前回に引き続きまして、
今回はブレイニアをレチューザの鉢にお引っ越しさせます。
実際には同じ日にやっちゃってたのですが。
2植物を一緒の記事に入れちゃうと、うまくまとめられない筆のまずさですので
「まとまり」重視で2記事に分けました。
しかし。
パソコンで記事を作っていると、「記事を書く」とか「筆が遅い」とか「乱筆」(これは関係ないか)
とかいう表現はどうすればいいものか、とたまに悩みます。
いやまあ単純に、「記事を打つ」とか「打が遅い」とか、キー乱打、とかでいいのかも知れませんが。
…慣れない。(アナログ人間としては)
というところで、ブレ子(ブレイニア)のお引っ越しなのですが。
お引っ越しさせる前には、ブレ子の体調が肝心!と、全体を目診。
していると、とんでもない枝を発見!!
ねばっている!!
思わず、同じような写真を載せてしまうくらい、粘っているのはどうしてなのか?!
一体何の病気だ!!
と叫びつつも、答えはやや解っているんですよね…。
小説や映画で、待てえ!とか、たすけてえ!とか、無駄に叫ぶあれと一緒ですよ。
(風味付けですよ、風味付け)
そう、答えがおのずと解ってしまったアナタも、虫嫌いなら以下の写真は決して焦点を合わさず
流して下さい。
(焦点さえ合わさなければ、現実が明確になる写真でははありませんから)
枝ごと切り取り、よせばいいのに葉っぱの中身を確かめる七咲。
やっぱりいたー!!
よせばいいのに、それを写真に収める七咲。
うわー!はいでてきた!
よせばいいのに、それを角度を変えて撮影する七咲。
ちっ、逆光でうまく撮れないぜ!
あと、葉っぱと同化してるのも頂けないぜ!
と、なんとか葉っぱから引きずり出そうと、悪戦苦闘する七咲。
こいつめ!こっちの苦労も知らず自由自在に這いまわりおって!!
と、4枚もシャッターを切って、なんでこんなことしてるんだろう、と
我に返る。
なんで、勝手にブレ子を住まいにしているにっくき青虫(あ!云っちゃったー!)を
より美しく撮ろうとしているのか!
しかも4枚も!!
しかも、ブレ子を撮る時よりもよほど真剣に!!
己は、馬鹿か!馬鹿なのか!?(いや知ってるけど)
そう、それもこれも、ブログのせい。
ブログをやっていると、人はなぜか「撮らねば」という使命感に燃え
人格さえも変貌させて、無心で「見せるため」の写真を撮ってしまうのだ!!
こういうのも、ブログ病として認定してもらえないだろうか。
いや、認定してもらっても何ら優遇さは感じないけれども。
まあ、そんな阿呆な思考はおいておいて。
青虫(あ、また云っちゃった)。
こいつが、巣を作ってましたよ。
春先はずっと日光浴で外に出してたからなのか、
どこぞの蝶に、「まあ素敵なベビーベッド発見♪」 と思われちゃったのか。
うちの可愛いブレコに何してくれとんじゃあ!!
と、そのままベランダから外にブッ飛ばす。
文字通り、ブッ飛ばす。
虫は苦手だが、滅べばいい、とまでは思わないので
出来れば七咲の預かり知らない場所で悠々と生きて行ってほしい。という願いを込めて
ブッ飛ばす。
(手前勝手な願いもあったもんだ)
獅子は千尋の谷から我が子をつき落とすと言う。
七咲はベランダから前庭に青虫をつき落してやろう。
達者で暮らせ。
(頼むから蝶になっても戻ってこないでくれ。蝶は苦手。絵を見るのもアクセサリーでも駄目)
そんなトラウマも、脇に置いておいて。(今回無駄話が長いよ)
ブレコをお引っ越しさせます、の鉢の比較。
左端の白い鉢が、前回植え替えたパリソタの鉢。
真ん中が、ブレコ。
右端が、レチューザ。
こうしてみると、レチューザのこのサイズは結構大きいのですが(邪魔ですが)
中では、鉢底の空間と給水シャフトの空間が場所を取っているので
目視だけで植えかえようとすると、意外と狭いな、と云う事になりかねません。
(まあその場合、根をほぐして小さく育てれば良いのですが)
これが、ブレコの根っこ状態。
うまく撮れませんでしたが(虫は躍起になって撮ったくせに)
細かい根っこは頑丈で、根をほぐすのも一苦労です。
個人的には、痛んだ根っこの整理や、一回り小さく植え替える場合でもなければ
あまり根っこはいじりたくないんですが
(園芸書なんかには必ずといっていいほど3分の一程崩せ、と書いてある)
今回は、枯れてしまったブレコの半身を切除しなくてはならないため
心を鬼にして、根っこを盾にまっ二つに分断。
もう、これをする勇気がなくて植え替えをぐずっていたと言っても良いほどです。
大丈夫!
園芸書では二株に分ける時、のこぎりで根っこを切ったりしている!
脳内トレーニングも、冬の間中、存分にやった!
あとはブレコの気力次第だ!!
と、根っこを分断し、生き残っている方の木だけを植え直す。
土はこれ。
余りにも、ブレコ頼みのみではかわいそうに思ったので、土は良いのを購入。
5リットルで798円。
めまいがしそうな程高かったが(個人的に)、
よく考えれば、牛乳だって1リットル200円(安売り)くらいで買うからな!普通普通!
(でも買ってくれたのは神様仏様旦那さま、なんだけど)
そうして、植え替えて、余分な枝とかを取り除いて水差し。(まだ殖やす気か)
左が、植え替え後、右が植え替え前。
背丈を半分に縮めて、垂れ下がっている枝も全てカットして
かなり、みすぼらし…、いやいや、「小さく」なりました。
余りにもみすぼ…、いやいや、「さびしく」なったので、足元に、
去年から水差し居て育てていた子も一緒に居住。
ちょっと見た目ごまかしが効いて、みすぼらしさが半減!
