学生ギターコンクール第一次予選

2009-05-17 11:05:35 | ギター
先週の金曜日は池袋の要町でGLC学生ギターコンクールの第一次予選だった。
会場はプラサギターラ。去年の秋コンサートで出演した3階ホールで行われた。
プラサギターラは老舗のギターショップだ。私も学生時代にはたまに出かけたが最近はご無沙汰にしていた。
ところがここ半年は何かと用事があって長岡社長とも久々にお会いできた。

さて、第一次予選(テープ審査)の方は午前11:00から二班に分かれて行われた。送られて来た封筒から
申込書と演奏が録音されたメディア(カセットテープ、MD、CDという人もいたようだ)
を取り出し、それらの番号を振って整理する。審査員全員でスピーから流れて来る演奏に耳を澄ます。
私たちの班は小学生の高学年と大学生の審査を任されたが、特に小学生の音は元気だ。
審査は順調に進められ殆どの参加者が一次予選を通過した。

私たちの班だけで合計50本以上の録音を聴いた訳だが、とくにMDの再生では苦労するものもあった。
一口にMDといってもメディアの種類や録音方式も様々で、再生する機械の機種によっては再生できないのだ。
最後の一本は3台目の機械(お店の試聴器)をお借りしてやっと再生。無事審査する事が出来た。

審査後は恒例の打ち上げ。仕事の都合で帰られた先生方も多かったが私はせっかくの機械なので参加させて頂いた。
さて、街に繰り出そうと時計を見るとまだ3時半。審査が予定よりも早く終了したのだ。
まだ居酒屋は開いていないだろうという事で会場はビヤホールに早変わり。
このホールはそのまま打ち上げ会場となる機能を持っている。
ステージと半値側に小さなバーカウンタがありそこにビールサーバーが据え付けられている。
社長がカウンターの中に入ると瞬時に「マスター」に変身。妙に似合っているから不思議だ。

打ち上げは永遠と続いた。ギター界の先輩から沢山の有益なお話を聴く事が出来た。
ふと時計を見ると10時半。すっかりいい気分になっておられた師匠と共に会場を後にした。
このお店の嬉しい所の一つはアクセスの良さだ。エレベーターホールを出るとすぐ地下鉄
有楽町線の4番出口。
この日も地下鉄でと入り口に入りかけた所で師匠が「歩かない?」と一言。
そう、要町はJR池袋駅まで歩いてもすぐの所。
この時期にしては少し冷たい夜風に吹かれて心地よかった。
池袋駅までまた師匠とおしゃべり。
駅に着くとちょうど宇都宮線の最終電車がホームに来る所であった。
有意義な一日であった。