クリス、僕のこと、心配してくれた・・・

翌日の深夜、
珍しくクリスからメッセを送ってきたのでした。


クリス：今、Facebookを見た

　僕　：今日は大阪で楽しめた？

クリス：ちょっと前の書込みを読んだ
　　　　まあ、大雨

　僕　：天気悪かったね(>_<)

クリス：うん
　　　　エイチはあんまりハッピーじゃなかったんだね。

　僕　：クリスは明日、帰るの？

クリス：明日は仕事だね

　僕　：僕は明日、休みだよ

クリス：あ～いいね

　僕　：うん
　　　　クリスは昼の飛行機に乗るの？

クリス：11:30の飛行機かな

　僕　：そかそか
　　　　もう、荷造りは終わった？

クリス：うん

　僕　：(*^^*)
　　　　あとは、寝るだけだね。
　　　　クリスの書込み、さっき見たよ
　　　　お母さん、クリスの乗ってる飛行機を
　　　　自宅から撮ったんだね(笑)

クリス：うん

　僕　：みんな、クリスのことが大好きだね～

クリス：それで、さっき言ったことだけど

　僕　：？？

クリス：エイチはあんまりハッピーじゃなかったかな

　僕　：さっき言ったこと？

クリス：Facebook読んだから

　僕　：ハッピーだよ
　　　　クリスがいるから(*^^*)
　　　　でも、クリスと会えたら、
　　　　もっとハッピーかな(笑)

すると、クリスは僕のFacebookのページを
スクリーンショットして送ってきたのでした。

ここ最近、僕は仕事面でもいろいろミスしたり、
クリスの隠してた真実を知ってしまったり、
クリスと会えなかったり、
ショックを受けることが立て続けに起こり、
正直、かなり気分は墜ちていたのでした。
そして、その気持ちをFacebookに書きこんだのでした。



真実が分からない・・・
中には知るべきじゃない真実があります。
そして意図的に隠された真実もあります。
誰も真実から逃れることはできない。

私は時々、真実を追い求めます、
例えそれが、私を傷つけるとしても。



クリスはこの書き込みを読み、心配してくれ、
メッセージを送ってくれたのでした。


　僕　：なんか、いろいろあった。仕事とか。
　　　　でも、これは僕だけじゃなく、
　　　　みんな一緒でしょ
　　　　克服しないとね(^^;

クリス：オッケー

　僕　：クリス、今度、日本に戻ってくるときは、
　　　　僕に会えなくても、教えてね

クリス：うん

　僕　：クリス、メッセ、ありがとう！
　　　　僕、クリスのことが、
　　　　大大大好き(*^^*)

