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葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

クロトン

2008-11-21 08:11:29 | 100均観葉図鑑「か」

 

クロトンの展覧会です。

お店の愛称は「クロトン」。はい、そのままでも可愛い名前なのです。

そんなクロトンはそこそこ売れる子なのですが、

この写真の子はあまりにも貧弱で、実に長い間お店にいたのですが、

(過去記事は、コチラ。)

お陰でわが子のように強烈に覚えております。

多分、「ああもうこんなお店で虐待されてるのを見てられない!」 と

同情して下さったどなた様かに買われていったのだと思われます。

幸せになってるといいナ、と思いを馳せます。

 

 

■ ■ ■

 

今までに入荷したクロトンの展覧会です。

写真を撮るようになってからメーカーさんが変わったので、

珍しい種類が減ってしまい画像が少ないのが、少々残念ですが

一番のメインはこの子。「スター」という品種名が付いていました。

上の子も、一応これと同じ子なんですが。

太い幹(もともとは枝)があるかないかで、こうも印象が違うものです。

人間も自分に足りないものを加えるだけで、別人のようになるかも知れない。

何か図太いものを加えたいものです。

 

上の子の、模様が少ないタイプ。

でもそこここに黄色のまだらが見えているので、

これからお洒落さんを目指して黄色を取り入れようとしているのか、

お洒落さんに飽きて緑一筋に生きようとしているのかが、謎です。

 

 

当店の一番人気は、このタイプ。

個人的には、この子よりも先に紹介した細い葉っぱの子の方が好みです。

しかし広いのと細いのを比べると、細い方が弱い感じです。

葉っぱがハラハラ落ちるのは、まず細い方で、気を使うの使わないのって。

この子は、強い、売れる、という自信があるので入荷しても放任状態。

ちょっと見、ゴッドセフィアナと見分けがつかないのは七咲だけでしょうか。

 

過去にも紹介しましたが、クロトンの赤い葉っぱバージョン。

この子は、この一回きりの入荷でした。お陰で、思い出も何もありません。

たとえ強烈な容姿でも、何かアクションがないと記憶にも残らない、という

人生の教訓を得た気がします。何に活かせるかは、ともかくとして。

 

この子はこの夏に入荷した子です。

あまりの大きさに、「誰だー!」 と名札を見たらクロトンでした。

艶艶葉っぱに、葉脈に沿うように黄色の筋があります。

 

上の子に、ちょっと赤みを足したような感じの子。

写真では赤があまり映えませんが、わりと濃い赤に葉っぱの淵が染まってます。

黄色の領域も、大胆に広いです。

結構好みに左右されるだろうな、と心配していましたが

何とか、売れてくれました。はー、良かった良かった。

珍種が来ると気を使います。売れないと枯れるので。(そこかい!)

 

ついでに、無駄に余談ですが。

付き合いの長い子はナァナァでいけますが、新人はガードが固いです。

「どこここ、どこここ、おいらはどこに来てしまったんだ?!」

とパニックになっていて、七咲とちっとも交流してくれません。

もしくは、

「うー酔ったー。もうだめだー。あのトラック、運転下手!チョー下手!」

と鬱になっていて、やっぱり七咲と交流してくれません。

葉っぱちゃんたちをお迎えする店も、結構な苦労があります。

 

 

■ ■ ■

 

というわけで、結構な品種があるクロトンも、100均にそこそこ来ます。

(成長してみたら、実は同じ子だった、とかいうのだったらスミマセン)

珍種が欲しい人は、入荷直後が狙い目なので、

店員さんに次の入荷を聞いてみるのもひとつの手です。


ゴムノキ

2008-11-06 22:59:41 | 100均観葉図鑑「か」

ゴムノキ、3種盛り。

お店での愛称は、「ごむごむパーンチ!」。

必ず、パーンチ、とテンション上げた後にビックリマーク必須です。

朝から、ごあいさつするのにも気合がいります。

「よー!おはよーごむごむパーンチ!今日も売れてないね!!」

・・・余計なお世話です。

 

 

■お店での様子■

 

そーです。売れないんです。

飽きちゃいましたか?ってくらい、入荷するので、七咲は飽きちゃいました。

(この人でなしめ…)

 

売れないのに次々入荷するので、上の写真のように3種揃う事もあります。

しかし、本当に3種なのかどうかは謎です。

ゴムノキってのも、種類が多すぎて素人には判別が尽きません。

 

 

売れない中でも、かろうじて一番人気は黒。

 

 

 

 

赤いのは新芽です。葉っぱが脱皮すると、あの赤い部分は枯れて落ちます。

 

 

次が、灰緑?緑に白と黒と赤とを混ぜて、絶妙な色加減。

 

 

黒に比べると、黒味がやや淡く、緑っぽいうえに紫がかっている。

黒の不健康バージョンなのか(光不足、気温不足などで・・・)

それともまったくの別ものなのか。

 

 

さらに、心配してしまうほど、色味が薄いのが、こちら。

 

 

 

大丈夫なのか、この色で?と、思わず不安になってしまった初対面時。

一人で光合成できるか?何か手伝おうか?

と、なんだか、一方的に親身になってオロオロしてしまう子です。

まあ単なる七咲の主観なので、不調を訴えた事も無く、

いつでもどんな場合でも、ぴんしゃんしてますが。

 

 

さらにその灰緑の、斑入り??

