遠距離ボーイズラブ ><

アメリカ・日本の遠距離恋愛、マイペースな彼『クリス』と、超ネガティブな『自分』に起こったこと。

だったら、別れる?

2016年04月30日 20時00分00秒 | 日記
寝る前、
クリスは誰かとずっとチャットをしてるのでした。

どうやら、友達からクリスの画像を使って
クリスに成り済ましてる人がGoogleにいるという内容で、
クリスはGoogleに報告をしたのでした。
その後、今度は別の人とチャットをしていた。
そして僕が携帯を覗き込もうとすると、
携帯画面の向きを変え、
僕には見えないようにするのでした。


 僕 :誰とチャットしてるの?

クリス:友達

 僕 :僕に見せれないような内容のチャットしてるの?

クリス:違う。でも、誰にでもプライバシーがある。

 僕 :怪しい。さっきまで眠いから寝るって
    あんなに言ってたのに、そんなに大事なチャットなの?

クリス:うん。来週、パリに行くんだけど、
    アイルランドの友達のお姉さんがパリに住んでて、
    2ベッドの部屋が空いてるから、
    そこに泊めさせてもらうための打ち合わせ。

 僕 :そうなんだ。
    で、アイルランドの友達と一緒にパリで過ごすんだ~。
    僕とディズニーランドに行く約束はできないのに、
    アイルランドの友達とパリで遊ぶ約束はできるんだね。
    僕とディズニーランドなんか行きたくないもんね。

クリス:違う。でも、今はその時じゃない。

 僕 :ふーん。
    クリス、お願いがある。
    ゲイのアプリを使うのはOKだけど、
    プロフィールに付き合ってることをちゃんと明記してほしい。

クリス:してるよ

 僕 :全部のアプリじゃないでょ。

クリス:全部のアプリだよ。

 僕 :じゃあ、見せて

クリス:今は寝る。また明日

 僕 :クリスはウソつきだね。スゴく不快だよ。

クリス:エイチだって、いついつにどこどこに
    遊びに行くって明記してて、不快だよ。

 僕 :じゃあ、書くの止めるね。

クリス:それにエイチだって付き合ってること書いてないし。

 僕 :じゃあ、これから変えるね。今、変えよう。

クリス:また明日

 僕 :クリス、僕たち、
    お互いに不快に感じてるでしょ?
    だったら、別れる?

クリス:しない。エイチは考えすぎ。
    寝て、ゆっくり休もう、

 僕 :OK、おやすみ


微妙な感じで就寝しましたが、
寝てる間は、ずっと手を繋いだり、
抱き締めたりしてたのでした。

俺にはルールがある・・・

2016年04月29日 20時00分00秒 | 日記
僕たちは心斎橋から御堂筋線に乗り、梅田へ向かった。


心斎橋駅の階段で人がいなかったのでキスをしたいと伝えると、
クリスは唇が痛いからキスはできないと断られたのでした。
確かに、クリスの唇にはヘルペスみたいなのができていたのでした。
でも、僕はクリスとキスができないと思うと、
テンションがた落ちなのでした。
そして、電車の席はバラバラでしか空いていなく、
クリスは疲れたから座ると言い、勝手に一人だけ席に座るのでした。
協調性の無さに嫌気が差し、僕はクリスと離れた席で座ることにした。
でも、今日は3カ月半振りに会ってるせっかくの大切な日、
こんなんじゃいけないと気付き、
クリスの座ってる席の前に行き、立つことにした。

梅田に着き、ラブホテルへ向かった。
電車を降りると・・


クリス:エイチ、俺にはルールがある

 僕 :どんなルール?

クリス:あとで話す

 僕 :それは僕も守らなきゃいけない感じ?

クリス:俺のルール

 僕 :それを聞いたら、僕は悲しくなる?

クリス:うん

 僕 :え~、やだなぁ・・・。


テンションがさらに落ちるのでした。
そして地上に出て、堂山へ向かった。

ラブホ、途中退出とかができない場所もあるし、
一旦、部屋に入ってから外出するのが面倒だったので、
コンビニで飲み物とか買ってから入りたいと思い、
クリスにその旨を伝えると・・


クリス:途中で外出できるよ。前もそうしたじゃん。

 僕 :前?僕、ここに泊まるの2回目だよ。
    しかも、1回目はクリスと出会った日だから、
    休憩しかしてないよ。

クリス:前したじゃん。

 僕 :誰か別の人と来たときにしたんじゃないの~


でも、よくよく考えてみると、
クリスは梅田のラブホでの話ではなく、
前回、上本町で泊まったホテルとかの話をしてたのかも・・。

ホテルに着き、思いっきりハグをし、
そして、ベットで寝転びながら、クリスのルールを聞いた。


 僕 :クリス、さっき言ってたルールって?

