遠距離ボーイズラブ ><

アメリカ・日本の遠距離恋愛、マイペースな彼『クリス』と、超ネガティブな『自分』に起こったこと。

大阪でも売り専に登録

2018年03月14日 00時57分02秒 | 日記
クリスの気持ちを知りたい・・・
そう思い名古屋で売り専の登録をし、
初仕事から1カ月、
その後、仕事の依頼は全然来ないのでした。

休みの日に、いつ仕事が来ても良いようにと
スタンバってる自分がバカらしく思えてきてたのでした。
それに加え、ホームページ上に載ってる
僕のスケジュールは適当で、ボスに対する不信感がたまっていた。

そんなとき、どんなタイプの人でも
即日採用という大阪の売り専の求人を発見した。
そして、連絡し、面接に行くことになった。

前のところは、顔写真を最初に送って容姿チェックがあったが、
この売り専は事前写真チェックは何もないのでした。

大阪の指定された場所へ行き、
書類に住所等や誓約書、自己PRを書き、
それからネットに載せる為の写真を撮ったのでした。
ここのボスはとても優しく、お話し好きで、
名古屋の売り専のボスとは正反対でめちゃ社交的で優しいのでした。

写真撮影後、名古屋へ戻り、
スケジュールを確認し、
大阪の売り専出勤可能日をボスへ送った。
数日後、ボスからネットに僕のプロフィールを掲載した旨の
メッセをLINEで受け取り、確認してみた。

写真はいい感じに加工してあり、
プロフをかなり盛られた内容になってたのでした。
特に年齢は実年齢よりも8歳若かったのでした(笑)。

出勤するスケジュールもちゃんと入っていて、
名古屋の売り専とは違い、ちゃんと管理&更新されていて、
とても嬉しいのでした。

大阪の売り専、初出勤日、結局、指名ははいらず、
仕事はなしで終わった。
やっぱり、名古屋と同じ感じで、
仕事が入らずに時間だけが過ぎていくのかなぁ・・・。

こうやって僕はどんどん、違う方向に染まって行くのでした。

伊丹空港で短いデート

2018年03月07日 22時11分06秒 | 日記(ポジティブ)
伊丹空港に着き、
僕はクリスにカレンダーとどら焼きを渡し、
クリスにかけてもらってたペアネックレスを
返してもらった。

そして僕とクリスはJALのカウンターへ行き、
クリスは飛行機のチェックインをした。
クリスは17:20の飛行機を
16:30の飛行機に変更するとバスで言っていたが、
カウンターで、17:20の飛行機でお願いしますと言って
チェックインをしていた為、僕は意外で驚いたのでした。
結局、クリスはフライトを変更せず、
17:20の飛行機で東京へ行くことになったのでした。

チェックイン後、クリスが荷物整理をしたいと言い、
イスの上に手荷物のバッグを明け、
りそなのカレンダーやホストの雑誌をしまうのでした。
バッグの中には、見覚えのある赤いTシャツが入っていたのでした。

その赤いTシャツは、僕とクリスが出会った日の夜、
僕がクリスの部屋に泊まり、
翌朝、僕がクリスの部屋に忘れてったやつで、
翌翌日にクリスと再会したとき、
クリスが「エイチくんの忘れ物~♪」と言い、
待ち合わせ場所に着て現れてた思い出のTシャツだったのでした。

クリス、まだこのTシャツを
大切にしてくれてたんだ~。
なんか嬉しくなったのでした。


その後、クリスが「こっち」と言い、僕を呼び寄せ、
一緒にエスカレーターに乗り、保安検査場の方へ。
クリスが乗る飛行機の時間までまだ1時間20分くらいあるので、
しばらく一緒に過ごしてくれるのかな~と思っていたら・・


クリス:席、窓際に変更したい。
    搭乗口で変更するから、今から保安検査場を通るね。

 僕 :そうなの?せっかくだから、クリスともう少し一緒に過ごしたいよ。


すると、クリスは即答で


クリス:OK


そして、レストラン街を歩いていると
クリスがお寿司屋の前で立ち止まったのでした。


クリス:鉄火巻き食べたい。
    入ろう。


そして、二人でお寿司を食べたのでした。
注文が終わり、僕はクリスに話し掛けた。


 僕 :クリス、

クリス:うるさい(笑)

