葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

防乾ター坊

2010-09-18 00:00:00 | アジアンタム
枯れては刈り込み、枯れては刈り込み、を繰り返しても
何度もぜんまいのような新芽を復活させるアジアンタムでしたが…

今度ばかりは駄目かも知れない!

と、覚悟を決めて、保湿に瓶をかぶせてみました。

覚悟を決めているわりに、最後の悪あがきが吉と出るか凶と出るか。

夏から秋に季節が変わろうとしている微妙な時期に、微妙な挑戦です。



  

 

丁度いいサイズの瓶がなかったので、ぐるりと一周土が外に出ている状態なんですが…
葉が少なくなったので保湿が追いつかないだろうと思い、
生い茂る葉の代わりに瓶をかぶせてます。

この瓶、レッドエッジをハイドロ栽培に切り替えようと思って購入したんですが…
(レッドエッジ救済が間に合わず)

今までアジアンタムのター坊は、「気難しいわりに機嫌がすぐ直る扱い辛い易い奴」という
珍妙な認識だったので、今年の夏もまあそんなもんだろうと軽く見ていたら。
ここまで、スカスカになってしまいました。

いつもと何が違うって、新芽が出ても育たない!

新芽はほいほい出ますが、それが大きくなる前に茶色く萎れてしまいます。
(萎れた段階でさくさく切るので、どんどん枝が無くなっていく)

こりゃなんかおかしい!

と思って鉢から抜いてみれば、土よりも根っこの方が外側に出ている有様!
鉢の形に押し型された毛細血管のような根っこがびっしり!!

根詰まりしてたか!!

と泡食って根っこを崩してみようとするものの、頑丈すぎてどこからも崩れない!

仕方がないので、そのまま一回り大きな鉢に移し替えました…

この応急処置でしばらく様子を見て、
無駄なら剪定バサミで根っこをコンパクトに刈り込んでみるかしないといけません。
あまり根っこはいじりたくないんですが、ここまで放任していたツケが回ってきてます。

これがター坊の最後の記事にならないように…(不吉な)



  

なんとなく、もう駄目かも、と思う理由はこれ(↓)。

 

春からずっと密封していたアジアンタムの枝が枯れてきました。

瓶を熱湯消毒し土を入れ、折れた枝を突っ込んでいるだけです。
枝の切り口は瓶のふたの方にあるので、土挿し状態でさえありません。

この状態で春から、枯れることなくいきいきとしていた一枝です。
瓶の中だけ時間が止まってるのかな、とかいぶかしむほどに、生きた状態のままを保ってましたが
なんの魔法が解けたのか、止まっていた時間が動き出したようです。

瓶の中は湿っぽいので、胞子が飛んでいる可能性もなく、
これはこのままどうすればいいのか悩むところですが、この奇跡が終了した事で、
本家ター坊の生存確率も、希望数値も下がってしまったというか…

もう全然、面白い記事にならないと言うか…

テンションが上がらなくってスミマセン。(ま、そんな日もあれば)

アジアンタム瓶詰

2010-06-25 22:22:22 | アジアンタム

暑い!!

夏が来るたび、「夏ってこんなに暑かったか?!」と、呆然とするしかない七咲です。

本当に去年も夏は存在していたのか(暑さを戦いぬいた記憶がない)、
と、疑わずにはいられないくらい「もうだめだ~」と完全に戦意喪失。
(まだ序の口なのに!!)

葉っぱちゃんたちも30℃を越えるとやる気がなくなるので、
この時期は七咲ファミリーともども、ダレダレの夏がやってきます。



  

ファミリーがダレダレになってきているのを薄々感じているので、
この先の夏の陣が危ぶまれますが。

ダレダレの時はダレダレの記事を上げましょう!

というわけで、アジアンタムのター坊の様子です。

ター坊も早い夏バテで調子が悪くなってきているので、「そろそろがっつり散髪してやるか」と
茶色い葉っぱは問答無用で刈り込みました。
(あ、冒頭の写真は春の姿。刈り込んだ姿はかわいそうなので撮ってません)
(アジアンタム、と名乗るのもおこがましいくらい刈り込んでやりましたもので)

そんな夏バテ気味のター坊ですが、春に瓶詰めにした一枝の写真がこれです。

元気な一枝を間違えてハサミで切ってしまったので、もののついでに瓶詰めにして

胞子で育ててみよう実験をしているような気分を味わう代物

程度で放っておいたのですが。なんと!!

  

まだ枯れない!!!

なんでだ!?どういうことだ?!自然の摂理に反しているんじゃないか?!
と、ひたすら摩訶不思議状態です。

あ、パワースポット?これが今はやりのパワースポットなの?

…そうか、我が家にもパワースポットがあったのか。
あまりにも小さくて入るものを厳選するパワースポットだが。
というか、蓋を開けたとたんカビが発生するのが解っているので二度と蓋を取れない、
開かずのパワースポットだが。
(いやだそんな狭量なパワースポット)

瓶の中がパワースポットなのかどうかはさておき。
切った枝を突っ込んでいるだけですよ?
土は湿っているけれど水もやっていなければ空気の入れ替えもなく太陽にも触れない状況下で
まだ枯れないとはこれいかに?

