BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
各隊のプログラム、活動報告、コラムなどを掲載しています。仲間になろうよ!

上進式を前にして

2005年09月30日 | ALL

 来る2日(日)には、本団の上進式が行われます。
 多くの団は、9月の第3月曜日のスカウトの日に前後に済ませているようですが、本団では伝統的に10月初めとなっています。
 本年度は、ビーバー課程からカブ課程へ1名、カブ課程からボーイ課程へ1名、ボーイ課程からベンチャー課程へ1名が上進します。
 上進者のみなさんは、新たな課程においてもスカウト活動をがんばってください。
 それぞれの隊のスカウトは、新たな仲間を温かく迎え、手助けしてやってください。


 上 進
最近、私の息子が初等学校からパブリックスクールに進学したのを見て、私の若いころの経験を思い出した。 …略… その時、私は自分が偉いと思っていた小さな学校の幸せな巣から離れ、チューターハウスという大きな社会の上級生たちの足元では、自分は新入りのつまらない人間だと思っていた。 …略… そこでだ。ウルフカブたちがスカウト隊に上進した時、これと似たようなことはきっとあると思う。先に述べた理由と非常によく似た理由で、カブたちは上進したいと思わないし、もし上進したとしても、元気を無くして隊をやめてしまう。
隊長や副長、特に班長が学ばなければならないのはこの点である。そして、彼らは年少の進入隊員がもっと気楽に活動できるように努めるべきである。最初にちょっと余分に気遣って手助けしてやれば、隊を離れていくのをとめる効果があるし、それは結局、スカウト仲間として仕事の1部でもあるのだ。…略
 (B-P卿 雑誌スカウターへの寄稿から 出典は日連発行「B-Pの展望」p78)



ところで、インターネットが普及し、以前よりも手軽に、多く、他の団の活動の情報が入手しやすくなりました。
そして気がついたのが、同じボーイスカウトの活動といっても各団様々だということです。
上進式でいえば、川に見立てたロープを飛び越え、下位の課程のスカウトが上進の意を表す儀式です。この儀式、あちこちの団のHPで見かけるのですが、はずかしながら私の団では一度も行った記憶がありません。この儀式は、どこかでオーソライズされているものなのでしょうか?
ちなみに、B-P卿の著作「スカウティング フォア ボーイズ」には載っていませんでした。
(もっともSFBを書かれた当時は、ボーイスカウト課程のみだったので上進の儀式については記述がないのは当然ですが…)


 スカウトの入隊
仮入隊員をスカウトにする儀式の参考例をあげよう。
隊は馬てい形に整列して、そのあいたところに隊長・副長が立つ、副長が仮入隊者の帽子を持っている。隊長が前に出るように命令すると、班長は仮入隊者を連れて中央に出る。隊長が「君は名誉とは何であるかを知っていますか」とたずねる。
仮入隊者は「はい。僕がうそを言わない誠実な者だと信用されることです」(または同じ意味のほかの言葉)と答える。
「君はスカウトのおきてをしっていますか」
「はい」
「君が名誉にかけて一生懸命スカウトの誓いを守ると信用してもよいですか」
仮入隊者が、スカウトサインをしてちかいをとなえる。その間、全部の隊員もスカウトサインをしている。
隊長「君が名誉にかけてこのちかいを守ると信用する。君は今や世界のスカウトの兄弟の一人となった。」
隊長が記章を、次いで副長が帽子を与える。班長が肩に班別章をつけてやる。
隊長が入隊者と左手で握手をする。
新しいスカウトは隊に向かって敬礼する。
隊が答礼する。
隊長が「班に帰れ、かけ足」と命令する。
新しいスカウトと班長は班に帰る。

(B-P著「スカウトティング フォア ボーイズ」から)


        



10月のプログラム(BS)

2005年09月29日 | ボーイ隊
ボーイ隊10月のプログラム


≪≪ テーマ: イムピーサ…眠らぬオオカミ ≫≫
B-Pは、アフリカ赴任時代、マタベルの反乱鎮圧の際、神出鬼没、昼夜の分けなく大活躍したので、敵から「眠らぬオオカミ:イムピーサ」と呼ばれ、恐れられていました。