ああ、みすぼらしくなったなあブレ子
という感想に尽きますが、これにてブレコのお引っ越しは完了です。
植え替えて2週間ほどになります。
なんとか、ブレコもパリィも元気そうに見えます。
水位計がminを指してから、乾燥期間として1週間ほど空けていたのですが
そろそろ水をやるべき?
でもまだ土は湿っぽいんだけど?
と、水をやる判断がまだまだ難しいです。
あ、そうそう。
まだこれ以上殖やす気か、の水差しのブレコミニたちは8割がた絶えました。
(今が一番生き生きする時期なのに…)
殖えてる先輩ブレコミニたちは元気です。
水差しも、枝が元気かどうかでかなり命運が分かれる、と最近分かってきました。
むやみやたらに、水に挿すのは良くないです。(自戒)
ブレイニア。
明るい緑の丸い葉はしなやかに薄く、白い繊細なレースをまとうかのように斑入り。
細く伸びやかな樹形は、よく分岐する枝を広げ、圧倒的な優美。
風を透かし、光を抱き、命のきらめきを教えた君よ。
今、如月の冬将軍の前に膝をつかんとする君よ。
頼む。
…頑張れ。
ハイ。
恋にとち狂った文学青年の恋文のように書いてみようかと思いましたが
とち狂ってるのはお前だ!
ってな自分ツッコミが入ったので、適当に切り上げました。
若さゆえの真夜中の日記、とか、若さゆえ夜明けのメール、とかの
あの悶絶するほどの面白文章が書けなくなりました。
歳とった、つーことですかね。いいことですね、ハイ。
まあ、それはともかく。
七咲ファミリー冬の風物詩、ブレイニアの嘆き、の「ブレコ」です。
もう、毎年毎年嘆いているので、いいかげん飽きました?
七咲は、もういいかげん慣れました。
てなわけはまったくなく!!
また、今年も飽きもせず、嘆かせていただきます。
左が、12月初旬、右が2月初旬です。
ハイ、1月中に、8割がた散髪しました。(散髪といいますか、惨髪といいますか…)
色が抜けおちた葉ばかりの枝、垂れ下がり萎れている枝、葉のない枝…等々
もう希望が見えない枝を、思い切って切り取ってしまうと
あのような姿に…
「ほとんど枯れ葉」で生い茂っていたブレコのカモフラージュを全て取っ払うと、
今まで見えなかったものが見えてきました。
ブレコの左側はもう全滅です。
枝が何一つ残りませんでした。もう駄目かも知れません。
右側は、まだしも葉が元気な枝が多く残ったのと、
1月中の暖冬で勘違いしたのか、わずかながら新芽が出ていたのとで、
まだ生きる希望はわずかながら、残されている気がします。
思えば、去年の越冬から
春、夏、秋、冬、と、ひっきりなしに葉を落としていました。
それも、今思えば左側だったのかも知れません。
右と左では、まるで葉の大きさが違っていたので、
不調の兆候はこの頃から?と、やっぱり、今思えば、という感じです。
(ああ全てが後手後手だ)
切り取った枝で、まだ青いのは念のため水差しに…
(でももう瀕死状態からの水差しなので、あまり希望が持てない)
大きな木は、なかなか手が出せません。
冬にこれだけがっつり切るなら、元気な春夏に切っておけば良かったものを!
と、今の七咲が悔恨を叫べば
だって春夏も元気じゃなかったもの!!
と、過去の七咲が反論する。
…うん、そうだな、元気回復を待ってたら冬になったんだよな…
(どんだけ根気強く待つつもりだ)
しかし、元気でなかったからこそ、ブレコの次世代を育てていたともいえる。
本ブレコと真剣に向き合って、手をつくすのが良いのか
早々に分家の面倒をみて、そっちに手を尽くすのが良いのか
究極の二者択一なら、分家だよな。
という、安易な思考で分家だけはたくさん作ったものの、
なぜ究極で行動するのか?と、己のふがいなさに問えば、出た答えが
本家はでかくて世話を焼きにくい…
でした。
大きい植物が部屋にいてくれるのは、七咲がずっと夢見ていた理想郷なのですが
(そのせいでも、いろいろ成長させて大鉢が増えているのですが)
毎年毎年、こうもブレコに手こずっていると、
理想郷は理想の彼方に遠ざけておいた方が(葉っぱたちの)身のためだ!
と、ようやく、諦めの境地に至りました。
夢はでっかく!葉っぱは小さく!!
今年の目標です。
次世代のブレコを襲名する予定の子たち。
水差し。
元気なさそうですが。冒頭の写真と同じ子です。(あれは12月)
うっかり水切れを2回ほどおこしてしまいまして、
そのたびに柳のように垂れ下がっていた枝が、根性で復活。
復活に全ての気力を捧げているので、今、
冬に美しくあろうとする気力がそがれています。
いや、そいだのは七咲なんですけども(汗)。
その水差しで、根っこを出した子たちの引っ越し先、テラリウム。
こっちは、ガッツに元気!!
これを見ていると、ブレコに限っては冬に潅水を控えるのは、
おろかな行為なのか?と、疑ってしまうのだが…?
おととし、潅水を控えて前の年より落葉が少なく好調だったものの、
そのまま春にも落葉が続き、夏、秋、と今年の冬に至る。
嗚呼、越冬の難しさよ…(汗)
とか言いながら、こっちは潅水を控えてますけど?
これも、剪定した枝を土植えにした子です。
この子は小ぶりに育てたくて、マメに剪定しているので、負担が少ないのかな?