 僕 :うんとさ~

クリス:うるさい(笑)

 僕 :あ

クリス:うるさい(笑)

 僕 :何にも

クリス:うるさい(笑)

 僕 :言ってないじゃん(笑)

クリス:うるさい

 僕 :も~。クリス、Sなんだから~。

クリス:ハハハ~(笑)
    エイチ、時々、メッセージうるさい。

 僕 :だって、クリス、全然返信返してくれないんだもん。

クリス:これ。


クリスはチャットの画面を見せてきたのでした。
そして、読み上げ出したのでした~。


 僕 :も~。恥ずかしい。
    でも、時間差があるでしょ?
    フンだ。

クリス:成田空港に行ったら、いつも寿司を食べる。

 僕 :前、成田に行ったとき、一緒に寿司食べたね。
    あの寿司屋さん、去年の2月に母親とJALでパリに行ったとき、
    飛行機が遅れてミールバウチャーもらったから、
    そのときに、クリスと行ったあのお寿司屋に行ったんだよ。

クリス:へー

 僕 :帰りのロンドンから乗ったブリティッシュエアウェイズの飛行機で、
    コックピットに入れさせてもらえたよ。
    あと、機長席に座って操縦桿を握って写真を撮ったよ。

クリス:俺もこの前、コックピットに入って、
    いろんなスイッチを押した。レバーを押してとか、指示されたよ。

 僕 :そうなんだ~。僕もスイッチをいくつか押したよ。ドキドキした。

クリス:JALはいいじゃん。乗ってるお客はビジネスマンが多い。

 僕 :そうなんだね。僕はANAばっかだよ。あと、Peach。

クリス:ANAは悪い。

 僕 :そう?

クリス:俺がANAが嫌いな理由、話さなかった?

 僕 :聞いてないよ。

クリス:数年前、ロサンゼルスから成田に行く飛行機でトラブルがあって
    機材振り替えになったことがあったよ。
    エンジンから火をふいてて危なかった。

 僕 :そうなんだね。メンテナンスがしっかりしてなかったんだね。

クリス:うん、だから、嫌い。JALは事故、全然ないよ。

 僕 :でも、前、御巣鷹山で落ちたじゃん。

クリス:あればボーイングのせい。

 僕 :確かに、ボーイングのせいだね。

クリス:ANAもPeachも悪い。
    ジェットスターはいい、オーストラリアのカンタスグループだから。

 僕 :でも、ジェットスタージャパンはJALがやってるよ。

クリス:でも、ヘッドはカンタスだよ。

 僕 :そうだね。


クリスと飛行機の話で盛り上がるのでした。
そして、クリスが自分から写真を見せてきたのでした。


クリス:これ、シンくん

 僕 :ロサンゼルスに住んでるん友達?

クリス:シアトル

 僕 :そかそか。


クリスは僕がシアトルの友達に対して疑いの目を向けてたり、
ヤキモチ妬いてることを知ってるからなのか、
安心させるために写真を見せてくれたのかも~。そう思うのでした。


 僕 :昨夜は23時くらいにお風呂に行ったんだね?

クリス:うん

 僕 :その後、忘年会があったの?

クリス:うん

 僕 :何時くらいに終わったの?

クリス:2時くらい

 僕 :それからどうやって家に帰ったの?

クリス:車で家まで送ってもらった。


クリスと同じ売り専で働く人気ナンバーワンボーイのブログにも
忘年会の記事がアップされていたので、
クリスはこれに参加していたようなのでした・・・。
ウソはついてなくても、複雑な心境なのでした。


クリス:エイチ、知ってる?
    大阪の銭湯は、他の県の銭湯と違う特徴があるよ。分かる?

 僕 :え~?そうなの?

クリス:うん

 僕 :なんだろ~
    僕たちがよく行ったお風呂もそうなってる?

クリス:うん

 僕 :そっか~。
    僕、大阪以外で銭湯に行ったことがないから、
    違いが分からないんだよね(笑)
    ヒントは?

クリス:風呂のまわり

 僕 :え?
    テレビがついてるとか?

クリス:違う

 僕 :シャンプーがない?

クリス:違う

 僕 :建物の出入口が2つある?

クリス:違う

 僕 :露天風呂がある?