 2日(日)  上進・進級式、団総会  9:00~12:00  春岡コミニュティセンター  
※ 式は10時から始まりますが、スカウトは準備のため9時集合。
※ 総会がありますので、保護者の方は出席をお願いします。
※ 服装・持ち物は、特に指示のない場合は、制服制帽・隊集会のいつもの持ち物。今回は活動帽不可。
※ 育成会費納入日(未納分がある場合は合わせて納入すること。)


 第2週、3週、4週の間で2回以上班集会を行います。  
※今月の歌: I've Got That B-P Spirit  http://www.cac-net.ne.jp/~chp/bpspirit.html
※今月の課題: いまさら聞けないスカウト章、モットー、スローガン。自分の体や身近にある物で測量を行ってみよう!
※今月の結索: ちぢめ結び(その結び方と使い方)
※日時、場所等詳細は、班長から指示があります。
※服装・持ち物は、班長から特に指示のない場合は、制服制帽・隊集会のいつもの持ち物。

 23日(日)  海つり(団行事)  9:00~16:00  集合・解散 団本部(CS隊長宅)  
※服 装  制服制帽(活動帽)
※持ち物  ハイキングの持ち物(弁当は、おにぎりのみとする。)、魚つり道具(あるひとのみ)

 29日(土)~30日(日)  オーバーナイトハイキング  
□テーマ  ”冒険王になろう!!”
□場 所  某国の山あり谷ありのところ
□内 容  君たちに待ち受けるスリルとロマンの冒険の数々…

※ オーバーナイトハイクは、名古屋74団、38団、ガールスカウト19団が共同で行います。ベンチャースカウト、レンジャースカウトが中心となり、楽しいプログラムを企画運営します。詳細は別途実施要領を班長を通じ配布します。



10月のプログラム(VS)

2005年09月29日 | ベンチャー隊
ベンチャー隊10月のプログラム

 2日(日)  上進・進級式、団総会  9:00~12:00  春岡コミニュティセンター  
※ 式は10時から始まりますが、スカウトは準備のため9時集合。
※ 総会がありますので、保護者の方は出席をお願いします。
※ 制服制帽で参加のこと。
※ 育成会費納入日。
  
 9日(日)  隊会議及びオーバーナイトハイク下見  19:00-翌2:00  GS19団スカウトハウス  
※ 議題  オーバーナイトハイクの実施について他
※ 会議終了後引き続きハイキングコースの下見を行います。ハイキングの準備をしてきてください。防寒対策も忘れないように…。

 12日(水)、19日(水)、26日(水)  隊会議  19:00-21:00  イオン千種ショッピングセンター内  
※ 議題  オーバーナイトハイクの実施について他

 29日(土)~30日(日)  オーバーナイトハイキング   
※ オーバーナイトハイクは、名古屋74団、38団、ガールスカウト19団が共同で行い3年目となります。今年も皆さん知恵と力を合わせて、楽しいプログラムを提供しよう。


    
愛・地球博「閉会式」奉仕: 9月25日の愛・地球博の閉会式で参加国の旗手の奉仕に木村君が参加しました。



□ 欠席の場合は、事前に隊長の携帯メールに連絡をお願いします。
    <それよりも休まないでね…



9/28 隊会議の報告(VS)

2005年09月29日 | ベンチャー隊
 隊会議の開催結果の報告をします。

1 日 時  9月28日(水)19:00-21:00

2 場 所  イオン千種ショッピングセンター内 

3 出 席  スカウト5名(VS74 1名、VS38 3名、GS19 1名)、リーダー3名

4 内 容  
 10月28日~29日に開催予定のオーバーナイトハイクについて、前回に引き続きプログラムを検討した。各ゲームの担当者から担当するゲームの進行表(案)に基づき説明が行われた。活発な質疑応答、意見交換の後、今回の議論を踏まえて次回改善案を提案することとなった。(事務の円滑な進行のため、会議を欠席する担当者は、必ず団のリーダーに資料等を事前に提出、説明をしておくこと。)
 
 また、ハイキングコースについては、前回のコースは若干短かったとの意見が出たため、10月9日~10日において行うハイキングコースの下見時に、神領まで延長して調査することとした。

5 次回開催  10月9日(日) 19:00- GS19団スカウトハウス

※ 通常と曜日と場所が変更されています注意してください。
※ 会議終了後引き続きハイキングコースの下見を行います。必要な準備をしてきてください。防寒対策も忘れないように…
※ 下見の終了予定時間は、10日(日)午前2:00頃です。


