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ジョン・コルトレーン大好き!

2025-07-26 11:15:00 | 音楽
気がつくとクラシックの合間にジャズもちょっと聴く。と言っても全然素人。その歴史についての本を一冊買って読み始めたけど初めの数ページを読んでそのままだ。だから何もわからない。有名なプレイヤーの名前は何人か知っているけど、その方々のどこが偉大なのかもわからない。だから,自分がいいなと思うものだけ聴いている。その中でも結構前からマイルス・デイビスが好きで、名盤と言われるものを何枚か買って聴いていた。これはもちろんCDで。その中でも特にお気に入りなのはKind of Blueというアルバム。


夕食の準備する時に、このアルバムをCDプレイヤーにセットして一曲目からかける。キッチンで用意しておいたハイボールを飲みながら調理を進めていくとちょうど良い具合に体にアルコールが回ってふわっとしてきたところでかかるのがFlamenco Sketchesという曲。冒頭のベースの2音を聴いただけで凄く落ち着いた気持ちになる。私の大好きな曲。このアルバムをかける時はこの曲に行き着くために最初から聴く事にしている。もっともキッチンでハイボールを飲む習慣はあまり体に良くない事がわかってからは控える様にした。
この曲の中でのマイルスのソロが良いのはもちろんだけど、くつろいだ曲調の中にも何か張り詰めた思いを感じさせるのがジョン・コルトレーンのソロ。何度も聴くうちに今度はこっちの方が気になり出した。
Amazonプライムでコルトレーンを検索して彼の名盤を何枚かチェックしてみた。
その中でもなんだか理由はわからないが、ジャイアント・ステップスというアルバムがとっても良い。どうしてもレコードで聴いてみたくなりヤフオクで状態の良いものを探し出した。個人の方の出品で盤もジャケットもとても良い状態で、出して直ぐに針を落とせる程だった。帯はすっかり色褪せているけど私はそれには拘らないし、むしろ要らないと思うくらい。他にも彼の代表作を揃えてみた。





コルトレーンが好きになってから以前からたまにチェックしていた土曜日夜11時からのNHKのラジオ番組、ジャズ・トゥナイトを以前より注意して聴く様になった。そこからまた新たな出会いがありそうだから。案内役の大友良英さんの声も気に入っている。とてもくつろいだ感じだから。






ブルーノ•ワルターのマーラー第一番が良い!

2025-07-24 21:06:00 | 音楽
ワルター/コロンビア交響楽団のマーラーの交響曲第一番を聴いたのは確か春先にかけていたラジオ番組だったと思う。ラジオは最近ではストリーミングで聴くことがほとんどになってしまったけど、どれだけの音楽と出会うきっかけとなったかわからないくらいだ。私が良く聴くのはNHKラジオのFM番組。午前中散歩や練習の合間に「クラシックの庭」の再放送をほぼ毎日と言って良いほどチェックする。金曜日の午前中はサックスプイヤーの上野耕平さんとモデルの市川紗椰さんの番組「かけるクラシック」の再放送。ワルターのマーラー第一番と出会ったのもその番組でゲストの方(誰だったか忘れたけど)が紹介していたのを聴いたのがきっかけだったと思う。マーラーは好きでよく聴くのだが、その中でも大好きな7番、9番,5番(アダージェットだけ聞いたりもする)は聴く機会が多いけど1番は何となくあまり進んで聴く気にはなれず、全集もののボックスでも下に溜まっている事が多かった印象だ。ワルターのマーラー第一番を聴いてこの曲のイメージがガラリと変わってしまった。大好きなマーラーの交響曲になってしまった。ワルターってもっと頑固な、というかなんか怖い人のイメージしか無かったけど、今ではそのお顔には似合わず凄く優しい人だったのではないかと思っている。ワルターのこの曲の演奏は私の勝手な印象だけど、何だか雨の後の公園の芝生の香りの様な感じがして、マーラーは後期浪漫派の作曲家だった事を思い出させてくれる気がする。