と思うのは、剪定していない奔放な子は、このありさまだから。
これも剪定した枝で、土植え。勿論、潅水を控えめ。
本家ブレコに比べると、問題なさそうなんですが、葉っぱが、紅葉してます。
落葉も部屋が散らかって困りものですが、紅葉も樹形がとっちらかって
非常に、見た目が悪いです。
さて、このうちのいくつが、春を迎えられるのでしょうか。
夢はでっかく!!全員で!!
…うん。夢はな。
解説しよう!
ブレイニアはその樹の大きさの割にお値段が安く、買わなきゃ損かも!?
という素人丸出しの購入動機で、七咲ファミリーの一員に加わった子である!
2009年11月…この頃の彼等は、冒頭の恋文を出したい程に美しかった
早いもので、11月も終わります。
季節の移り変わりが容赦ないな、と感じるようになったのは
葉っぱちゃんたちと暮らしている特権(?)かもしれませんが
それでも、冬将軍にはお手柔らかにお頼み申す!って連呼する季節がきます。
冬将軍にめった切りにされるブレコとタッグを組むのが七咲だけに、
今年の戦いも、なかなか厳しそうな予感です。
今年は年がら年中。落葉しまくっていたブレイニアの本家、ブレコ。
年がら年中、の割には結構葉が残っているのは、春夏の賜物(新芽が出まくる)。
秋冬は今まで以上のペースで落葉するので、この姿も見おさめです。
ここからは、ブレイニアの分家。
11月初めに、最後の剪定をしましたよ。気持ちだけ。
冬の負担を少しでも軽減させるために、
思い切って半分くらいいきたいところでしたが、勇気がありませんでした。
(年がら年中落葉、というのがどうにもこうにも)
根っこが出てきた子を、テラリウム仕立てにした、ミニ庭園ブレコ。
写真で見るとみすぼらしいですが、なかなか順調です。
発生していたカビも、取り除いてハイドロを入れ替えしてから、順調です。
本家ブレコよりは、落葉も少なく、しっかりとした緑色を保ってます。
しかし!
ブレコは本来、冒頭の写真のように斑入りなところが美しいので、
ま緑、というのも、実は頂けません。
本家ブレコが斑入りにならないのは、日照不足だったからか、と確信したのは
ミニ鉢に植えたブレコを、最近までベランダで育てていたから。
春夏秋をベランダで過ごした、ミニ鉢ブレコです。
斑入りの葉がわずかなので横からだと解りませんが、上から見ると、こう。
このように日光の良く当たる上の方が、ところどころ斑入りになっています。
ちなみに。
新芽は緑です。そこからいきなり真っ白になって、また緑に戻ります。
緑地に白、じゃなくて、白地に緑、って感じのようです。
本家ブレコも窓際で日光が一番よく当たる特等席にいるのですが
やはり屋外の好条件には勝てなかったようで…。
来年は、思いっきり外に出します。
(外に出すといらん虫がつきそうで、年頃の娘を持つ父親のような気持ちですよ)
この経験を踏まえて、パンダブレコも昼間は外に出していました。
今はずっと部屋の中ですが、まだしっかり斑入りを保っています。
パンダブレコは、この斑入り以外にも、七咲ファミリーの優秀賞を獲得!
6月。
8月。
10月。
11月
何が何でも上に上に伸びようとするブレコと、
それを意地でも延ばすものかと、左隣の棒の高さで剪定する七咲との、
一進一退の攻防が続いた半年でしたが
ようやく!ここにきて!
ブレコが横に枝を広げるようになりました!!
これが剪定をして樹形を整えるということですよ!ブレコ!わかりましたか!?
七咲はなにも鬼のようにブレコの意志をくじいていたわけではないんですよ!?
ハイ!剪定ッテ素晴ラシイデスネ!!
…とブレコが思ったかどうかはともかく。
剪定をして樹形を整える事は有意義、という手ごたえが(ようやく)つかめたので
来年は本家ブレコの樹形を、整えることに専念します。
来る春の七咲は一味違うぜ☆(キラーン)
だったらいいなあ…。
えー、ちなみに。
最後の、パンダブレコの鉢に植わっている棒は、プシュードサンセマムさんです。
枯れ木にわずかの望みを託し、でも枯れ木に水をやるのは虚しいので
ブレコをいけにえにぷしゅーサンを育てていた
のですが
(今明かされる、<ブレコにとっては>衝撃の真実!!)
先日、ついに、ぷしゅーサンが倒れました。
言葉通り、根元からぽろ、っといきました。完全に、ミイラ化しておりました。
これが本当に、ぷしゅーサンの最期です。合掌。
ブレコの過去記事
2009年9月・・・それぞれ秋の準備にさしかかっている模様
2009年4月・・・春は成長の季節なので何をやっても許される。…気がする
こたつの上に、こんな葉っぱがおちていました。
「おおう!ミッキー!!」
と叫ぶと同時に、
あ!こんな写真を載せたらディズニーに怒られちゃうか?!(著作権で)
てな事を考えたくらい、ミッキーでした(笑)
ブレイニアの葉っぱです。
結局、今年のブレイニア、ブレコは、冬からの落葉が止まらず
いまだに葉っぱを落とし続けています。
このまま盛り返す事無く、秋が来て、冬が来るのかと思うと
暗澹たる気持ちにもなるってなものですが。
今年は違います!
春に剪定した枝の挿し木が、思いのほか成功して
今ではこっちのほうが元気がいいくらいです。
(紅葉してますけど)
それに続く、枝挿し成功の、パンダブレコ。
パンダに挿したブレコは剪定しても剪定しても伸びます。
こっちの子は手のひらサイズで留めておきたいので、気がついたときにマメに剪定。
しかし、負けずにブレコパワー炸裂!
なにくそー!七咲剪定ぱーんち!
まだまだ~!ブレコパワービーム!
ウッ!やるなッ、七咲剪定きーっく!