いっそター坊もこんな風に瓶詰めにしてしまえば、永遠に枯れないんじゃないか?
と思わずにはいられない。

毎日葉っぱを撫で水をやり霧吹きで湿らせ風通しを良くして世話をしている事がむしろ

ター坊に悪影響を与えているような気がしてならない、

瓶詰め生活の一枝。

この先どうすればいいのか(といっても瓶の中にまで行うことなんか特にないんですが)
ター坊にも、七咲にも、問題提起をなげかける瓶詰めの密室事件でした。



  

密室事件はまだ続行中ですが。

そもそも胞子育成をそんなにも期待していないので、どうなろうと構わなかったのですが
(身も蓋もない言い方)
ここまで枯れない根性を見せつけられると、俄然興味が出てきます。

いや、興味、と云っても、「いつ枯れるの?」ってことですが。

そんな、「胞子」にまつわる七咲の行動と云えば、胞子蒔き。

散髪をする度、葉っぱの先についている胞子をター坊の足元にばらまく。
(ピンセットで胞子をはがし、ちまちまちまちま土の上に放り出す)

その成果ですか?

 

なんか、あちこちに緑色のものが。

果たしてター坊の胞子が芽吹いたのか。
あるいはじめじめしてる土に苔が生えたのか。
単なる、カビか。

こっちも、行く末が気になります。


アジアンタム

2010-01-19 14:36:48 | アジアンタム

これは11月の様子

 

冬でも絶好調のアジアンタム。

ですが。

12月に入って、新入りのベンジャミンを寒さから守らなくては!と思って

パリソタのいた場所にベンジャミンを移動させていました。

 

冬に引き裂かれるパリオ(パリソタ)とタムエット(アジアンタム)!!

ああ無情。

 

と、他人事のように様子を見守っていたら、タムエットが枯れてきました!!!

 

うひょー!やっぱ、タムエットは、寄り添うのはパリオじゃないと嫌ですか!

慌てて、パリオを元の位置に戻し、ベンジャミンを遠ざける。

 

結果。

タムエットは以前の美しさを取り戻し、生き生きし始めたのに対し

パリオが枯れてきました。

 

あああ!!違う!なんか違うぞ!!いや、劇のシナリオ的にはあってるが!!

 

ロミオとジュリエットのように、パリオの後追いをしないかどうかが

目下、最大の気がかりです。

 

離すべきか、くっつけるべきか…。それが問題だ。

 

 

 

 

解説しよう!

 

パリオとタムエット(過去記事)とは。

七咲ファミリーお得意の、おひとりさま葉っぱ遊び。 

この二鉢の位置関係がロミオとジュリエットのようになっていたため、

勝手に脳内でラブロマンスを繰り広げさせている。

最初、位置関係が変だ。と云う事に気付かなかった為、

タムオとパリエットバージョン(過去記事)もある。 


タムオとパリエット

2009-11-07 10:41:11 | アジアンタム

おお、タムオ。あなたはどうしてタムオなの?

おお、パリエット。あなたが望むなら私はアジアンタムの名を捨てましょう!

 

あ。しまった。

これじゃロミオとジュリエットの位置が逆だ。

(でもパリエットは重くてタムオと位置交代できないんだもの)

 

バルコニーにいるター坊と地面にいるパリィ。

家名は違えど、二人はいつもラブラブです。

 

 

  

10月頃のター坊。

鉢を一回り大きくしたので、ものすごい成長意欲です。

この成長っぷりで、完全に癒しスポット(流しの上)に置けなくなったので

ここが定位置になりました。

 

そしてその下に、パリソタを配置しています。

これはロミオとジュリエットごっこをするためではなくて、ですね。

(しかし3割くらいは、ごっこ遊びの為、との疑惑が浮上。だって楽しいんだもん)

本屋で植物の本を立ち読みした時に

アジアンタムは、他の植物と寄せ植えをするとよく育つ

という記述を発見したからです。

 

しかし、なぜ「寄せ植えをすると」なのか

例によって、説明はありませんでした。そこが気になるのに!

数学と同じで、結果だけを教えられても、応用問題は解けない!

 

まあ、本にもスペースという都合があるので

何でもかんでも詳細に記すことが不可能なのでしょう…。

 

七咲も、可能な限りコンパクトな記事にしなくては!と

毎回毎回、削れるだけ削って、

これでも

なるべく短い文章にしたてるよう、苦労しているので

そこのところの都合がわからないでもないのですが。

(削った事を忘れて、書いたような気になって肝心な事を描き損ねていたり

削る事を忘れて、書いた事を何回もくどいほど書いていたり…)

 

そういう都合を勝手に汲んで、勝手に推測しました。

多分、他の植物が出す生命の湿気みたいなものが、アジアンタムに作用している。

緑のカーテンと同じ原理だと思おう。

葉っぱの呼吸や、水分、潤いみたいなものが湿潤環境を高める。

とすれば、別に寄せ植えなくてもいいんじゃないかな?

(↑これこれ。これが、応用)

 

という勝手な結論に達して、近辺にパリィを配置。

パリィも湿潤好きだから。

ついでに、ブレコミニも配置。ブレコも湿潤好きだから。

ジジも配置。彼は普通だけど、最近元気が無いから。(←逆にいじめられないか?)