クリス:違う

 僕 :なんだろ~、分からない

クリス:答えは、大阪の銭湯は入るのところ(バスタブ)が2ステップになってる。
    他のところはステップはないよ。

 僕 :そうなんだ~。

クリス:うん、京都も兵庫も奈良もステップはない、大阪の銭湯だけ。

 僕 :そうなんだ、今度、他のところで銭湯に行ったら、確認してみよ。

クリス:うん
    りそにゃんって知ってる?

 僕 :何それ?

クリス:りそな銀行のネコ

 僕 :あ~、アレね。

クリス:あのネコの目がやばいよ

 僕 :そうなの?


そして、クリスはネットで調べ、りそにゃんの目を見せてくれた。


 僕 :確かにヤバイね(笑)

クリス:でしょ


こんな話をしているうちに、
お寿司がやってきて、食べ始めたのでした。
クリスがお寿司をいくつか箸で食べたあと、
手でお寿司を食べ始めたのでした。


クリス:知ってる?お寿司を手で食べるのは関西風なんだよ。

 僕 :そうなの?
    逆じゃない?関東風っぽい気がする(笑)

クリス:え?そうなの?

 僕 :分からないけど、そんな気がする。
    僕も普段は手で寿司を食べるよ。
    でも、今日はおしぼりがないから、お箸で食べてるよ。

クリス:あ、本当だ。寿司屋でおしぼりがないのは珍しい。

 僕 :本当、珍しいよね。


クリスとはキスやエッチはしてないが、何気ない話を沢山できて、
とても楽しい時間を過ごすことができたのでした。


ご飯を食べ終え、クリスは保安検査場へ。
クリスと最後に固く握手をし、


 僕 :クリス、仕事がんばってね。

クリス:ありがとう

 僕 :またね!


そう言って、クリスは列を進んでいくのでした。
保安検査場の列で、クリスは何回か振り返るのでした。
そして、見えなくなる一番最後のところに振り向いて、
手を振ってくれたのでした。

こうして、僕とクリスの5時間半のデートは終わったのでした。
短い時間でしたが、とても楽しかったのでした。
もっとクリスと過ごしたい、そう思うのでした。

でも、今は寂しい時間ではない、
だってクリスと楽しい時間を過ごしたのだから。

僕は展望デッキでクリスが乗った飛行機が経つところを見送ることにした。
17時すぎに搭乗が始まり、ボーディングブリッジに人が渡る姿が見えるのでした。
しばらくすると、クリスの姿もあるのでした。
僕はクリスが飛行機に乗った後、メッセを送った。

夜、僕はクリスの思いに反し、
友達の家に泊まったのでした。
クリスは19時頃には羽田につき、池袋へ向かい、
23時頃には仕事は終わっていたようなのでした。

あと数週間すると、
クリスの新しいビデオがアップされるんだろうなぁ・・。
そう思うと、やはり胸が痛むのでした。

伊丹空港行きのバスの中で・・・

2018年03月05日 22時54分18秒 | 日記
険悪なムードの中、
僕とクリスはバスで隣同士の席に座り、
チャットしながら伊丹空港向かったのでした。


 僕 :クリス、selfishごめんね。
    でも、僕、クリスのことが好きだから、

クリス:なん人も聞こえるよ
    分かってうよ

 僕 :怒らないで
    relaxの邪魔をしてゴメン

クリス:i just do not have desire to kiss today

 僕 :ok
    you and me are like black and white
    thinking are different
    クリス、僕のわがままを聞いてくれてありがとう
    今日はキスしないでいいよ

クリス:ありがとう
    今度にキスしましょう

 僕 :でも、次に会うときには、
    前回と今回の分、沢山キスしてね

クリス:yes

 僕 :ありがとう
    あと少しだから、スマイルクリスになって。
    僕もスマイルエイチになるよ
    クリス、僕がバスを降りるのを止めてくれて、ありがとう


そして、手を繋ぎながら、
バスの中で仕事の話をしたのでした。


 僕 :クリス、今日はどんな仕事をするの?

クリス:ファッション撮影

 僕 :撮影の仕事は楽しい?

クリス:うん、服を選んだり、撮影クルーと話したり、同僚と話す時間が楽しい。

 僕 :そうなんだね。撮影の時は、どんなことを考えてるの?

