世界的なピアニストのアルフレッド・ブレンデル氏が今月亡くなったのを、今朝のラジオ放送で知りました。94歳との事。写真は数年前に買った114枚組のボックスセット。私が聴くようになったきっかけは、村上春樹の小説にブレンデルの録音の話が登場するのを知って(その小説自体は読んでいないのですが、、、)興味を持ち聴くようになり、勢いでその時ちょうど出たボックスセットを衝動買いに近い形で買いました。確かその時にもブログに書いたと思うのですが、昨今の物価高を考えると信じられない様な値段でした。


手前にあるのはこれまた最近悪い癖で購入したCDプレーヤー。非常に高機能でビックリするほど音も良し!上からディスクが回転している様子も見える様になっている。(高速回転するのであまり意味は無いけど。)でも,コイツを買ってからCDを一枚一枚じっくり聴く様になった。ちょっとアナログレコードをかける様な気持ちになるためかなと感じています。
ブレンデルはベートーヴェンのピアノソナタ全曲を3度も録音している。その他にもモーツァルト、シューベルト、リスト,バッハなど、これだけ一人の人間が人生の中で録音を残す事ができたというだけでも驚きです。114枚を聴くだけでも一苦労なのに!
個人的には2回目のアナログ録音のベートーヴェンのピアノソナタ全集が好きです。
ご冥福をお祈りします。