 

 

顔色悪いのにさらに斑入りってどうなのさ?と、悩ませる子。

上の子の斑入りなのか、まったく別の種なのか。

この斑入り方が、アイビーっぽいな、とちょっと思ってみたりして、

余計な袋小路に入り込む。まあこれは好きで入り込んでいるのですが。

 

 

で、春ごろにきたのは、ぴっかぴかの一年生♪

と思わず歌ってしまうほど、ケツの青い・・・じゃなかった、葉っぱの青い子です。

 

 

この青々しさはどうですか。青々しい、とか言いませんか。

この瑞々しい青が、のちに、一番上の、黒になるんだったら魂消ます。

いや、このままでも、あんまりゴムノキっぽくないので不満ですが・・・。

(七咲の不満なんか、どこ吹く風でしょうけども)

 

 

 

 

 

これだけ入荷しても名札は「ゴムノキ」なので、正直何が何だかわかりませんが、

ベンジャミンやらガジュマルやらもゴムノキ仲間なので

実は、ベンジャミンの園芸品種の末裔とかが「ゴムノキ」として

入荷してても、まあ有り得ない話ではないか・・・、と、図鑑を見て瞠目。

 

とりあえず、撮ってた写真は全部、載せておきました。

あとは頼んだぞ、明智君。って心境です。

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

艶艶の葉っぱは、汚れやすいです。っていうのは過去に書きましたが

(過去の記事はコチラ)、だからこその価値がある!

 

時々、物凄く汚れた状態で入荷します。

汚れた、とかいう表現では生ぬるい!!というくらい、ひどいです。

 

ん~、そうですね。想像するに(想像するだけはタダなので)

 

葉っぱたちに水をやろうにも、今月は水道代がピンチ!のメーカーさん。

もう水を撒いてる場合じゃない、節水だ!!葉っぱにもちょっと我慢させろ!

いや社長!先日の雨で、泥水がうまい具合にたまってますよ!

よっしゃ!それを撒いちまえ!清濁併せ飲むのが人生だ!

深いですよ社長!

・・・ああ、地球と財布に優しい泥水万歳!

 

って感じで、べ~らぼうに泥で汚れた子が入荷するんです。

別に七咲は泥水でも平気ですが、

(寧ろ自分のベランダでどうにか雨水貯めたい。葉っぱちゃんたちの食費節約)

お客様にはそうもいかないだろう、と仕方なく、タオルを濡らして

一枚一枚、泥を落としてやるのですが、これがもう!

 

拭いたそばから、つやっつや!

 

美しい!美しすぎる葉っぱの輝き!なにこれ!宝石のよう!!

 

と、うっとりするやら、感動するやら。

そして、ハッ、と気づく。

 

もしや、メーカーさんも日々この感動を味わっていて、

ある日、これはもう一人で味わうにはもったいない感動だ!と勢いあまって

誰かと同じ感動を分かち合いたい衝動に駆られ、

敢えて!汚したまま出荷してるのかな!

そしてその思惑どうり、七咲は、その恩恵(?)を存分にうけているのじゃないかな!

 

と、思わずにはいられない、「汚れ物→宝石」の感動秘話。

 

だとしたら、七咲の使命はただ一つ。

この感動を、次はお客様にお届けしなくてはなるまいな!

メーカーさん→店員→お客様、の、華麗なバトンリレーをつなげなくては!

 

と、思ったものの、ただでさえ売れないごむごむパーンチ。

あと店の評判にもかかわる…。

 

折角のメーカーさんの御好意ですが、七咲にはそこまでふっきれませんでした。

まだまだ、小心者ですみません。

 

 

今日のおすすめポイントは、

「拭いてやってください~もう、すこし~♪(By.氷雨)」

・・・です。


クリプタンサス

2008-10-26 14:36:20 | 100均観葉図鑑「か」

当店ではあまり人気のないクリプタンサス。(過去記事はコチラ。)

 

お店での愛称は「クリプス」。

くりりん、とか、くりたん、とかいうように馴れ馴れしく呼ぶには

躊躇いを感じるその容姿のせいで、とりあえず他人行儀に固い感じで

呼んでしまうクリプス。

こんなに長い付き合いなのに、あまり親しくは、・・・ないようです。

 

 

■お店での様子■

 

ということで、今日はクリプスの展覧会。

しかし色具合毎に撮影しよう、と思い立ったのが結構遅い時期だったので

店で見かけるほどには写真がありません。

(おまけに今年はあまりクリプスの入荷がなかった・・・)

 

 

 

この2点は、昔のメーカーさんでの入荷ですね。

大体、この頃は「赤」と「ピンク」が多かったのですが、わりと不人気。

(まあ、まだ2鉢づつくらいの入荷だったのでそれほど苦にすることもなく、

まあ好きにくつろいでいなさいね、という感じでしたが。)

 

 

これが今のメーカーさんになって、わりとよく入荷した色具合。

これが、クリプタンサスを知らない人には、オリヅルランに見えるらしく、

「このオリヅルラン、堅いわね!」 とか

「葉っぱが波打ってるわよ、水あげないとダメなんじゃないの!」 とか、

言われたことばかりを思い出します。

色々言われるわりに、買ってはもらえない不憫な子でした。

 

かと言って、オリヅルランも大人気品種ではないので

オリヅルランと間違われても買われる確率は低い、という、

踏んだり蹴ったりなところも合わせて、嫌いではないですよ?

