葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

ブレ子(ブレイニア)

2007-09-29 22:17:30 | ブレイニア

おはずかしながら、ウチの子です7。

「環境に慣れるまで葉を落とす」って、その「葉を落とす」状態を
どこまで「環境に慣れるまで」って許容すればいいのさー?!

って、がけっぷちパニックです。


■ ■ ■


つい先日、ぶらりと町を歩いていて
園芸ショップの店先で目があってしまった子です。

なんと私の腰の高さまである大きさで「398円」!!!

「0」のつけ忘れか?!と値札を見直しましたが、398円でした。

安い!!驚くほど!(倒置法)

これを見てしまっては
うちで売ってる100円のミニ観葉も高く見えるってものですよ。
(錯乱状態)

あ。ちなみに、ウチの売場に入荷した事はありません。
園芸ショップなどで時折見かけては、気になっていた子です。

この幸運を逃すことなく、見事にゲットできました!
旦那様、ありがとう!!!(買っていただきまして!)


■ ■ ■


写真ではちょっとわかりづらいですが(夜半に撮ったもので)
丸い葉っぱに、ところどころ白い斑紋が入って、とてもさわやかです。
家の中に、ぷち高原が出現したようなさわやかさ。

その葉っぱが

黄色くなって、はらはら舞い落ちております。

ちょっと、ブレ子。
紅葉(黄葉?)するにはまだ気が早くってよ?
いや。黄葉だけならいざ知らず、散ってどうする、散って!!(焦)
気が早いのもほどほどにお願いしますよ、ほどほどに!

と。
これは過去にも、アジアンタムやベンジャミンなどで経験した事象ですが
「環境に慣れるため葉を落とす」という、図鑑の一文が思い起こされます。

昔、丸裸になったアジアンタム、あれは「環境に慣れる為」だったのか!?
しかも「ビニールで覆い発芽を待つ」って書いてあるし!
それも今読んでも後の祭りだし!!

と、今の職場になって園芸図鑑を開くことを始めた為
数々の真実に打ちのめされました。
(基本中の基本、水やりの方法とか置き場所とかでさえも、驚愕でした)

その日から今日、図鑑片手に何とかここまできたわけですが

もう二度と同じ轍は踏むまいよ!
と固く誓って、初日からハラハラ舞うブレ子を日々観察し続けているものの

一体、ブレ子はいつ、ウチの環境になじんでくれるのか?!

というのが今最大の心痛の原因でございます。

私は、独身生活から結婚生活になじむまで2年かかりましたけど。
(2年間意味もなくマリッジブルーだったという事かしら?)
(つーかそういうのもマリッジブルーっていうのかしら?)

ブレ子のこの「慣れの舞い(葉っぱ落ち)」の状態が2年も続くとは思えない。
つーか、このペースで落ちたら2ヶ月後には

枯れ木だよ!!マイガッ!

一人でブレ子の舞いを観賞していると、悪い方へ悪い方へ、考えてしまいますが
その近い将来の悲痛な叫びを避けるために
店とウチとの環境の違いを考えてみたのですが。

店先で直射日光を浴びてた、って事くらいしか・・・。
(ウチのベランダは魔の地獄門なので絶対そこには置きたくないって事くらいしか…)

聞きにいきたいけど、へたれすぎて店を訪ねる勇気がわきません。
ブレ子には悪いのですが、二人三脚でもう少し頑張ってみます。


■ ■ ■


我が売り場で世話をしている子たちは
当然、日光には当たっていません。10時から9時まで照明で過ごしています。

そして乾燥に気を使いつつ、水やりの頻度は「土が乾いてから」が基本です。
同じ種類でも土の乾いてる子には水をやりますが、乾いてない子にはやりません。
湿潤を好む子はマメに葉の様子を見て葉水で補います。
乾燥を好む子は4~5日くらい水やりの間隔を空けてます。

ぽつん、と残っている子以外は大抵長くても2週間くらいの在籍です。
(月に3回のペースで発注して、順次売れていきますので)

ぽつんと残っている子は長くて半年以上、ほぼ1~2か月くらいいますが
七咲がしっかり面倒をみているので、安心してお買い上げください。

初めて育てるので何もわからないわ。と不安な方は
お声をかけていただければ、売り場で世話していた様子をお教えできます。
それを基本に、あなたのお家の環境に慣らしていってみてくださいね。

習うより慣れろ!(植物も)慣れさせろ!!