他にもモーツァルトの「リンツ」と「プラハ」、ベートーベンの「英雄」と「田園」のレコードも手に入れたけど(共にヤフオク)
残念な事にこの一番目当てだったマーラーの盤に結構なキズがあって、ちょっとな〜という感じになっている。出品先のショップの評価ではEX目立った傷はなしになっていたのに。多分出荷直前に間違ってジャケットからレコード盤がすり抜けて、そのまま床に滑り落ちたのではないかと勝手に想像している。いかにもそんなキズがついている。
不完全燃焼な欲求が早くも新たな盤の出品を求めている。仕方ない,もう一枚買うかな。



アルフレッド ブレンデル

2025-06-30 19:09:00 | 音楽
世界的なピアニストのアルフレッド・ブレンデル氏が今月亡くなったのを、今朝のラジオ放送で知りました。94歳との事。写真は数年前に買った114枚組のボックスセット。私が聴くようになったきっかけは、村上春樹の小説にブレンデルの録音の話が登場するのを知って(その小説自体は読んでいないのですが、、、)興味を持ち聴くようになり、勢いでその時ちょうど出たボックスセットを衝動買いに近い形で買いました。確かその時にもブログに書いたと思うのですが、昨今の物価高を考えると信じられない様な値段でした。

手前にあるのはこれまた最近悪い癖で購入したCDプレーヤー。非常に高機能でビックリするほど音も良し!上からディスクが回転している様子も見える様になっている。(高速回転するのであまり意味は無いけど。)でも,コイツを買ってからCDを一枚一枚じっくり聴く様になった。ちょっとアナログレコードをかける様な気持ちになるためかなと感じています。
ブレンデルはベートーヴェンのピアノソナタ全曲を3度も録音している。その他にもモーツァルト、シューベルト、リスト,バッハなど、これだけ一人の人間が人生の中で録音を残す事ができたというだけでも驚きです。114枚を聴くだけでも一苦労なのに!
個人的には2回目のアナログ録音のベートーヴェンのピアノソナタ全集が好きです。
ご冥福をお祈りします。




サージェント・ペパーズもアビイ・ロードも

2025-05-26 11:37:00 | 音楽
みんな持っていたのに結局買ってしまう...。
今私のレコード蒐集は、懐かしさを求める方向と聴いたことのない新しいアルバムと出逢う方向とに進んでいて、そろそろレコードラックが欲しいな〜と思っています。最近教室に通うある生徒さんから勧められて、ヤフオクにも手を出してしまいました。かなり珍しいものも出品されていてどれも気になります。早速以前から欲しかったレコードを2点落札しました。どちらもCDで持ってるのですけどね...。

冬休みにおすすめ4

2021-12-29 10:08:00 | 音楽
冬休みにじっくり取り組みたい曲を今日もご紹介して行きます。エンニオ・モリコーネ作曲ニュー・シネマ・パラダイス/鈴木大介編曲版です。映画音楽の人気曲といえば必ず名前が上がる曲のようです。最近教室に入会された小学生のお父様がたまたまイタリア人の方で、先日娘さんのレッスンに見学にいらした時、たまたま私が弾いているとすぐに反応されて、「その曲イタリアでも有名です。」とおっしゃっていたので人気の高い曲なのだと実感いたしました。弾いていた部分は例の冒頭の下降する美しいメロディー部分では無かったにも拘らずです⋯。いろいろな方が素晴らしいアレンジをされていますが、より原曲の魅力を十分に味わえる、鈴木大介さんの編曲は如何でしょうか?「キネマ楽園」という曲集にまとめられているアレンジは大部分が以前現代ギター誌に掲載されたものだと思いますが、この曲集にはさらにこだわった編曲のギター二重奏番もあります。このアレンジは多くのギタリストに演奏されたと思います。ついでにもう一度じっくり映画の方もみるのもいいかもしれないですね。