 

 

次に多いのがこれ。

箱を開けてこの子が入ってた時は、「よっしゃー!!」 とガッツポーズ。

クリプタンサスの中では、この色具合の子が一番人気です。

 

このピンクっぽいところが、可愛くてウケが良いのでしょうか?

七咲としては、上の白い子を見慣れているだけに

 

どっかで染められたの?

 

って感じに見えるんですが、一応、自然の色合いなんですよねえ。

 

上の白い子が残ってた時は、一緒には出しません。

「この白い子もピンクになるの?」 と聞かれても答えられないので・・・(汗)

痛い腹は探られないようにするのも店員の努め・・・。

(そんなこと努めないでください)

 

ということで、今現在も謎です。

 

 

その次に多いのが、このピンクっぽい子か、緑の子です。

同じピンクでも、上の子とちがって物凄く不人気。

過ぎたるは及ばざるがごとし。ってことでしょうか。

 

緑の子は写真を撮ってないものと思われます。

すみません、上の集合写真をご参照ください。

緑にも何種類かあって、緑一色の子もいれば、緑に赤が交る子もいます。

どっちにしろ人気はないのですが・・・。

 

 

人気がないので、長々とお店にいます。

それなのに次々と入荷してくるので、前回、前々回、前々々回、と居残って

倉庫では、クリプタンサスのたまり場か?って程です。

暗い倉庫でひっそりと溜まられると、胸が痛みます。

 

が、他の売れる子を片っ端から売り払ってしまわないといけないので

 

「居場所が確保できるまで倉庫で待機!!」

 

が基本です。

そして、徐々に売場のスペースが空き、すかすかになってくると

 

「緊急事態発生!売り場に全員集合!!駆け足!」

 

で、出動要請を出すのですが、もう一面、クリプタンサス畑のよう・・・。

売れない子が集まっていても、「枯れ木も山のにぎわい」状態ですが

クリプスは幸い、色とりどりの世界を構築してくれるので

場が華やかにはなります。なるだけですが。

 

そうして見た目はわいわいやっている間に、次の発注植物が入荷。

すると当然。

 

「全員、退避ー!!」

 

の号令とともに、倉庫に撤収です。

この時、本当に全員、一人も欠ける事無く撤収していると泣けてきます。

売れないって、本当に、売れない事なんだな・・・。

(ずばずばと本音を漏らす思いやりのなさ)

 

しかし、そんな扱いを受けても、文句ひとつ言わずに倉庫と売り場を

往ったり来たりしてくれるクリプスたち。

実はあまり仲良くなれないのは、こんな扱いをしている七咲が一歩的に、

負い目を感じているせいなのかも?と思わないでもない今日この頃・・・。

 

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

親しくもないのに何をすすめるのか、って感じですが。

 

このクリプタンサス、根っこがほとんどないと思っていただいて良いです。

売り場でも鉢を移動させるだけで、土から抜け、転がりまくってました。

抜けた子は当然、埋め直してやるわけですが

写真で見ていただけるように、葉っぱを、こ れ で も か !と

いっぱいに広げているので、これが邪魔で、土深くには埋められない。

 

鉢の淵に手をかけて、これ以上埋められてたまるか!と

踏ん張っているかのよう。

ものすごくハタ迷惑な頑張りです。

 

埋めないわけにはいかないので、仕方なく、観葉植物の土を足して、

鉢ギリギリまで土の高さをあげて、なんとか埋めるのですが、

やっぱりのちに抜けて転がっている。

 

これが、お客様に抜かれているのか、クリプスが自力で抜けているのか、

判断がつかないのですが(どっちでも嫌なんですけども)、

とにかく、クリプタンサスは抜けて転がる。これ常識。という経験談。

 

それが、今年の春くらいから入荷してきたクリプスは、何と!

緑のスポンジ、オアシスに埋まって入荷しております!

(オアシス、って登録商標じゃないのかな?と思ったのですが品名?でいいですか)

 

オアシスにしっかり根を埋めて、それごと土に埋まっている状態です。

あまりにも売れないクリプタンサスをハイドロとグラスに入れて

おしゃれ見本展示しようと分解して気が着きました。

さすが、転んでもただでは起きない、とはこの事でしょうか。

 

当然、このオアシスにまで水を届かせないとクリプタンサスは

枯れてしまいますので、水やりの際にはお気を付け下さい。

 

土は湿ってるけど葉っぱの先が枯れてる、と、ちょっと気になったお方様は、

軽く、クリプスを鉢から抜いて根っこを確認してみてくださいネ。

オアシスがくっついているかも知れません。

他に、幼い挿し木状態の子も、このオアシスがくっついている事があります。

(当店では、レッドエッジ、サンデリアーナ、などがそうでした)


カラテア

2008-10-15 22:31:44 | 100均観葉図鑑「か」

過去に入荷しましたシリーズ。

空手家。と間違えて変換してしまいそうな子の愛称は「押忍!」

(それもう愛称じゃなくてただの挨拶・・・)

(おはようございますの短縮系らしいし)

押して忍ぶ。いいではありませんか。意味はわかりませんが。

しかし忍耐には程遠いほど、あっ!と言う間に枯れます。

押しすぎ注意です。

 

 

■売り場での様子■

 

過去に入荷しましたシリーズは、はっきり言って書くことないのですけども。

この子に関しては、さらに、「枯れる」という事しか覚えていません。

 

めっさ枯れます。

 

とは言え、頻繁に入荷した子ではなくて、3~4鉢くらいしか来なかった、

100円ショップでは希少価値の高い子だと思われます。

なので、100円で見かけたら即買い!をオススメしたいトコロですが、

 

このサイズでの育成は困難を極めるのではないか?