…って感じです。 (あ、冷ややかに見られている気がする)
そして剪定された枝は、水差しに投入。
肥料も栄養剤もなく、水だけで、がんがん根っこを出しています。
(これが春なら新芽もがんがん出すと思われ)
殺伐とした七咲の炊事を慰め、時に励まし、時に貶す存在です。
水差しで根っこを出した枝は、テラリウムにお引越し。
テラリウムもなんとか順調です。
白カビが気になるんですけど。
やはり、球形で湿潤環境がよすぎて、懸念していたカビが発生しています。
涼しくなる前に、もう一度ちゃんと環境を整えてあげる必要性があります。
(それはまた後日の記事で)
そして本家、ブレコ。
ブレイニアは白い斑紋がレースのように美しい葉っぱなのですが
七咲ファミリーになってからは、見事に斑紋が消え、
別人のように真緑になってしまいました。
購入時のままの、美しい樹形を保つのは、なかなかに至難の業です。
今年は落葉が止まらず、弱っているのかどうかの判断がつかずに
手を加えないまま、夏を越してしまいました。
来年は思い切って半分ほどに刈り込み、育てなおしたいと思います。
思いますので、冬を越してくださいよ、ブレコ!!
ブレコに肥料を与えたのは、6~7月の間。
基本的に園芸書では、「肥料はご飯、栄養剤はサプリメント」 という考え方なので、
植物に肥料は絶対必要な様ですが。
必要かどうかは、おおいに、土によります。よね?
鉢の中の土の栄養を、植物が成長と共に食べつくしてしまうので、
それを補うために肥料を投入するわけですネ。
七咲は植え替えに「肥料入り」とかかれた土を使うので
その肥料がどれくらいもつか、を目安に肥料を投入してました。
(七咲が調べたときには、大体1ヶ月半~2ヶ月、と書いてあったので)
5月に植え替えたら、6~7月は肥料は足しません。
8月は休ませて、9月に投入、という感じです。
その次の年は、植え替えない場合は5月から肥料を与えます。
(植物によって、2ヶ月に1回、とか1ヶ月に1回、とかあるようで)
というやりかたで、ずっと突き進んできたのですが。
先日の記事で、まんじゅ猫サンに肥料の事を聞かれたので、
七咲ファミリー流を、ちょっと詳しく書いてみました。
大きくしたくない子(サンセベリア、ガジュマル、ミリオンバンブーなど)や、
まったく不調にならない子(黄金司、ペペロミア、ラブハート、アイビーなど)
購入して1年以内の子(子宝、オジギソウ、十二の巻)には、
基本的に肥料はあげていません。
植えたときの土の栄養だけで育っています。
が、
ミリオンバンブーは確かに肥料がなくてもぐいぐい育ちますが
ひょろっひょろなので、逆に肥料をあげてみるか?という気になったり
(小さいままがいいんだけど、頑丈でないと困る)
ガジュマルの挿し木は、肥料をあげると逆に葉色が悪くなってきたり…。
(肥料をどかすと、キレイな新芽が出てきたり)
ウチの子たちは、長年連れ添って、自然に流れができていますが
それが、良かったり悪かったりで、肥料一つも、手探り中です。
(ブレコは、この流れが悪くて、方向転換の時期に来ているんだろうなあ)
これ以降の写真は、超!!!圧縮です!御覚悟願います!
なんか、透明度の低いガラス窓の向こうの景色を見ているような
微妙にイラっとする画像ばかりですが
撮った当時のものがコレしかないので、ご容赦くださいませませ。
雰囲気だけお楽しみくだされれば幸いでございます。
(…雰囲気だけしか伝わらないという事か)
冒頭の写真は4月頃の、ハイドロ住居のブレコです。…多分。
あ、多分っていうのは、4月頃、にかかります。
いやいや毎日脳みそが溶けそうなほど暑いとはいえ
さすがに、ブレコとか、それがハイドロかどうか、とかは判ります。自信あります。
あ、そんな自信どうでもいいですか。
そのハイドロ容器のブレコを、念願のテラリウムに仕立てようと思います。
根っこも出てきたので、そろそろ良いかな。という具合です。
(作業は7月初旬。本当を言えば6月上旬くらいが良かったのですが)
用意するもの、ブレコと、テラリウム用のガラスの器。
実は、ずいぶん前に、このガラスの器でアカヒレを飼っていたのですが、
全員、容器の外にジャンピング死してしまい(魚からの脱却に挑戦した模様)、
「二度とコレで魚を飼うべからず!」
と、旦那様から厳重なお達しがあり、
じゃあアクアリウムにでもするか!(さすがに植物は飛ぶまい)
と、閃いてから、アクアリウムの本を読みあさっては、ウットリ♪
する意気込みだけは、十分でしたが
どうにも新ジャンルに片足を突っ込むのは面倒だ…
という気分になってしまって(読み漁るのも良し悪し…)
じゃあテラリウムに転向しよう!(ハイドロと似たようなものだ)
という、月日の流れと感情の移り変わりが、水面下で進行中だったのでした。
(実は、から、ものすご長い文章だったな…)
本音を言えばアジアンタムをテラリウム仕立てにしたかったのですが
(湿潤第一!!)
ター坊はあまりにも大きく育ちすぎて、これには入りませんでした…。
(育ってなくても端から無理でしょ)
(と、過去の自分にツッコミたい冷静な現在の自分)
そこに、ちょうど運よく、ブレコの挿し木が育ってきたので、
じゃあブレコで!
という安直さ(空のガラスの器鑑賞はもう終わりしよう)ですが、
七咲の脳内では
素晴らしく美しいテラリウムが仕上がったので、これはいける!と
意気揚々のゴーサインを出しました。自分で。自分に。
そんな七咲の内情はさておき、用意する物、もう一つ。
土のかわりの用材(ハイドロみたいな)と、水防腐剤。
これが手に入らなくて、延々探し回っていたのですが、
いいや、もうこれでも。
と、一人根負け。
諦めの早さでは、他の追随を許しません。自信。
セラミス・グラニュー(商品名?)と、ミリオン(販売名?)。
専門的にはなんか違うかも知れませんが、
店員さんも気楽に「ハイハイ」って感じだったので
七咲も気楽にホイホイやってみます。
とりあえずやってみて考える。小学生のような生態、いまだ健在。自信。
(いやあ。なんだか、いろいろ自信がみなぎっているなあ)
容器の底に、防腐剤セット完了!
