葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

入荷

2007-06-30 17:28:40 | 業務日誌
 

ミニ観葉植物の通常入荷です。

 

ゼブリナ(5鉢)・・・今回は緑のゼブリナです(3/4)

ブライダルベール(5鉢)・・・最近入荷続いてます(6/17)

不夜城(5鉢)・・・お久し振りです(4/21)

ポトス(5鉢)・・・お久しぶりの定番です(5/19)

フォエチダ(5鉢)・・・まだ何者か判明してません(6/27)

金のなる木(5鉢)・・・定番です(5/21)

テーブルヤシ(10鉢)・・・人気者です即完売注意(2/4)

コリウス(5鉢)・・・今ちょうど町の花壇でよく目にします(6/10)

ミリオンバンブー(10鉢)・・・二本植えでお買い得です

プテリス(5鉢)・・・あ、ちょっと久し振り?そうでもない?(5/8)

シンゴニウム(5鉢)・・・うあーまた来た!でも今回のは奇麗な緑です(6/1)

ゴムノキ(5鉢)・・・うあーまた来た!2 前のがまだ完売してないのに(6/16)

アロエ(5鉢)・・・お久しぶりです

シノブ(5鉢)・・・最近おなじみです

 

久々に鉢数が明確だったので、品出しの時の感想も記載してみました。
(前と後ろの事象には、なんの関連性もないですが)
感想のあとの日付はブログの日付です。(お探しの子の手がかりになれば)
このブログの形式上、過去にかいた子を探すのが一苦労です。
ええ。管理人でも。

 

まあ、それはさておいて。

まず人気の高いテーブルヤシ、などから出します。
早く売れると、次の子を出すスペースが空くので。

次に人気のない子も同時に出します。
入荷直後の生き生きした状態の時に1鉢でも多く売れて欲しいので。

あとは弱い子を出します。
速効で売れてくれ!という願掛け以外の何ものでもありません。

という具合です。
売れていったスペースに、日をあけて第二段を入れます。

つまり、人気がなくても頑丈、人気はあるけど頑丈、という頑丈な残り物。
多肉系、乾燥に強い系が残ります。

お目当ての子の、購入の目安になれば・・・。(なるかな・・・)


プッシュードサンセマム

2007-06-30 16:58:56 | 100均観葉図鑑「は」

 

☆調査中…でした☆

 この2ヶ月後にコメントで情報をいただきました。
以下、ブログ本文で七咲の無能っぷりを
とくとご覧になった後、コメント欄をご堪能ください。

 

□ □ □

困りました!

まったく何者なのかがわかりません!!

結構昔から入荷するお馴染みの子なのですが
とりたてて気にすることもなく(奇抜な容姿で目をひくわけでもないし)
売れるがままに任せていれば売れるので(何を聞かれたこともないし)
このブログに載せるまでは、性質すら興味がなかったですよ。

今、こんなにピンチ。というのも

検索したら、このブログだけが引っ掛かるんですものー!

フッ。私ったら、世界で唯一存在する単語をブログに載せているのね。

と悦に入っている場合ではなく。

「プッシュード」で検索かければ該当せず
「サンセマム」で検索かければガーベラみたいな花がひっかかるし。

仕方なくグーグルで検索かけるとブログが大量にひっかかる~。

ひとさまのブログでわかったこと。

100均で売っている。

めずらしい。

以上。…うう。

このブログの性質上、誰か物知りな方が、コメントくれたらいいなあ!
と思いっきり他力本願な運営方法に身を任せているのですが。
未だ、調査中の記事にコメントをいただいたことはないので

ものごっつ珍しい植物を扱っている!!

