葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

対仕訳人

2010-07-30 23:20:57 | 七咲劇場
えー。
古い話でスミマセン。昔書いたのを発掘してきました。

こんなこと考えてないで真面目にニュースを見ろ、って話ですよ。
話ですが。

あとは。

「この枝は、古すぎます。萎れているのに残している意味があるんですか?」
「萎れてないもん!春になったら伸びるもん」
「そんな夢のような話は寝てからにしてください。切断!」
「きゃー」

とか。

「この枝はどう考えても不要です。不要なものに生命力を分けている余裕はありません」
「不要じゃないもん!そこ切ったら見栄え悪くなるもん!」
「もう見栄えがどうこう言う段階は過ぎているんですよ。切断!」
「きゃー」

とか、しょーもないことを云いながらブレコの剪定をさくさくやってました。
おかげで、とっても身軽になりましたよ。
ブレコが。

ブレコが恨み節なのかどうかは、ブレコに聞いてみないとわかりませんが。
(多分、不満があるなら秋の終わりごろから転調するだろう…)

お別れ熊童子

2010-07-24 18:37:17 | 七咲ファミリー

3月に購入した、熊童子と宇宙の木です。

両者とも、我が家にいる多肉の中でも大物級のその葉の厚みに、日々、
おっかなびっくり接していたのですが、ついに恐れていたことが起きました。

熊童子落つ

いや、努めてカッコよく言ってる場合ではないのです。
本当に、熊童子の葉っぱが全部、落ちてしまいました。

購入した時に、また日々の世話で予見できていた未来だとはいえ、本当に実現すると
悲嘆にくれるしかないのが、なんとも愚かではありますが…

その愚かさを嘆いている場合ではありませんでした。

なんと熊童子に引き続き、

宇宙の木落つ

という事態も差し迫っております!

どうすればいいのかね、と手を差し伸べる先からほろほろ落ちて行くので
迂闊に手も出せません。

多肉の新たな危険性に気付いた時にはもう遅し、という状況です。


  


というわけで…

問題の熊童子、くまこの方から。



3月の時点では、このような姿で実に愛らしかったくまこです。

しかし。
幹や枝に対して、この葉っぱの重量級はいかがなものだろうか?
という、もっともな不安があったので、極力、葉には触らないように世話をしていたので
最初の数カ月は、常に緊張感を伴いつつも平和だったと言えましょう。

くまこも特に不平不満も見せず、写真中央の小さい葉っぱがじわじわ成長していました。

その緊張感が崩れ去ったのは、小さい葉っぱが大きくなってきて
その真下の大きい葉っぱを押しのけようとし始めたころでしょうか。

これ、このまま大きくなって大丈夫なのか?

と、やや不安になって葉っぱのそこここを良く見てみれば、案の定、
下の葉っぱが上の葉っぱに押しのけられた影響なのか、根元からぐらぐらしていました。
折れまがって、枝が重みで切れている状態です。

多肉にとって、傷は命取り!(すぐ腐る)

とりあえずぐらぐらしている根元はもう腐敗が始まっていたので被害が広がらないうちに
そいつを除去しようとピンセットを入れた所
上のぐらぐらしている葉っぱではなく、そのまた真下の小さい葉っぱが

ポロリ

と落ちてしまいました。

脆い!(知ってたけど!!)

そこからはもう戦々恐々です。
手に嫌な汗をかき、目から眼球が飛び出てるんじゃないかと思うくらい凝視して
まず下に落ちた葉を除去。

その次に、ぐらぐらしているのを除去…、しようと思うのですが
これが意外としぶとく頑張っている!
(さっきのぽろりはなんだったんだ?!)

しかし、しぶとく頑張られていても、ハサミを入れるのはさすがに怖い。
(ピンセットが触れただけで葉が落ちるのにハサミで何をしようといわんや?)

強硬に除去か?!悪性ではないと判断して残すか?!

素人なのに何でこんなERのドラマみたいなことになってんの!!と一人絶叫。
しかもERのドラマは、あれ演技だし!こっち現実だし!!
今なら、監督の演技指導も鼻で笑っちゃえる程の「迫真」ってやつを見せつけられるのに!
誰も見てくれてないなんて!(見てくれてたからって何が変わるわけでもないけど)

とドラマを呪っていても始まらないので、
むしろ自分がERに患者役で出演しそうな蒼白さで、くまこ切断。

案の定、その上の葉っぱも、ぽろりと落ちる。

一昔前のアイドル水泳大会かよ!!