久々に言いますが、コレでございます。
葉っぱちゃんと、仲良く二人三脚で慣れましょう~。

ブレイニア(コバンノキ)


ペチュリアリス(真相)

2007-09-28 20:24:12 | 100均観葉図鑑「は」

     *太陽大好きだけど、夏場は直射日光を避けて
       暗さに弱いので、なるべく明るい場所で

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *乾燥を好むので水やりは抑え気味に
       葉っぱには水をかけないように気をつけて

☆情報をいただきました☆

アリガトウゴザイマース
v(^_^)v


 □ 


先日のペチュリアリスの記事に、情報をいただきました!!
コメント欄をご参照いただいている皆様には重複記事になりますが
新たに記事をたてた方がわかりやすいかと思いまして
この様になっております。

お。と思われた方は、ぜひ先日記事のコメント欄にも足をお運びくださいませ。

という事で、真相編。
「ペ チュ リアリス」、ではなく「ペ キュ リアリス」だとの事でした!

チをキに変えるだけで検索大ヒット!!(重複してましたが)
たった一字違いなんだ。大目に見てよ・・・と思うのはわがままですか。
もう~頭硬いなあグル君は。ははは。
(いやいや、一字違いでいちいちヒットしてたら、正しい時エライ大変だから!)

本名は「クラッスラ属ブロウメアナ」、という事ですので
こちらで検索していただいた方が、複数ヒットするようです。

七咲一人ではとてもたどり着けなかった真相であることに感謝しまして
色々サイト様をめぐりましたが、…ギブでございます。
(早いよ)

クラッスラ族だけで230も載ってるサイト様にたどり着きました。
膨大すぎて気が遠くなりました。

興味のある方はぜひどうぞ!
あまりに楽しすぎて、一日あっというまに過ぎてしまいます!
昼食抜いていることも気づきません。顔をあげたら「何か部屋暗いぞ!?」
とびっくりすること請け合いです。

ペキュリアリスにもブロウメアナにも記憶中枢は起動しなかったので
過去に入荷した事のない、正真正銘の「新顔」くんでした。

やはり、かいわれと間違えていたのでしょうか・・・。

・・・。(夕日が目にしみるぜ)


 □ 


おー!そういえばチとキは似てるなあ・・・。

ペとパは似てるからな、と思い「パチュリアリス」で検索。
アとマも似てるか…、と思い「ペチュリマリス」でも検索。

などと誤字脱字系でも探してましたが、キとチは盲点でした。
脳内の誤字リストに加えておきます。(いらんいらん)

何故に誤字脱字にこだわるかといいますと、以下、七咲の個人的な妄想。

ウチに入荷する子たちは、全員ネームプレートがついて入荷するのですが
そのネームプレートは、完全な印刷物なので

① 誰か(園芸関係者)がネームプレートの制作を依頼している

② その時、発注書に書く字が汚くて、誰か(制作者)が間違う

これです!

字が解読しにくかったら電話で訊ねるだろう、とか
プレートの仕上がりの確認くらいするだろう、とか常識的なことはすっとばして
そんな風に都合よく解釈するのが妄想脳。

そして何も解決しないのも、妄想脳。

字が汚くて、って、勝手な不名誉を与えられる誰か(園芸関係者の皆様)には
お詫び申し上げまする妄想脳。

メーカーさんに電話して訊ねる、という現実的な解決方法も

「くそ忙しい時に何素人的な電話で煩わせてくれるんだ!」

と電話をかける前から勝手に叱られている気になってしまう妄想脳。

…ああ、不便だ。

ペチュリアリス(ペキュリアリス ブロウメアナ)


ペチュリアリス(疑惑)

2007-09-26 23:33:11 | 100均観葉図鑑「は」

☆ 調 査 中 ☆

情報求ム! (T△T)ノシ たっけてー(泣)


  □ 


のっけから泣きごとです!!(自慢)
またもやウチのブログだけがひっかかります。

いやもう、これぞまさしく!