ブレコもハイドロから脱出完了!
そこにグラニューとブレコ、セット完了!
いいぞ!順調だ!
って。
順調じゃないように進めるほうがムツカシイ作業が、ここに完了!
つーか、なんかみすぼらしいのは、七咲の気のせい?
うん、まあ、気のせいだな。多分。
とかなんとか、内心の不安を押しやりつつ、
何度も配置しなおす!!
テラリウムって、要は、生け花だ、生け花!結構なお手前で!(違う)
お花の心得がないから、配置にものすごく手間取る!
手間取るのはいいけど、焦る!ブレコが弱ってきた!!
(いやよくないだろう!それ!)
配置か、ブレコの健全か。
考えるまでもなく、ブレコの健全の方が重いので
もう脳内のビジュアルは捨て去って!
とっとと、作業(強制)終了。
植えたてだから仕方ない。
を合言葉に、今から脳内ビジュアルに少しでも近づけるように
頑張って育てます。
育つまではみすぼらしいので、カエルを投入。
(大丈夫、ガラス製なので逃げません)
落ち葉掃除はピンセットで。
枝切りは、眉ハサミで。
なんだか、箱庭みたいです。
お世話が新鮮で、浮かれます。
(願わくばこの浮かれっぷりが長続きしますように)
いつもブログ用には640×480サイズで撮影するんですが
(それをこのサイズにまで圧縮するんですが)
今回デジカメの撮影時にうっかりどこかを触ってしまったらしく
(どこかは、判らない)
出来上がった写真が2272×1704という、恐ろっし~いサイズになっていて
(ポスターでもつくるんかいってなサイズだ)
容量オーバーでアップロードできませんでした。
仕方がないので、パソ内を大捜索して見つけたフォトレのソフトで
何とかこのサイズにまで圧縮しました。
カメラをつないでいるパソはWINで、フォトレの高級なソフトを入れてません。
Macにはフォトショが入ってますがカメラを繋げません。
(しかもOSは9だわ、IEは4.5だわ、無線LANじゃないわで、超骨董品)
ブログを作成するためのノートパソはそもそも容量も薄っぺらいので
カメラもフォトショも入れられません。
嗚呼 ! ま ま な ら な い !
(そうさ!華麗に3台使いこなしているのさ! ←コレは自信じゃなく、自棄)
冬の間中、ちまちまちまちま枯葉を降らせてくれたブレ子ですが
いまだに!枯葉の舞が!止みません!!
おまけに新枝も全員ぐったりしちゃあ、これはブレ子じゃないですよ!?
グレ子ですよ!
なんだよ~。一人でぐれるなよー。七咲も誘えよー。
と思う今日この頃…。(グレたいのですか?)
4月のトリミングで様子を見て、冬に弱っていた枝が回復したら
大幅に剪定だ!
(スペースの都合上、こぶりにする)
というわけで、様子を見ていたのですが一向に元気回復の兆しが見えず、
危ないんじゃないか?
枯葉がはらはらする度に、七咲もハラハラするので
思い切って弱った枝を切り落としました。
→
とはいえ、弱ってない枝のほうが少ないので、
どこまでもどこまでもどこまでも、迷いなく突き進んで剪定していると
もう枝なんか残らないんじゃ…
という不安がよぎったので、この辺でやめました。
写真だと結構平面的に映る為、枝は密集して葉は茂っているようで、
何を気弱な事を!まだまだぁ!
って感じに見えるんですが、これ以上はもう七咲の心臓が持たないので、
これ以上剪定の必要がある場合は、プロにお願いしたい。
(切実)
なので早急に、植物のお医者さんが近所に開業されることを祈りつつ、
剪定終了。(個人的に)
ものっすごっ切りました!(自慢か)(いや、言い逃れかも)
ブレ子の足元には大量の枝が山積みなんですが、
この写真で右側に斜めっている枝にご注目。
それを切れよ。
という図なのですが、実は、この枝が一番、元気。なのです。
拡大図。
葉っぱの大きさがまるで違います。
テレビを見たくて大きくなった枝です。
部屋の中だとこう。(左側にテレビが…)
実物ブレ子を見ていると、同じ鉢に、違う植物が2本植わっているように見えます。
それくらい違う。
この1本ばかり枝が伸び、葉は大きく育ち、
購入時の美しさに戻りつつあるので、斜めっていようとも、切るに切れない心情。
軟弱だもの。七咲が。
そして裏返して、もう片方。
この左側に斜めっている枝こそ、いらん枝なんですが
これまた、この枝が本流なので、切るに切れない。
これ切ったら、ブレ子じゃなくなる。
という意味のわからない不安に襲われ、残してます。
可愛いあまり、厳しく接することができなくて、毎年冬に大慌てなのに。
次の冬も大慌てだということか。
いいよ、もう。それで。(よくないけど)
ブレ子の為に右往左往するなら本望だよ。(しないのが一番だけど)
…いつでも本音と建前は、裏腹です。
覚悟をきめて、2世を着々育成中。
これは、春の剪定時に出た枝で水差しをしていた子。
根っこが出てきたので、鉢に植えました。
裏にこっそり、ぷしゅーサンの墓標が立っているのが
縁起がいいのか、景気が悪いのか…。
こっちは、今回の剪定で出た枝。
太めでしっかりした枝を選定して、いきなり挿し木。
水に挿してからの方が安全、…というか慣れているので
そうするべきか?と悩んだのですが、せっかくなので、
ブレ子の挿し木は成功するか実験
を開始したいと思います。
(悲壮感で2世を育てるわりには、何だこの遊び心…)
(余裕だなオイ)
これも、今回の枝で、挿し木。
こっちの分は、湿度を保つために、ガラスの器で保護。
下の方に水を溜めています。
このガラスの器で、ブレ子のテラリウムを作成しようと思っているのですが
ハイドロ用品がまだ見つからず…。
(どこに行ったら置いてるかなあ。都会?)