おまけに、ジミーを配置。ジミーは今のところ毎日水やり、毎日葉水だから。

環境の好みに関わらず、ジミー自体が超!湿潤!

 

というわけで、ガスレンジの下には、湿潤コミュニティーが形成されている。

調理の際、超!邪魔だったらありゃしない!!

 

(まあ、それでター坊が機嫌良く過ごせるなら屁でもないよ、邪魔なくらい…)

 

 

 

日刊七咲家

今から朝ご飯食べてきます。

トーストにバターぬってのりたまふりかけます!うまい!!

(いかん考えただけでヨダレ出てきた)

バターパンに味付けのりを敷くと、また最高にうまいですぞ!

 

って事で、昼ごはんも同じメニューで、今食べてきました。

(買い物に行くのが面倒だった)

パンにもご飯にも、のりたま万能ですぞ!常備常備。

 

七咲のパンの友は、 甘いものより、塩いもの。

マヨネーズとか、明太子とか、

菓子パンも食べられない事はないけれど、より調理パンが好きです。

 

…日刊七咲家は、心なしか食べ物の話題が多いな… 


アジアンタムの胞子(その後)

2009-08-10 09:10:15 | アジアンタム

皆様、覚えていらっしゃいますでしょうか。

4月の末に、アジアンタムの胞子を蒔いた事を…!!

 

七咲は片時も忘れたことはなかったんですが、

何せ、何の変化もなく、何の成果もないままでは、何もご報告できず、

3大「何」のせいで、完全に闇に葬り去られる運命だった胞子実験。

やっぱりここは、葬り去るなら闇ではなく、日のあたるとこに葬り去ってやるのが

実験を始めた責任というものではないでしょうか。

 

…というわけで、何も報告することのない記事です。(虚しい)

 

 

  

まず、胞子を蒔いたのが4月末、その様子をお知らせした記事が5月末。

本によると、大体3カ月で芽が出るということだったので

本当なら6月末には何らかの成果があって然るべきだったのですが。

 

上の写真でお分かり頂けるように、完全なる砂漠です。

生き物のいる気配もない。

これに、3カ月も毎日毎日、よくぞ水をやったものだ!

と、我ながら、感心していいのか呆れていいのか判らないところです。

 

一応、6月に、

念には念を!(捏造じゃないですよ?)

と、思ってもう一度胞子を蒔いていたのです。

それも、今度は確実に「胞子」を蒔くために、

葉裏からこそぎとって蒔いた念の入れ様。(捏造じゃ・・・)

 

しかしそうまでしても、それすらも何の気配も見せないので

今回、自らの手でこの実験に

失敗!

という終止符を打ちました。

 

ふたをしていたラップをはがし、土を確かめる。

目を皿のようにして探しましたが、それらしきものはどこにも…。

 

いえ、待ってちょうだい!

七咲、アナタ5月の末に緑色の物体を視認していたのではなくって?!

(…誰だ)

という、天の声(いや、脳内の声)に従って、

ずっとガン見していた緑の物体を探す!(ガン見していたくせに、何故探す…)

 

これです!

「わかるかああ!!」

 

という絶叫がどこからともなく聞こえる…。気がする…。

 

つまようじの先、わずか5ミリ程度右に、かすかな緑の物体。

こんな小さな物を、タムの新芽だと信じ、

毎日毎日成長を心待ちにしていたのかと思うと、目頭が熱くなりませんか?

 

嗚呼、七咲の憐れすぎる日常が明らかに…。

 

まあ、それはいいとして。

土の上ではわかりづらいかと思い、それを摘出。

こんなんですけど。

ものの憐れついでに、せっかくだから蒔いてみよう。

 

ター坊の鉢の脇に。

そんな訳のわからんもの乗せるなああああ!

 

という、ター坊の絶叫が聞こえる…。確かに…。

 

ター坊にはスミマセン、って感じですけど

でもまあもとはアナタの物かもしれないようなものだから…

と、今度はター坊を蒔きこんで実験開始!(懲りない)

 

これが、大きくなったら、実験は成功したと言えるかもしれない!という

一縷の望みにかけたわけですが。

翌日、水をやろうと思って鉢を見たら

 

どこにいったかわからなくなりました。

 

(ぐだぐだや~)

 

 

  

期待を裏切らないぐだぐだぶりといいますか。

やはり、博多の華サンに教えられたとおり、

土を熱湯消毒しないといけなかったかなあ。と反省点を記しておいて

来年、気が向いたらチャレンジして、み よ う か な …(あやふや)

 

この実験で得たこと。

胞子レベルの種まきは、ちゃんとした実験設備があるとこでお願いします!

という、今更何言ってるんだ、いう事と、

何の成果もないと捏造したくなる気持ちも判らんでもない

という、新聞で騒がれたりする暗黒面を垣間見てしまった、という事でしょうか。

 

だからこそ。

事実を捻じ曲げず堂々と告知する正義の大切さを子供たちに教えたい!

(ええたとえ、なんの内容もないブログに仕上がろうとも!)