クリス:俺は結婚したら、ノンケ(異性愛者)に戻るよ。
    だから、ゲイの人との関係は全部断ち切るよ。
    ゲイアプリは消して、Facebookはブロックして、もう終わり。
    連絡は一切取らない。それが俺のルールだよ。


僕はクリスと別れる日が来ることは分かっていたが、
クリスと永遠に別れる、二度と連絡を取らない、
そんな状況が考えられなかったし、
あまりにも寂しすぎて、とてもショックなのでした。
そして、僕の目からは涙がこぼれ落ち、
僕はクリスに抱き付いた。


 僕 :そんなの嫌だよ。
    せっかく、クリスと仲良くなれたのに、
    クリスとの縁は切りたくないよ。嫌だよ。


しばらくすると、クリスはこう言ってくれた。


クリス:ゲイの人との関係は断ち切るけど、
    エイチがノンケになるなら大丈夫だよ。

 僕 :本当?

クリス:うん

 僕 :クリス、僕、もう年も年だから、クリスとの恋が終わったら、
    彼女を作って早く結婚をしようと思ってるよ。
    だから、ずっと決めてることがあって、
    それは、クリスが僕の最後の彼氏だよ。

クリス:OK。エイチ、俺はキレイな人と結婚するよ。
    エイチの奥さんはまぁまぁな感じかな(笑)。

 僕 :僕はクリスよりも可愛い子供を作るよ。

クリス:競争しよう。

 僕 :うん。

そして、ベッドでイチャイチャし、
久しぶりにクリスとエッチをしたのでした。
3ヵ月くらい前から、僕は売り専の仕事をはじめ、
ちょこちょこ他の人とエッチをする機会があり、
ウケもそれなりにしていましたが、
クリスのアソコは普通の人より大きめで太めなので、
正直、痛かったです。
アナルも少し切れた感じでヒリヒリするのでした。
でも、これも、クリスが入れてくれた証、
そう思うと、この痛みも悪くないのでした。
むしろ、ずっと消えずに残っててもらいたいのでした。
最後、クリスは僕に中出しし、
痛いけど幸せで甘い時間は過ぎていったのでした。

クリスと3カ月半振りの再会

2016年04月28日 20時00分00秒 | 日記(ポジティブ)
クリスと会う当日、
僕は仕事前にクリスにメッセを送った。


 僕 :おはよー


昼休みになり、携帯を見たがクリスからの返信は来ていなかった。
そして再び、メッセを送った。


 僕 :今日、新幹線に乗っていくから、
    21:37に難波に着く予定だよ~。
    この時間は会えるよね??


結局、クリスからの返信を確認できないまま
お昼休みは終わった。
仕事終わり後、メッセを見ると、
僕がお昼、メッセを送ってから30分後に、
クリスから返信が届いていた。


クリス:何?会える?え~
    (笑)
    はいはい、大丈夫


僕は仕事が終え、急いで
電車へ飛び乗り、そしてクリスへメッセを送った。


 僕 :今、仕事終わったよ~
    難波のどこで待ち合わせする?

クリス:お疲れ様

 僕 :ありがとう
    21時34分に御堂筋線で難波に着くよ。
    どこで待ち合わせする?

クリス:道頓堀

 僕 :グリコの看板の前?

クリス:うん

 僕 :今、新大阪から御堂筋線に乗ったよ~

クリス:オッケー
    今は班長を待っとく
    ちょっと遅れ~

 僕 :えー
    クリスがいる所に行く
    何分くらい遅れるの?

クリス:5分

 僕 :早く来てね


15分後の21:39、クリスからメッセが届いた。


クリス:着いてから、連絡して

 僕 :今、なんばだよ

クリス:オッケー

 僕 :hipsにいる
    道頓堀に着いた?

クリス:あと1分


2分後


 僕 :僕はもう着いてるよ

クリス:見てない(姿が見えない)


そして、電話し、やっとの思いで、
3カ月ぶりの再会を果たしたのでした。
しかし、今回もクリスは少し遅刻。
その理由は、難波で班長を待ってるから
という意味不明な理由なのでした。

僕はクリスにしでも早く会いたいと思い、
電車に飛び乗り、
かつ、少しでも早くと思い、
高いお金を出して新幹線を使ってきたのに・・。
怒りたい気持ちは山々でしたが、
今回は怒らずに、ガマンすることにした。


待ち合わせ場所に来たクリスは
ホストみたいなファッションの服を着ていた。
僕はクリスが遅刻してきたことに対し、
やや不満ながらも、一緒に写真を撮り、
その後、道頓堀界隈を歩きながらいろんな話をした。

僕がソウルに行ったとき、
クリスは僕が白人の友達とあってたことを知り、
とても不快だということを伝えられた。
特に、僕とその友達が行った場所がデートスポットだったから
更に不快に感じたようなのでした。
僕もクリスがアイルランドに行ったときに、
アジア人の男性と仲良しの写真を撮ってたことが不快だと伝えた。
クリスは、高校の時の友達と言っていた。
本当かどうか怪しいけど・・。


クリス:エイチ、伝えておきたいことがあるんだ。

 僕 :何?悪いこと?