 

(湿潤好きに合わせて水をやり根腐れ、もしくは根腐れを警戒して枯渇倒れ)

と思われるので、自信のない方は園芸店などで

中鉢くらいのサイズをお求めいただくのがいいかも知れません。

 

まあ…、この頃はまだ植物の管理に必死で、無駄に空回りしていた頃なので

何をしてやることもなく枯れましたが

今なら、少しは延命させてやれるのではないかな。

と不遜な事を思ったりもします。

 

月日は人をふてぶてしくさせてくれます。

恋愛小説(読まないけど)や、テレビドラマ(見ないけど)で、よく

 

「俺達、あの頃は若かったんだ。今ならうまくやれる!やり直そう!」

 

とか言う男のようですよ。

そのセリフを耳にする度、笑止千万!って感じでしたが、

自分がその立場に立ってしみじみ思う。

このセリフそのまま、カラテアに言ってしまいます。どこかで見かけたら。

 

失笑してスミマセンでした、名誉挽回に努めている世の殿方さま。

七咲も葉っぱちゃんの前では同じ穴の狢でした。 

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

カラテア!

といえば個人的に思い出深いのが、カラテア・マコヤナ!!

過去記事は、コチラ(懐疑編)と、コチラ(解明編)にございます。

 

マコセーナ、というネームプレートで入荷して検索に全く引っかからなかった

謎の植物の正体は「カラテア・マコヤナ」でした。という記事ですが。

 

このカラテア、物凄く種類が多いです。

 

この写真の子は、一体、どの子なのか?

 

今もまだ謎です。

当店に入荷した子では、葉っぱがまだ若いからか、あまり特徴が掴めず、

ネットで大量にアップされている写真と見比べても、特定できませんでした。

 

物凄く、葉っぱに特徴があります。

マコヤナの記事でも書きましたが、

 

見た目はビニール!手触りもビニール!

 

造花と寸分の見分けもつきません!

それは、植物としての長所なのか、どうなのか…。

 

昔、喫茶店に入った時の事。

私の席の隣に、座った身長を追い越すほどの木があって、連れと共に

 

「こんだけ大きな造花やったら、家に置いても格調高いで!」

「ほんまやで!造花でもお金を積めば品格が出るんやって。馬鹿にできんで」

 

などと失礼極まりない会話をしていました。

 

「これやったら枯れる心配ないし」

「でも葉っぱに埃が積もって、見栄え悪るないかな?掃除めんどいわ」

「いっそ風呂場持ってってシャワーで洗ったら、ええんちゃう?」

「重いで、これ。土入ってるし」

「なんで造花に土入れるんやろ」

「カモフラージュちゃうか?」

「そうまでして本物に見せんでもええやん。造花である事に誇りをもたせなあかん!」

「・・・埃かぶるだけにな」

「・・・せやな」

 

寒い!!会話をしながら、しかし、造花である事に不信を抱く二人。

 

「継ぎ目ないんやけど」

「普通、葉っぱは差し込み式になってるもんやねんけど」

「差し込まれてへん。あと葉脈とか、針金っぽくないし」

「いやでも絶対、葉っぱはビニールやって」

 

コーヒーが冷めてもまだなお、延々と、その木を触りまくる二人。

カウンターから死角の席なので店員さんも注意しに来ない。

 

誰か!!早く、このアホな二人を止めてあげてー!

 

果たして真相解明や、いかに? 

・・・以下、次号。


コリウス

2008-09-26 14:41:56 | 100均観葉図鑑「か」

見目麗しく、実に豪華絢爛。

様々な色合いで、その場を華やかにしてくれる葉っぱです。

お店での愛称は「コーリー」。

フルバージョンは「金襴紫蘇コーリー」。

ふざけたバージョンは「きんきらコーリー」。

 

入荷する度に色合いが違うので、そんな感じになっちゃってます・・・。

ごめん、コーリー。

 

 

■お店での様子■

 

昨年は、もう来ないでください!とコーリーに八つ当たりしたほどに入荷しましたが

今年は一鉢も入荷しませんでした。

毎朝の戦いを覚悟していただけに、ちょっと拍子抜け。

(代わりにモスがきて、お願いだからもう勘弁してください!!でしたが・・・)

 

今日はコーリーの展覧会です。(過去記事はコチラ

昨年入荷して、たまたまカメラ持参で撮影できた子たちだけですが

次々といろんな子が来てくれたお陰で、飽きずに世話ができたと思います。

 

 

コーリー一族の中では、地味です。あ、いや、わびさびです。(フォローしたつもり)

なんだか秋の終りに紅葉しているみたいな感じです。

しかしこの時点では、緑が赤になるのか、赤が緑になるのかが解りません。

しかもその後、黒く縁取りが入るのか、緑に縁取りが入るのかも解りません。

全てが神秘のコーリーです。

 

 

 

なんと!蛍光ピンク!!派手すぎでしょう?!

これ自然の色合いで出して良い、色じゃないでしょう?!

蛍光ピンクは化学塗料の特権だと思っていたのに、なんだか

ガツン!とやられた気がします。(何を)

 

 

 

これも色具合がどうなっていくのかが謎なんですけども

(それを言っちゃうと、全員、どう変貌するのかがさっぱりですけども)

一番、よく入荷したのがこの子です。

コーリーと言えば、緑と紫。紫地に緑なのか、緑地に紫なのか。

ペンギンとかシャチとかについて、白地に黒なのか?黒地に白なのか? 