…いや、子供いないですけど。

 

ター坊を育てながら、壮大な裏表を考えてしまう夏の午後。

本家のター坊は、相変わらず葉を茶色くさせながら

ぜんまいパンチを次々繰り出してくれます。

せっかくパンチを繰り出してくれても、ちっとも麗しくならないんだよなあ。

 

お店で売ってる子とウチの子は、別人のようです。

(育ての親が悪いとこうもぐれるものなのか、という見本です)

 

 

ター坊の過去記事

2009年6月…本家を一回り大きくしたかったんですが、失敗したような…

 


アジアンタム

2009-06-28 01:08:14 | アジアンタム

アジアンタムのター坊、またの名を殿下、です。

凛々しい立ち姿ですが、冬の間に潅水を控えていた癖でつい

何度か水切れを起こしてしまい、その度、ちりちりになった枝を刈り込んでいたら

根本の方が、クリのイガイガみたいにツンツンになってしまいました。

割ったら、栗みたいな種が出てきそうなドリームに浸れます。

その種を蒔いて殖やせたらどんなに楽だろう。とか、思ってしまうくらい

胞子で殖やしてみよう実験の方は希望が、梨の礫です。

(栗だったり梨だったり忙しいな…)

 

 

  

冬を2度越えたので、そろそろ鉢の中がいっぱいなのでは?

と思い、今年は一回り大きい鉢に植えかえです。

一回りって、これくらい?

と、勝手に想像して、左の陶器の鉢から、右のプラスチックの鉢へお引っ越し。

本当に素材がプラスチックかどうかは知りません。

陶器でも鉄でも木でもない、人工的な素材は全部ひとくくりでプラスチック

と、勝手に思っております。

勝手ばかりです。(刈って、にかけてみた。うう、ブルブル…)

 

前回、前々回の乾燥環境の陛下、グリ&ドラと違って今度は

湿潤環境で過ごしていたター坊。

とにかく、鉢から引きはがすのが一苦労。

鉢と土の隙間にスコップの先を少しずつ入れながら引きはがしたのですが

バターナイフがあったら楽かも。

とちょっと思ったので、今度検討してみようかと思います。

 

園芸用にバターナイフをも購入させてしまうほどに(いや、まだ買ってないけど)

鉢と一心同体だったター坊を無理やり引きはがす事に

良心の呵責はなく、ざっくりと取り出す。

かなり根が張り巡らされていて、鉢底石とも一心同体。

それ、あんたの一部じゃないよ?

と言ってやりたいほど、ガッチリと抱え込んでいるので、

もうこのまま石も一緒に埋めてやろうかと思ったのですが、

それじゃなんの為に植えかえしたのか解らなくなるな…と思いなおして、

頑なな根っこをほぐしていきます。

 

ター坊は湿潤を好む為に、

「鉢の表土が乾ききる前に水をやる」 という環境なのですが

いくら湿潤好きでもそんなに水をやられたら、じめじめして根っこも腐るだろう

と、予想していたのですが(そのための植え替えのはずだったのに)

根っこの頑丈さに、参りました。

そんなに好きか!この石が!いいから離しなさい!

(なんか…子供からおもちゃを取り上げるようで、ちょっと気が咎める…)

最初こわごわ崩していたのに、こうなるとわずかの躊躇もない。

むしろ、やる気だ!!(何を)

やる気だが。

全く切れねえぜ!!

↑これは七咲の叫びか、ター坊の決意表明か。

てな具合で、土の3分の1を切り崩すのも一苦労でした。

凄いな、これが湿潤を好むということか。

これが他の子だったら、ある程度古い根やら弱った根が切れるものなのにな。

と、ただただ、驚異です。

いや、そこまで丈夫に育ってくれて嬉しいです。

全く切れねえぜ!!は感激の叫びです。ハイ、…ええ、ハイ。

そして、ようやくお引っ越し。

鉢の中で、ちゃんと一人で立ってくれるター坊に目頭が熱くなります。

陛下は抱き抱え、縛り上げ、七咲に全力で寄り掛かっていたのに。

グリ&ドラはひたすら押さえつけて、めり込ませていたのに。

なんて手のかからない子なんだ。

と、普段手がかかりまくっている事は棚にあげて、

優秀なお引っ越しぶりに、これまた感激。

土をいれて、完了です。

ここまでは非常に優秀だったので、

あとは、この鉢にうまく馴染んでくれる事を祈ります。

土は、「室内・ベランダ用の土」(セロやパリィ、ジジ等、湿潤向きの子達御用達)

を使うかどうか迷ったのですが、結局、観葉植物の土を使いました。 

 

あ、この土の裏に適応植物名が載っているのですが、笑えます。

のっけから、アシアンタム、というのは、まあ見落としたか、って感じですが

ドウセナ、(ラ、と ウ は似てるからな)

グリーン、(ん?グリーン?)

ネックレス、(ああ、続いていたか。…いや、なぜそこで区切る?)

コウリス、(何かが混乱したと思われ)

ペペロシア、(うんうん、シ、と ミ、も似てるからな)

てな感じで、なんだか100均に居た頃を思い出しました。

100均界では外国から入荷する日本語はなんだか軽妙です。

だから、自分が外国に行った時も、恥と思わず、堂々と軽妙に口走ろう!

