トレモロの名曲を探す

トレモロの曲は好きだ。
トレモロはおそらくギターの演奏技巧の中でもかなり魅力的でギターの特質を生かすという点に置いて効果的な技巧だと思う。トレモロを使った名曲は多い。
まず、なんといってもタレガ／アルハンブラの想い出　だろう。
この曲が弾けたら...という声を良く聞かされる。
ギター以外にも、ヴォーカルものや他の楽器で演奏されるのを良く聴く事が有るのも名曲の証だろうか。
バリオスは「森に夢見る」と「最後のトレモロ」という名曲を残した。
特に、「森に...」の方は最近人気が高い。20フレットの「ド」が出て来るのでそれをどうするか...。
「最後の...」は良く弾かせてもらっているが、この曲が彼の遺作だと言うエピソードはいっそう曲に深みを感じさせる。
E.S.デラマーサの「暁の鐘」も最近良く耳にする。
写真は、ロドリーゴの「祈りと踊り」やはり曲中にトレモロが効果的に使われている。
トレモロの楽譜は細かい音符がたくさん並ぶ事になるので一見難しそうだが、意外とシンプルだ。
という訳で、魅力的な曲が多いトレモロだが、上手に弾くのはどれも難しい。
どの曲にも基礎的な技術の積み重ねが不可欠だ。
とりあえずトレモロの曲に触れてみたいという方には、L.モッツァーニ／フェステ・ラリアーネか
N.パガニーニに「モデラート」にはかわいらしいトレモロのコーダが有る。
いつか、トレモロの名曲ばかりを集めて、コンサートかCDにでもしようと本気で考えている今日この頃だ。

お出かけ下さい。

芸術の秋。この時期は各地でコンサートや音楽関係のイベントが目白押しだ。
日本ギター連盟の会員である私としては、11月22日,23日に東京文化会館で開催される東京国際ギターコンクールに是非一度足を運ぶ事をお勧めしたい。今年で50回を迎える、ギター連盟のメーンイベントだ。予選、本選共に非常に高いレベルでの争いが繰り広げられる。特に本選は、同じ課題曲を何度も聴かされる事のなるが、ボリュームたっぷりのコンサートと言って良いほどである。勉強熱心な方は、課題曲の楽譜を手に、演奏各者の演奏の違いを勉強したりと、色んな聞き方も出来る。そこまではという方は、是非ペンを一本お持ち頂きたい。会場で渡されるプログラムに、演奏を聴きながら順位を予想して書き込むのに必要だからだ。後で順位発表の時に答え合わせして自分の耳を確認できるのも楽しみだ。

シマトネリコ

一度聞いただけではなかなか覚えられない名前だが、シマトネリコとは植物の名前だ。
引っ越して来て3ヶ月が過ぎて落ち着いて来た9月下旬、中庭に緑が欲しいねという事になり、何が良いかね～と考えているうちに数日が過ぎてしまった。発表会も終わり10月に入って、梨園の帰りに寄った近くのグリーンセンターで一目惚れしたのがこの木。小さい葉っぱがかかわいらしい常緑樹だ。観賞用としては人気のある物らしい。その場で買ってしまおうかという所まで行ったが、枝振りや、育て方を調べてからという事でとりあえず出直す事にした。
後日日を改めて出かけたのが川口市の安行という所。ここは古くから園芸の町として有名な所らしい。数多くの造園業者やグリーンセンターがたくさん有る。
道の駅「川口・あんぎょう」の緑化センターで見つけたのが写真のシマトネリコ。他にももっと小さい株の物も含めていくつか有ったが、見た瞬間、ビビっと来た。詳しい事は分からないが何となく...。
店の人が「これぐらいが理想ですかねぇ...。」と勧めてくれた鉢は中庭に入れるとかなり巨大で、見慣れるのにだいぶ時間がかかった。
本来、日当りの良い所が好きな木なので、少し葉を黄色くさせて来ているが、一冬こせば大丈夫だという。
ちゃんと育てられるのか心配だ。とりあえず、今度は剪定の仕方を勉強して、かっこ良く整えてあげようと思っている。

巨大梨

先日の連休に子供に梨がどんなところで採れるのか見せたくて、蓮田市の吉澤農園という梨園に行って見た。 すでに収穫の時期は過ぎていたので、木にぶら下がっている所は見る事は出来なかったが、農園のお母さんが親切丁寧に梨園を説明して見せてくださった。おいしい梨を実らせるのは大変手間が掛かるそうだ。 子供は背の低い梨の木の木陰をはしゃぎ回っていた。 残り少なくなって来た梨を一袋買って帰ろうとすると「おまけに…」と巨大な梨を二つ袋に入れて下さった。 子供の顔の大きさ程の梨に思わす3人で歓声をあげた。 いい思い出となった。家に帰って早速冷やしていただくと、甘くてみずみずしい美味しい梨だった。 スーパーで買ういつものとはひと味違った梨だった。

お疲れさまでした。

皆さん、土曜日の発表会お疲れさまでした。
私と致しましては、発表会自体も今までの中で最高の物だったのではないかと思っています。
また、打ち上げ、そしてその後の二次会も含めてとても楽しいひとときでした。
出演した方、聞きにこられた方、いかがでしたか？
是非レッスンで感想をお聞かせ下さい。
また、このブログにもコメントをお寄せ下さい。皆さんの感想やご意見を是非次回の発表会に活かしたいと思います。
ところで我が家は今、たくさんの花達の香りが漂っております。
今回出演されたある方の奥様がご好意で受付に花をと頂いたもの。
当日、ステージを飾ってくれた花達。
手前の胡蝶蘭は鴻巣の合奏の皆さんからお披露目会の時に頂いたもの。まだきれいに咲いてくれている。
外は秋雨の曇り空。
ひんやりとした空気。
何とも詩的ないい雰囲気。
皆さんありがとうございました。
欲を言えば、もう少し雨が穏やかに降ってくれると良いのだが。