と悩むのに似てます。

 

 

 

この子は希少です。当店では。

これもコリウスですか?!と驚いて、ネームプレートの間違いを探したほどです。

それくらい入荷しません。

しかし、これを買って、家でそのうち紫になっちゃったら驚くよなー・・・

と、毎朝店で色具合の変化をチェックしていました。何の変化もなかったです。

 

 

 

紫蘇!紫蘇が来たー!と思った子。

ちょっと食用でもいけるんじゃないの?と思ったのですが

さすがに、つまんで食べる勇気はありませんでした。まだまだ小心者です。

 

 

 

2番目に多く入荷するのが、この子です。

あまり植物を知らなかった頃は、この色具合に度肝を抜かれていたものです。

さすがにこれはないな。濃い。ひたすら濃い!と気弱に敬遠しちゃう子でした。

あ、今ではちゃんと勝負しますよ?たとえ満塁でも。

 

 

コリウスだけで店先が華やかになるものの、その世話の苦労は如何なものか…

という思い出しかありませんが、のど元過ぎればなんとやら。

この全員を一同に会して、ぜひ、同窓会などをやってみたいものです。

一年過ぎて、そこそこ成長した時にあいまみえて

 

全員同じ顔になっちゃったのか!!?

 

だったら、結構面白いと思うのですが・・・。 

 

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

売れない、売れない。と、散々嘆いていましたが

入荷しなくなってから、その売れない原因の一端を垣間見た気がします。

隣の花屋さんで、一鉢78円で売ってました。

そりゃかないませんよ、一回り小さいうちの105円の子は・・・。

 

という訳で、ある程度勢いよく育った子が欲しいなら

100円ショップで購入するより、街のお花屋さんの方がお得ですヨ。

(なりふりかまわず余所のお店のオススメまでしてますよ)


金のなる木(斑入り)

2008-09-05 19:12:52 | 100均観葉図鑑「か」

過去に入荷しました、金のなる木の、斑入りバージョンです。

これも昔のメーカーさんなので、取引が終わってからは、全く入荷してきません。

希少価値なのか、単に人気がないのか。

そういえば、あまり売れなかった思い出が。

ピンクっぽい縁取りと縞模様が結構可愛いのになあ。

 

今のメーカーさんで入荷する金のなる木は、つやなしとつやありのみ。

艶なしは斑入りを葉挿しするとできあがる、と教えてもらった過去の記事はコチラ

七咲の記事より、頂いたコメントにご注目くださいませ。

 

しかし…この写真の子を葉挿しにすると、あの艶なしに??

というか、この子は斑入りでいいのか?

実は全然別の多肉で、形が似ているから「金のなる木」という名前

(つけたもん勝ちの)商品名になっちゃっているのか?

見た感じ、ペペジュリー、もしくはホヤチェリーみたいに見えないこともない?

と、クエスチョンマークの乱用が気になって仕方がない。

 

その数々の疑問を解き明かすためには画像が手掛かりなのですが。

 

なんでアップで撮っておかなかったのか、このたわけ!!

 

と、振り上げた握りこぶしの持って行き場がありません。

・・・自分に振り下ろすと痛いから。

(いや、他人に振り下ろしても自分の手が痛いから殴りたいとは思いませんけど)

 

ちっさいわ、バカめ!!

 

と、打ちひしがれること数分。

 

まあ、いいや。

 

と立ち直る。どんな状況でも立ち直る。

今度、多肉展覧会とかが開催されるのを待ちます。

いつ?どこで?とかいう疑問を一切持たずに生きていける幸せな自分で良かった。

 

しかし、絶対どこかにあるはず!と執念で探し出してきた1枚だっただけに

自己満足度ナンバーワン!(どっかの自動車保険のCMではありません)

600枚の中から見つけ出した時は思わず

 

やっと出た!ヤットデタマンヴギウギベイベー♪

 

状態だったのですが、出た写真がコレというのが、脱帽でした。

己の腕の悪さに敬意を評して脱帽。

ダメな時はほめちゃえ!


コチョウノマイ

2008-09-02 19:25:13 | 100均観葉図鑑「か」

コチョウノマイ。漢字で書くと、胡蝶の舞、です。

これも昔に入荷したっきりで、再入荷はしていません。

 

小さい写真で見ると、ちょっと見、ゲットジに似ているので、

実は最近までゲットジだと思って(いたらしく)、まったく気に掛けることもなく

画像フォルダの中でお蔵入りになっていたものを

この度の発掘作業で、掘り起こしてきた次第です。

 

というくらいなので、

あまり関心がなかった事はおわかりいただけるかと思いますが

その昔、なんとなく、「誇張の舞」、だと思ってました。

なんだ、誇張って。この期に及んで何を誇張して舞う気だ。

それをいうなら、コチョウランだって、誇張蘭、って事になる…。

蘭を誇張している=まがいもの、って解釈になってしまうではないか!

あぶない、あぶない。

いやー漢字文化って素晴らしいデスネ。(白々と何をいうか)

 

それくらい関心がなかったのですが、今回記事にするにあたって

この写真を穴があくほど見つめていましたが

あまりにも何の思い出もないので、大きい鉢の姿を見てみよう!

と思い立って、検索してきました。

 

素晴らしく好みでした!!