世界に一つだけの花!?(いやいやいや)

などと戯言は置いておいて。

本当、なんでしょうな、この造語。
メーカーさんの、「ネット界に唯一存在する単語」を生み出す才能に完敗。

しかし、見た感じ、「なんか見たことあるんだ!」と、
普段滅多に起動することのない記憶中枢がやたらと信号を送ってくるので
過去に、別の名前で入荷した子かも知れません。
(そしてド忘れしているやも知れません)

赤っぽい茎はひょろひょろと細く、細かく枝分かれして
丸っこいちいさな葉っぱをつけています。
そして全体的に、産毛があります。

さあ、この情報だけでおわかりの方!

どうぞご遠慮なく、救世主として君臨してくださいまし!!
こんなちっぽけなブログで、「救世主様!」と崇められても
栄誉もなにもないかも知れませんが。まあそこはそれ。それはホレ。

20鉢も来て、まだ1鉢しか売ーれーてーまーせん。

この可愛そうなペチュリアリスを人気者にするための情報を
お待ちしております。
なるべくなら枯れてしまわないうちにお願いします。

新顔は、七咲につれないんですヨー。(それは七咲に甲斐性がないからか…)


 □ 


えー入荷して5日ほど経ちますが、一向に健康を損ねる気配がありません。

一応これまで水やりは控えめにして様子をみていますが
それでもぴんぴんしているので乾燥に弱いという事はなさそうです。

次週はマメに水やりをして湿潤に弱いかを確かめます。
これで弱ってきたら、水やりはほどほどを好む、という事になるのですが。
果たして。

自力で植物を口説くって大変なんだな・・・。

と、日々眺めること数日。

あ!カイワレ大根に似ている!!!!

と、ピンときたら110番!・・・じゃなくて、ピンときたのですが

記憶中枢のシグナルが、そんなしょうもない事に反応してたんだったら
悲しすぎる・・・。

ペチュリアリス(ペキュリアリス ブロウメアナ)


入荷

2007-09-22 15:54:52 | 業務日誌

観葉植物の特別入荷です。


□ □ □


ゼブリナ(3/4)…緑色タイプ。小さめです

ペチュリアリス(ブログ未)…新顔。新顔・・・だよネ?・・・なんか見た事あるんだけど

プテリス(5/8)…久しぶり。ちょっと小さめ。乾燥に負けず完売しますように

パープルコンパクタ(3/6)…奇麗な色合いと枝ぶり。オススメ

彩雲閣(8/21)…頼んでもないのにまたキター!(喜)

トックリラン(7/15)…相変わらず葉っぱが自由奔放すぎだよ、君たち

ゴムノキ(6/16)…紫タイプ。紫、っていうか・・・微妙な色だが・・・

サンデリアーナ(5/20)…濃い葉に白筋、明るい葉に緑筋、の2種類

コーヒーの木(2/10)…ちょっと大きめ。最近純情に、じゃない。順調に売れる

シンゴニウム(6/1)…明るい緑タイプ

アスパラ(2/5)…売れてはいるんだが不安なんだ・・・弱いから

キングバンブー(8/30)…久しぶり。狙っていた方はお早めにどうぞ~ん

クッカバラ(5/18)…相変わらず葉っぱが自由奔放だよ、トックリラン程ではないけども


□ □ □


今回の新顔は、ペチュリアリス。

これがまた検索に引っかからない!!「該当する言葉はありませんでした」

もしくは、引っ掛かりすぎる!!「アリス関連の記事に」

なんとなく見た事はあるので、ひょっとしたら過去、別のメーカーさんの
別の名前で入荷したのかも知れません。
しかし、店で見たのではなく、植物園とかでお目にかかっていたのでしたら
大変失礼つかまつります。


なんだか、植物があれよあれよと売れていきます。

先週、先々週と2倍量を立て続けに発注したので
今週の発注を見送るか、それとも1箱だけ送ってもらうか

半日くらい悩んでいたのですが

ありとあらゆる葛藤の末
(在庫はあるものの、土日なのにボリュームが少なくていいのか、とか、
土日で売れなかった場合、在庫を置くスペースが確保できるのか?とか、
次回に見送ると、次週の創業祭でまた立て続けに発注するのか?とか・・・色々)

売れなくてもワシが面倒みてやるから枯れんわい!!(多分)

