クリスのエロい夢

朝、目が覚め、Facebookを見ると、
クリスは「エロい夢があった：奇妙なお尻に入れる夢を見た」
という記事がアップされていた。
僕は内容が気になり、メッセを送った。


　僕　：どんな夢を見たの？


クリスはいつものように、
Facebookにログインしているのに、
僕のメッセは読んでくれないのでした。
10分後・・・


　僕　：おはよー


3時間半後・・・
お昼休みになり、携帯を見たが、
クリスから返信が返ってきてないのでした。
そして、メッセを送った。


　僕　：クリス、久しぶりのお仕事、
　　　　お疲れ様～(*^^*)
　　　　明日は休みだね！
　　　　ゆっくり休んでね！


すると、すぐに返信が返ってきたのでした。


クリス：おはよう
　　　　明日は仕事

　僕　：そうなんだ
　　　　お疲れ様～
　　　　もう家？

クリス：まえあ（入力ミス）
　　　　まだ

　僕　：そかそか～
　　　　じゃあ、気を付けて帰ってね～

クリス：ありがとう

　僕　：大好きだよ～

クリス：俺も

　僕　：(*^^*)おやすみ☆

クリス：おやすみ

　僕　：今夜はエッチな夢、
　　　　禁止ね～(笑)

クリス：(笑)


こうして、この日の僕たちのチャットは終わった。
結局、この日も、クリスの身近な話題（エッチな夢の話）を
することができなかったのでした。

クリスはどういうときに、僕のメッセを読んで、
どういう時に返信してくるんだろう・・・
いつまで、こんなことを繰り返すんだろう・・。
僕とクリスの間には、光が無いような気がするのでした。

身近な話題を話すことすら難しい・・・

クリスがアメリカに着いた翌日（日本時間：深夜）、
クリスに仕事応援メッセを送った。


　僕　：おはよー
　　　　今日は久しぶりの仕事だね！
　　　　がんばってね！


そして、クリスのFacebookを見ると、
黒い布のマスクを付けてる
クリスの写真がアップされていたのでした。
そして、再びメッセを送った。


　僕　：マスク買ったんだね(笑)


クリスはFacebookにログインしてる形跡はあるのに、
僕のメッセは全然読んでくれないのでした。
20分後・・・、クリスにメッセを送った。


　僕　：僕は今から寝るよ。
　　　　おやすみのちゅー
　　　　(^3^)-☆


20分後


クリス：頑張ります
　　　　ありがとう


こうして、この日の僕たちのやりとりは終わった。
僕たち、メッセージを残し合うだけ、
クリスの身近な話題とか話したいのに、
それすらもできないのでした。
身近な話題を話すのって、
こんなに難しいことだっけ・・・？
こんなにもタイミングに気を付けなきゃいけないことだっけ？

僕とクリス、普通の恋人同士という関係でなくなっていることは、
明らかなのでした。

クリス、ロサンゼルス到着

クリスは乗継地のロサンゼルスに着いたようで、
Facebookに書き込みをしていたのでした。
そして、僕はメッセを送った。


　僕　：長距離フライト、お疲れ様～
　　　　家に着いたら、しっかり休んでね～☆


5時間後、僕は目が覚め、
携帯を見たが、
クリスから返信は来ているはずがないのでした。
もちろん、メッセも未読のままなのでした。
しかし、Facebookを見ると、
クリスはラウンジで休憩中という書き込みをしているのでした。
そして、メッセを送った。


　僕　：おはよー

クリス：おはよう
　　　　今から飛行機

　僕　：大変だね
　　　　もう少し、がんばってね！

クリス：ありがとう


こうしてチャットは終わった。
クリスはタイミングが合えば、
すぐに返信してくれるのに、
タイミングが合わないときに送ったメッセは、
時間があるときですらチェックしてくれないのでした。