と思ったものです。

(口走るほど、外国語に堪能ではないですが)

 

 

  

陛下を、ダブルにしたように、

ター坊も、鉢の大きさは変えず

(七咲家の「場所をとるから極力大きくしない条例」により)、

小鉢でダブルにする、という選択肢はあったのですが、

鉢数を増やしても手が回りきらないかもしれない、という心配と

ダブルにするには根っこが切れない。という現実の前に、諦めました。

 

ダブルにする=株わけ、ですが、

鉢から抜いた時点で、真っ二つにします。

葉っぱから根っこまで、真っ二つに。

そんなの、五右衛門に頼まないと無理!

(そして、「またつまらぬものを切ってしまった」、と言われるのがオチだ)

大鉢の株わけの写真を見ると、のこぎりで切ってました。

根っこを。

のこぎりで。

のこぎりで。

のこぎりって!!

 

まだまだ初心者には立ち入れない領域が無限に広がっているものだ…

と、やや白眼になってしまいました。

 

 

 

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アジアンタムの過去記事

2009年5月・・・それが胞子かどうかも定かではないままに

2009年4月 ・・・春になるということは


アジアンタムの胞子植え

2009-05-29 08:46:02 | アジアンタム

ゴミか?!って写真ですが、アジアンタムの胞子です。これでも。

このように、葉っぱの裏側に胞子が付いている枝を切って

ビニール袋に入れ、放置しておくと、胞子が袋の底に落ちて溜まります。

と、園芸の本に書いてあったので、とりあえずその通りにして、

胞子が落ちるのを毎日毎日見ていたのですが、

見た感じさっぱり解らない!

これはもう駄目かも、と思いながらも、解らないなりに、

袋の底にたまるのを(信じて)待つこと、1か月!

なんか黒い粒粒が、袋の底に見える気がする!と嬉々として取り出す。

いや、

溜まります、ってほど溜まっちゃいないが?

と、思ったのですが、もう待てないので(短気なんで)

実験、「胞子で殖やそうアジアンタム!」、に取り掛かりたいと思います!

 

  

まず、ペットボトルの底の部分をこれくらい切り取って鉢の代わりに。

底に、8か所、切りで穴を開けておきます。

これは、排水の為ではなくて給水の為なので、ちゃんと床に着く部分に開けます。

(排水の為だったら、どこでもいいんですけども)

そこに、挿し芽種まきの土、を入れます。

水を入れて土を湿らせたら、胞子を蒔きます。

いや、見えませんけど?

って感じだとは思いますが、七咲も、慎重に胞子を蒔きながら

蒔けてるのか蒔けてないのか

さっぱりわからんわ!!

って感じだったので、そこは痛み分け、ということでお許しください。

(何の痛みを分け合っているんだか?)

 

そうして蒔いたか蒔かないか解らないながらにも蒔いてしまえば、

次はラップで密封します。

芽が出るまで湿度を保たないといけないらしいので、ここは厳重に。

…厳重な割に輪ゴムで止めてますけど。

輪ゴムいいですよ。廃品回収の時も輪ゴムで止めますから!

えー、はい、それはそれで。

次に重要なのが、設置場所。

なんせ、芽が出るまでに3か月!

3か月もかかるかと思うと今さらながら気が遠くなる。

まあ気が遠くなってもいいので、ここなら忘れないだろう、

と、いう場所が、キッチンの棚の上。

これで芽が出るまで3か月。

下に受け皿を置いて、その皿に時々水をためて給水しながら3か月。

嗚呼、3か月、3か月。

 

  

3か月、っていったら、ドラマでよく聞くセリフ。

「おめでとうございます、3か月ですよ」

コレですよ!!

生まれてくる人間が「人間」だと認識されるまでに要する3か月?

と同じ月日で芽を出すアジアンタム!

これは個人的趣味の範囲を超えている!(今更だ)

実験室とかで、ちゃんと保管されて正しく管理されてこそ

芽が出るしかるべき実験なんじゃないだろうか?(今更だ)

 

えーと。

胞子を蒔いたのが、4月の24日です。

もう1か月は経ちました!

なんやかんや云っても、時間はすぎるものです!!

 

まあ…。

蒔きながら、

これ本当に胞子か?

とか思いながら蒔いていたので、あまり、期待せずにお待ち下さい。

単なるゴミだったらカビが生えてくると思います(今更だ)

 

 

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ター坊の過去記事

2009年3月…それは、胞子を取り出す作業から始まった!


アジアンタムの春、その2

2009-04-09 08:15:18 | アジアンタム

アジアンタムです。

だいぶ、ふんわりしてきたでしょうか。

この調子でいけば、購入時のあの美しい姿に戻るのも夢じゃない!

と、毎日毎日にやついていました。

しかし、この三日後。

 

チ~リ~チ~リ~だ~!!

 

と、炊事場で絶叫した朝。

 

昨日はお出かけしてそのまま夕飯が外食だったので、昨日の朝見たっきりでした。

たった一日で、こんなにあっという間にチリチリになるほどの何があったのか?!

 

何があったのかって。

 

水切れだ。

 

たーらららー たーら たーららーららー♪(葬送行進曲)

 

 

  

再三書いてますが、

本当にこのシンク台の上に置いてからター坊の調子が良く、

冬の間は週1ほどの割合でしか水をやっていませんでした。

あとは流し場の湿度と、たまに霧吹きで葉水。

これだけで、余裕で乗り切っていたので、

なんとなくこのペースで良いような気がしてたんですが。

 

さすが、春!

