この世には“何も無い!”ということを“自覚”出来れば
心配、不安、苦悩、恐れ等になりません。
もちろん私や僕、君やあなたもありませんから
自由自在ということです。
在るとすれば私(自我)という成りすました幻想ですね。
繰り返し述べているとおり、この世は“真実世界”ですが、
自分の中にいる私(自我)を見破らないかぎり幻想世界です。
私(自我)が居ても別に悪いということではありませんが、
私(自我)は苦悩になるよう創作しますので、
その創作する力があるか無いかわからないよう
極小弱にして、私(自我)を自分の支配下に置く事で
一件落着となるのです。
幻想世界は、私(自我)が自分勝手に動いていますから
手に負えないのです。(笑)
ですから真実を探る為にはひとつ、ひとつ解決するため
幻想の思考外に出るということです。
私(思考)が居たら、解決できるものも出来なくなり
邪魔をするからです。(笑)
そして、私(思考)と一緒の“実践”では永遠に
そのままということですね。
思考外に出るということは、思わない、
考えないということです。
幻想世界は、おわかりのとおり思う考えるということです。
たったこれだけ拍子抜けするぐらいの違いだけですが、
簡単にいかないのは「思考癖」が自分勝手に
動き回るからです。
そして「思考癖」が心配、不安、苦悩、
恐れ等になるのですね。
これを完全に弱める、落とすことが“只なる実践”です。
ですから完全に弱めた、落とすことができたら
“何も無い!”という“只、自然”を
“自覚”出来るのですね。
これが本来であり“真の自分”であり
“絶対安心”の境地といえるでしょう。