クリス：うん
　　　　俺も

　僕　：アメリカでの生活、大変だね
　　　　でも、僕はいつも心の中で
　　　　クリスを応援してるからね！
　　　　がんばってね！(^З^)-☆


5分後・・・
メッセは既読になったが、
反応がないのでメッセを送った。


　僕　：今夜は家でしっかり休んでね！
　　　　おやすみのちゅー


このメッセも既読にはなったが、
クリスから返信がくることはないのでした。


15時間後、


翌日の日中、クリスがアメリカ行きの飛行機に乗る
ちょっと前のタイミングでメッセを送った。


　僕　：クリス、
　　　　いってらっしゃい！！


このメッセは読まれないまま、
クリスはアメリカ行きの飛行機に乗って行ったのでした。


どうして、僕のメッセ、ちゃんとマメにチェック＆返信、
してくれないんだろう・・。
Facebookで書きこむ時間と余裕はあるのに・・。

心にはモヤモヤ感が残るだけなのでした。

次は会える・・・、きっと

４日後、
クリスのFacbookにはロンドンからアメリカへ戻り、
そのまま日本へ戻るという書き込みがされていた。
そして、僕はクリスにメッセを送った。

　僕　：気を付けて帰ってきてね
　　　　クリスと多く過ごしたいけど、
　　　　来月３日は３０分とか１時間でもOKだから、
　　　　大阪で会えるなら教えてね。


５時間後・・


クリス：了解


翌日、クリスがアメリカに着くタイミングで
僕はメッセを送った。


　僕　：仕事、お疲れ様(*^^*)
　　　　気を付けて帰ってきてね！
　　　　ちゅー


６時間後・・・
クリスは日本行きの飛行機に乗ったようで、
日本に着いたとき用のメッセを送った。


　僕　：ロングフライト、お疲れ様
　　　　明日、夜から朝まで一緒に過ごさない？
　　　　また、予定、教えて。


６時間後・・・


クリス：昼までは東京


４時間半後、僕は仕事が終わり、
メッセをチェックし、すぐに返信した。


　僕　：おかえり
　　　　あさっての昼まで東京なの？

クリス：ありがとう
　　　　明日までは東京

　僕　：明日の夜、会えない？

クリス：予定あるよ

　僕　：そかそか
　　　　今回はあきらめる

クリス：ごめん

　僕　：せっかく、２人とも大阪にいるのに
　　　　会えないのは残念
　　　　でも仕方ないね
　　　　クリスは今月中、また日本に来る？

クリス：ない、次は翌月かな

　僕　：そっか
　　　　クリス、翌月は予定を合わせて、会おう

クリス：うん

　僕　：クリス、この前、今月に会おうね！って言ったら、
　　　　「うん」て言った。来月もそうやって、
　　　　また会ってくれないんでしょ？

クリス：（その話は）やめておく
　　　　疲れてる

　僕　：そかそか
　　　　クリス、僕は今、ジョークっぽく言ったよ
　　　　でも、文だと、気持ちって届かかないよ
　　　　だから、僕、クリスと沢山、話したいし、会いたいよ

クリス：分かってるよ
　　　　スケジュールはきつい

　僕　：そうだよね。
　　　　自分勝手なことを言ってゴメン

クリス：違う

　僕　：OK
　　　　でも、クリス、１つだけ伝えたいことがあるよ。

クリス：何？

　僕　：大好き！ちゅー(^З^)-☆
　　　　これだけ(*^^*)

クリス：(笑)俺も大好き
　　　　ちゅー

　僕　：ありがとうー
　　　　お互い、予定合うときに会おうね！

クリス：うん

　僕　：じゃあ、東京と大阪で、
　　　　楽しんでいってね！


翌朝、僕はクリスにメッセを送った。


　僕　：クリス、おはよー
　　　　今日は飛行機で名古屋上空を通過するね！
　　　　テレパシー送ってね！


2時間半後


クリス：１１５便


僕とクリス、会えないながらも、
時々モメながらも、なんとか続いているのでした。
翌月にクリスが日本に帰ってくるときは会える、
そう心に言い聞かせて、
希望を持って・・・。

久しぶりに電話

ここ最近、クリスは返信をくれるが、
味気ない機械みたい返信ばかり、
日本に帰ってくる予定も知らせてくれず、
クリスの中に僕はもういないんだなぁと思うと、
辛くて、寂しくて、がまんでしないのでした。
そしてクリスへメッセを送った。


　僕　：クリス、夜、話せない？

クリス：多分

　僕　：多分はダメってこと？
　　　　寂しいから、クリスと話したい気分だよ

クリス：オッケー

　僕　：話せるとき、教えてね

クリス：うん


Facebookを見ると、クリスはスピーチをしたという
書込みをアップしていたのでした。


　僕　：クリス、スピーチ、スゴイね
　　　　どんなスピーチをしたの？


5分後・・


　僕　：今は忙しい？

クリス：うん

　僕　：ゴメン
　　　　今、チャットも難しい？

クリス：チャットはいいけど、うるさい(笑)

　僕　：僕がうるさいってこと？

クリス：違う。ラインはうるさい

　僕　：チャットしたいけど、ラインはうるさい
　　　　どうすればいいんだろう・・

クリス：あと少ししたら出掛けるよ

　僕　：そかそか
　　　　あとでメッセするね。
　　　　タイミング合えば話そう
　　　　夜ごはん食べに行くのかな？


15分後・・・


　僕　：クリス、

クリス：何？

　僕　：来月のシフトは出た？

クリス：うん

　僕　：日本にはいつ、戻ってくるの？


クリスはシフト表を送ってくれた


クリス：今月の31日

　僕　：そうなんだ
　　　　いつまでいるの？

クリス：来月の4日

　僕　：クリス、3日に会えない？
　　　　僕は大阪にいるよ

クリス：会いません

　僕　：分かった

クリス：先週、大阪に帰れなかったから
　　　　先週の予定を来週に変更になった。

　僕　：会えないの？それとも、会いたくないの？

クリス：会えない

　僕　：分かった。
　　　　1、2時間でも会うの難しい？

クリス：まだ分からない

　僕　：なぜなら、クリスが知ってるとおり
　　　　僕は来月3日、大阪にいるよ

クリス：はい、分かってるよ
　　　　時間はきつい

　僕　：OK
　　　　クリスは忙しいね
　　　　僕も来月のシフト、出たよ

クリス：オッケー

　僕　：クリス、再来月の１日、２日と休みを合わせて、
　　　　一緒にディズニーランドに行きたい、
　　　　2月みたいに
　　　　

5分後・・


　僕　：2月みたいに、
　　　　再来月の１日と２日、休みを作ることはできない？


20分後・・・


　僕　：できないよね
　　　　変なことを言ってゴメン

クリス：出掛ける中


クリスは僕との話になかなか
マトモに応じてくれないのでした。
そして、僕は、こんな冷たいクリス、
僕に興味のなさそうなクリスと
これ以上付き合っていても、
意味がないんじゃないかと思い、
そしてメッセを送った。


