今日の画像はサムネイル並みにちっこいです。恐縮です。
(2004年撮影。携帯電話で)
七咲の携帯はあまりにも古く(しかも希少価値?のムーバだし)
これが精いっぱいなのですが
一代目の勇姿は今や携帯でしか拝めないので
ここに、アップしておきます。
そんな手前味噌ですが、前日ご紹介した「ジャックと豆の木」の成長の、
雰囲気だけでもお楽しみ頂ければ幸いです。
まず、前日にご紹介したあの種を、土に植えますネ。
6月27日。
あの黄色い種が、この緑色になるまでが長いです。
大体3週間~1か月くらいを目安にしておくと気を揉まないかも。
(説明書には発芽には2~3週間かかる、とありますが、
期待が大きすぎて、つい2週目くらいからまだか~まだか~と、不安がいっぱい)
あの、黄色い栗のような種が、じわじわと緑色に変化して、
翡翠の宝石のようになります。
これだけで単純に感激なんですが、ここからがこの種の本領発揮です。
7月3日。
種に割れ目が入ってからが、また少し長いのですが
ある日突然、ひょっこりと芽が顔を出します。
これが朝8時の撮影。
同日、夜8時の撮影です。
たった半日で、完全に上を向いて、気合十分なのが見て取れます。
ここからめまぐるしく成長が始まりますですよ。
朝と昼とで、成長の違いがハッキリわかるほどです。
3日後の、7月6日。
ひたすら伸びます。一心不乱に伸びます。
先端にはもうすでに3本の枝が分かれてきていて、そこには小さな葉っぱが。
翌、7月7日。
枝が完全に分かれて、葉が開き始めています。
毎日の変化が楽しくて仕方がないのが、このころ。
子供でいうとここまでで0~3才児、って感じでしょうか。
親なら誰しも思う、ウチの子は天才かもしれない!!という感想に尽きます。
それから5日後の、7月12日。
5号鉢に植えかえました。高さは膝くらいまであります。
植えてからひと月足らずで、もう植え替えかい?!しかも中鉢かい?!
って感じですが、上の幹がここまで成長していると、
根っこは鉢底から溢れまくって大変です。
がっつり太い一本の根っこが下に下に伸びていきます。
油断していると、鉢底から出口を探して、底の穴からさらに伸び、
形が固まって抜けなくなります。ご注意★
(七咲が初めて育てた種は、あまりにも抜けそうもなくて、
観念して鉢を割って取り出したほどです。嬉しいトホホです。)
それから約一か月後、8月15日。
一か月で腰の高さにまで成長しました。
環境さえあえば、地植えであっという間に庭木になりそうな感じ…。
こりゃあ空まで登った童話も強ち嘘でもないかもしれん
と思った(?)誰かさんがつけた商品名が「ジャックと豆の木」、
正しくはカスタノスペルマム。
秀逸です。ジャックと豆の木、の名前に夢と希望を膨らませられます。
そんな童話を彷彿とさせるほどの成長ぶりは、
下に下に根っこを伸ばせば、上の幹も上に上に伸びるようです。
七咲は余りの成長の早さに焦って、マメにせかされまくって、
深い鉢、深い鉢、と次々植えかえていきましたが、
同時期に植えた友人のジャックと豆の木はのんびり屋らしく、
植えかえも伐採もせず、お陰で今もひざ丈くらいの低木です。
その代わり、びっしり枝と葉が密に茂って、なかなかに立派でした。
低木でみっしりにするか、高木ですかすかにするか
このあたりはジャックと豆の木の性格と相談して、育ててみてくださいネ。
以上、種から育てた「ジャックと豆の木」の成長の様子でした。
園芸店などでは、最後の写真くらいの成長段階で
売られているのをよく見かけますが、
種が売っていれば種から育てた方が断然!楽しいです。
この通り、あまりにも成長しすぎるので、木の状態で売られている子たちは
成長抑制剤を使われている場合があります。
「買ってからそんなに成長してないけど?」という場合は、多分、それ。
抑制剤が切れると、別人のように吹っ切れて成長しますので
驚かれませんよう…、もしくは、お楽しみに。
この成長抑制剤の洗礼、七咲の場合は、ガジュマルでした。
一年ほどミニチュアなままだったのですが、抑制剤が切れたのか
次の年から、
本当に同じ木か?誰にかにすり替えられたんじゃ…
と、疑うほどに、よく成長しました。
新しく生まれてくるのは、葉も枝も、まるっきり別モノでした。
それが嬉しい驚きとはいえ、今現在、ものすご~く持て余しているわけですよ…。
ねえ?