あ、上の実験もこちらの実験も、「挿し木・種まきの土」使用です。
も一つ、ハイドロ育成している子。
これ6月頭の写真です。現在はもうちょい枯れ枯れです。
(写真撮り忘れました。覚えていたら、いつか差し替えます)
どれか一鉢でもいい!根張れ!!
(はいよ~、粘ってチョーダイよ~)
いや、どれかといわず、全部根が張ったらなあ、ってのが本音ですけども。
あ、そういや木婚式の木まだ買ってないや(それどころじゃないというか)
前日の記事、バンちゃんをむしった勢いで、ブレ子も散髪だ!!
と、本命の剪定にとりかかりました。
ブレ子は去年の冬のように枯れ木になる事もなく、
そこそこの調子でこの冬を乗り切ってくれたので、それはそれで良かったのですが。
何せ、秋~春の間中、こ・れ・で・も・か!と枯葉を舞い踊らせ、
さんざん散らかしてくれたわけですから、
良く見れば、葉っぱのない枝だけ、とか、葉っぱはあっても枝が萎れぎみ、とか
細かい所で不調を訴えている。
ゴージャスに巻髪!でもちょっと枝毛、とか
きらびやかにネイルアート!でもラインストーン一粒欠損、とか
そんな感じです。
この「重箱の隅突き」的な状態が、後々、剪定の関門になろうとは
始める前までは思いもよらなかったと、いうことです。
剪定の本を読んだ時には、
「なるほど、それなら(素人でも)出来そう!」
と、感銘を受けた法則があります。
乱れた枝を整えるためには、まず理想の樹形を決めます。
丸くするのか、楕円にするのか、はたまた、三角、逆三角、などなど、
自分の好みの樹形を決め、それを実物に当てはめます。
当てはめた図形からはみ出ている枝を切ります。
図形に足りない部分は、成長して伸びるのを待ちます。
これを繰り返せば、おのずと形は整います。
って、文章で書くと物凄く容易そう!
(その本は図解だったので、さらに容易そうだった)
「剪定」って聞くと、素人には、というか七咲には、
えらく敷居が高かったのですが(切って良い枝と悪い枝はどれだ、とか)
そう説明されると、「お洒落さんにすれば良いんだな」
という気楽さに、美容院でカットしてもらうようなイメージが喚起され、
よっしゃ!いっちょやってみよーぜ、ブレ子!
と、ノリノリで剪定開始。
(これだけ剪定剪定打ってるんだから変換一発で出てくれないものかね、パソよ)
しかし、ブレ子と向かい合い、理想の樹形を思い浮かべ様にも、
「乱れ!枯れ!萎れ!」の3大要因が障害になって、
美しい樹形を思い浮かべられない!
…仕方ないので、
まずは難ありの枝をカットするところから始めよう。
と、基礎の基礎から着手。
(その程度は日常にやっとけ、って感じですが)
要は、枝毛カットをしているようなものです。
てっぺんの方から順に枝をかき分け、主軸の枝をつかみ、
そこから生えている小枝の、可・不可を見極めながら
ちまちま、ちまちま、ちまちま、切っていきます。
可・不可を見極めながら、って、七咲に見極められている訳もないんですが。
一本一本、主観で、良し、悪し、良し、悪し、って判断しても
それが正しいかどうかもあやふや!
余りにもあやふやすぎて、
あの世で人を選別している閻魔さまもこんな感じなんだろうなあ
とか思う。
一日に何万も流れてくる人間を見た目でほいほい、良し、悪し、良し、悪し、
ってやってるんだろうなあ!(やや錯乱気味)
あ、だから地獄の沙汰も金次第、っていうわけですよ、七咲サン。
嗚呼はるか昔はよかった。地獄に金を持っていけるんだから。
現代じゃ、あの世に金は持って行けない、ってのが道理だもんなあ。
(かなり錯乱)
あの世に持って行くほど貯金があるわけでも、
それで底上げできるほどの真っ当レベル人間でもないんですが、
ブレ子の枝毛をちまちま切ってやりながら、そんな事を考えて1時間。
ブレ子の剪定に1時間!!!
いやいやいや、時計進むの早すぎ!
ちゃんと時速60分で進もうよ!
(錯乱を越えて疲弊)
時計を見た後に、自分の足元を見て、
床に散乱したブレ子の枝に埋もれながら、良くやったよな、という感に包まれる。
勿論、達成感ではなく、諦観。
もういい!よくやった!もう充分戦った!という思いから、鋏を置く。
…樹形は?
毛深いハスキー犬の為に、夏に毛を刈ってあげようとしたものの、
飼い主もトリマーも飲まず食わずで6時間…
という、動物のお医者さんのシーンが思い浮かんでシャレにならない。
ハスキー犬は夏バテするほど毛深いけど、ブレ子はそこまで毛深くないし。
このまま、このペースで切って行ったら、
折角、枯れ木なるのを免れたブレ子を、一思いに枯れ木にしてしまうし!
という危惧から、ここで剪定をやめました。
→
写す角度の問題か、はたまたズーム率の違いの問題か
(デジカメ教室に通おうかと真剣に検討せざるを得ない今日この頃)
あまり違いが見られないブレ子のビフォーアフターですけども。
(だれきっている左よりは、背筋を伸ばしているような右)
これでも、かなり切ったのですが、いかがでしょうブレ子さん?