　僕　：クリス、お昼休み中にメッセする。
　　　　話が必要だよ。深刻だよ。


すると、すぐにクリスから
電話が掛かってきたのでした。
そして、久しぶりに話したのでした。


クリス：もしもし

　僕　：クリス、ごめんね。
　　　　ありがとう

クリス：もしもし

　僕　：クリス、本当、ありがとう。

クリス：エイチ、どうしたの？

　僕　：ただ寂しくて、
　　　　クリスの声を聞きたくなっちゃっただけなんだけどね。
　　　　ありがとう。クリス、大好き。

クリス：俺もだよ。何かあった？

　僕　：何もないよ。

クリス：OK

　僕　：クリスの声、スゴく聞きたかったよ。

クリス：先週、話してばっかじゃん。

　僕　：先週、話してないよ～

クリス：でも、２週間前に話したじゃん

　僕　：うん。でも、クリス、最近、全然メッセージ送ってくれないし・・

クリス：先週はいろいろ忙しかった。
　　　　ずっと寝たきりだったし。

　僕　：そうだったね。
　　　　病気は大丈夫？

クリス：うん、今は元気になった。

　僕　：そかそか。
　　　　せっかく、クレンデールにいるのに、電話しちゃってゴメンね

クリス：いいよいいよ、大丈夫。
　　　　今、何もすることないから。

　僕　：クレンデールではどんなスピーチしたの？

クリス：まぁ、いろいろ

　僕　：すごい豪華な感じの場所でランチしててスゴいね。

クリス：普通、普通。

　僕　：普通じゃないよ。さすがクリス、カッコいいね。大好き。

クリス：まぁまぁ(笑)

　僕　：クリス、来月３日だけど、僕は大阪にいるけど？

クリス：え？あ～

　僕　：会えないよね？

クリス：まだ分からないよ。

　僕　：そかそか、OK
　　　　今から仕事に行くね。

クリス：OK

　僕　：今日は会議なんだけど、いろいろ言われるから、嫌だな～。

クリス：どうして？

　僕　：先月の顧客満足度が大幅に低下しちゃったんだよね。
　　　　自分のせいだけど。

クリス：そかそか、仕事、頑張ってね。

　僕　：ありがとう、じゃあね


こうして電話は終わった。
今回はクリスと楽しい電話ができたけど、
クリスは僕のこと、好きなのか嫌いなのか、
どっちなんだろう・・。
いつもそれが分からずに、苦しんでいる自分がいた。

僕とクリスの関係って・・・

前回のチャットから4日後、
久し振りにクリスへメッセを送った。

　僕　：中国への出張はいつ行くの？


クリス：分からない

　僕　：そかそか～。
　　　　クリス、今月は日本に戻ってこないよね？

クリス：月曜日（2日後）

　僕　：今度の？

クリス：うん

　僕　：そうなんだ
　　　　会いたいよ

クリス：あとでメールする

　僕　：うん

クリス：バッテリリーがもう少なくなってるよ


クリスからメッセが届く気配は一向にないため、
8時間後、こちらからメッセを送った。


　僕　：クリス、もし可能なら、
　　　　今度の火曜から水曜に会いたいよ
　　　　また、教えてね

クリス：エイチ、予定あるよ
　　　　今回はちょっと無理(>_<)

　僕　：そっか
　　　　クリス、来月に戻って来るときは、
　　　　僕のために時間を作ってね
　　　　ダメ？？

クリス：もちろん、大丈夫

　僕　：うん、約束だよ

クリス：うん（＾-＾）


こうしてこの日のチャットは終わった。
いつも、こうやって、会う約束はしても、
ほとんどは、クリスの一方的な理由で断られるのでした。
クリスは僕のこと、どう思ってるんだろう・・・。