とやけっぱちな気分になって(しがらみに悩みつかれた)
今回も2倍量発注しました。
ペチュリアリス、パープルコンパクタ、サンデリアーナは20鉢
それ以外の植物は10鉢づつ入荷です。

そして今日出勤して己のしでかしたやけっぱちの結果はというと。

「よくぞ発注した私!!」

でした。木金で売り場すっからかんになってました。危なかった・・・。

しかし頼みの綱の土日で大半を売りまくる計画は

3連休のせいでお客様が来ない!(行楽、あるいは遠方の店に流れる)

という現実に打ちのめされております。

今なら競争相手も少のうございます故、どうぞ我が店に
お出ましくださいませ、お客様。
何なら、三連休を利用して、遠方のお客様もうちの売り場に
観光しにいらしてくださって、もうぜんぜん構わないんですが。
(10分で観光終了するでしょうが)


クーペリ

2007-09-18 16:00:41 | 100均観葉図鑑「か」

     *太陽大好き!夏でも直射日光OK!
       暗さに弱いので、日当たりの悪い部屋はNG

     *寒さに強い
       5℃くらいまでさがっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       葉っぱには水をかけないように気をつけて


 □ 

 

これが、「クーペリ」です。

どうですか?似てますか?

(写真を見つけたものの、記憶の中の画像と少々かけ離れていて焦る)
(遠い日の思い出は都合よく脳内で修正がかかるものらしい)

今回改めてハイビスカスのページを見たのですが
同じ科の仲間に、タチアオイがありました。

タチアオイ大好きなんですが!
それに比べてハイビスカスにあまりにも興味がなかったので
この二者が似ているとは思いもしなかったわけです。

まあ「科」という大きな括りではあまり似ないんですね?
「属」という括りになると、結構似てきます。

ムクゲとハイビスカスが似ててびっくりしました。

学名はどっちもハイビスカスですが、この入荷がなければ
ムクゲがハイビスカス、とは一生気付かなかったと思われます。

植物の繋がりを辿っていくと、かなり面白くて
ついつい時間が経つのも忘れてしまいますよ。

クーペリ(ハイビスカスクーペリ ブッソウゲ)


ハイビスカス

2007-09-18 15:58:16 | 100均観葉図鑑「は」

     *太陽大好き!夏でも直射日光OK!
       暗さに弱いので、日当たりの悪い部屋はNG

     *寒さに強い
       5℃くらいまでさがっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       葉っぱには水をかけないように気をつけて


 □ 


えー。

ハイビスカス・クーペリじゃないかな?と思うのです。

有名なところの濃い緑色の葉っぱではなく
明るい緑の葉に薄い色の斑紋が入ります。

以前、別のメーカーさんから「クーペリ」という植物が入荷していました。
その時の検索で一番ヒットしたのは車だったのですが
(クーペとかいう車種にがんがん体当たりされておりましたの事よ)

ハイビスカス・クーペリという記事に運良く巡り合い

これはハイビスカスなのか!

と感動した思い出があります。

何せその「クーペリ」は、幹の部分がなく、枝と葉っぱのみが突き出ている
いわゆる「挿し木」状態だったので
これでハイビスカスを思い浮かべるのは至難の業。
(いや、幹が出て花が咲いていてもハイビスカスと気付かないかもですが)

その感動の、思い出の葉っぱによく似ているので。

「クーペリ」の当時の人気はほとんどないと言ってもよく
寒い冬に入荷していたので売り場で持ち堪えられず
何鉢かは処分されてしまいました。

(人ごとのように言ってるが、処分したのは自分だ、っつーの/自戒)

今回は「ハイビスカス」という王道の名前で入荷したので
(あ、クーペリが邪道とは言ってませんよ?失敬、失敬)

程良く売れました。

(ブログをいつまでも編集中のままにしておくから・・・)

次回入荷をお楽しみにお待ちくださいませ~。



「斑紋」

この単語を使う事に、やっと抵抗がなくなってきました。

素人としては、斑紋の入る理由やその頻度、条件などを知らないわけで
知らないまま使用するのはいかがなものか? と戸惑っていたのですが

(変に、100%理解しないと納得できない頭の固さです)