まず、なんでそんなに時間がかかったのか。
良し悪しの判断に迷った、というのもあるのですが、
もっと悪かったのが、新芽が出てきている、という事。
この新芽が、切る枝のちょうどぎりぎり真下に出てきているので、
新芽を切らずに枯れ枝を切る!
という事に神経を使いまくった、というのが、ちまちまカットの要因。
あと、なんで樹形を整えられなかったのか。
己の仕事の遅滞ぶりに疲弊した、というのもあるのですが、
もっと悪かったのが、新芽が出てきている、という事。
この新芽が、不要の枝にばかり集中して出てきているので、
不要の枝を切り落とすと新芽が残らない!
という事態で、つい新芽に同情してしまったというのが、今回の敗因。
ちまちま切りながらも思ってたんですよ、頭の片隅で。
これは、剪定じゃないよな。
トリミングだよな。
(その戒めがつい動物のお医者さんエピソードに…)
仕方がないので(?)、美しい樹形への剪定は、
新芽がはっきりしてきてから、再度実行することにしました。
そして、この挫折感で、思った事はただ一つ。
完全枯れ木状態だった去年の春は楽だった…。
「この罰あたりモンがあ!!!」
(↑閻魔さまの一喝。そして地獄行きにまた一歩寄ってしまう七咲…)
ブレ子の過去記事はコチラ
2009年4月…←このブレ子2世にも新芽出てきました♪(来月の記事に決定)
秋からずっと水挿しで頑張ったブレイニアの小枝。
ブレ子ミニ、もしくはブレ子二世です。(ちびちゃんと呼ぶほうが多かった)
シンクの上の、吊りだなにいました。
ここもわりと、湿度が高いのではないかと思います。
(周りの調味料をあれこれ取ったりするので、落ち着かないとは思いますが)
冬も半ばになるとさすがに、葉っぱが枯れてきて枝がすかすかになりましたが
それでもひたすら水だけで頑張り、春には小さな新芽が!!
これはもうその涙ぐましい姿に感動して、土に植えてやらねばなるまいよ。
と、春を待ち、先日のジジと同時に土にお引っ越しです。
この根っこの育ち具合はどうだ!
ハイ。入れ物が球形で、しかも口が1㎝ほどしかなかったので、
出すのに大変気を使いました!!
↑これは、普段の水替えにも言えることで、
出すよりもむしろ、その後、入れるのが大変でした!!
水を替えて、ついでに中をゆすいでやらないとぬるぬるになるので、
出して、ゆすいで、また入れて、って感じです。
(そのうち、まあ冬だしそんな頻繁に水替えなくても腐らんだろう、とやや放置)
(放置でも水が濁ることなく、ブレ子ミニは不貞腐れることなく冬を乗り切った)
そんなブレ子ミニのお引っ越し。
こうしてみると、結構葉が落ちているのが丸わかり。
左の方なんて、ただの枝ですけど。(一縷の望みをかけて一緒に植える)
ハイ、植えました。(早いな)
枝がてんで好き勝手な方向に向いていて、植えにくいったらなかったですが
まあそれも、後々、
見事に自由な枝ぶりですね。
と、称賛されるかもしれん!(…誰に)
と思って、そのまま植えました。
自由な枝ぶりになってくれる事を祈ってますが
あんまり自由だと剪定されちゃうので、そこはほどほど自由にお願いします。
この鉢も、先日のジジと同じく、ダイソーさんで。
ブレ子はゆくゆくは派手な姿になるので(無事成長すれば、であるが)
逆に、地味な鉢を探していました。
これは、ちょっと和風っぽくていい!地味に可愛いし♪
褐色、灰色、緑、と3色ありましたが、案の定、七咲は自力で決められず、
(このまるで変わり映えのしない3色から選ぶって至難の技だろう、という感じ)
痺れをきらした旦那様に選んでもらいました。
(これは緑。…緑でこれですよ?3色の相違が知れるでしょ?)
そういえば。
昔、仕事用で色々読んだオシャレな雑誌系では、(オシャレ100均の勉強で)
観葉植物の鉢は同じ材質、デザインのもので統一する
のが、部屋をスタイリッシュに魅せる基礎中の基礎!!のようで、
確かに!
と、感銘した七咲の部屋も初めはそれに倣っていたのですが、そのうち
無理だ
と気づき、早々にギブアップ。
まず、部屋も生き物だということを身をもって知る。
写真に撮影したりするくらいの時間ならスタイリッシュもいいけれど、
いつまでも同じ状態に保てるわけがない。
保とうとするには日々たゆまぬ努力でもって維持するか
常に新しいスタイリッシュを求めて革新するか、ですよ。
どっちも無理。(先のは労力的に、後のは金銭的に)
無理です。
すいません、スタイリッシュな人じゃないのにスタイリッシュに憧れたりして。
そんな挫折はあったものの、憧れは憧れとして、
スタイリッシュは店で楽しもう。
と、徹底して店のディスプレイに人生のスタイリッシュを全て注ぎ込みました。
そのためか、よく店の内外から、
「ほんま好きなんやねえ。お部屋もこんなん?自分で飾れるなんて羨ましいわあ」
などと感心されていましたが、
「いや、こんなこまごました物、部屋に飾ってたら掃除めんどくさいし」
「回転が速い店だから良いものの、自分家だったらすぐ埃たまるし」
「私の場合、可愛いものが似合う部屋かどうかがまず一番の問題だし」
と、絶対に口に出せない本心を封印して、
求められるままに色々アドバイスさせていただいてました。実は。
白状します。チョー現実派の店員でした。
(売る事にかけては現実、プライベートも別の意味で現実)
という事があったよなあ…、と、今思い出し、
そういう観点で部屋を見返してみると、
確かに、てんでばらばらな鉢の風景がスタイリッシュには程遠い…
と、気づく。同時に、再び、スタイリッシュに身を任せたくなる。
なんだろうなあ、こんなにも憧れてやまない「スタイリッシュ」って…。
(…緊迫感?)