僕に会いたくないのかなぁ・・・、
僕のこと、好きじゃないのかなぁ・・・。
クリスと僕って、恋人同士なのかなぁ・・・。

クリスと中国人の元彼が・・・

ロシア旅行から無事に帰ってきて、
クリスにメッセを送ったが、
スルーされるのでした。

翌日、Facebookにクリスが
飛行機で中国人の一向と同じ飛行機になり、
中国人のマナーが最悪だったという書き込みをしていた。
そして、僕はメッセを送った。


　僕　：中国人、大変だったね(笑)
　　　　お疲れ様、中国出張、がんばってね！

クリス：中国出張じゃないよ。
　　　　それがアメリカ国内線

　僕　：(笑)
　　　　そうなんだね
　　　　僕はこの前、ドバイの空港のレストランで、
　　　　周りが中国人でめちゃうるさかった

クリス：エイチの中国人の元彼に言って

　僕　：近いうちに北京と上海に仕事で行くんだよね？

クリス：知らん

　僕　：そかそか


そして、しばらくすると、クリスの書込みに、
僕の元彼が反論するコメントを書き込み、
クリスと僕の元彼との言い争いが始まったのでした。


その日のお昼（アメリカ時間：夜）、


クリス：エイチの元彼は悪い

　僕　：Facebookだね
　　　　クリス、相手にしちゃダメだよ！
　　　　今は休憩時間だよ。
　　　　元彼のコメントは無視して！

クリス：エイチの元彼は中国の警察の
　　　　保護観察が必要な大バカ野郎

　僕　：クリスらしくないよ～
　　　　元彼はヒドイこと言ったね。
　　　　でも、クリスが乗った飛行機の状況を分かってないよ。
　　　　だから、もう忘れて。
　　　　ゆっくり休んで、リフレッシュしてね！


5分後・・


　僕　：笑ってるクリスが好きだよ。
　　　　おやすみのちゅー


クリスから返信が無く、僕は不安になったのでした。
そして、クリスに電話したが、応答はないのでした。


　僕　：今、話せない？


10分後、クリスから電話がかかってきて話をした。


クリス：なに？

　僕　：もしもし

クリス：エイチの元彼は悪い。

　僕　：うん。

クリス：中国人のお客は水が欲しいって沢山言ってて、
　　　　呼び出しボタンを押しまくってただけじゃなく、
　　　　ベルト着用サインが付いてるのに席を立ったり、
　　　　スタッフ以外立ち入り禁止のギャレイに入っていったり、
　　　　呼び出しボタンを沢山押しまくってる人もいた。
　　　　ひどい人は30分に6回も呼び出しボタンを押してた。
　　　　あと、飲み物のサービス終了して着陸する前にも水を欲しいって言ってた。

　僕　：そうなんだ。国内線だから、飛行時間短いのにね。

クリス：それに、あちこちで呼び出しボタンを押してて、ひどかった。

　僕　：そかそか。大変だったね。中国人はマナーがないからね。

クリス：本当にマナーがない。
　　　　それなのに、エイチの元彼は俺の書き込みに悪いコメントを書いてきた。
　　　　最後のコメントは読んでないから分からないけど、何て書いてきたの？

　僕　：僕も読んでないから分からない。

クリス：OK

　僕　：でもクリス、元彼のコメントは無視して！
　　　　中国人はマナーがなくて、自分勝手な人ばかりだから。

クリス：１６０人のお客のうち、７０人が中国人だったけど、他の客もいる。

　僕　：そうだよね。

クリス：香港の友達はまともなのに、北京や上海はうるさい人ばかり。

　僕　：クリス、北京や上海の人は中国人だけど、
　　　　香港の人は中国人じゃなくて、香港人だよ。

クリス：でも、香港は中国の中にあるじゃん。

　僕　：でも、香港の人は、自分たちを中国人と思ってないよ。
　　　　香港人って思ってるんだよ。

クリス：そうなんだ。

　僕　：うん。

クリス：今度、エイチの元彼が海外旅行に行ってる時に、
　　　　中国の入国監理局に電話して、エイチの元彼の名前とネガティブ情報を流して、
　　　　再入国できないようにする。

　僕　：そかそか。

クリス：キャセイ航空とか、中国の航空会社ではいいけど、
　　　　アメリカの国内線で好き勝手するのはダメ。

　僕　：そうだよね。
　　　　そういえば、僕はこの前、エミレーツ航空に乗ったけど、サービスひどかったよ。
　　　　長距離フライトで喉がかわいたから、オレンジジュースが欲しいと思って、
　　　　呼び出しボタンを押したけど、20分以上放置されたよ。
　　　　その間に何度もスタッフは横を通り過ぎてるのに、
　　　　みんなスルーで本当、サービス悪かった。

クリス：そうなんだ。

　僕　：うん。

クリス：今、バスが来たから、また後で連絡するよ。

　僕　：OK。じゃあね。


こうしてクリスとの電話は終わった。
僕の元彼に対して感情的でクリスらしくない一面を見せたが、
クリスでもこういう風になるんだとホッとしたのでした。
また、どうでもいい会話だったけど、
クリスと話せれ嬉しかったのでした。