あまりに頑なに「模様があります」とか言い続けると、妙な誤解を与えるやも・・・
という危惧もややあったので、素直に「斑紋が」といいます。

ええー、これから。できるだけ(笑)

あ。あと抵抗なく使わないといけない単語が、「ロゼット状に」ですね(汗)

円形に、とか、花びらのように、とか誤魔化してますが
そこは園芸書などでは、「ロゼット状に広がる」などと記述されています。

これもなんだか、知識もおぼつかないのに園芸書で得た情報だけで語るのは
非常に面映ゆいので、なかなか使えないのですが。

ある日いきなり、「ロゼット状に・・・」とか言い出したら
面の皮が厚くなったな・・・。

と感心してくださいネ。

ハイビスカス(ブッソウゲ)

 □ 

グランディフローラ

2007-09-17 23:26:00 | 100均観葉図鑑「か」

☆ 調査中 ☆

マタマタ(>_<)ノシ情報求ム~



いわずと知れた新顔です。
個人的な第一印象は、「いや~ん、可愛い~」 でした。
かなり好みです。

さてさて。
情報求む~。と毎度毎度、他力本願なのも気が引けるので(個人的に)
力の限り知りえた情報をお披露目しておきます。

カリッサ・マクロカルパ、じゃないかな?と思うのです。

ネット検索では実に様々な「グランディフローラ」がヒットしました。

薔薇から、紫陽花、クレマチスやら紫蘇やら、果てはマンション名にまで
「グランディフローラ」は冠されております。
それを一枚一枚、開いて検証して、長いネットサーフィンの果てに
ようやく、「これが今までの中で一番似ている・・・気がする」という代物を
突き止めました。

似ている、気がする、と言うだけあって
見る人が見れば似ていないかも知れない、という所が痛いですが。

「キョウチクトウ科で、流通名がカリッサ」
これだけでもうダメだ、という気がしないでもないのですが

「白く大きめの花が咲き、紅く熟した果実は生食できる」
という記述に、やや及び腰になり

「硬くて卵型の葉は対生し、茎には刺がある」
などと言われてしまっては、写真が似てても記述が一致しないと不安だ!と
疑心暗鬼になっているところです。

硬くて卵型の葉は確かに対生しているようにも思えますが、刺がない、刺が。
茎にトゲはないですが、卵型の葉っぱの先端が、鋭い刺のよう。
葉っぱが硬いので刺の様に痛いのか、本当に刺なのか。

後はお買い上げいただいたお客様に

「白い花が咲いたわ~」 とか、「実がなったわ~」 とか
言っていただけると、やっぱりそうか!!と自信が持てるのですが。

果たして、花が咲いて実がなるまで、どれくらいかかるのか。
それまで私はこの売り場にいるのか。

結構な賭けです。



一応、カリッサだと仮定して。以下、育成方法。

太陽大好き。夏でも直射日光OK!
暗さに弱いので日当たりの悪い部屋は不可。

寒いのはやや苦手。5~10℃は欲しいところ。

水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる。
葉っぱには水をかけないように気をつけて。

こんな感じですが。

カリッサ・マクロカルパ。学名で Carissa macrocarpa (=C.grandiflora)
これが大正解だとすると、ですよ?

メーカーさん!なんでグランディフローラってつける!?

探しにくいわ!!(自棄)

グランディフローラで検索、ヒットした写真を検証
その写真に学名が載っていれば、すかさず学名でも検索
再び学名でヒットした写真を検証。

という地味な作業を延々延々繰り返し、背後にいる上司の視線にビビりながら
なんとかこの結果にたどり着いた時には恨み節のひとつも出ようか
ってなもんです。

しかしこんな高度な(個人的に)ことができるようになったのも
プッシュードサンセマムのコメントで、検索方法を伝授していただいたおかげです。
ありがとうございます。後々まで大変、助かっております。

グランディフローラ(調査中)

 □ 
 □ 

ディッキア

2007-09-16 17:08:46 | 100均観葉図鑑「た」

     *太陽大好き。夏場も直射日光OK!
       暗さに弱いので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒さに弱い
       10℃以上は必要です

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       葉っぱには水をかけないように気をつけて


 □ 


新顔です。

ネットで検索したところ、まったく同じ写真を発見したので
疑いようもなく「ディッキア・ブレビフォリア」だと思うのですが、如何でしょう?

