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七里GGニュースウオッチ6/21⑵:選挙民の拙劣ポピュリズムを煽る長けた陰謀は選挙の人気投票・ショー化

2016-06-21 22:03:22 | 日記

【孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  6月21日8時14時間前 
参議院選:民進党議員二人目「選挙の見通し楽観できない、自公が3分の2とる可能性は決して低くない。まず全国区での民進党伸びいまいち。更に一人区もそう楽観できない」】

●大衆のお人好し加減と忘却癖を衝く巧みさ、老獪さ
(GG:人気投票に堕せばそういうこと。そのため自公はヤワラちゃんを担いだり、演出に懸命だ。大衆はあまりに忘却が速いし、政治はクライと避けようとするから、ショ―化するならノッテいく。忘却は健全なのだがそこを衝く相手が巧みと言うべきか。
 都知事選はすでに舛添劇場の延長になっており、舛添は最後の登庁日も退庁時に険しい形相でカメラが早送りしていると見まがうばかりの脱兎の勢いで主演男優賞を文句なく奪った。このショーは安倍の大誤算で、視聴率も高かったことだろう。真田丸をブッチギルかもしれない。
 油紙はマッチを近づければメラメラと瞬く間に燃え広がる状態だ。冷やし水は何か?冷やせないから転化する。超弩級サプライズが用意できれば良し、超弩級の役者がいなければ数で演出するかーー。余談だが、戦争前夜も「エログロナンセンス」が流行り、一方では軍国主義が足音を忍ばせたり荒々しく庶民を踏みにじったりした。今はスマートにか?
 参議院選挙が明日公示される。孫崎氏がツイッターするように、民進党自身が認めるように「伸びがいまいち」だ。民進党はまだ自党がどんな思いで選挙民が見ているか気づいてないようだ。選挙民は鳩山・菅・野田を忌々しい目で見つめている。当たっているかどうかは別にして、決して許してはいない。「伸びがいまいち」とはのんびりしてい過ぎる!GGが何度も指摘してきたように民進党はこのままでは泡沫政党に落伍するのだ。連合中枢に惑わされず、7奉行を放逐して、市民政党として純化するしか生き延び再生する道は無い。現在他党第一党だなどと認識しているとしたら、バカも休み休み言ってくれ。今回の参議院選で4野党共闘候補が民進党を救うことになるのだ。一人区だけでなく比例区でも市民政党である国民怒りの声と共産党など安倍阻止を掲げる野党と共同候補の擁立に進むべきだった。民進党は足元を冷厳に見つめなおさなければ、いずれ敗退、分裂の憂き目をみるだろう。
 日本の政治状況の中で共産党含め野党は先覚的な市民運動の域に達していない。求められているのはイデオロギー政党ではない。すでに支配政党が支配できないほど国民との軋轢は総体的に広がっている。このギャップを衝いておおさか維新が公明党に代わり自民党補完政党になり上がろうとしている。この構図で日本政治は展開している)


七里GGウオッチ6/21⑴:タカリとネコババ自民のCD(政党交付金と規正法)を一掃する哲理は野党共闘

2016-06-21 20:43:03 | 日記

【野党4党、都知事選でも連携 蓮舫氏は不出馬を明言   朝日2016年6月21日18時14分
     民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は21日、幹事長・書記局長会談を国会内で開き、7月14日告示の東京都知事選で連携していくことを確認した。民進の枝野幸男幹事長は、記者団に「一致して推せる候補者を擁立しようということで一致した」と述べた。
 また民進の蓮舫代表代行は21日、都知事選に出馬しないことを明言した。都内で記者団に「国政でしっかりやることがあるので、参院選に立候補する」と語った。参院選後に都知事選に立候補することも否定した。】

●甘利・舛添は自民党の旧来からのタカリ体質で自民党政治の正体
(GG:今回の4野党連携は民進党の態度が曖昧なところがあり不安がよぎったのだが、民進は枝野のイニシアティブで漕ぎつけた。枝野に期待するところ大だ。枝野は公安に最新の注意が必要だろう。野党4党の弱い輪は民進党にあり、枝野らの政治感覚で民進党が動いている。何事にも最後になるとアイマイな岡田では心もとない。自公に対立する戦闘性が何よりも必要な局面だ。
 安倍は「国政の党派的な戦いを都政に持ち込むべきではない」と発言しているらしいが、負けそうになるとナンセンスな強弁で乗り越えようとする、慌てふためいている心境が分かろうと言うものだ。舛添の「公私混同」、政党助成金=政党交付金=自公政治家のCD機にタカリ、使途には目をつぶる政治資金規正法という最大の問題にあれほど舛添で騒然となっても手を付けようとしないで、舛添切りでオシマイでは都民はバカにされたものだ。甘利のタカリ、「色を付けてもらえませんか」と同じだ。甘利は検察が異例の「職権なしで不起訴」としたが、秘書だけでなく大臣自体が「色を付けてもらえないか」と凄んでも「職権」が証明されなければ検察は動かず、その間は「睡眠障害」とやらで姿を晦ましていればOKだ。「カネに汚い」旧態依然とした体質を暴露したのが甘利と舛添だった。税金と言う国民の虎の子に手をこじ入れて恥じないのが自民党政治だ。
 こんな政治はコリゴリと都知事も国会議員も一掃しようとする市民連合の連携・団結が安倍は何より怖い。「国政の党派的な戦いを都政に持ち込むべきではない」とデカイ顔をしてエラソーに吠えることになる。吠えられてチジミ上がる都民、国民がなかにはいるだろう。しかしそんな脅かしはもはや通じない。都民・国民はいつまでもお人好しではないーーと思いたいが、往復ビンタを食わないと目が覚めないのかもしれない…。)