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七里GGウオッチ6/6⑵:朝日・読売世論調査が示す民進党の崖っぷち。民進党不信に助けられる自公政権

2016-06-06 20:44:57 | 日記


【世論調査―質問と回答〈連続調査第1回〉
朝日2016年6月6日00時15分 
(数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。丸カッコ内の数字は、5月21、22日の20歳以上を対象にした調査結果)
増税再延期「評価」56% 朝日新聞連続世論調査
参院選「社会保障を重視」53% 朝日連続世論調査
◆安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
 支持する  45(43)
 支持しない 34(33)
◆今、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
 自民38(37)▽民進8(7)▽公明4(3)▽共産3(3)▽おおさか維新1(1)▽社民1(0)▽生活0(0)▽日本のこころ0(0)▽元気0(0)▽新党改革0(0)▽その他の政党2(0)▽支持政党なし33(38)▽答えない・分からない10(11)
◆今年の夏に、参議院選挙があります。仮にいま投票するとしたら、比例区ではどの政党、またはどの政党の候補者に投票したいと思いますか。(択一)
 自民39(41)▽民進12(13)▽公明7(5)▽共産7(5)▽おおさか維新6(4)▽社民1(2)▽生活1(0)▽日本のこころ0(0)▽元気0(0)▽新党改革0(0)▽その他の政党2(1)▽答えない・分からない25(29)
◆今度の参議院選挙にどの程度関心がありますか。(択一)
 大いに関心がある 19
 ある程度関心がある 47
 あまり関心はない 26
 まったく関心はない 8
◆この夏の参議院選挙で選ばれる121議席のうち、与党が過半数を占めた方がよいと思いますか。占めない方がよいと思いますか。
 占めた方がよい 45 
 占めない方がよい 37
◆この夏の参議院選挙の結果、安倍政権のもとで憲法を変えることをめざす政党の議席が、参院全体で、3分の2以上を占めた方がよいと思いますか。占めない方がよいと思いますか。
 占めた方がよい 30
 占めない方がよい 47
◆こんどの参議院選挙で投票先を決めるとき、重視する政策は何ですか。(選択肢から2つまで選ぶ)
 景気・雇用対策 45
 消費税の引き上げ延期 23
 医療・年金などの社会保障 53
 子育て支援 33
 外交 9
 安全保障関連法 17
 憲法 10
◆安倍内閣の経済政策をどの程度評価しますか。(択一)
 大いに評価する 5
 ある程度評価する 50
 あまり評価しない 33
 まったく評価しない 8
◆安倍首相は、来年4月に消費税を10%に引き上げるのを、2年半延期すると表明しました。安倍首相のこの判断を評価しますか。評価しませんか。
 評価する  56
 評価しない 34
◆消費税の引き上げを延期する理由について、安倍首相は「世界経済が大きなリスクに直面している」と説明しました。安倍首相のこの説明に納得しますか。納得しませんか。
 納得する  28
 納得しない 58
◆安倍首相は、1年半前に消費税の引き上げ延期を決めたとき、「再び延期することはない。断言いたします」と言っていました。安倍首相がこの約束を守らなかったことは大きな問題だと思いますか。大きな問題ではないと思いますか。
 大きな問題だ  37
 大きな問題ではない 53  】
【内閣支持 横ばい53%  読売オンライン2016年06月06日 11時00分
 読売新聞社は3~5日、全国世論調査を実施した。安倍首相が、2017年4月に予定されていた消費税率の10%への引き上げを2年半延期すると決めたことを「評価する」は63%で、「評価しない」の31%を大きく上回った。安倍首相は14年11月に1回目の延期を表明した際、再延期しないと明言していたが、今回の延期を公約違反だと「思わない」人は65%に上り、「思う」は30%だった。
 前回調査(5月13~15日)で、消費増税を「延期すべきだ」との回答は69%を占めていた。今回調査でも、増税延期を評価する人が多いことから、公約違反と受け止める人は少数にとどまったとみられる。
 一方、消費増税の延期で、社会保障政策に支障が出ることを「懸念している」との回答は54%と半数を超えた。増収分は、低所得者の介護保険料軽減や、子育て支援の充実などの社会保障費に全額充てられる予定だっただけに、影響が生じることに不安を感じている人は少なくないようだ。
 安倍内閣の経済政策については、「評価する」と「評価しない」が各44%で並び、見方が分かれている。
 安倍内閣の支持率は53%で、オバマ米大統領の広島訪問決定などで支持率が上昇した前回調査の53%から横ばいだった。不支持率は35%(前回34%)。主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で議長を務めた首相の仕事ぶりを「評価する」は63%に上った。
 オバマ米大統領の広島訪問を「評価する」は95%に達した。
 政党支持率は、自民党が40%(前回37%)、民進党が6%(同6%)、公明党が3%(同3%)などの順。無党派層は44%(同47%)だった。読売オンライン2016年06月06日 11時00分】

