碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのろっぴゃくよんじゅうなな

2018-01-25 21:46:13 | 日々
今日も快晴。

今朝はとんでもなく寒かった。後に知ったところでは、マイナス四度だったというから、それは寒いわけだ。
こんなことを書くと、いや北海道や東北はもっと寒いとか言われそうだが、関東に生まれ育った人間からすれば、氷点下の気温はそれだけでとんでもない。雪だって二十センチ積もれば新聞の一面になるくらいだから、この気温も四十八年ぶりとニュースになったのもうなづける。
今年で四十七歳になるので、四十八年ぶりということはつまり、生まれて初めての寒さだったことになる。何が驚きと言って、今年で四十七歳というのが一番の驚きだが、まあそれはいいとして、もうすぐ七十に手が届こうかという同僚に尋ねてみたら、こんなに寒い年なんか東京であったかな、という回答だった。当時、同僚は二十代前半だったのだし、おそらくあまり気にならなかったのだろう。若いというのはそんなものだということだ。
自分も、十七歳のときなら、気にもならなかったのかもしれない。中高生の頃は、真冬でも学生服だけ着込んで、せいぜいマフラーを巻く程度の防寒対策で学校に通っていた。教室に設置されていたストーブは、その周辺だけしか熱くならない、まったくもって心もとないもので、休み時間のたびにストーブの周りに人だかりができていたのを思い出す。といっても、教室の全員があたれるわけでもないから、一日中寒いなんていうのも珍しくはなかった。にもかかわらず、ずっとわいわいと騒いでいたのだから、本当に若かったのだなと思う。
天気予報によると、今週末までずっと寒いようだ。明日は久しぶりに役者仲間に会いに行くが、あったかい鍋でもつつく予定になっている。冬ならではの楽しみだ。ゆったり色々なことを話そう。ではまた明日。
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