と自負してもいいか?!(誰に問いかけているのだ、誰に)

ブログの規模の小ささは棚上げして、そんな感じで現実逃避…。


まあ…気長に探します。すみません。
こんど、大きな図書館に行こうと思っているので、
その時にでもわかればいいか…。

(調べ物がたくさんあって眠くならないか心配だ)


セッカタマシダ

2007-06-28 08:41:10 | 100均観葉図鑑「さ」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給をすると良いです


 □ 


長く伸びた枝に、小さな葉っぱがいっぱい生えていて賑やかしいです。
鮮やかな緑なので、置いた場所が明るく見えます。

昔からよく入荷する子ですが、頻繁に、と言うわけではなく
旬の時期だけ立て続けに入ってきて、それが終われば
また次の旬まで入荷しない、といった具合です。

この「旬」を読むのが難しいのですが
今、植物は大体において成長期なので、この子に限らず
いろいろな種類が入荷してくるのでしょう。

秋の終わりごろから春の初めまでは
同じ子ばっかりが入荷してくるので、顔ぶれが変わらず目新しさがないです。
変わった種をお探しの方は、どうぞこの成長期に探しにきてください。
運もありますが、種類は比較的豊富です。

さて。
タマシダです。

もの凄い人気で、1~2日くらいで完売します。
やはりシダはインテリア的にみても、性質の頑丈さからみても
大好評のようですね。

小さくても、有名どころは売れ行きが違う、というところでしょうか。
(親の七光り的な子役、みたいなもの?)
(しっ、失礼な)
(え?どっちに?)
(…ツッコミどころが満載です)

お戯れは、ほどほどに願います(自戒)。

それはさておき、頑丈です。
あまりお店にはいないのですが、いる間、まったく手がかかりません。
ぐんぐん大きくなるでしょう。

根に栄養分やら水分やらを溜めるのですが、その形が球形なので
こんな名前がついているらしいのです。

おー! 根っこをほじくり返したい!!

という衝動に駆られたのですが、今夏物売り切りと新夏物入荷で忙しく
好奇心だけで根っこを掘り返したりしてる暇がありません。

お買い上げの皆様、植え替えのときなど、ちょっと根っこをお確かめください。
そして、「本当に、球だったわ!」 と教えてください。
(ずーずーしいお願いでした)



ん~。「石化タマシダ」でした。

ずっと、セッカマシダ、だと思っていましたよ…。
(カタカナの羅列が時として正しく認識できない老いの現象を感じる)

発音。セッタカ(↑)マシダ(↓) =背が高い、真、のシダ(なんだそりゃ)

もしくは

発音。セッタ(↑)カマ(↓)シダ(↑) =雪駄、鎌、シダ(単に漢字に変換しただけ)

などという何の根拠もない命名の意味を(勝手に)当てながら
過ごしていたわけですが、それでも困らなかったのは
売れ行きがいいので、管理方法など聞かれることもなく
売れ残らないので世話もせず、という事で、格別知る必要もなかったのですが
ある日、入荷直後、箱の中に転がっていたネームプレートを

「ええい、どいつの名札だ!」

と拾い上げ、真剣にそのネームプレートを見たときに

あ!セッタマシダ!なのか!!

と初めて気づいた次第であります。(勿論、他の名札も全部見直した。でした)

日頃、なんとなく目にして、何気なく脳に流している情報も
実は、結構違うんじゃないか、と感慨に耽った事件でした。
(耽ったのは一瞬だけで、日常に全く生かされていない経験ですが)

てなわけで。
セッカタマシダが入荷すると、どうしてもこれ(↑)を思い出しますが
今回、ここの記事にするにあたり
「石化品種」 も調べなくてはならない事態に陥りました。

園芸家の間では、そんなものはごく基本の言葉らしく
石化品種という説明はあっても、肝心の石化品種の言葉の説明がなく
けっこう手こずったのですが、手こずったわりには、あっさりヒット。
(どっちなんだよ)

石化とは、枝の一部が幅の広い帯状に変化する現象。

と判明しました。しましたが、

そんな言葉の羅列じゃ意味がわからん!(え?そうか?)
明日実物で確認だ!!

と出勤したら、完売しておりました…。早すぎる。


次回の入荷で、ぜひ確認したいと思います。
なので、ぜひ入荷しますように。

 □ 

フォエチダ

2007-06-27 07:56:19 | 100均観葉図鑑「は」

☆調査中☆

 

 □ 


記憶の限りを尽くして「エオチダ」という名前を絞りだしましたが
正しくは、フォエチダ、でした。

という失態もご披露してしまうほどに、初顔です。

これも道ばたの草シリーズに入れてもいいのではないか?
と思うのですが、ネット検索ではなぜかこの名前で

多肉植物の記事ばかりがひっかかかる!

画像つきの記事がまだ発見できないので真相は不明ですが
手元にあるこのフォエチダを見る限り

どうみても多肉系にはみえないんだが?

