【一生懸命に働くも働かないも超越して、
“只、今”やっていることに打ち込むことですね。】
この幻想世界を観ているとすべて相対であるとわかります。
あの国は悪い、この国は善いと決め付けると、
必ず反対なことが起こって来るのです。
これはどうすることもできない“宇宙法則”ですね。
この相対という“宇宙法則”を、しっかり
体得しておかないと問題が起こってくるのです。
「思考自我」という私は、「そんなものあるか!」と
吠えますが間違いなく“在る”のです。(笑)
なぜならばそれが幻想だからです。
この幻想世界は大枠の取り決めをしていないと混乱するからです。
世界共通の、これは良い事、あれは悪い事、してはならない事、
してもいい事などでそれぞれ教育されたものですね。
しかしそのように教育されても戦争が起こるのです。
なせならばそれぞれが「思考自我」だからです。
この思考する癖を落とさないかぎり“宇宙法則”の
とおりになってきます。
自然に溶け込めばそれはありません。
自然が“宇宙”であり“真の自分”だからです。
只の道…淡々と歩く
心の研究もされている禅師、井上御老師のホームページから
一節ずつを、私(思考)が観てみましょう。
あくまで私(思考)から観たものです。
このことは信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。
『師を見極める力は、ですから迷っている自分、
囚われ苦しむ自分を素直に自覚し、問題意識を明確にする率直さ、
実直さに掛かっているのです。』
いかがでしょう。
実践で腑に落とされたでしょうか?
迷っている自分、囚われ苦しむ自分は
“真の自分”ではありませんね。
それは“真の自分”の中で幻想する「思考自我」と
いうことです。
この幻想が無ければ、『生死も何も無く』
すべては“真の自分”で“真心”です。
ですから穏やかな安らぎの境地の“真心”を
覆いかぶしているのが「思考自我」です。
この世をお気楽に過ごすには、割合として
“真の自分”で9割、「思考自我」が極小の1割が
最適ですね。
つまり思い考えないが9割、思い考えが出てくるのが
1割程度がちょうどいい具合ということです。(笑)