ブログ de なんで屋 @東京

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検察の暴走がいよいよ露呈しはじめた

2010-01-28 16:44:14 | 路上の声~政治・経済~
鳩山・小沢と、民主代表を標的とする検察の動きに、おかしいと感じている方は多いと思います。なぜ、このような異常事態となっているのか?まずは現在の政治状況を紹介したいと思います。

異常な検察とマスコミ (るいネット記事
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東京地検やマスコミ各社トップは、いまだ政権交代を認めていない。民主党政権を認めていない。政権交代を選択した「国民の意思」を無視しているのです。検察トップの思惑からすれば、捜査情報をマスコミにリークして報道させることによって、官僚主導根絶を宣言している小沢を牽制し、あわよくば政界引退に追い込もうとしているということなのでしょう。

官僚組織と大マスコミは、戦後既得権益にどっぷり浸かってきた代表格です。特に検察は聖域だった。ところが小沢周辺は“検事総長を国会同意人事にする”“民主主義的な統制下に置く”と言い出している。検察の危機感は相当です。

民主党衆院議員枝野幸男は弁護士の資格も持つ立場から、「国家公務員は“守秘義務”を負っています。東京地検の人間も国家公務員である以上、捜査の過程で知りえた情報を外部に漏らす行為は国家公務員法違反に相当します。」と述べていました。
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この記事からわかることは、現在の政治状況は、政権交代から権力闘争へと移行しており、既得権益(検察・マスコミ)と、新権力(民主)との激戦最中ということです。

その中にあって、検察・マスコミの癒着は、守秘義務違反であり、検察の国家公務員違反とも呼べるものということです。

最近では、当の週刊誌でも検察の情報漏洩が問題視され、露呈され始めました。


週刊朝日2/5号でついに、検察リーク情報があったことを認めた (るいネット記事
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今号の特集として「暴走検察」と銘打ち、ジャーナリストの魚住昭氏の「狙いは小沢氏の議員辞職。これは議会制民主主義の危機だ」と元検事の郷原信郎氏の「検察には明確な方針がない。小沢氏を狙い撃ちにしているだけ」を掲載。

検察の暴走を許しておけば、民主主義の危機であり、起訴・逮捕になれば国民の民意が反映された国会議員による国権の最高機関としての国会から検察への権力奪取であり、まさしく検察によるクーデターである。
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我々庶民からすると、新旧の権力闘争など、実はどうでもよく、課題だらけの現代社会に答えを出したいというのが本心です。しかし次代に、暴走行為や暴走を生み出す構造を残しておくと、変わらず問題が残り続けます。

検察の動きは、単なる権力闘争としての次元ではなく、暴走構造の把握という観点から、事実を発掘すべく、今後も注視していくテーマと考えられます。

tani

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