今のところ幹や枝はなく、葉っぱは鮮やかな緑色。
その手触りは、笹の葉の様。

はっきり言って、地味。

気の毒なくらい地味ですが、寄せ植えとかにするのでしょうか。
単体で勝負するには、少々、不利な感じが否めません。
(毎度のことながら、個人的主観ではありますが)

という感じで、お店では売れ残っていますので
もう少し、調査を続けたいと思います。

これが多肉になったらびっくりだな。


ケヤキ

2007-06-26 09:07:07 | 100均観葉図鑑「か」

☆調査中☆


 □ 


庭の木の枝を切って植えましたシリーズ第三段(まだ言うか)

自由にねじくれた様な幹、細い枝、さらさらした緑の葉っぱ。
公園や街路樹では何十メートルにもなる木ですが
それのミニチュア、といった風体が可愛いです。

可愛いのですが、このサイズのケヤキを育て方がまだ見つかりません。

観葉植物、ではないのですが、
とりあえず室内なら、育て方は観葉植物の基本に準じてみましょう。

今は夏なので、レースのカーテン越しに日当たりのいい場所で。
(暗さに耐えられるかどうかが危ういので、なるべく明るい場所に)
水やりは、土の表面が乾いてから。鉢底から流れ出すくらいたっぷりと。
幹には水をかけないように。(木物は腐りやすいので)
葉水は、様子をみて考えてもいいでしょう。

何せ人気なので、お店に居残るのは実に短期間です。
そのわずかな期間では、とくに乾燥に弱いこともなく、泰然としてます。
稀に、枯れるときは、葉っぱが硬くなってパリパリになります。
乾燥か、水のやりすぎか、風通しが悪いか、光量不足か、なので
(多すぎるわ!!)
そのどれかを早めに改善してあげましょう。
結構、もちなおします。

和風の鉢に植え替えて、ミニ盆栽を楽しむも良し。
大鉢仕立てにして玄関を飾るも良し。

テーブルサイズのままでも、庭木サイズでも楽しめます。

ミニミニサイズをいっぱい育てて
お家にケヤキ並木のミニチュアを作ってみるのはいかが?



シリーズ中では、最も人気が高く(というか杉と槇は人気なさすぎ)
過去には「ケヤキ40鉢」という商品で入荷していました。

していました、というか発注書に「ケヤキ40鉢」とあったので

ケヤキって、あのケヤキか!?それとも別のケヤキか?!

と、個人的な疑念を解決させるためだけに発注しました。
(別のケヤキって何だ…)

そして念願叶って入荷したケヤキは、あのケヤキ、でした。
一安心。

と個人の好奇心を満足させているだけでは終わらない。

当然、育て方を聞かれますので色々と調べるのですが
頼みの綱のネットでは

ケヤキ木材やら、街路樹やらの情報ばかりが集まって

如何ともしがたい。

広く情報が張り巡らされているのも不便なものなんだな…。

と、しみじみしている場合でもないので

買って育ててみましょう!

だれが?!

私か。

しかし、そのころはまだ植物の育成に今ほど自信がなかったので
実家の母に託しました。

テキトーに育ててみて~。という言葉通り
玄関まえに放りだし(直射に耐性があるかどうかも謎なのに)
水は朝晩朝晩繰り返し(土の様子をみてー!って言ったのに)
こんなに成長したわよ!と自慢げに見せてくれた写真は

まさにケヤキでした。(膝上くらいまででしたが)

素人でも、なんとかなるものなんだな、…ケヤキ。

余談。
私に、なんでもかんでも託される母ですが、
喜んで面倒みてくれるので助かります。
初めの頃は初心者なみに、枯れることを悲観して
新しい植物を嫌がっていましたが、なんでもかんでも託しているうちに
耐性がついてきたのか、最近ではオールオッケイ!!という懐の広さ。
家周りに鉢物を並べているうちに、近所の人たちと鉢もの交換という
「交流」まで始ったらしく、さまざまな植物を網羅しております。

自分の庭が広がったような気分を味わえてお得ですね。
鉢物交換。

(あの家の子もうちの子~。みたいな)

