碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのろっぴゃくよんじゅうきゅう

2018-01-27 22:32:42 | 日々
今日も快晴。そして、まだ今日も極寒。

昼過ぎから横浜へ。以前のバイト先で一緒だった人が、英国刺繍の展示会を開いたので、それを見に妻と行ってきたのだ。
中華街で何度か行ったことのある東林というお店でねぎそばや焼き餃子、そして絶品のごま団子を食べ、午後三時過ぎに展示会の会場であるイギリス館へ。ここは、海の見える丘公園内にあって、各種イベントや英会話教室なども行われるところで、ちょうど行ったときにもピアノコンサートをやっていた。
開場である寝室(かつての寝室で、ベッドなどが展示されている)に行くと、五点ほどの額に入れられた刺繍が展示されていた。まるで絵画のように、女性と犬や、風景などを、さまざまな種類の色糸を使って編み上げている。陰影や角度、そしてグラデーションまでも表現されたそれは、まさに名画の趣きで、ちょっとした美術館にいるような気分にさせてもらえた。聞くところによると、集中して取り組んで、ひとつの作品を作るのに二か月ほどかかるそうで、何気なく見がちなところこそ手間暇がかかっているのは、芝居と同じなんだと改めて思った。
横浜に滞在していたのは、正味四時間ほどだったが、買い物もしたし、おいしいものも食べたし、ゆっくりできた。楽しかった。ではまた明日。
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