遠距離ボーイズラブ ><

アメリカ・日本の遠距離恋愛、マイペースな彼『クリス』と、超ネガティブな『自分』に起こったこと。

休憩室での怖い話、そこに泊まる僕

2020年01月13日 00時00分00秒 | 日記
仕事が終わり、僕はボスと一緒に夜ご飯を食べに行った。
そこで、ボスは恐い話を始めるのでした。

ボス:あんな、この前の土曜日の夜、空き巣に入られたんよ。
   ほんでな、液晶テレビ(14型)と掛け布団が盗まれたんよ。
   売り専のMちゃんが出勤時に
   「テレビ無いですけど、どうかしました?」って言ってきて、
   それで空き巣に入られたことが分かったんだけど、恐ない?
   こんな、低所得者ばかり住むようなエリア、
   金目のものが無さそうなアパートに空き巣。

僕 :確かに・・。
   その日、休憩室に誰も人は泊まってなかったんですよね?

ボス:泊まってなかった。

僕 :鍵は開けられたんですか?

ボス:それがな、その日に限って閉め忘れたんよ。

僕 :そうなんですね。
   たまたまだったらいいですが、閉まってなかったってことを監視してて、
   それで入られてたら恐いですね。
   盗聴はされてたりしないですか?

ボス:盗聴対策はとってあるから、それはない。

僕 :そうなんですね。もし、その時、休憩室に泊まってる人がいて、
   空き巣と鉢合わせなってメチャ恐いですね。

ボス:でも、あんな場所狙う空き巣なんかおれへんと思うねん。
   ほんでな、考えてみたら、暴力団の俺らはここまでできるで、
   次は人を殺すから余計なことはすんなって警告かなぁ~って。

僕 :メチャ恐いじゃないですか。今夜、僕はそこに泊まるんですよね?

ボス:せやな(笑)

僕 :メチャ恐いじゃないですか。僕、もう今夜、寝れないです。
   殺されたらどうしよう~

ボス:気~付けてな(笑)
   でな、暴力団の嫌がらせか、もしくは、
   内部(今又は過去に売り専の仕事してた人)の犯行やないかな~って思ってんよ。
   部屋は荒らされてなくて、テレビだけピンポイントで盗まれてたし、
   部屋の中に人がいるかもしれないってリスクをおかしてまで、
   あんなボロアパートに入ろうって思わないと思うねん。
   だから、夜中に休憩室に人がいないって知ってるやつの犯行やと思うねん。

僕 :内部で怪しそうな人はいるんですか?

ボス:それで、犯行できそうな人を考えてたら、真夜中に来れる人、
   休憩室に徒歩圏内に住んでる人か車持ってる人かなぁ~と思って考えだけど、
   該当するやつがおらんかったんよね。
   でもな、今日になってある人物が浮上したんよ。
   それは、昨日休憩室におった○○、あれを見た瞬間、コイツかもって思ったんよ。
   というのはな、彼、いつも自宅待機で事務所にも来~せんし、
   ここ半年くらい仕事の依頼が入ってないんよ。
   そんなやつが、いきなり、休憩室で待機っておかしいやん。

僕 :いつも休憩室で待機してるん人じゃないんですね。

ボス:ほんで怪しいと思って、「なんで来たん?」って聞いてみたら、
   「待機保証のお金がもらえないかどうかを聞きに来た」って答えたんやけど、
   彼が入店する時にも、週4日以上勤務で休憩室待機なら待機保証金を出すけど、
   それ未満の出勤日数なら出せないって伝えたから、
   待機保証がもらえないってことは知ってるはずなのに、
   また同じことを聞きに来た、しかもこのタイミングで。怪しいやろ?

僕 :確かに怪しいですね。

ボス:よく、犯人は現場に戻ってくるって言うやろ?
   ほんでな、次の瞬間、彼の犯行が確信に変わったんよ。
   「ここまでは何で来たの?電車?」って聞いたら、彼は「自転車」って答えんよ。
   その瞬間、コイツや~って確信に変わったんよ。
   東大阪から自転車で2時間かけて、
   仕事が入る可能性が極めて低い状況でここまでは来るなんて怪しすぎるやろ?
   しかも、自転車で来たと言うことは、
   当然、犯行当日の夜中も自転車で来ることが可能だったってことやん。
   それで、犯行目的は不明やけど、
   液晶テレビを自転車のかごにダイレクトに入れると怪しいから、
   それを隠すために掛け布団を盗んでったんちゃうかな~って思ってんよ。

僕 :そうなんですね。
   彼のいろんな情報を並べていくと、本当に怪しいですね。
   であれば、今夜は安心して寝れるんですが(笑)

ボス:あの休憩室、気~付けてな。前、寮生がおるとき、夜中、
   「窓開けたら、横のアパートのベランダから女の人がじっとこっちを見つめてくる」
   って電話かかってきたから、
   急いで行ったら、女の人の姿はなかったんだけど、
   よくよく考えたら、そのベランダのあるアパート、人気がないんよね。
   電気が付いてるとことか、人がいる姿、見たことない。

僕 :もう止めてください(>_<)


そして、ご飯を食べ終え、事務所に行き、一人、
恐る恐る休憩室のドアの鍵を開け、誰もいないことを確認し、
ボスの部屋へ鍵を返しに行くと、
ボスが

ボス:わぁ~

ドアの背後から、脅かしてきてきたのでした。

僕 :うわぁぁぁ~

とめちゃビビり&大声を出してしまったのでした(笑)
ボス、本当にタチ悪い。

そして、電気を付けながら寝たのでした。
夜中、何度も目が覚め、熟睡できないのでした。
翌朝、早く目が覚めてしまい、時間がもったいないと思い、
まだギリギリ紅葉が終わってない京都へ行くことにした。

阪急の駅まで徒歩圏内の為、阪急で行ける嵐山に行くことにした。


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