 □ 

入荷

2007-06-23 21:51:23 | 業務日誌

ミニ観葉植物の通常入荷です。

クッカバラ(5/18)
フィロデンドロン(5/9)
ゼブリナ(3/4)
ブライダルベール(6/17)
コリウス(6/10)
クロトン(2/27)
アイビー(4/29)
プッシュードサンセマム
セッカタマシダ
シノブ
ワカミドリ
ハナキリン
エオチダ

これまた私の休みの日に入荷したので、入荷数も曖昧です。
エオチダが10鉢、これは確定。(10鉢残ってた)
あとは全部5鉢ずつきたんだろうけど
それだと80鉢入荷の計算に合わないので
人気絶大のハナキリンが10鉢きて7鉢売れた、と考えるのが妥当か。

妥当か。
とか格好良く言っておりますが。

今日出勤して確かめた割に、恐ろしいほどに記憶が曖昧です。

毎回、言っておりますが

あと一鉢が思い出せない!!あーもー!

あと、エオチダって何だ。なんかそんな名前だったような気がしたんだが・・・。
たしか5文字だった。
あと何か一文字がどこかに入るはずなのにー。思い出せない。

また明日見てまいります。

これも、いわゆる「引き」というやつでしょうか。

(いや、わざとやってるわけじゃないんです。・・・ええ決して。)
(「引き」なら、わざとやってる方が格好良いのだが)


クジャクヤシ

2007-06-19 23:40:12 | 100均観葉図鑑「か」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒いのはやや苦手
       5~10℃は欲しいところ

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給するといいです

 


すっきり伸びた茎から、濃い緑の葉っぱが2枚セットでついています。

とはいえ、またもや何も考えず撮影したので
クジャクヤシの特徴的な葉っぱがうまく映っていません!
私はカリスマカメラマンにはなれないようです。(なるつもりもないんですが)

葉っぱの先は箒みたいにぎざぎざです。
図鑑を見ていると、どこも「魚の尾ひれに似ている」と記述しているので
いやまったくその通り!なので、ウチでも素直にそう記述しておきましょう。
(ぱくりか!って突っ込まれる前に、オリジナルの記述もいれときました)

結構、頻繁に入荷します。
人気も、そこそこあるので順調に売れます。

かなり丈夫なので、手もかからないいい子です。
乾燥にも強いですし、売り場の寒さにも耐え抜きました。

しかしよく売れるので、あまり交流できないのが残念です。

これから夏に向けて、ますます売れるのではないかと予測。
(夏=ヤシ。単純明快)

お部屋を夏っぽい雰囲気に飾りたい人にはもってこいの一鉢。
次回入荷を祈っていてくださいまし。

 


不思議と、ヤシ系は、よく売れます。

テーブルヤシ、クジャクヤシ、アレカヤシ・・・。
さらに、シュロチクやカンノンチクも入荷しましたが、売れていきましたネ。 

大鉢で仕立てると、高級感あふれる存在感。
このクジャクヤシも、ホテルのロビーなどに飾られていそうな感じ。
大鉢の写真では、とても雄大な姿になります。

葉っぱも個性的で面白いですしね。
長く育てて、飽きのこない子だといえるでしょう。

成長意欲が旺盛らしいので、大鉢に仕立てたい人は頑張ってみてください。
小さい鉢で楽しみたい人は、根を整理しながら葉も刈り込んで
肥料などを控えめにして育ててみてくださいね。

以外と、植物は小さいまま育てるのが難しいです。
んー。私の力不足でしょうか。

(そろそろ本当に伸び放題の七咲ファミリーを手入れしてやらないと・・・)

 □ 
 □ 

ネフロレピス

2007-06-18 22:29:01 | 100均観葉図鑑「な」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給をすると良いです


□ 
□ 


シダの仲間です。

新顔さんです。

鮮やかな緑の葉っぱが、みっしりと茂っていて可愛いです。
しかし、一枚一枚をとってみても、熱帯地方の葉っぱらしく
すらりと三角形に伸び、絵になる姿をしています。
好みもありますが、結構この形体の葉っぱはいい雰囲気があります。

とはいえ、あっさり売れていきましたので
これ以上の観察報告ができません。

また次回入荷に期待です。

久々に、あっさり仕立てでお送りしました。


□ 

 

仕事が一段落したので、新顔の植物を調べにパソコンへ向かいます。
仕事場でもネットで調べ物ができるいい時代になりました!
(昔なら帰り道に本屋で立ち読みするところですよ本当)

とりあえず売り場のPOPを作るために、基本性質だけを調べます。
そこでは何と

ネフロレピス・・・加湿を嫌う

とあるじゃないですか!!

