初めての寒さだったことになる。何が驚きと言って、今年で四十七歳というのが一番の驚きだが、まあそれはいいとして、もうすぐ七十に手が届こうかという同僚に尋ねてみたら、こんなに寒い年なんか東京であったかな、という回答だった。当時、同僚は二十代前半だったのだし、おそらくあまり気にならなかったのだろう。若いというのはそんなものだということだ。
自分も、十七歳のときなら、気にもならなかったのかもしれない。中高生の頃は、真冬でも学生服だけ着込んで、せいぜいマフラーを巻く程度の防寒対策で学校に通っていた。教室に設置されていたストーブは、その周辺だけしか熱くならない、まったくもって心もとないもので、休み時間のたびにストーブの周りに人だかりができていたのを思い出す。といっても、教室の全員があたれるわけでもないから、一日中寒いなんていうのも珍しくはなかった。にもかかわらず、ずっとわいわいと騒いでいたのだから、本当に若かったのだなと思う。
天気予報によると、今週末までずっと寒いようだ。明日は久しぶりに役者仲間に会いに行くが、あったかい鍋でもつつく予定になっている。冬ならではの楽しみだ。ゆったり色々なことを話そう。ではまた明日。
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無題そのろっぴゃくよんじゅうろく

2018-01-24 21:19:20 | 日々
今日も快晴。街はだいぶ歩きやすくなった。

先だって、中古書店で『ダイの大冒険』をまとめ買いした。二十年以上前にジャンプで連載していた、ドラゴンクエストの世界観を使って作られたオリジナル漫画で、少年漫画らしい努力や根性の描き方や、ヒューマニズムの散りばめ方がうまく、当時から気に入っていたので、この際と思って購入したのだ。
バイトから帰って、一日三冊ほどのペースで読み進め、残り二巻というところまでやってきたが、やはり面白い。
強さのインフレーションは、ジャンプ漫画だから確かに感じるし、そのあたりにある種の都合良さも感じるが、だからといって、話の面白さやキャラクターの魅力までが減じているわけではないし、大魔王にまで辿り着く過程も、中年になった今でも胸を熱くさせる要素が満載である。仲間の素晴らしさ、正義とは何かという問いかけなどのテーマも鮮やかで、名セリフ・名シーンも数多い。まさに良質な少年漫画だと思う。
最近の漫画を、そう多くは読んでいないが、この漫画は間違いなく、九〇年代を代表する傑作だ。大人になった今、あらためて読み返せる幸福を、俺は存分に味わっている。ではまた明日。
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無題そのろっぴゃくよんじゅうご

2018-01-23 23:57:40 | 日々
今日は昨日の雪から一転して快晴。ただし、雪は多く残っている。

バイト後、妻と合流して、中谷美紀、井上芳雄主演の舞台『黒蜥蜴』を観賞。江戸川乱歩が原作、三島由紀夫が脚色したもので、美輪明宏主演の舞台が有名だ。
時代は昭和。黒蜥蜴と名乗る女賊と、稀代の名探偵明智小五郎との推理と愛憎のバトルを描いたこの作品は、三島の紡いだ流麗な台詞回しと、退廃的で、ある種蠱惑的ともいえる黒蜥蜴の怪しい魅力と、怜悧な頭脳と熱い心を持った明智のスマートかつ切れ味鋭い魅力とがぶつかり合う、まさにがっぷり四つの芝居で、休憩を挟んで三時間近かったが、まったく飽きることなく観終えることができた。
また、公演が行われた日生劇場は、名建築家として名高い村野藤吾氏の代表作のひとつとされている。天井に施された、無数の貝(アコヤ貝だという)や、うねりをもって迫ってくるように作られた壁面などを見て、天井が海面に、劇場内を海中、舞台面を海底だと感じながら、公演を観ていた。入念に作り上げられた作品、力量のある役者たちの共演、傑作建築とが絶妙に相まって、素晴らしい舞台が出来上がったのではないか。一万円以上もしたチケットではあったが、満足度から言えば十分に元は取った。いい舞台だった。
というわけで今日はこれくらいで。また明日。
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無題そのろっぴゃくよんじゅうよん

2018-01-22 21:16:29 | 日々
予報通り、今日は昼くらいから雪。大雪になった。

午後の一時過ぎに昼食を摂っていたときは、地面に雪が落ちた途端に溶けてなくなる綿雪だったので、これは思ったほどのことはないかな、とタカをくくっていたのだが、それがいけなかったのか、仕事が終わって、五時前に外へ出たときは、もうそれなりに積もっていた。
まあ、それでもまだそこまででもないし、いつもと同じ時間に帰れるだろうと思って駅へ行ったのだが、普段使っている私鉄駅が改札の遥か前から入場規制をしている。JRも通っているので、そちらに変更して、改札を抜けると、初詣の鶴岡八幡宮と見紛うばかりの人の群れ。結局、二本の電車を乗り過ごして、三本目に乗り込み、新宿駅へ。
小田急線の各駅停車に乗るのだが、いつもなら空き空きの時間帯にも関わらず、人で溢れている。この分では急行や快速急行はさらに混雑していることだろう。ここでも、二本乗り過ごし、三十分以上かけて席に座る。通常であれば、三十分弱で最寄り駅に着くはずだ。
……結局、一時間かかった。途中で運転見合わせとなった時には、何時に着くのだろうと思わされたが、どうにか夜の七時過ぎに帰宅。ご飯を食べて、ちょっと過ごしたら、もう寝る準備に入らなくてはいけない時間である。
東京および関東で、これだけの大雪が降るのは滅多にないから、予算を組んで対策を立てろ、というのは無理だろう。でも、もう少し何とかならないものか。知恵を絞れば、何かあるように思えてならない。何があるのかはわからないが。
明日は観劇。雪が今日じゃなくて良かった。明日は電車動いてるといいな。ではまた。
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