●民進党は遠からず退場の憂き目。市民・中小業者・農民の愛国・人民政党出でよ!
(GG:朝日の「与党が過半数を占めた方がよいと思いますか。で過半数を占めた方がよいが45VS占めない方がよいは37」だったことは驚くべき数字だ。安倍への瞬間風速がまだ続いているということか?国民自身が生活は困難と認識しているにも関わらず、安倍政治に原因していると捉えておらず、人気投票のように感じているからではないか?それと、肯定的なのが日本人の感性だからだろう。
 朝日、読売とも同じだが、目を覆うばかりなのは民進党の凋落ぶりだ。安倍の暴政で機は盛り上がる筈なのに朝日で12%、読売で6%。野党の受け皿になってはいない。民心が離れている。こここそ今回の参議院選の明暗を分けるのではないか?民進党は比例区では激減の憂き目を見て、一人区が民進党議員を支える結果になるだろう。民進党のテイタラクが大阪維新をなど自公と補完勢力を生きながらえさせている。共産党は増勢だが自ずから限界がある。自党だけで戦う気構えは良いがそれは独善の謗りを免れない。共産党は野党統一戦線の礎石となって初めて力を発揮できるのだ。7月10日投票で共産党が伸びても”バンザイ”ではないのだ。勝敗の分け目が野党で過半数を取れるかどうかーーなのだから。自公と補完勢力が過半数を制し、参議院で依然と同じく与野党勢力が変わらなければ共産党が伸びても選挙戦の意義は半減する。共産党がセクト的発想で行くのは大誤算を招く。比例区でも統一候補擁立し他の3党とともに民進党の尻を叩くべきだ。

 民進党が存亡のガケップチに立たされているのを世論調査は示している。市民・中小業者・農民の愛国・愛人民政党が生まれていないことによる悲劇が切迫している)


七里GGニュースウオッチ6/6⑴:沖縄で自民13維持の強さ、「野党は共闘」なくして”絶対敗北”の教訓

2016-06-06 13:13:51 | 日記


【県政与党大勝、過半数27議席 沖縄県議選 辺野古反対派は31人  琉球新報2016年6月6日 05:01
 任期満了に伴う第12回沖縄県議会議員選挙(定数48)は5日、無投票当選が決まった名護市区を除く12選挙区で投票され、即日開票の結果、県政与党が現有の24議席から27議席に伸ばし、過半数が確定した。翁長雄志知事にとっては、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する取り組みをはじめ、県政の安定運営に弾みを付ける結果となった。野党は改選前から1増え15議席、中立は8から2減って6議席となった。投票率は53・31%で、過去最低だった前回から0・82ポイント上がった。
  米軍普天間飛行場の移設先とされる名護市辺野古の新基地建設に反対する議員は公明を含めて31人となり、全体の約65%となった。
  翁長知事が就任して初めての県議選で、与野党構成比が最大の焦点となっていた。与党の安定多数を維持したことを受け、翁長知事は辺野古移設を巡って今後想定される法廷闘争なども視野に、反対姿勢を貫く方針だ。基地問題のほか、経済振興や子どもの貧困対策などこの1年半の県政運営が評価された。
 
  当選者の党派別内訳は、県政与党が社民6人、共産6人、社大3人、諸派3、無所属9人の計27人、野党は自民が14人、無所属1人の計15人、中立は公明4人、おおさか維新2人の計6人。民進は1人が出馬したが、初の議席獲得はならなかった。
  与党は宜野湾市区(定数3)や島尻・南城市区(同4)などで議席数を押し上げ、野党の自民が公認2人を擁立し少数激戦となった沖縄市区(同5)、中頭郡区(同5)でも改選前の議席を維持した。
  野党の自民は公認・推薦候補20人を擁立し県議選に臨んだが、複数を擁立した選挙区で落選が相次ぎ、前回議席を失った浦添市区(同4)も奪還できず、厳しい結果となった。
  5日投開票の県議選について、県選挙管理委員会は同日午後11時発表の選管速報を破棄するなど投開票情報の集約作業で大混乱した。国頭郡区で吉田勝広氏の当選を伝える選管最終発表を出したが、同発表を撤回し、最終的に具志堅透氏が当選し、吉田氏は落選した。
  日付が変わった6日午前1時38分時点で「宮古島市、伊江村、伊是名村、北中城村の情報に修正があることが判明した」として投・開票速報を修正した。】

●自民は13議席維持が示した「野党は共闘しなければ”絶対負ける”」鉄則
(GG:社民と共産が議席を2~1議席減らし、社会大衆党が1議席、無所属が8議席増やしている。自民13議席、公明4議席は変わらずだ。本土と比べて社民の善戦が特徴的だが、今回の沖縄県議会選挙から窺えるのは諸派の躍進。政党色を薄くなる県議会選挙だから県民が政党色を避けたのか諸派が幸いした結果となった。参議院選ではこの諸派支持層がどう動くか?辺野古基地移転反対派が「公明を含めて31人となり、全体の約65%となった」ことから、諸派は反自民に投票するのだろう。それにしても自民が13議席を維持し、野党とはいえ最大議席を確保したのは注目だ。これからもわかる通り、野党は共闘しなければ自公政権党に勝てないのだ!政権党は弱くはないのだ。これまでは野党が手前勝手に戦い自公を助けてきた。それは今でも比例区で統一候補を擁立しえないところに悪習を継続している。”絶対”野党は共闘しなければ勝てない!どんな口実でも共闘しない理由は野党敗・自公勝利に導くことがはっきりした。「与党が勝った」と浮かれてはいられないゾ!)