葉っぱのミカタ4

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ジャックと豆の木の成長記

2009-02-12 07:00:00 | ジャックと豆の木

今日の画像はサムネイル並みにちっこいです。恐縮です。

(2004年撮影。携帯電話で)

七咲の携帯はあまりにも古く(しかも希少価値?のムーバだし)

これが精いっぱいなのですが

一代目の勇姿は今や携帯でしか拝めないので

ここに、アップしておきます。

 

そんな手前味噌ですが、前日ご紹介した「ジャックと豆の木」の成長の、

雰囲気だけでもお楽しみ頂ければ幸いです。

 

  

まず、前日にご紹介したあの種を、土に植えますネ。

6月27日。

あの黄色い種が、この緑色になるまでが長いです。

大体3週間~1か月くらいを目安にしておくと気を揉まないかも。

(説明書には発芽には2~3週間かかる、とありますが、

期待が大きすぎて、つい2週目くらいからまだか~まだか~と、不安がいっぱい)

あの、黄色い栗のような種が、じわじわと緑色に変化して、

翡翠の宝石のようになります。

これだけで単純に感激なんですが、ここからがこの種の本領発揮です。

7月3日。

種に割れ目が入ってからが、また少し長いのですが

ある日突然、ひょっこりと芽が顔を出します。

これが朝8時の撮影。

同日、夜8時の撮影です。

たった半日で、完全に上を向いて、気合十分なのが見て取れます。

ここからめまぐるしく成長が始まりますですよ。

朝と昼とで、成長の違いがハッキリわかるほどです。

3日後の、7月6日。

ひたすら伸びます。一心不乱に伸びます。

先端にはもうすでに3本の枝が分かれてきていて、そこには小さな葉っぱが。

翌、7月7日。

枝が完全に分かれて、葉が開き始めています。

毎日の変化が楽しくて仕方がないのが、このころ。

子供でいうとここまでで0~3才児、って感じでしょうか。

親なら誰しも思う、ウチの子は天才かもしれない!!という感想に尽きます。

それから5日後の、7月12日。

5号鉢に植えかえました。高さは膝くらいまであります。

植えてからひと月足らずで、もう植え替えかい?!しかも中鉢かい?!

って感じですが、上の幹がここまで成長していると、

根っこは鉢底から溢れまくって大変です。

がっつり太い一本の根っこが下に下に伸びていきます。

油断していると、鉢底から出口を探して、底の穴からさらに伸び、

形が固まって抜けなくなります。ご注意★

(七咲が初めて育てた種は、あまりにも抜けそうもなくて、

 観念して鉢を割って取り出したほどです。嬉しいトホホです。)

それから約一か月後、8月15日。

一か月で腰の高さにまで成長しました。

環境さえあえば、地植えであっという間に庭木になりそうな感じ…。

こりゃあ空まで登った童話も強ち嘘でもないかもしれん

と思った(?)誰かさんがつけた商品名が「ジャックと豆の木」、

正しくはカスタノスペルマム。

秀逸です。ジャックと豆の木、の名前に夢と希望を膨らませられます。

 

そんな童話を彷彿とさせるほどの成長ぶりは、 

下に下に根っこを伸ばせば、上の幹も上に上に伸びるようです。

七咲は余りの成長の早さに焦って、マメにせかされまくって、

深い鉢、深い鉢、と次々植えかえていきましたが、

同時期に植えた友人のジャックと豆の木はのんびり屋らしく、

植えかえも伐採もせず、お陰で今もひざ丈くらいの低木です。

その代わり、びっしり枝と葉が密に茂って、なかなかに立派でした。

 

低木でみっしりにするか、高木ですかすかにするか

このあたりはジャックと豆の木の性格と相談して、育ててみてくださいネ。

 

  

以上、種から育てた「ジャックと豆の木」の成長の様子でした。

園芸店などでは、最後の写真くらいの成長段階で

売られているのをよく見かけますが、

種が売っていれば種から育てた方が断然!楽しいです。

 

この通り、あまりにも成長しすぎるので、木の状態で売られている子たちは

成長抑制剤を使われている場合があります。

「買ってからそんなに成長してないけど?」という場合は、多分、それ。

抑制剤が切れると、別人のように吹っ切れて成長しますので

驚かれませんよう…、もしくは、お楽しみに。

 

この成長抑制剤の洗礼、七咲の場合は、ガジュマルでした。

一年ほどミニチュアなままだったのですが、抑制剤が切れたのか

次の年から、

本当に同じ木か?誰にかにすり替えられたんじゃ…

と、疑うほどに、よく成長しました。

新しく生まれてくるのは、葉も枝も、まるっきり別モノでした。

それが嬉しい驚きとはいえ、今現在、ものすご~く持て余しているわけですよ…。

ねえ?