ってくらいぽろりにつきあい、その場に倒れこみたいくらい疲労する。

アイドルどころか国賓級の扱いを要する、くまこはしかし、その後もポロリを繰り返しました。

掃除でポロリ、水やりでポロリ、移動でポロリ…



挙句の果てに、こんな姿に…。

ああッ、正視できない!(でも写真は撮る)

そんなポロリに途中から便乗してきたのが、その隣の宇宙の木のカーゴ。
(やっぱり名前を忘れて過去記事を調べに行った七咲)

 

カーゴも途中までは順調に成長して大きく伸びていたのですが
下の方の葉っぱが色身が薄くなり、こちらもあっけなくポロリ、と落ちてしまいました。

まあ下葉なら環境の変化か、老衰だろう、と予想を付けていたのですが
くまこの手術後と時を同じくして、水やり、掃除、移動、で
ぽろぽろと下の方から葉が落ちて行きます。

そういうわけで、カーゴはまだ「丸裸」というところまではいっていないのですが
そのポロリ感たるや、秋になる前に、くまこを追いかけて
追いつき追い抜きそうな勢いです。


  

それまでウチにいる多肉ファミリーはというと
「触ったら葉が落ちそう」という危機感を感じさせない子らばかりだったので
今回のこの事件は、気落ちする半面、良い教訓になりました。

移動させない環境が作れないなら「ポロリ系」には手を出すな。
これです。

このブログを始める前にも思ったことですが

1、植物が欲しいなら、その子に合わせて置き場所を選ぶ
2、決めた場所に置きたいなら、そこに合う植物を選ぶ

この基本の基本、葉っぱちゃんの世話に慣れてくるとついつい、
自分が合わせれば良いかー、と思ってしまう自分がいたことは否めません。
(室内だと季節によって移動させたり、屋外だと天気によって、鉢を移動させたりする)

この移動が別段苦にならなかったので、
今回のくまことカーゴも、月一の水やりと掃除のたびに鉢を持ち上げて
上下に移動させてたんですよね。

他にも不手際が重なったかもしれませんが、この移動のたびにポロリが発生するので
せめてもう少し、考えてやればよかったかと反省中です。
(おしゃれな容器に入れてる場合じゃないだろう、と)

反省が効いて、カーゴが持ち直してくれると良いんですが…
くまこもカーゴも、葉挿しは望めませんでした。(またしつこく延命している)

うさこと金のなる木の葉挿しは結構簡単だったのにな。
と、親戚っぽい彼らの一体何が違うのか、興味は尽きません。

ジャックと豆の木の天辺

2010-07-17 13:57:25 | ジャックと豆の木

ジャックと豆の木の種、七咲ファミリーネーム、『マメ』ですが。
一月前の新芽がぐいぐい伸びて、大きく枝を広げております。

今年の上の段と、去年までの下の段が、まるで大きさが違うんですが。
枝の長さも、葉っぱの大きさそのものもまるで違いますし…

マメは一皮むけた、ってことかな!



  

マメがどのような心境の変化で、一回り大きくなったのかは知る由もないのです。

今年はもう植え替えもしないぞ、と決めたので
固形肥料は6月末から与えてます。
8月は肥料をお休みして、9月に与えておしまい、かな。と思っていたくらい
今年は、そっとしておいているのに、この意欲はどうでしょう。
(人ごとみたいに、どうでしょう、って云われても…)

そっとしておこう、と思ったのは、

一に、5月に発見したコナカイガラムシの悪影響の不安を考慮して
二に、天芽を切ってしまったので、上には伸びないだろうと踏んで
三に、マメ科の植物は突然倒れる、という教えを片隅に秘め、覚悟を決めて

いよいよ、マメが倒れた時の覚悟もしておかなくてはいけないかもしれない。

という心境だったのですが。

あれから、新芽が出ました。

 

切り取った天芽の脇から。

つまり、天辺から!!

まだ伸びる気か!!