クリス:ではないけど、俺の将来のこと

 僕 :うん、なに?

クリス:俺は将来、結婚して、家族を持ちたいと思ってる。だから、エイチとずっと一緒にはいられない。

 僕 :なんだ~、そんなこと。僕もクリスと一緒だよ。
    将来は結婚して、子供が欲しいよ。
    じゃあ、僕たち、一緒だね。
    もう、付き合ってる女の人とかいるの?

クリス:まだ。でも、会社の先輩が紹介してくれるって言ってるから、
    近いうちに会う。

 僕 :そうなんだ。

クリス:それで、25か26くらいには結婚したいと思ってる。

 僕 :そうなんだね。
    じゃあ、僕たちが会うのは今日が最後?

クリス:違う。

 僕 :OK。そういえばクリス、おととい、
    日帰りで横浜に行って仕事したんだよね。

クリス:うん

 僕 :どうして急な予定は入れることができるのに、
    僕とディズニーランドに行くって予定は
    前もって入れられないの?

クリス:横浜での仕事はたったの4時間だけ。
    でも、エイチとディズニーランドに行くには
    泊まりで行かなきゃいけないから、長い時間が必要でしょ?

 僕 :うん

クリス:それに、仕事プライベートのスケジュールは別だよ。
    エイチと会うときは、プライベートのスケジュール。

 僕 :そっか。昔みたいに、5日間くらい一緒に過ごせたらいいのにね。
    懐かしいな~。

クリス:エイチ、俺達が会ってるときでも、
    今と昔では雰囲気が全然ちがうでしょ?
    アメリカでの生活は俺の幸せを奪って、
    俺はこんな風になっちゃったよ。
    それに、今、仕事を解雇されるかもしれないから、
    そのことがストレスになってるよ。
    それに加え、エイチは会いたい会いたいと言って喧嘩になるし。
    家族も会いたい会いたい言ってくるし、すごくストレスフルだよ。

 僕 :そっか、仕事、解雇されるかもしれないの??

クリス:うん

 僕 :だって、クリス、正社員なんじゃないの?

クリス:アメリカの会社は日本とは違うよ。
    契約に雇用内容は含まれるけど、雇用期間は含まれてないよ。

 僕 :そうなんだ。
    ドバイで仕事するって話はどうなったの?

クリス:危険だからやめた
    エジプトでテロもあったし。

 僕 :そうだね。日本で仕事すればいいじゃん。

クリス:3月に面接を受ける。
    VISAが欲しい。俺の優先は、ビザを取ることだよ。
    だから、家族に協力してもらってる。

 僕 :そうなんだね。
    クリス、僕にできることがあれば、何でも言って。
    クリスの為なら、協力するよ。

クリス:でも、エイチにVISAのことを頼んでも、
    何にもならないから大丈夫

 僕 :でも、前、一緒に入管に行ったりしたじゃん。

クリス:エイチが一緒にいてくれても進展ないし、
    今は家族がサポートしてくれるから。

 僕 :じゃあ、家族がサポートしてくれて、
    クリスのビザ取得の進展はあったの?

クリス:ない

 僕 :じゃあ一緒じゃん。僕、クリスを助けたいよ。
    楽しいことだけじゃなく、辛いこともシェアしたいよ。
    だから、僕にできることがあれば、何でも言って!


そして、僕たちは心斎橋から御堂筋線に乗り、梅田へ向かった。

明日。

2016年04月27日 20時00分00秒 | 日記
昨夜は結局、クリスから返信がないのでした。
翌朝、僕はクリスにメッセを送った。


 僕 :おはよ~


1時間後・・


クリス:おはよう


夕方の5時、僕はお昼休みになり、
メッセを送った。


 僕 :今からお昼休み~(>_<)
    クリス、明日の夜から会える?

クリス:お疲れ様

 僕 :ありがとう
    明日の夜、会える??

クリス:会えるかな

 僕 :(*^^*)

クリス:あさっての朝から予定がありますよ

 僕 :そうなんだ

クリス:うん

 僕 :今、話せる?

クリス:ない

 僕 :その予定は何時までなの?