パソコンの画面もそのままに、慌てて売り場にすっとんで帰りましたとも!

2~3日加湿状態にしていましたが、まだ
目に見えて弱っている、という感じではありませんでした。
とにかく、鉢を斜め置きにして、通気性を確保。
土を乾かして事なきを得ました。
(湿らすか、乾かすか、しか出来ない世話師って・・・;)

植物の応急処置は、早ければ早いほど効果があります。
早めの修正が、枯れる終末への直滑降を防ぐことができますので
何か過ちを犯した!! と気付いた時は、一刻も早く正してあげましょう。

植物は、一夜にしていきなり枯れる、という事はまずありません。

体調不良の時は、何らかのサインを出してくれているものです。
そのサインを見逃さないためにも、日々の観察が必要になってきます。

なんの変化もない単調な毎日にこそ、輝ける未来がある、という事ですね!

(あまりに書くことがないので、輝かしい(?)言葉で締めてみました)

シダの仲間、ということで、前回のプテリス(5/8)と同様に
湿潤がお好みだろう、とこまめに水をやっていました。
□ 

ブライダルベール

2007-06-17 22:16:56 | 100均観葉図鑑「は」

     *太陽大好きだけど、夏場は直射日光をさけて
       暗さに弱いので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給すると良いです


 □ 


前回と、今回の入荷で、二回目です。
新顔さんですね。

細く華奢な茎はいくつもの節があり、葉っぱは表が緑、裏が紫です。

一度目の入荷時には、新顔という珍しさから勢い良く売れたので
二度目の入荷もあまり気にしてはいなかったのですが

今現在、売れていません。

なんですか?もう飽きられたのですか?
だとしたら、時代の流れは速すぎます。ああ無情。

えー。
二度目の入荷という事で、あまり触れ合いがないのですが
やや乾燥に弱い感じです。
しかし湿潤を好む性質ではないので、そこは土をしっかり乾かして
葉水で、保水を補います。

しかし、ブライダルベールというだけあって
可憐で儚い姿なので、霧吹きで勢い良く水をかけるのを躊躇ってしまいます。
茎が頼りなげに細く、葉っぱもなんだか「やわやわ」しているので
深窓のご令嬢、と言った風情です。

しかし躊躇っていては枯れてしまうので、有無を言わせず葉水。

売れ残っている以上
太く長く生き延びていただかなくてはなりません事よ、お嬢様。

たとえご令嬢といえども売場では荒々しく扱われる、この無情。

ちょっと憐れに思われたら、あなたの深窓に飾ってやってくださいまし。



花嫁のブーケに仕立てられそうな風情から、この名前なのでしょうか。

しかし、売場では風情がどうだ、とかいう問題ではなく
このひょろひょろの茎が、どうもハラハラしていけません!
(物理的にも、世話師の心情的にも)

隣り合った鉢同士で絡み合って、大変痛ましいことになるので
ちょっと紙で防御のカバーをつけてみました。

華々しい名前なのに、どんくさい紙カバー(しかもコピー用紙の再利用)
で包まれる無念さは計り知れません。

それでも強硬手段に出たのは、絡み合った茎を解いているときに

ぶちきれた悲劇ゆえの無念さ。

えー、これは心情的にぶちきれたのではなく
(バカップル並みに絡み合っていようと、それしきでキレたりしません今更)
物理的に、絡んだ茎が切れてしまったものですから。

切れた茎は10センチほどだったので、ああ勿体無い。
と売場で販売している一輪挿しに入れて飾っておきました。

まあ、2,3日保てば、ディスプレイとしての役割を立派に果たしてくれるだろう。

という、それ以上でもそれ以下でもない気持ちからの行動でしたが。

今日、出勤して水を足そうとしたら。

根が生えてました。

なんだそりゃー!!
深窓のご令嬢に似つかわしくない生への執着心の権化!(失礼)

