名誉会議実施報告
1 日 時 平成18年9月2日(日) 9:00~12:00
2 場 所 千種公園
3 議事の経過概要および結果
(1)開会式(歌「われらの旗」)
(2)ゲーム
ネイチャーゲームの『きこりの親方』を行いました。
<内容> スカウトの中から1名きこりの親方役に選び、残りは弟子役です。
リーダーは森の中の特定の木を指定し、弟子たちだけに教えます。
親方は、弟子にその木の特徴などについて調査を命じ、弟子の報告を総合して、その木を探し出すというゲームです。
(3)班長会議
ア 報告事項
・隊長から、前回の地区くま上進キャンプについて、カブ隊長会の総括の報告がされた。デンコーチとして参加したわが隊は働きもあり、よい結果を修めることができたとのことである。
・隊長から各人の進歩・出席状況を一覧表にして提出するよう各班長に指示があった。
・各班長から班集会開催状況の報告があった。8月は各班ともジャンボリー等で開催できなかった。今月はいづれの班も2回開催予定である。
・各班長から進級キャンプの計画行状況について報告があった。10日の承認〆切までには間に合うよう作業を進めていると報告された。
イ 検討事項
・10月のプログラムについて
隊長からプログラム決定における班長の役割の説明の後、10月のプログラムについて検討された。第1回目ということもあり、班長からは具体的な提案もなく、隊長から日程等が発表されたにとどまった。
(4)スカウツオウン
(5)ソング指導(「どこまでもいこう」歌集p55)
(6)班長訓練
今月のテーマはチームビルド。そこで今回は、KJ法等を利用し現時点の各班の問題点とその解決方法を考えました。
まず、頭を柔軟にするゲームとして、「新聞紙の使ってできること」をどんどん出してもらうことにしました。読む、包む、紙粘土を作る…一番たくさん書いた人が勝ちです。スカウトは思ったより頭が固かったですね。副長が一番たくさんアイディアを出しました。
そして、本題にはいります。班長・副長に各班の問題だなぁと思っていることをどんどん出してもらいました。(ブレンストーミング)
そのあと、同じような内容を一まとめにグループにし、問題点を類型化しました。(グループ化・表札作り)
そして、その原因についても、同じように考えをまとめてもらいました。
班長たちがまとめた「わたしの班の問題点」です。
※ 確認をしない、準備が遅い、責任感がないので、忘れ物が多い。
※ 体調を整えない、塾や家族行事と日程調整しない、自分が欠ける重大性二認識がないので、集会の欠席が多い。
※ 自分の役割がわかっていない、他人への配慮がない、スカウトが何たるかわかっていない、命令が不明確なので、責任感がない。
※ 人に頼っている、恥ずかしがっているので、班会議で意見が出ない。
※ 普段の生活との関連付けができない、どうしてそれをやったほうがよいのかわからないので、訓練がやりっぱなしとなる。
さらに、対策を考えていきたかったのですが、時間が来てしまい今回はここまでとなりました。KJ法を利用してと目論んでいましたが、テーマ設定と導入の仕方がうまくなかったため、もっぱらブレンストーミングで問題を整理しただけになってしまいました。
ここでまとまった班の問題点とその解決策については、班会議で議論し、対策を「私たちは……します。」と置き換えて、今年の「班のおきて」(モットー)とするよう指示しました。
※ 詳しい訓練の進め方は、今月のバッチに挑戦(毎週水曜日掲載)で取り上げる予定です。
(7)閉会式(歌「ひとひの終わり2番」)
「君たちから出た私の班のいけないところ…それじゃぁ、班会議で意見が出ないということについて。」
「………」(しーん)
(おいおい)
隊長講評
今年度、わがボーイ隊のプログラムは、班長を中心に班を主体とした活動をより明確に打ち出しました。
けれども、与えられた任務の多さ、責任の大きさを、班長が負担に感じるかもしれません。
その対策として、名誉会議(班長会議・班長訓練)を拡充等して、彼らを支援することとしました。
班長訓練でも、単なる技能の伝達にならぬよう、ゲームなど手法を取り入れたました。これを参考にしながら、班長は班集会での訓練方法を工夫してもらいたいと思うからです。
第1回目の名誉会議は、初めてということもあり、アクティビティにこめられた意図も不明確であったり、振り返りも不十分であったりしたかもしれません。
今後、班長の意見も聞きながら、改善し、よりよいものにしていきたいと考えています。
≪9月のボーイ隊プログラム≫
1 テーマ この指とまれ
2 分 野 チームビルド
3 進 歩 A1 メンバーシップ
4 目 標 新班体制の確立