 

釣鐘型の花がめいいっぱい垂れさがっていました。

この子、大きくなったら、胡蝶蘭にも劣らないほど、立派な花が咲きます!

いや、劣るか劣らないかは個人の好みにもよりますが

七咲的にはあっちの蘭より、こっちの舞の方が好みかなあ・・・。

 

実は、あまり花にはこだわりがないのですが

(好きなんですが、観葉に比べると関心がないというか、信念がないというか)

何故か、釣鐘型の花に弱い!

向日葵はカッコいい、朝顔は美しい、カスミソウは可愛い、と

あらゆる花の形に、それなりの賛辞を並べられますが

釣鐘型の花には、言葉もなくメロメロです。

虫になって釣鐘型の花の中で爆睡してみたい、と思うほどにはメロメロです。

いやそれは花粉でかゆそうだ、と思う間もなく、メロメロです。

隠居したら、庭には釣鐘型の花を咲きめぐらせ、「カンパニュラ御殿」

と呼ばれるほど、近所の噂の的になりたいものです。

 

そんな野望の片隅に、この子も植えましょう!!

玄関前には胡蝶の舞。

玄関あけたら誇張の舞。七咲が何かを誇張して舞いをご披露します。

ええ、何かを。


カンガルアイビー

2008-08-31 20:31:37 | 100均観葉図鑑「か」

アイビーと言えば!

今はイングリッシュアイビーばかりが入ってきますが(多分)

昔は、このカンガルーアイビーと、グレープアイビー、エレンダニカ、ヘデラ

などなどが入荷してました。

 

このカンガルーアイビーと、グレープアイビーは、見た目、

ブドウの葉っぱみたいだ、と思ってたら、単純にブドウ科でした。

気になったついでに調べると、イングリッシュアイビーの方は、ウコギ科でした。

仲間でもなんでもないのに、なんで「アイビー」で括るのか?

というのが昔の観葉七不思議の一つだったのですが

とりあえず蔓になってたら、それはアイビー。と、我流で納得する事にしまして。

 

アイビーはブドウ科とウコギ科の2種類。

ブドウ科は寒さに弱い、ウコギ科は「ヘデラ」、あと種類がべらぼうに豊富。

 

という2点を踏まえておけば、接客できるのではないでしょうかね!

 

と意気込んで、揚々と売り場に飛び出しましたが

この5年近く、アイビーについてそんな専門的なご質問を頂いた事はありません。

むう。これがほんとの無駄知識・・・。

 

しかし、ブドウ科。

よく、ホラー映画とかの洋館の壁一面にびっしり張りついているツタ、

あれがブドウ科らしいのですが(甲子園の壁面もそうらしいですね?)

アップで写された時に、

 

ブドウがなってたら可愛いな。

 

とか思ってしまうブドウ科。

ホラー映画とブドウ。それをつつくカラス。一種阿鼻叫喚。

 

近所の崩落寸前の屋敷も、アイビーがびっしり壁面を這っていたら

そろそろ秋の味覚のブドウがなってるんだよねー。

と思えば、夜道もそれほど不気味ではないかもしれませんよ?

(思わないか・・・)

 

あ。

ちなみに、ちょっと前から個人的に欲しくて欲しくてたまらないのが

紅葉みたいに5枚の葉っぱを広げる、シュガーバイン!

これもアイビーの仲間に入れられてました。

広いな・・・アイビー・・・。


クッションモス(?)

2008-08-19 09:41:05 | 100均観葉図鑑「か」

クッションモス、こうなるともういけません。

手遅れです。どう頑張っても、立ち直ってくれません。経験談。

何度も記事に上げていますが、これが最後かしらクッションモス。

お店での愛称は「モス」。

でも最近はふわふわしたした子が多く入荷するので「アフロ」って呼ぶことも・・・。

 

 

■売り場での様子?■

 

お待たせしました!!じりじりとお盆明けを待ち、ようやく。

 

メーカーさんに、アドバイスをもらってきました!!

 

とは言っても、この植物のメーカーさんと直接取引しているわけではなくて

間に、仕入先のお取引先様があるので、そちらの方に

「メーカーさんにアドバイスもらうことってできますか?」

と、お願いし七咲の代わりに、モスの性質などを聞いてもらって、

また聞きでお返事が来た、という、ちょっと回りくどい展開ですが。

 

本音を言えば、

 

直でメーカーさんと話したかった!!

 

って感じですが

まあ七咲、ぺーぺーの雇われ者なので、このブログのノリ全開!で

変な話をして、本部に迷惑かけてもいけないですし・・・と自粛した次第です。

(ここのノリで話さなきゃいいじゃないか、って、それは言わないお約束ですぞ)

 

まず、七咲のお願い。

クッションモスの本名が「クラマゴケ」という事を知り、図鑑の教えに従って

湿潤の環境で世話をしていますが、どうしても生きながらえさせることができません。

アドバイスなど頂けないでしょうか。

 

これに対して、メーカーさんに聞いてくれたお取引先様の答え。

クラマゴケという名前ですが苔ではなくイワヒバの仲間です。

地面を這うようにして成長します。

湿潤を好むので土が乾く前に水をやってください。

なるべく明るい日蔭で管理しますが、

冬はレースのカーテン越しに光を当ててください。

風通しが悪いと蒸れて、すぐに枯れてきます。夏は特に注意してください。

湿潤を好むので、葉っぱにも霧吹きで水をやってください。

 

ここで七咲、大絶叫。

 

葉っぱに水かけていいんですかー?! 