これが春!!

冬眠から目覚めた熊が腹をすかしてうろつく春!

脅威!猛威!餓えた奴らに気をつけろ!それが春!!

ああ春って素敵~♪…というばかりではないんでしたね。

冬眠から覚めたター坊の、怒りの鉄鎚を、がっつりくらってしまいました。

 

このター坊の鉄鎚のお陰で、七咲も冬眠ボケからハッキリ目が覚めましたが、

そういえば春になってここのところ、

格段に植物たちの水の吸い上げスピードが増してます。

ものすご乾くの早っっ!!

って感じです。

冬の間、怠惰な水やり具合で楽させてもらっていましたが、

これから気を引き締めなくてはなりません。

 

気をひきしめてもター坊のチリチリには手遅れなんですが、

一縷の望みにかけて、水をやっておきました。

半ばあきらめて、「まあ丸坊主にすればいいわ」と諦観していたので

写真を撮っていませんでしたが、全体的に、こんな感じでチリチリ。

ター坊が一度拗ねてチリチリになると、潔く切っちゃうのですが

今回はツンデレ(チリチリ一歩手前)だったのか、

夕方には8割がた復活していました。(上の写真は復活しなかった2割)

おおう、ター坊!機嫌を直してくれてありがとう!!

…単に丸坊主にされるのが嫌だったのかもしれませんが。

(ター坊に関しては丸坊主にする事に躊躇がない七咲を知っての事か)

このチリチリは何度経験しても心臓に悪いのに、

どうしてこう何度も何度も経験してしまうのでしょうか。

マゾなんでしょうか。

 

  

この、ツンデレ事件のお陰で思い出した存在。

そういえば~、胞子を取り出す作業をしてたんだったよね~、私たち~。

ということで、神だなまがいの場所にまつっていたター坊の枝を取り出す。

チリチリにはなっていますが、乾燥しているという感はなく、

この様に胞子もついたままの状態。

うまく胞子を取り出せていないような気がします。

本の挿絵には、袋のそこにたんまりたまってるのにな…。

袋の底にも、胞子らしきものは発見できず。

 

もうこれ、自分でこそぎ取っちゃったらダメなのかな。

 

などと、やや飽きる。(何もしてないくせに)

こそぎ取らなくても、この葉っぱを土の上にかぶせておいたらダメなのか。

自然界ではそうやって殖えるんじゃないのか。

いや、やっぱ飛ぶのか。自力で飛ばない子は生き延びられないのか。

しげしげ眺めながら、他愛もない事を考えていたものの。

 

まあ飽きた事だし、もう少しほっとこう。

 

と、再びまつっておきました。

次に思い出されるのはいつのことなのか…。

 

前日の「月刊七咲家 4月号」を作成後に、かろうじて復活。

なんとか事無きを得たター坊の、チリチリになった枝を切っておきました。

 

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ぬかるな、水やり!


アジアンタムの春

2009-03-18 15:34:03 | アジアンタム

シンクの水道横、脳内イメージ「泉の畔」でなんとか冬を乗り切ってくれた

アジアンタムのター坊です。

ター坊は、冬を2回経験しましたが、寒さにはさほど弱い感じはしないです。

冬でも湿潤さえ足りていれば、そこそこ新芽が出てきます。

(ただ、やはり冬なので、出るだけ出て、大きくなる前に枯れちゃうのですが)

それでもなんとか2月からの暖かい日を狙って芽を出し、

生き残ったチビ達がそこそこ見栄え良く写真に写っているので

わりと元気そうに見えるでしょうか?

七咲的には、これくらいでももう感極まるほど。

「よくやった!!」とター坊に、越冬栄誉賞をあげたいくらいです。

 

  

今年も冬の間に、ター坊が葉の裏に胞子を付けました。

去年はこれが胞子だと知らなくて、枯れかかってるのか?!(冬だけに)と

一人で勝手に、無駄に危機感を高めていたのですが、今年は大丈夫。

アジアンタムを胞子で殖やす方法を書いてあった本を読んだので

これが胞子だとわかりました。

図書館で借りた本なのでタイトルが解りません。ごめんなさい。

(遠い中央図書館なので時間があれば探してきてタイトル載せますネ)

大きい葉っぱの裏側に、いっぱいの胞子が付いています。

これを蒔いて殖やす方法を読んだので、

春になったらやってみよう♪

と、ター坊と一緒にウキウキ春を待っていたわけですよ、ええ。

だって今、枝を切って胞子をとり出したら、枯れてもいないのに

ター坊が五分刈りみたいになってしまうではありませんか!!

(「理科の実験」的な七咲の戯れなので五分刈りにしてまで行わなくてもいい所業。

・・・ただでさえ枝が5~6本くらいしかないのに)

 

そういうわけで、

せめて春になって新芽が大きくなってから古い枝を切って胞子を取り出そう。

という計画が水面下で停滞中、野望の中では進行中、だったこの冬!

じりじりと待つに待つこと、ようやく3月!

薄い色の枝が、この春咲きに大きくなった枝です。今3本ほど。

春先はやはり勢いが違います。

くるくるのゼンマイみたいな新芽も、枯れる事無くちゃんと大きくなる!