アロエと不夜城を足して二で割ったような印象です。
いきなり足されるアロエと不夜城にはいい迷惑でしょうか。

厚みのある三角の葉を縁取るように鋭いトゲが生えています。
これが半端でなく痛いです。
それが、もうものすごく密集して生えているのでどこを触ってもトゲとげです。
おまけに葉が硬いので、触るものすべてに容赦ない感じ。

「俺に触ったらトゲ刺すゼ」みたいな危険な香り漂うワル男のよう。
隣に、箱入り娘のような他の子らを配置するのが、恐ろしくてなりません。
あってはならないことがありそうな。
昼メロの世界のように、荒唐無稽な何かがありそうな。
(いえあれはあれで、常識も感服する何かがありますが・・・)

えー。そんな感じで
とりあえず場所を確保してから、売場に出そうかな、と思っております。
(隣接する子の安全の為、2列分スペースを取るべし!)

て事で、以下はネットで調べた事ですが。

寒さに弱いので注意、という事と
サボテンと同じ感覚でいると危険、という事ですね。
水切れに弱いようなので、冬でも土が乾いたら水をやってください。
その時は暖かい午前中に。(鉢内で水が凍結しないように)

しかし、この写真で見てお分かりいただけるかと思いますが。

どっから水やればいいのか?!

と問いかけたくなるほど、葉っぱが。それも「痛い!」と私に定評のある葉っぱが
鉢を覆い尽くして水がやれません。
次の出勤ではもう入荷して5日になるので
いいかげん観念して水の様子を見ないといけないのですが
どうやって土が乾いているか確かめるか?

そこから始めないといけません。



新顔にしては顔がでかすぎやしませんか?
新人のくせに幅をきかせすぎじゃないですか?
おまけに、馴れ馴れしくするな、と言わんばかりに攻撃的じゃないですか?

入荷から3日たった今までの触れ合いで掴んだ感触は

「痛い」

この一言に尽きます。

初めて顔を合わせた時は、物珍しさから、「おおー!ようこそ我が店へ!」と
喜び勇んで、よく眺めようと箱から取り出したのですが
あまりの痛さに飛び上がったほどでございます。

中年の波が押し寄せているなと体力的に実感するこの頃。
瞬時に飛びあがる程の運動神経、もしくは反射神経が働くことなど
滅多にあることではありません。

それを思えば
久々に、若かりし頃の神経を活動させてくれた礼を、述べるべきなのかどうなのか。

それはともかく。

よくぞまあ、メーカーさんはこれを箱に

みっち満ちに詰めてくれたものだぜ!

と感嘆せずにはいられません。
出したら最後、もう元には戻せません。

その勢いよく張り出した剣が元の鞘に収まるのを拒んでいるからです。

本当に、どうやって詰めたんでしょう? まさに神業!
いやもう、最大の謎です。

したがって、今現在倉庫にいる事はいるのですが
てんでばらばらに置かれています。だって箱に入らないんですもの。

しかも不規則に点在しているので、如雨露を取る時に、「イテー!」
トレイを仕舞う時に、「イテー!」、バケツを入れる時に、「イテー!」 ・・・と、
ありとあらゆる動作に、これでもかといわんばかりに剣を突き立ててくる。

動作の邪魔にならないところに置けば済む話ですが。狭いので(泣)

まあ、じゃれて甘噛みされていると思えば可愛いものです。
ええ、本当、可愛い奴です。

あ。あと一つ。

葉っぱの裏は、白い筋が入ってとてもきれいです。
(毎度毎度、写真では解りにくいのが恐縮です)
その為か、とても多くの名前を背負っている子です。

剣山の縞、縞剣山、浦島、裏縞。
ひとつに統一してもらえませんか・・・。
(特に裏縞と浦島は口伝の間違いかとも思える)

ディッキア(ディッキア・ブレビフォリア、剣山の縞、裏縞)

 □ 

入荷

2007-09-15 21:49:12 | 業務日誌

観葉植物の通常入荷です。


□ □ □


ユッカ(8/7)…ちょっとだけ久しぶり。5鉢。

シンゴニウム(6/1)…売れる波に乗ってけ乗ってけ!(最近なぜか売れ筋)

アスパラ(2/5)…イヤー泣きそう!20鉢もきた!前回分も10鉢残っ(自主規制)

ハナキリン(7/7)…お久しぶり!枝ぶりが結構しっかりしている

コーヒーの木(2/10)…相も変わらず、新芽がつややか美しい!