こんなクリスにいい加減、僕が慣れなきゃいけないのかなぁ・・・。

3日間のチャット・・・

前日の夜、いろいろあったが、
クリスと繋がっていたい。
そんな思いから、夜、クリスへメッセを送った。


　僕　：こんばんは～


30分後・・・


　僕　：クリ～
　　　　忙しい？？

クリス：後でメッセージする

　僕　：はい
　　　　あとで、ちゃんとメッセージしてね～


1時間後・・・


　僕　：クリス


１０分後・・・


　僕　：寝ちゃったかな？？
　　　　おやすみ


11時間後・・・
翌日のお昼、クリスから返信が来ていた。


クリス：バッテリー亡くなった


1時間半後、僕は昼休みにメッセを読み、
クリスに返信した。


　僕　：そうだったんだね～
　　　　おはよー！
　　　　今日はいい天気だね！
　　　　楽しい休日を過ごしてね～！


20分後


クリス：うん、ありがとう


そして、仕事が終わり、クリスにメッセを送った。


　僕　：こんばんは～


すると、すぐに返信が返ってきた。


クリス：よ

　僕　：今日は楽しい１日を過ごした？


僕はすぐにクリスに返信したが、
メッセは既読にならないのでした。
そして、20分後


　僕　：もう家かな？


1時間後・


　僕　：クリス～
　　　　もう荷造りした？
　　　　明日、空港で時間があったら、
　　　　電話で話そうね
　　　　おやすみ


翌朝、携帯を見たが、
クリスから返信は来ていなかった。
また、メッセージも未読のままなのでした。
そして、朝１０時頃、メッセを送った。


　僕　：おはよう。
　　　　今日、行くんだよね？？


1時間後・・・
クリスのFacebookを見ると、
クリスは数分前にログインしていたのでした。
時間はあるのに、僕のメッセは未読スルー、
そんな状況にがまんができず、メッセを送った。


　僕　：クリス～(>_<)


すると、１３時間ぶりにようやく、
返信が返ってきたのでした。


クリス：はい

　僕　：おはよう

クリス：おはよう

　僕　：今日、アメリカに行くの？

クリス：うん

　僕　：そっか
　　　　何時の飛行機？
　　　　昼くらいに伊丹だね
　　　　今、忙しい？
　　　　クリス、あとでメッセージするって言って、
　　　　全然、メッセージくれないから、寂しかったよ


5分後・・・


クリス：ゴメン、忙しかった

　僕　：そかそか
　　　　ＯＫ

クリス：後でメッセージ

　僕　：うん(*^^*)


1時間半後、
クリスからメッセージが来る気配が全くなかったので、
再びメッセージを送った。


　僕　：クリス、この前はありがとう！
　　　　仕事がんばってね！
　　　　いってらっしゃい！
　　　　あと、ちゅー(*^3^*)


すると、すぐに返信が返ってきたのでした。


クリス：ありがとう
　　　　頑張ります
　　　　後は、とりあえず、来月７日に帰る

　僕　：そうなんだね。
　　　　その時に会えるといいね。
　　　　会えそうだったら、教えてね。
　　　　僕もシフトが出たらメッセージ送るね。
　　　　飛行機、キャンセルとかで大変だね。
　　　　気を付けて（アメリカへ）帰ってね

クリス：ありがとう


そうして、チャットは終わった。
これが、僕とクリスの３日間のチャットなのでした。
話したいことは、何も話せていない・・・、
この３日間、お互いにどんな風に過ごしたのか、
そんな身近な話題さえ、クリスとすることは難しいのでした。
僕とクリスって、何なんだろう・・・
クリスと付き合っている意味は何なんだろう・・・
答えの出ない、疑問にぶち当たるだけなのでした。

短いチャット

クリスは大阪、
一緒にいなくても、同じタイムゾーンの中で過ごしてる。
一緒に朝を迎え、一緒に夜を迎える。
そんなクリスと少しでもコミュニケーションとりたい、
そう思い、メッセを送った。


　僕　：クリス、お疲れ様～

クリス：ありが
　　　　ありがとう

　僕　：もう家？

クリス：違う

　僕　：そかそか
　　　　まだ仕事中かな？

クリス：違う

　僕　：遊んでる？

クリス：そうかな

　僕　：楽しい夜を過ごしてね！
　　　　おやすみ～☆
　　　　ちゅー

クリス：(@-З-@)おやすみ

　僕　：かわいい顔文字(笑)


こうして、この日のチャットは終わった。
僕はクリスと沢山、チャットをしたかったが、
クリスから返信が来なく、不安になり、
クリスにメッセージを送り過ぎちゃったりと、
クリスに迷惑を掛けて、フラれることが怖かったため、
これ以上、メッセを送れないのでした。