(冬の新芽は大きくなってもくるくるしたまま枯れるか開いてから枯れる)

太さも、毛の生え具合も、頼りなげな見かけだった冬とは格段に違います。

こいつは大物になるぜ!

と、親ばか風に安心して見ていられる、ってものです。

 

もう少し増えたら胞子計画を実行するぜター坊!!と、気合を入れる。

何気にやる気です!

ベランダで日光浴させながら、どの枝がいい胞子のつき具合かな?

(素人なので良い胞子も悪い胞子も解りませんけども、まあ雰囲気だけ)

と、枝を物色していて、有りえないアクシデント発生!!

 

胞子が全部いなくなっちゃったぜー!?

 

しまったー!それは考えなかったー!!(大ショック)

そういや風の谷でも腐海の植物が胞子を飛ばしまくっていた!

子孫繁栄のためには、そりゃ胞子だって飛ぶさ!

流し台に着地して流されようとも、ター坊的には関係なく、飛ぶさー!

と、早くも計画につまずいた感がありますが

何とか、2本ほど、かろうじて胞子が残っている枝を発見。

良い胞子も悪い胞子もなく、問答無用で切り取る。

そんなに胞子で殖やしたいもんかねえ?

・・・ハイ、殖やしたいっす。

しょーがねーなー、ター坊、ちょっと戯れに付き合ってやってくんな。(誰だ)

合点!おやすいごようだ!(・・・誰だよ)

とかなんとか、一人で楽しくツッコミつつ枝を切って、

ついでに枯れかけた葉っぱをマメに刈り取りながら、他の枝を見れば、

なにやら白いもの発見。

これは、胞子になる前なのか、それとも力尽きてまっちろになってるのか。

解らなかったけど、枝自体が枯れかかっていたので切り取る。

あちこち、ちまちま刈り取られてちょっと小さくなってしまったター坊。

そして、これが刈り取った胞子着きの枝。黒いのと、白いの。

こうしてビニール袋に入れて、枝を乾燥させて、胞子を袋に落とす。

らしいです。

落とした胞子を土に蒔いて、鉢をビニールで覆う。

らしいです。

湿度を保ちながら、うまくいけば2~3か月で芽が出る。

らしいです。

 

ぬあー、気の長い話だなあ、こりゃ!!

2~3か月もホッタラカシにしてたら(ほったらかせとは書いてない)

ホッタラカシにしてた事も忘れそうじゃないですか?

 

・・・でも大丈夫。

10年前の山口旅行を、「こないだ行った時にはさあ・・・」と話しだし

周囲を煙に巻いたことも混乱させたこともある。

10年ひと昔を、「こないだ」と云える気の長さです。

 

その気の長さが、吉と出るか凶と出るか。

解りませんが、とりあえず陰干ししてます。

神棚みたいになっちゃってますが。

陰干しして、まず思った事。

 

・・・陰干ししてる事を忘れそうだ。

 

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早速押してくださった皆様!有難うございます!!(正直、ランク外じゃなくて嬉し泣きです)


我が家の気難し屋サン

2008-11-07 22:08:16 | アジアンタム

今年の1月に、298円で購入しました。

名前はター坊。(アジアンタム)

そんな軽い名前で呼んで良いとは思えないほど、気難しいので

最近、別の呼び名を考えないといけないかもな…、と苦悩中です。

そうです。気難しいです。

性格は、「気位が高い」 ←これに尽きるんじゃないでしょうか?!

そんな気位が高い葉っぱちゃんを、ター坊~、とか呼んでるから

いつまでも仲良くなれないのかもしれません…。

へそを曲げられてるのかもな、と思わずにはいられない付き合いにくさです。

 

 

■ ■ ■

 

 

基本的に、「冬に買いません植物は。」 という誓いを立てているのですが

(園芸スキルが低いので)

時期外れにお安い値段だったので、つい買ってしまいました。

 

誓いを破るほどに、そんなにも欲しかったのか?!と、問いつめられると、

…まあ、欲しかったのですが、

その動機は不純極まりないものなので、少々肩身が狭いです。

 

むかーしむかし、七咲がまだ若かりし頃(…果てしなく昔)

このアジアンタムの大鉢をプレゼントされた事がありました。

物凄く立派で、今ならもう垂涎モノなのですが(写真の3~4倍はあった)

その当時、植物にはほとんど興味がなかったため

 

速攻で枯らしました。

 

しかも、「ほらー枯れたー」とか思っただけで、終了しました。

今では枝一つ切るのにも大騒ぎするのにな…、とか思うと

過去の人は実は七咲じゃなかったんじゃ?とさえ思えます。(一体誰だったのか)

 

しかし、植物にかかわる仕事をするようになって、

ありとあらゆる植物図鑑を開きまくって、審美眼が育まれたのでしょうか。

ある日、アジアンタムのページを開いて、これが目に入った瞬間、

 

ああ素敵すぎるお方~(うっとり♪)。 

 

でした。

 

それまで、

 

道端の草も、園芸店の観葉も、所詮、草は草(購入する意味が解らない)

 

という認識だったのに、ドエライ成長ぶりです。

(類似の認識に、近所の寺も京都の寺も、寺は寺(拝観する意味が解らない)

とかいうのもあります。)

 

まあ、そんな成長があったお陰で、

アジアンタムがいつか入荷する事を願って、毎日仕事場で張っていたのですが、

残念ながら、七咲が在籍している間には、入荷しませんでした。

シダ類が結構入荷するので、かなり期待していたんですよね。

でもまあ、入荷したら入荷したで、

 

「本当に毎日毎日、手を焼かせてくれるよな、このタムタムは!」

 

とか愚痴っていたような気もしないでもないので、まあ良かったのだ、と思いましょう。

(100の恋も冷める、ってもんですよ)

 

そんなに恋い焦がれていたアジアンタムですが、

ある日、実家の母に、「昔家にあったやん。枯れたやん。」と言われて

 

あ、あれ、アジアンタムだったんですか!?