リボンカクタズ(7/14)…前回丸裸にされたからな・・・紙カバー装着する?

コンシンネ(2/20)…お久しぶり!派手に広がってますな

ハイビスカス(ブログ未)…お久しぶり!しかも幹つきで立派になって(感涙)

ディッキア(ブログ未)…痛い。ものすごく痛い。検索に手こずりそうなのも痛いナ

ポトス(5/19)…斑入りタイプ。

ホヤチェリー(9/9)…今回もまた大きい!大きさで圧倒してちょっと邪魔だ

グランディフローラ(ブログ未)…ダメだ。検索に難儀しそうだ・・・

彩雲閣(8/21)…頼んでもいないのにキター!(歓喜の雄たけび)

クッカバラ(5/18)…勢いよく伸びている。ひょろひょろだけど貧弱感はない。

プシュードサンセマム(6/30)…よし!今回は人気の緑。情報も頂いたので無敵だ!

メイゲツ(7/2)…まだ背は低いけど安心安全を見越して、…紙カバー装着だ!


□ □ □


今回、新顔が2種。
ディッキアとグランディフローラ。

植物図鑑カテゴリが100に届きそうな勢いであるにも関わらず
まだ新顔がくる!(しかもどっちも生まれて初めて見ましたよ私)
いやあ100円ショップ侮り難し。(侮ってたんかい)

ええーと。
ディッキアは何とかネット検索で見つけました。写真と一致したので多分、コレ。

グランディフローラは、バラからサボテンまで実に様々な植物がヒット。
ダメだ。もうものすごく、面倒だ。手こずる。(予告)

 

そんな苦悩は置いておいて。

なぜか植物が好調に売れているので、調子に乗って2ケース注文してみました。
なので、メイゲツとユッカ以外は10鉢きていますが
人気のクッカバラとハナキリンは勢い完売しそうです。

あ、ハナキリンはまだ倉庫にいましたね、そういえば。
(売場にケースを放置した状態で3鉢売れました。恐るべし)
月曜以降、スペースが空いたら出しますヨ。


サクララン

2007-09-15 21:07:49 | 100均観葉図鑑「さ」
     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *乾燥を好むので、水やりは抑え気味に
       葉っぱには水をかけないように気をつけて



ホヤ族、3連発。

過去に2回ほど入荷しました。

「サクララン」という名前から、当時は
高級蘭が入荷したのかと度肝を抜かれましたが
図鑑でホヤの和名が「サクララン」という記述を発見。

ホヤの仲間か!?

と、疑問形なのは、先に紹介したホヤチェリーとあまり似ていない為。

葉っぱはあまり多肉っぽくはなく、形も広く平べったい印象。
そこそこ厚みはあるので、普通のぺろぺろの葉っぱではないのですが
やはりホヤチェリーと比べると、厚みが物足りない印象です。

・・・個性かな?

個性ってことにしとこう・・・。

お客様には、サクラランの方が通りがいいようです。
ホヤチェリーを見て、サクラランよね?とお声を掛けていただいたこともあります。
解る人には解る、通な植物なのでしょうか?
私は、入荷で初めて知った植物なので、深いコメントのしようがありません。

しかし、そこはそれ。

100円ショップとはいえ
植物の売り場にいる以上、「植物に詳しい」ように見えるのでしょうか。
図鑑で得た知識だけでお客様と会話する、ふてぶてしい店員。
それが、ポーカーフェイスマジシャン七咲。

いや。
何のことはない、植物の図鑑上の知識で受け答えができ
その後は売場の苦労話とお客様の育成話とを、交換している次第でございます。
いつかは、この苦労話と育成話の立場が逆になれば鼻高々なのですが。

 

という感じで、売り場で地味に修業をして9月で4年目に突入。
入荷の9割が未知の植物だった過去が偲ばれます。

いやあ・・・。
のらりくらりと仕事をしていても、何か得るものがあるものです。

サクララン(フイリサクララン、ホヤ・カルノーサ)

 □