クリス:何も。

 僕 :そっか、仕事に集中してるもんね。
    でも、準備をいろいろしなきゃいけないから大変だね。
    へアセットは自費でしなきゃいけないし、交通費も自分持ちでしょ?

クリス:うん、今日は池袋に行くけど、
    羽田空港から池袋までの往復交通費は会社が出してくれる。

 僕 :そうなんだね。


クリスは急に僕の手を離し、
LINEで誰かとチャットをし始めたのでした。
クリスのLINEのチャットを覗きこむと・・・


クリス:今、アラスカ上空だよ

 誰か:そんなところからメッセ送れるの?


日本帰国便の中でのやり取りも上部に表示されていたのでした。
クリス、飛行機のなかで、友達とチャットしてるんだ~、
僕には飛行中にメッセージを送ってくれたことはないのに・・・。

クリスのLINE、普通の人だとチャット画面の背景は
何も設定されてないのですが、
この人のLINEの背景には、僕のと同様、
この人の顔写真が張り付けてあるのでした。

ひょっとしたら、この人はクリスの新しい好きな人?
僕はもう恋人じゃないんじゃないか?とか、
二股かけられてる?とか、悪いことばかり考えちゃうのでした。

この人とのチャットが終わったあと、
クリスはは腕組みをし、手を繋いでくれないのでした。


僕はクリスに膝をちょんちゃんと触り、
手を繋ごう合図を再び送り、手を繋いだ。しかし


クリス:暑い


そして、クリスは僕の手を離したのでした。
僕はとても悲しく思い、寂しそうな顔をして、
クリスを見つめた。
もう一度、手を繋ごう合図を送ると、手を繋いでくれたのでした。

そうこうしてるうちに、バスは伊丹空港に到着した。

OCAT、そして伊丹空港へ

2018年03月05日 00時40分13秒 | 日記
りそな銀行をあとにし、
御堂筋の韓国領事館周辺を歩いていると、
右翼団体の車が通りがかった。


クリス:警察がバリケード張るかも

 僕 :そんなことしないんじゃない?日本の警察、全然動かないから。


すると、街宣車は右翼の音楽を止め、
韓国人排泄を訴えるコメントを言い始めたのでした。

 
クリス:ビデオとって


僕はそう言われ、ビデオを撮ったのでした。


クリス:おもしろい


と、警察と右翼のやり取りを楽しそうに見てたのでした。
その後、道頓堀のところでりそなでもらったカレンダーで
クリスが僕の頭を叩いてる写真を撮り楽しい時間を過ごしたのでした。

その後、なんばHipsのトイレへ。
クリスは仕事前、決まってここのトイレで浣腸をして、
お尻を洗浄するのでした。
ビデオ撮影でウケができるように準備をするクリス、
そう考えるだけでツラいのでした。

トイレから出てきたクリスは


クリス:へアセットしなきゃ、東京か大阪で。
    OZが空いてたらそこに行く。
    空いてなかったら東京でする。


そう言い出し、ホスト街にあるヘアーサロンOZでへアセットをするのでした。
クリスは現金の手持ちがなかった為、僕がお金を建て替え、
クリスの横でクリスがへアセットされる様子を見てるのでした。

クリス、セットしなくてもカッコいいですが、
セットするともっとかっこよくなるのでした。

このあと、再び宗右衛門町のサンクスへ行き、
クリスはお金をおろし、僕が建て替えた分を払ってくれ、
その後、OCATへ向かった。


クリス:エイチ、伊丹空港まで一緒に来るの?


 僕 :どうしようかな~
    空港まで高いしね~、

クリス:安いよ、600円くらい


せっかくクリスが誘ってくれたのと、クリスと少しでも長くいたかった為、
伊丹空港まで行くことにしたのでした。


 僕 :じゃあ、空港まで行く

クリス:OK。東京に行く飛行機を1時間、早めるかも。

 僕 :そうなの?
    そうしたら、空港に行ってもすぐにバイバイだね。

クリス:でも、空港までは一緒に過ごせるよ。

 僕 :そうだね。
    クリスは今夜、大阪に帰ってくるかどうか分からないんだよね?