と、泡を食っていたら、豪快な梅雨の間に結構なスピードで伸びてきました。

まだ、伸びるらしいです…。
ということは、俄然、

しまった、そっとしておく場合じゃなかったか!!

という懸念が脳内を駆け巡っております。

根っこの整理もしてないし、土もいれかえてやってないんだけどな!
この状態で秋深しまで伸び続けたら、冬越えがやばいんじゃないかな!
と、今からまた戦々恐々で…

まあ毎年戦々恐々なんですが…

秋に鉢から抜くべきか否か。また重大な決断を迫られる秋がきます。
この夏は荒れそうな予感ですよ。



  

もうすでに荒れてる葉っぱ。



これは、単純に老衰だと思いたい。
こんな中途半端なところだけ老衰ってのも困惑するが。

これが豆の木じゃなく、クロトンだったら何の問題もないのに!!

まあ見事な斑入りでございますネ、って葉っぱをなでてやるくらいなのに。
(つまりクロトンは、常にこういう危機感たっぷりの風情を愛でられている、ということなの?)

まあいくら言っても、七咲はクロトンよりも豆を愛しているので
この葉っぱは切り取りますけれども。

そう言う具合に、下っ端の(下っ葉の?)者たちを置き去りにして、
今年大きな顔をしている新芽たちは、天辺とろうぜ!って勢いで、上に伸びておりますが。



すでにその先を行っている、ミリオンバンブーの『バン』。
もうすぐドアかまちに届きそうな勢いなのに、一人では立てないバン。

一人で立てない癖に、なんで伸びよう伸びようとするかな、君は…

天辺とる構想から早々に解脱したブレイニアの『ブレコ』を余所目に
マメとバンが、ムキになって背高を争ってます。

もう行きつくとこまで行ってくれ!って心境にはなりました。
(倒れても泣かない)


ハオルチア新章

2010-07-02 00:00:00 | ミニ多肉・サボテン

ハオルチアのレタが、とうとうご臨終となってしまいました。

みるも無残な冒頭の姿…

一度は衰弱から回復の兆しを見せてくれてはいたのですが、如何せん、
害虫被害には勝てませんでした。

 

左は春先の回復状態、右がアブラムシのような黒い点々。

悪い虫がつくとはこの事か!と、にっくき点々と戦い続けた日々。
何カ月も前からずっと、洗っても洗っても落ちず、(洗えば綺麗になるんですが、すぐに復活する)
これはもう薬に頼るしかないか、と薬剤を散布してみたら

衰弱に加速がかかりました。

本体が弱ってるとこに無益な投薬…

と、鬼のような所業でしたが、

何を隠そう、薬を散布しようと勇気を出したのは、もう見切りを付けていた段階です。
抜かりなく跡継ぎ候補たちを本体から引き剥がし、物の試しに投薬。

どうしたって七咲では本体を回復させることは出来ない!

と、早々に見切りをつける事だけは、潔くなりました。



  

というわけで、レタの跡継ぎ候補。


  

画面右端の子が、先の冬くらいから寄せ鉢で同居している第一人者(?)。

この先駆者がイキイキしているのに安心して、ハオルチアをハイドロで育ててみよう!と
決意したことは言うまでもありません。

 

本体から、二鉢ほど分家を作る。

本当は三鉢作っていたのですが、「何これ、綺麗!!」と感激してくれた知人に
一鉢譲り渡す。

それ、去りゆく命の、『かろうじて』落しだねだけどな…

とは言わず、何食わぬ顔で「殖やしてみたんだよね」と譲り渡す。
健やかに育ってくれる事を願う。



  

レタは多肉の割に、水を好む子だったので、意外とハイドロでも行けるかもしれない、
という素人的見解での、ハイドロにお引っ越しですが。

貰われていったドナドナドナ子(勝手に胸の内で命名)はさておき
ウチにいる分家二鉢は、なんとかまだ元気そうです。

昨日、細い子が一株、根元から腐ってきて脱落しましたが、他は変わりなく。

腐ってきた具合を考慮して、もう少し水を減らしてみようと思います。

器はどちらも、陶器市で購入。青いのは60円、四角いのは二鉢で100円。お買い得♪

青い方を「分家・円」、四角い方を「分家・満」と名付けて
様子を見守っていきます。