 

と、激しく動揺。いやもう、全く身に覚えがございません。

 

過去に名前さえ聞かず袖にした葉っぱに、何の因縁で恋い焦がれているのか。

これは、罪滅ぼしをせよという天の啓示なのか?

ブログを立ち上げて自己満足している呑気者に突きつけられた審判なのか?

 

スキルが上がったかどうか見てやろうではないか~。(天の声)

 

ひぃ~え~。お許しください、おてんと様。

今度こそ、過去の過ちを払拭するまで、尽くして見せます!

 

と、いうわけで、なんとなく運命を感じて購入。(なんとなく、ってオイコラ)

 

…肩身が狭い説明をするのに、どんだけスペースを取る気だ。

自分語りが長いのが、いっそすがすがしい~(汗)。

 

 

■ ■ ■ 

 

そういうわけで、運命のター坊との生活が始まったのですが、

さすがに、過去に過ちを犯しただけはあります!(自慢か)

 

怖々接していたわりに、物凄く順調な滑り出し!

 

冬なのに、次々新芽が出たりして。 (↓)

 

 

ター坊の新芽はくるくるです。ゼンマイです。

昔、わらびとかゼンマイが植物だ、と知った時の衝撃を思い出しました。

(なんとなく動物だと思ってました)

 

毎日毎日、この新芽が生長するのを楽しく見守っていて、

この愛らしさから、「ター坊、ター坊」 と呼んで可愛がっていたのですが、

悲劇は、春に差し掛かる頃に起こりました。

 

葉っぱが次々ちりちりに~!(↓)

 

 

この頃はといえば、息も絶え絶えのブレ子とマメにかかりっきりになり、

骨になりつつあるワイプーとミイラになりそうなパリィに顔面蒼白になり、

4大病人を抱えて、もう右往左往していた時期でした。

 

ご機嫌よく過ごしてくれていたター坊に油断して、つい

目を離してしまった僅かな隙をついて、それはやってきました。

 

サドンデス、ちりちり!!(ター坊か七咲、どちらかが倒れるまで続く)

 

しかし、昔ならここでター坊と共倒れになる所ですが

無駄に図鑑を開きまくったわけではありません。今なら復活法を知っている!

 

もうちりちりの葉っぱを全部!がっつり散髪しました。(↓)

 

 

本当は、全部すっぱり切った方がきれいに再生するのですが

(ビニールでくるんで温室状態にしやすいし)、

ブレ子とマメの心労があったので、もう枝だけの子は見たくない(自分勝手)

という一心で、わずかに元気な葉っぱを残しました。

 

そんな勝手な散髪をされたにも関わらず、なんとか再生。(↓)

 

 

ああ~ター坊がいっぱい。(うるうる)

…つーか、わらび。わらびみたいで美味しそう…。(じゅるじゅる)

 

そんな感じで、春が来て、夏が来て、なんとか不揃いに成長中。(↓)

 

 

しかし、かろうじて再生し、かろうじて命をつないでいるので、美しくない…。

 

大きくなってもすぐに倒れる(水不足で慌てる→水をやる)、

大きくならずに溶ける(水をやりすぎた→蒸れた)

 

この繰り返し!!春から、この繰り返しですよ!!

 

いい加減、機嫌を直してくれませんか?他の子に目移りしたのは謝るから。

と、毎日、顔色を窺って窺って、だましだまし、関係をつなぎとめようとする、

 

ダメ男、七咲!!(がはぁっ)

 

・・・こういう経緯から、もう自分に囲いきれない葉っぱちゃんには手を出すまい。

と、誓っているのですが、時すでに遅し。

もう充分、きれいどころ多すぎて囲いきれてないし!!

 

ダメ男、正念場の冬が来るぅ~。

 

 

■ ■ ■

 

現在、ター坊は炊事場のシンクの上にいます。

ここは日当たりはそれほど良くは悪いのですが、

空中湿度が良いのか、はたまた朝昼晩炊事の度に構ってやるのが良いのか、

ター坊のお気に入りのようで、とりあえず溶ける枯れるの不調が止まりました。

 

 

この冬を乗り切ってくれたら、もう思い切って

 

テラリウム仕立てに変更だ!!

 

という野望を持っております。

 

ちなみに、胞子でも殖やせる、と最近読んだ本に書いてあったので

(しまった!あれは胞子だったのか!!葉っぱの先の茶色の点々)

元気になったら胞子を蒔いて殖やしてみるのも、一興。と思うのですが、

はたしてター坊は七咲とどうなりたいと思っているのでしょうか・・・。