 

電話の向こうで、ジェントルマンなお返事。

はい、霧吹きで水をあげてください。

管理も難しく、非常に、手のかかる植物で、ホッタラカシにはできません。

市場にもあまり出回る事のない、貴重な植物だと、言うことでした。

以上です。

 

あ、有難うございます!大変助かります!

 

そうですか。良かったですね。

 

ハイ、お手数をおかけしまして、スミマセンでした。それでですね。

 

はいはい、では失礼します。

 

あのですね!

 

プツ。

 

おおー電話切られたー!!

図鑑には、水かけるな、って書いてあるんですけどー?!

って叫ぼうかと思ったのですが、よく考えたら、メーカーさんのまた聞きなので

今、お取引先様に聞いても、「?」 って感じだろうしな・・・。

もう一回、聞いてきてください、っていう勇気はないしな・・・。

 

電話を切った直後に、図鑑とメーカーさんのどちらを信じるか、

苦悩すること、1時間。

・・・メーカーさん、かな・・・。実際世話をしての、返事だろうし・・・。

 

しかーし!

七咲、疑り深いのが信条ですので、(そんなものを信条というな)

過去、図鑑を信じずに、モスに水をかけたことがあります。(何のための図鑑だ)

元気にはならず、枯れちゃったんですよね・・・。

それ以降、霧吹きで水はやってないんですが、

イキイキしてる子はいつまでもいつまでもイキイキしてるんですけど・・・。

 

皆様、どっちを信じますか?!

 

と、自分のふがいなさを棚上げしている場合ではないので

モスに、これでもか!と霧吹きで水かけてきました。

以前は怖々かけたから余り効果がなかったのかも知れない!と思いまして。

明日、全滅してないことを祈ります。

 

もう、直で話したくてたまらなかったのですが、こんな状況でスミマセン。

まず、その霧吹き以外の新情報は増えなかったのですが

ツッコミどころ満載な、このお返事。

 

1、地面を這うようにして成長する

なら、上に育てるのではなく横だ、というわけで、

鉢は浅く広く、が適しているのかどうか。

このポットはもう溢れてて、上の方の子は地面に触れていないので根が伸びず

水を吸収できなくて枯れるのでは?すぐ植え替えが必要か?

 

2、なるべく明るい日陰で管理

の、「なるべく」、は

なるべく日蔭、なのか、なるべく明るい、なのか。どっちにかかるんだろう。

冬は日に当てろ、っていうくらいだから、なるべく日蔭、なのかな。

 

3、地面が乾く前に水をやる

常にじっとりじめじめで管理しているものの

お店には風というものがない。それでも、あくまでも、じめじめがいいのか。

・・・よくないだろうな。よくないから、蒸れて枯れてるんだろうな。

でも水やらないと、土が乾いて枯れるんだよな。

なんにしても枯れるんだけどな、枯れる子はな・・・。

 

4、管理も難しく、手がかかる。そんな子を、ホイホイ送ってくれるなんて!

 

5、市場に滅多に出回らない貴重な植物で。そんな子をホイホイ送って以下同文。

 

という、以上の点を、これから確かめなくてはなりません。

タイムリミットは1か月を切ってしまいました!

この記事を最後にしている場合では、ありませんでした。

その後の報告をお待ちください。

 

あと1か月で真相を解明できるかどうか頑張ります。

 

 

■七咲のおすすめポイント?■

 

直で話したかった、第一の理由は。

なんで、クッションモス、って名前にしてるんですか?って事だったんですけど・・・。

 

モスが40鉢来て疲労困憊だったお盆休業期間中、

せめて何か情報はないか?と、ネットで夜な夜なサイトを徘徊して

物凄い発見をしてしまいました。

(今まで誰にも突っ込まれなかったので自分で突っ込んでおきます)

 

ネットで調べると、クッションモス=セラギネラ、

だけどこの写真の子は、クッションモスでも

 

セラギネラにあらず!!(ビシッ、と突っ込み)

 

えええー?!なにー!?って感じでした。

 

その昔、セラギネラ、という名前でこの子が入荷していた時に

ネットで、「セラギネラの流通名はクッションモス」 という情報を得ていて、

先の冬ごろから入荷してきたこの子の、「クッションモス」という名札を見て

「セラギネラ=クッションモス」説は、まゆつばではなかったんだな、と

一安心していた所なのに!(サイト様に対して、ものすご失礼な疑心暗鬼)

 

まあ確かに、最初のセラギネラ、の時点で、ネットの写真とずいぶん違うが?

という疑問がなかったわけではなかったのですが

そんなの、当店では日常茶飯事ですし・・・。

こいつとこいつは、こいつなのか?!と画面と実物に問うこと、数十分

まあ成長すればこうなるんだろう、という方向でお願いします。と自己完結。

していたのですが。

 

この度見つけたセラギネラ一族の写真の中で、

イワヒバ属のクラマゴケ、って植物に、激似だ!

という大発見をしました。(そしてメーカーさんにも太鼓判を押してもらいましたね)

まあセラギネラもクラマゴケも同じ一族なので、育て方に差はなかったのですが

それにしたって、名前がいくつもいくつもあってややこしい!!