クリス:うん

 僕 :僕は今夜、大阪に泊まるかもしれない

クリス:ダメ、大阪に俺はいないよ。
    だから、エイチは今夜、名古屋にちゃんと帰ってね。

 僕 :でも、せっかく大阪に来たから、泊まってくと思う。

クリス:エイチは大阪にゲイの友達がいて悪い。
    だから、今夜はちゃんと名古屋に帰るね。俺の安心の為に。


クリスは僕がゲイの人とエッチをすることを恐れ、
僕がゲイの人とできるだけコンタクトを取らないように仕向けるのでした。
クリスも僕に内緒でゲイの人とやり取りしたり、会ったりしてるのに・・。


クリス:エイチは田舎の名古屋に帰った方がいい。
    名古屋がエイチのホーム、大阪はエイチがいる場所じゃないよ。

 僕 :じゃあ、大阪に移住しようかな~。


途中、エスカレーターの人気のない場所で、


 僕 :ちゅー

クリス:・・・

 僕 :誰も見てないじゃん。

クリス:エイチは一人暮らしをしてみると強くなっていいかもね。

 僕 :じゃあ、大阪で友達とルームシェアする

クリス:ダメ


難波の地下街を歩いていると、
中国語のアナウンスが流れてるのでした。

クリスはただでさえ非常識な人の多い中国人が嫌いですが、
それに、加え、僕の仲良しの元カレが中国人の為、中国は大嫌いなのでした。


クリス:中国語のアナウンスは必要ない。
    日本語と英語と韓国語だけでいい。
    英語は世界語だから必要だし、
    韓国語は日本の隣国だから必要だけど、中国語はいらない。

 僕 :そうかな?

クリス:中国は絶対に行きたくない。上海も北京も最低。

 僕 :(笑)


そうこう話している間にOCATに着くのでした。
僕はクリスが伊丹空港でキスをしてくれないことは分かっていた。なので・・


 僕 :クリス、トイレに行かない?
    キスしたいよ。

クリス:しない


すると、まもなく伊丹空港行きのバスが発車します!
というドライバーの声が聞こえたのでした。

僕はどうしてもクリスとキスがしたかったので、
キスできないなら、空港に行っても虚しいだけだと思ったので、


 僕 :どうしよう・・
    空港、行くの止めようかなぁ・・


すると、クリスは


クリス:エイチ、バスはもうすぐ出発だよ。
    俺はチケットさっき買ったから、あそこで早く買って行こう。早く!


クリスが必死に僕を空港へ連れていこうとしてくれたので、
僕はチケットを買い、リムジンバスで一緒に伊丹空港へ行くことにしたのでした。

バスに乗り込むと、クリスは一番後ろの席に座るのでした。
そして、僕はここでもクリスにキスを迫ったが、クリスに拒まれるのでした。


 僕 :クリスは僕のこと、嫌い?

クリス:違う。人が見てる。

 僕 :人が見てないところでだってキスしてくれないじゃん。

クリス:歯磨いてないから、口の臭いが気になる。

 僕 :僕は臭い、気にならないよ。僕のミンティア食べる?

クリス:いらない、疲れてるよ。

 僕 :キスにそんなパワーを使うの?

クリス:今日はキスする気分じゃない。

 僕 :撮影の仕事で沢山キスをするからできないの?

クリス:違う。


このバスは南海なんば駅経由で伊丹空港に行くバスで、
南海なんば駅にバスは到着した。
僕はここでバスを降りようと思い、
荷物をまとめて、席を立ったのでした。


クリス:え?どうして?

 僕 :だって、クリスは僕のこと、好きじゃないでしょ?
    それに、一緒に居たくないでしょ?

クリス:違う。一緒に空港に行く。

 僕 :ここでバスを降りるよ。

クリス:うーん、一緒に空港に行く。


僕は悩んだが、クリスは引き留めてくれたので、
バスを降りず、クリスと一緒に空港に行くことにした。

一番後ろの席の横には、
南海なんば駅から他の客が乗ってきていたが、
僕はコートを脱ぎ、クリスと僕の間にコートを置き、
クリスの膝を指でちょんちゃんとつつき、
手を繋ごう合図を送るのでした。

クリスは機嫌は悪そうで、嫌そうな顔をしていながらも、
僕の手を握ってくれたのでした。

横に人がいたため、僕たちはLINEでチャットをしながら、
空港へ向かったのでした。