今日もいい具合に雨なので、バンちゃんを丸裸にしようかな?
ブレイ子の過去記事
2009年冬・・・挿し木はじめて成功してるかも?編
2009年冬・・・今年の冬は微妙に頑張ってます編
2008年春・・・瀕死から奇跡の復活!春って素晴らしい編
2007年秋・・・購入したけどもう駄目かもしれない編
アジアンタムと同じく、ブレイニアも空中湿度が高めな環境を好みます。
なので、再生の願いを込めて、
ター坊のいる、流しの上の棚に住居を構えさせているのは、ブレ子の枝です。
ター坊と違って、濡れるのを嫌う子なのです。
なかなかに口うるさいので、「姫」と呼んでいます。
ブレ子姫は、本日もご機嫌麗しゅうございます。
… ■ … ■ … ■ …
まず、去年の冬は「枯れ木」と見紛うほどに枝だけになったブレ子は
春にここまで復活し
夏に程良く生い茂り
秋の終わりに、この有様!
冬眠前のクマか?というほどの肥えっぷりには、
感動を通り越して、かなりもてあまし気味に・・・。
「陛下」と呼んでいるサンセベリアを抜いて、
我が家で一番、幅を取る存在に。
なにしろその円周は、七咲の両腕でも抱きこめないほど。
枝の広がり具合がどうにも人の動線の邪魔になって仕方がない。
しかも枝そのものは細いので、呆気なく折れる。
そうです。
ブレ子の枝をバキバキと折りながら生活していたのです。
折れた子は水につけとけ!
が、診療方針の七咲家では、当然、そのまま水差しです。
折れる度に水に挿し、再生がかなわなかった子はそのまま永眠。
一枝枯れて、一枝挿す。合掌。
どんだけ折れたんだよ、って感じですが、とりあえず挿す。
「とりあえず」診療が効いた子は、その半月後に根っこが生えました。
枝から根っこが生えるって素敵!!
嗚呼、生きてるって素晴らしい!!(滂沱)
自分は何もしてないくせに喜びだけは人一倍。
と、いいますのも
昨年も同じように水差しで生き延びさせようとしましたが
ことごとく失敗し、散々望みの綱を断ち切られまくっていたので
水差しには、あまり期待していませんでした。
20数本挿して、生き残ったのは2本です。
長い方が踏ん張りもきくかと思い、長い子は長いまま挿しましたが
よく考えたら、
切り花も短く切って生き永らえさせるんだったな、そういえば。
と今、ちょっと反省。
何せ、当時は期待感ゼロ!(挿し木が成功した試しがない実績がある!)
挿さなきゃ生きないじゃない?程度。
(買わなきゃ当たらないじゃない?の、宝くじ並み)
この期待感のなさが、今取り返しのつかない事になっています。
今現在、球形の3分の1ほど、根っこが張り巡らされ居る現在。
こんなに根が張って長生きするんだったら、冬に突入する前に
苔でくるんで土に埋めてやっていた方が良かったか?!
と、大後悔!!
寒さで(?)栄養不足で(?)下の方の葉が落ちてきています。
ター坊と同じくらい毎日見ているのですが
まさに見ているだけ!!の、不甲斐ない下僕をお許しを、姫。
怖くて触れません。(こればっかり・・・)
うまく挿し木ができたらちょうだいね!
と言われていたのですが、その約束が危うくなってきておりますよ?
「枯れ葉舞う」の記事が、全く大げさでないほどに、
今年の冬もまた、葉をまき散らしてくれているブレ子(ブレイニア)です。
とはいえ、昨年は、もう残っている葉がないくらい朽ちかけた事を思えば
今年の冬はまだマシ。
マシですが、あんな感じで掃除は大変です。
■ ■ ■
秋口から枯れ葉が舞い始め、
わかった。ブレ子は落葉樹だと思う事にしよう。
という悟りの境地に辿りついたので、今年は
「ああ、好きなだけ舞うがいいさ」 と、放任状態です。
それに反抗してるのか、物凄い散らかしぶり。
去年の冬(過去記事はコチラ)にはこんな状態だったことを考えると
幾分、今年は安心していられます。
が、安心すればしたで、また別の疑問が。
あんなに枯れ葉が落ちてるのに一向に痩せないのはなんでだ!!
謎です。
本当に、あの枯れ葉はどこから落ちてくるのでしょうか?!
(いや。ピンポイントで見れば葉っぱのない枝とかがそこここに・・・)
■ ■ ■
ブレイニア。
潅水を減らせば越冬は容易。
と、図鑑には書いてあるのですが。
潅水を減らすのが容易じゃないっつーの!!
と叫んでしまうのが、素人の悲しい性。
春~秋までは様子を見て、ほぼ毎日水をあげていましたが
最近はなんとか辛抱して(七咲が)
3日に一回程度にまで減らしております。
減らしてはいるのですが、ブレ子はすぐに水を欲しがって
ぴーぴー騒ぐ!
水が切れてきた状態 → 水をあげて1時間後の状態
→
この微妙な変化が写真でお解りいただけるか、謎ですが
全体がぐんにゃりして、
「水!水チョーダイ!アタシ、モウ駄目ナンダカラー!」
と、ブレ子必至の猛抗議!
潅水を減らし始めた当初は(12月くらいから)この抗議に根負けして
ついつい、夜でも水をやってしまっていたのですが
(冬に夜の水やりは厳禁!ですじょ)
最近、ようやくブレ子が慣れてきてくれて、なんとか3日に1回程度でも
我慢してくれるようになりました。
もしかしたらブレ子の抗議に負けず、秋口から水やりを減らしていれば
落葉もここまでひどくなかったのでは??
と、今ちょっと思ったので(遅い)
これは来年への課題です。