 

なんでこうなっちゃってるのか、という内部事情を知るためには

もうこの「夢世界(英語)」の会社に就職するしかない!のですが

所在地、静岡県だしな・・・。

旦那様をおいて単身赴任か。

 

旦那様は七咲よりも、よほどしっかり生きている人なので

(七咲の必要性はあまりない)

旦那様を置いて単身赴任、には、まるで問題なさそうですが

葉っぱちゃんたちをおいて単身赴任、という事ができそうにありません。

全員、つれていくわけにもいかないしな・・・。

 

あ、うちとお取り引きをしているメーカーさんは「夢世界(英語)」で

正解でした。

先日、撤退処理をしていて気づいたのですが、

植物の発注カタログにちゃんと名前載ってました。

今まで全く!見ていませんでした。(退社しなければ永遠に気付かなかったかも)

慣れで仕事するって、こういうことか、と、自分が呪わしく思えてならなかった、

入社15年目の夏・・・。


クッカバラ(ぎっざぎざ)

2008-08-12 14:46:39 | 100均観葉図鑑「か」

七咲に、クッカバラからの餞別です!!

(と、勝手に信じている)

長年の夢だった、ぎざぎざクッカバラきました!おおーミラクル~!

お店での愛称は、「クッカバラ」。

音の響きが面白くて、くずしちゃうのは勿体ないのでそのまま呼んでます。

なんだか口にしたくなるクッカバラ。意味もないのにクッカバラ。

もう忘れようにも忘れられない名前です。

いっそ子供が生まれたら「クッカバラ」って付けたいくらいです。

 

*クッカバラ 育て方*

明るさ

普通(半日陰を好む)

暗さ

強い(明るい室内ならどこでも)

寒さ

弱い(5~10度は欲しい)

水やり

普通(土が乾いてからたっぷりと)

葉水

好む(霧吹きで保水しましょう)

 

 

■売り場での様子■

 

クッカバラとの因縁は、一年以上遡りますが、過去記事はコチラ。

通常の園芸ショップなどで出回っているクッカバラやセロームは

葉脈に沿うように、葉っぱがぎざぎざなのですが

当店に入荷する子は、まだ赤ちゃん状態なので、葉っぱの形もこんなんです。

 

 

これが、いつぎざぎざになるのかが、気になって気になって

クッカバラが入荷する度、仕事も手につかない!(毎日、葉っぱの形状を見てしまう)

って感じだったのですが、念願の!ぎざぎざを!拝むことができました!

たっぷり撮ってきましたので、ご覧下さいませ!

 

まず、直立姿勢からのズームです。横から見ても、しっかりぎざぎざ!

 

次に、斜め上方からのズームです。斜にかまえていても、ちゃんとぎざぎざ!

 

次に、真上からのズームです。上から見ても、やっぱりぎざぎざ!

 

上方からのズーム2連発です。並んでみても、はっきりぎざぎざ!

 

最後は、ぎゅっとズームです。詰め込まれてもがっつりぎざぎざ!

ぎざぎざばんざーーーい!!

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

すいません。どんだけ浮かれてんだか?って感じですね?

お腹一杯になりましたでしょうか。

 

しかし、これだけぎざぎざを並べても、まだ半信半疑でいます。

ハイ、七咲、疑う事にかけては天下一品でございます。

仮に旦那様が、「俺、俺!口座に100万振り込んだから!」 と

電話をかけてきても、即座に切っちゃうくらい、疑り深いです。

意味のない用心深さです。

 

今、クッカバラにかけられている嫌疑は、

 

君たち本物かね? 

 

というところでしょうか。

 

何者かにすり替えられているのではないか?

(何の為に?七咲を喜ばせるために? し、しまった、つい喜んでしまった!!)

それというのも、ネームプレートが・・・。

 

お前たち!いつものネームプレートじゃないじゃないか!

 

クッカバラは、この時、合計20鉢きましたが

内、10鉢がいつも通りのぎざぎざじゃないクッカバラ。

残り10鉢が、この、ぎざぎざのクッカバラでした。

(内、ハッキリぎざぎざしてたのはこの3鉢。あとは、ぼんやりとギザギザでした)

そして、このぎざぎざの方のクッカバラだけ!ネームプレートが違うのです。

今まで、こんなネームプレート見たとこないし!

 

ウチにくる葉っぱちゃんたちにとって、ネームプレートは身分証明書。

お前たち、いつものメーカーさんに名札付けてもらえなかったのか?

(不審者だから)

だから、どこかの組織にこっそり名札を発行してもらってもぐりこんだのか?!

(闇の植物名札請負シンジケートが存在しているらしい)

と、問い詰めても、当然、黙秘が返ってくる。

 

どういうことだー!

 

と、完敗したわけです。

(いや、それより、選別だ~♪とか浮かれておきながら疑うな。) 

 

多分、ぎざぎざになると思うんですよ?

この通り、同じ株で、ぎざぎざとぎざぎざじゃないのが、夢の共演してますから。

 

 

ね?(…ね、って、それは自分に言え)

新芽は、中央。色がまだ淡いのが新芽です。ぎざぎざじゃありません。

てことで、これからぎざぎざになると思われます。

ぜひとも、その成長段階を、監視・・・、じゃなかった、確認、したかったのですが

ものすごい勢いで完売しました。

 

この続きはぜひ、皆様のお手元でご確認くださいネ。

 

・・・実は、先の春頃、近所の園芸店で、セロームを見たのですが

7号鉢サイズでも、まだぎざぎざじゃなかったんですよ。

ぎざぎざになるのと、ならないのと、2種類あるのか?と思ったのですが

買うわけでもないので、店員さんに聞けませんでした。

 

早く、「みてるだけ~」 と、返せるオバチャンになりたいものです。