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1 日 時 平成18年2月5日(日) 9:00~12:00
2 場 所 春岡小学校ワンパク広場
3 天 気 晴れ(風が冷たい。)
4 参加者
(1)出 席 スカウト10名中7名(オオカミ班4名、ふくろう班3名)、指導者3
名 計10名
(2)欠 席 スカウト4名(オオカミ班1名、ふくろう班2名)
5 内 容
(1)開会式(歌「名誉にかけて」)
(2)ゲーム・みんなオニ
全員がオニであり、また全員が逃げる人となる。最後まで残った者が勝。
(3)ゲーム・三角ゲーム
スカウトハンドブックp95に掲載の「三角ベース」を行い、コンパスと歩測の確認をしました。
(4)訓練・僕ら測量士
スカウトはロープ、コンパス、筆記具、簡易測量具を持って集合。方眼紙を各班に与える。今までの技能(読図知識、コンパス技能、簡易測量)を応用し、樹木、ベンチ、トイレ、水場などの施設の位置や高さを正確に測り、広場の見取り図を作る。
(5)スカウツオウン
(6)閉会式(歌「世界の総長」)
6 その他
オオカミ班見習いスカウト1名、2月1日付け初級進級した。バッチの授与を行った。
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今回行った見取り図づくりは、地図とコンパス、測量等スカウト技能の応用力、総合力を試す課題としては最適であると思います。
残念ながら、今回は、各班とも与えられた時間内で図をまとめあげることはできませんでした。
原因としては、まずは、個々の技能の未熟さが考えられます。
期待していたよりは、技能知識が身についていませんでした。
この点については、今後さらにプログラムを工夫していきたいと思います。また、各スカウトが、集会後、短時間でもよいのでその日を振り返られる(復習・まとめ)よう配慮したいと思います。
次に、チームワーク、リーダーシップも不足していました。
班員一人一人が自分の役割分担を認識し、機動的機能的に行動していたとはいえません。この点については、名誉会議を通じて班長・次長の意識や能力を高めていきたいと思います。班長・次長が「人を使う・指導する」ということに面白みを感じられるかが成否のポイントであると思いますが、現時点では、多分に不明です。
さらに、なによりも、「与えられた時間でまとめあげる」という意識が欠けていました。
各班とも、細かいところの正確さにこだわるあまり、必要以上に時間を取られ、結局時間切れとなりました。
適切な進行管理、与えられた時間に見合った成果値の決定、同時に発生している問題に対して優先順位を付ける…おそらく今の彼らにはとても難しいことかもしれませんが、キャンプで食事の準備が遅れるなどということもおそらくここに主たる原因があるように思います。
状況に応じて臨機応変に対応する…どのように身につけさせればよいかが、指導をする上で大きな課題と感じました。
<参考> 今月のプログラム
1 テーマ 狼(けもの)道を行け
2 分 野 ハイキング
3 進 歩 C2 読図
4 目 標 読図技術の習得
我々の団はボーイ隊・ベンチャー隊ともに、基本的な技能が未熟なままになってしまっています。僕がスカウトだったつい最近とやっていることは変わらないのになぁ・・・と、ふと疑問に思ってしまいました。
臨機応変さや状況適応力(応用力?)も弱い部分ですよね。マニュアル思考になってるということなんですかね?まずはGB(ベンチャーなら議長やプロジェクトリーダー)たちに身をもって指導した方がいいんでしょう。
技術の点では、”プロのボーイスカウト”を育成しているわけではないので、あまり神経質になる必要ないとも思います。
貴方の周りでも子供よりものほうがスカウト活動に熱心になってしまう保護者は多いと思いますがどうですか?
私も正直大したスカウトではありませんでしたし、活動が面白くなってきたのもリーダーになってからです。
スカウト活動は、ある程度大人でなければその意義がわからないものなのかもしれません。
とはいえ、スカウト活動が全体が、昔に比べて低調であることから、子どもが幼稚化(←いい言葉が浮かびません。スマン)しているといえるかはわかりませんが…
そう、別に「技能」ができること自体が重要なのではなくて、出来るように努力する「精神」の方が大事なんじゃないか、と思いますね。それをしっかり理解してスカウトたちを導いてやること、そのために奉仕を惜しまずそれぞれが誠心誠意自らの責務を果たすこと、それらが各リーダー・ひいてはスカウティングにとって欠かせないことなんじゃないかな・・・と。
しかし僕もスカウトのときは「楽し~~!」っていうだけでしたよ(笑)。隊長からよく怒られてましたけど。でも、スカウトにとってはそれが一番大切なものなんですよね、きっと。
精神の低年齢化は間違いないと思います。全てがそうとはいえませんが、親御さんがいつも子供の目線に入ってしまっていて、子供さんたちがいつまでたってもテメェの足で立てない。そういう意味で、最終的には「自立」を旨とするスカウティングが低調になっている印象があるのも、なんとなくやむを得ませんね。多くの親御さんは「もっと手厚く世話してくれ」というニーズをもっていらっしゃるわけですから。。。