今年卒業の息子の小学校で、卒業式前日に先生から生徒へのサプライズでバンド演奏という企画があって、担任の先生からサポートを依頼されていました。最初は、クラシック・ギターでコード引きすれば良い、くらいに考えていたが、やはりバンドとなると音量的に厳しい。そこで思い切って高校時代にかじったエレキ・ギターを持ち出して猛練習。去年の秋にその存在を知って衝動買いしてしまった、マルチエフェクターがたまたま大いに役立った。先生としては最初からそれを期待していらした様だ。最初は、「ギターソロまではさすがに...」と、やんわりお断りしていたが、やってみるとなんてことなくできてしまった。途中からだんだん楽しくさえなってきてしまって、「俺ってなんの先生だっけ...」と思いながらかなり細かいところまで出来る限り「耳コピ」した。バンドスコアのギターパートのタブ譜も難なく読めるようになっていた。阿部真央の「Believe in yourserf」とゆずの「栄光の架け橋」の間にしっかり「アルハンブラの思い出」も披露できた。終わった後は６年年生の同級生にサイン攻めにあった。人生で今まで１日でこんなにサインを求められたことはない！そもそも芸能人みたいなかっこいいサインも考えていなかったので、とりあえず自分の名前を筆記体で丁寧にサインした。私にとっても、多分息子にとっても、とても思い出深い１日となった。