ご令嬢は病身ながら

「あの枯葉が散ったら私も・・・」

とか言うものかと思っていましたが
このご令嬢はどっちかというと

「さあ私の生き様を御覧なさい!!ほーっほっほっほ!」

とかいうタイプだったようです。(ヒドイたとえよう・・・)

たった4日で、この有様ですから、物凄く頑丈なのだと思います。
枯れても諦めずに、元気な茎を切って水に挿してください。
ほーっほっほっほ、と根が出てまた土に植えられます。
つまり殖やすのも容易だということですね。ふむふむ。
参りました、お嬢様。

お嬢様らしく、夏には白い花が咲きますが
光が不足すると花は咲かないようです。

感嘆しきり。
お嬢様は常にスポットライトをご所望だというわけですね!

・・・なんて。

入荷2度目の新顔さんにも拘らず、この愛着はどうでしょう。
(語る事がほとんどない子もいるというのに)
(長々長々、こんなに長いブログばっかりで困ったものです)

所詮、植物も人も見た目が全て、というわけにもいかないのが
「感情」という不確定な要素から導き出される
交流関係なのかも知れません。

ガッツです!(何がだ)

 □ 

ゴムノキ

2007-06-16 23:22:12 | 100均観葉図鑑「か」

     *太陽大好きだけど、夏場は直射日光を避けて
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給すると良いです


 □ 


インドゴムノキ、とも言います。

恐らく、うちに入荷しているのは「インドゴムノキ」か「ロブスターゴム」
の2種類のはず。(写真はロブスターゴム。)
ゴムの木も、結構、品種改良されて色々あるので侮れません。

柔らかな曲線の楕円形で、濃い緑色の葉っぱは艶やかです。
ロブスターのほうは、葉の色が、やや赤っぽいです。
程よく厚みがあり、手触りもしっかりと硬く、丈夫な木になること請け合いです。

わりとよく耳にする名前ではないでしょうか?
しかし有名どころのわりには、当店ではあまり人気がありません。

売れ残ってはいるものの、元来、丈夫なのでそれほど心配しなくても
まあそのうち売れていきます。

少々、乾燥に弱いかな?という感じ。

あと、葉っぱが汚れやすいのが難です。

大きめの葉っぱに埃が積もったり(どれだけ売れないのさ!)
葉水をした後の水跡が白く残ったりして

美しい艶を保つためのメンテナンスに気が抜けません!

・・・というのは自宅での個人的な話でして。

売場では当然、そこまで気が回りません。
汚れた葉は汚れたまま、それもまた一興!とほったらかしです。

(上の写真も、目をこらすと汚れ具合が分かってしまうじゃありませんか!!)

嗚呼。
だから・・・売れないのかも・・・。(苦渋)



観葉植物を育てていらっしゃる皆様は
葉っぱのメンテナンスをどうしていらっしゃる?と常々思う事。

私は、濡れティッシュで葉を一枚一枚拭いてやってるんですが。
(気が向いたときに、或いは、暇なときに・・・)

だってどうしたって埃積もるじゃないですか?
ウチだけですか、そんなに埃っぽい家。(主婦の怠慢さが痛い今日この頃)

その手間暇を常に感じている身としましては
売場のゴムノキのメンテナンスに気を揉んではいるんですが。
揉むだけで実行はしないんですが。

こんなに大きな葉だと、拭き掃除のし甲斐があるだろうなあ。
と、ふと思ったもので。

というのも、売れないまま売場にいると
乾燥と埃と静電気とで、葉がどんどん汚れていくという悲劇。
他の植物は色具合と小さな形であまり目立ちませんが
ゴムノキのこの立派な葉は、濃い色といい幅広い形といい
絶好の埃のたまり場ですよ全く。

その最たる原因の、売行きが鈍い、というのも
(メンテナンスしてやってない、というのはこの際、置いておいて)
(入荷直後でも売れませんし・・・)

やはり

葉っぱが突き刺さっているだけ

ではインパクトに欠けますか。

百貨店やホテルのロビーなどで、大鉢で飾られていると
高級感溢れる素敵な木なんですが。

この状態から、

大鉢まで自力で育てる楽しみ!

を味わうのが100円ショップの観葉植物の楽しみ方!
というスタイルを理解してくださる方に買ってもらわれますように
祈るしだいでございます。

 □