クリス:夜の20時ぐらい

 僕 :そっか
    じゃあ、あまり長い時間、過ごせないね
    クリス、忙しいのは分かるけど、
    3ヵ月に1回しか会えないから、
    もう少し長く一緒に過ごしたいよ
    毎月会えるなら、いいんだけど
    とりあえず、明日の夜、
    大阪で待ち合わせね

クリス:はい

 僕 :仕事が終わってから行くから、
    21:30~22時くらいに着くよ

クリス:オッケー

 僕 :ホテルは予約してないけど、
    一緒に泊まろうね

クリス:はい

 僕 :ありがとう
    クリス、大好き(*^^*)

クリス:俺も

 僕 :ホテル、
    どこか予約しておいた方がいいかな?
    それとも、明日、一緒に探す?


5分後・・


 僕 :良さそうなところがあれば、
    予約するね。
    なければ、一緒に探そう。

クリス:ラブホは?

 僕 :ラブホにしよう
    じゃあ、予約無しで大丈夫だね!
    今から仕事、戻るね!


このメッセは既読スルーされるのでした。
そして、4時間後、仕事が終わり、クリスにメッセをした。


 僕 :クリス、明日はどこで待ち合わせする?

クリス:難波?

 僕 :難波ばいい?

クリス:うん

 僕 :OK
    じゃあ、難波ね

クリス:オッケー

 僕 :明日の夜、
    到着時間が分かったら、メッセするね。
    夜ごはんは一緒に食べれる?

クリス:多分

 僕 :OK
    あと、クリス、ペアネックレスは持ってきた?


メッセは既読にはなったが、
返信は来ないのでした。
 

 僕 :持ってないね
    分かった

クリス:多分持って

 僕 :多分??
    持ってないでしょ~(笑)
    でも、クリスと会えるから、
    OKだよ(*^^*)
    あったら、持ってきてね!

クリス:持ってるよ

 僕 :OK~!!
    明日、会うの、楽しみにしてるね!


メッセは既読になるも、
ここでも、クリスは返信してくれないのでした。
「うん」って一言メッセや、
スタンプだけでも送ってくれたら、
僕の気持ちはどんなで楽になることか・・・。

クリス、ファッション撮影で東京へ

2016年04月26日 20時00分00秒 | 日記(ネガティブ)
クリス帰国2日目の朝、
僕は昼休み中にクリスにメッセを送った。


 僕 :クリス、おはよー


15分後


クリス:おはよう

 僕 :ゆっくり休めた?

クリス:うん

 僕 :体調はどう?
    良くなった?

クリス:まだ悪い

 僕 :そかそか
    今日はしっかり休んで、
    早く治してね!
    クリスが元気になる
    ちゅー(^3^)-☆


最後のメッセは未読スルーされるのでした。
10時間後、仕事が終わり、
クリスにメッセを送った。


 僕 :クリス~
    何してるの?


1時間後


 僕 :??


7時間後の翌朝・・・


クリス:寝ちゃった


2時間半後


 僕 :おはよう
    昨日は疲れてたんだね

クリス:おはよう
    うん
    今は空港に行きます~

 僕 :そうなの?

クリス:うん

 僕 :沖縄に行くの?

クリス:違う
    出張
    東京で

 僕 :そうなの??
    何するの?

クリス:うん、ファッション撮影があります

 僕 :そうなんだ

クリス:うん

 僕 :今夜は東京に泊まるの?

クリス:まだ分からない
    自分の部屋で寝たい

 僕 :そかそか、頑張ってね

クリス:ありがとう

 僕 :クリス、
    12日の夜(あさって)から会える?

クリス:うん、もし身体は元気

 僕 :できるだけ、
    長くクリスと過ごしたいよ

クリス:うん

 僕 :忙しいのにゴメンね

クリス:大丈夫

 僕 :またね!

クリス:オッケー

 僕 :大好きだよ。

クリス:じゃね
    俺も

 僕 :(*^^*)


こうしてチャットは終わった。
クリスのファッション撮影の仕事、
それはファッションの撮影ではなく、
ゲイビデオの撮影なのでした。
クリスはいつも、
ゲイビデオ撮影のときにはファッション撮影、
売り専の仕事をするときはITの仕事
またはボディーガードの仕事と決まって同じウソをつくのでした。

恋人が他の人とエッチをすると知っていて、
良い気分になる恋人はいる訳もなく、
ツライ、僕の気持ちはその一言に尽きるのでした。
でも、あさって、クリスと会いたい、
だから、今、ここでモメても仕方ないので、
取りあえず、僕はクリスの仕事を黙認することにした。


夜9時頃、クリスは大阪に戻ったようで、
僕はクリスにメッセを送った。


 僕 :クリス、おかえり!
    あと、お疲れ様(^-^)v


このメッセは未読スルーされるのでした。