9/17 ボーイ隊オオカミ班班集会報告(BS)

2005年09月27日 | ボーイ隊
第2回班集会議事録

1 日 時  平成17年9月17日(土) 10:00-12:00

2 場 所  イオン千種ショッピングセンター内

3 出席者及び欠席者
(1)出席スカウト 3名
(2)欠席スカウト 1名(家の用事)

4 議事の経過の概要及びその結果
(1)報告事項 
   2005秋キャンプの実施について
   10月中旬に、一級テストキャンプを実施する。
(2)検討事項   
   班のモットー(無遅刻無欠席で団体行動が上手くとれること、年上の人には失礼のないように接する。)
(3)訓練事項
   特になし。


記録 オオカミ班次長


隊長講評 
・前回指摘の班のモットーはより具体的なり、よくなったと思います。班員の意識の向上、進歩にあわせてモットーも変更されることを期待します。
・班集会報告書の提出は、開催日の翌日までに行ってください。


9/24-25 2005秋キャンプ・大冒険キャンプの報告

2005年09月26日 | ボーイ隊
2005秋キャンプ・大冒険キャンプの実施結果を報告します。

1 実施日
  平成17年9月24日(土)~25日(日) 1泊2日

2 実施場所
  猪高緑地87団キャンプ場

4 参加者
  指導者3名 BS2名 計5名

5 主なプログラム
(1)ビバーク体験
(2)サバイバル料理(炊事道具なしの調理)

6 隊長講評
今回はサバイバルをテーマにキャンプを実施しました。
野営地は、都心にありながら、周囲とは隔絶され、うっそうとした木立や竹林に囲まれ、人気も無く、サバイバルの雰囲気を盛り上げてくれる絶好の場所であいた。
一方、炊事場、便所、東屋といった施設はありませんし、テント、炊事道具、まき等も用意しませんでした。
あるのは個人装備となた・のこぎり、配給されたビバーク用品のみです。

このような状況下でのキャンプは、現スカウトにとって初めての体験でした。
少ない人数ながら、参加したスカウトは、挑戦意欲もあり、積極的にプログラムに取り組んでくれました。
今回は普段のキャンプよりも不便な状況であり、頭や体をより使う必要があり、大変であったと思います。
しかしながら、このことについて事前に想定・イメージできていなかったのは残念であり、今後の大きな課題となりました。

最後になりましたが、名古屋市は、東海地震の強化地域と東南海・南海地震の推進地域に指定されてもおります。
参加スカウトのご家庭では、いざという装備品は何が必要か、水食料、寝る場所の確保等はどうずればよいのか等スカウトにご質問をしたり、お話しあいをしたりしていただけると、今回のプログラムの教育効果が相当上がります。
ぜひとも一度機会を持っていただくことをお勧めいたします。


    <隊長どうしたいいですかぁ…た、隊長~


『キャンプ生活は、そのやり方を理解しているスカウトには少しも不便ではない。いろいろちょとした工夫で、快適にする方法を知っているし、文化生活とは明らかに違いがあるからこそ、いっそう楽しむことができるのだ。自分の欲求を自分で満たすことをぜんぜん知らない一般の人に比べれば、スカウトは都市にいるときでもずっとたくさんのことが自分でできる。スカウトがキャンプをするように、いろいろのことを自分でできる人なら、文明社会に出て来ても、どんな仕事でもこなせるから、就職も大変しやすい』(B-P著「スカウティング フォア ボーイズ」から)





サバイバルの朝

2005年09月25日 | ボーイ隊
昨晩はビバークでした 朝は炊具を使わないで作ってます。

鍋、釜を使わなくても炊事は可能です。
この2日間は、竹筒でご飯を炊いたりハンバーグを作ったり、木の枝とアルミホイルでフライパン代わりにしたり、熱した小石をコップに入れてお味噌汁を作ったり…といろいろな炊具なしの調理に挑戦しました。
朝は、手作りパンとサニーサイドアップ、スープのアメリカン・ブレックファーストの予定でしたが、パン生地がうまくできずに残念…
その代わり、ジャガイモをぬれた新聞紙とアルミホイルに包み、おき火に入れて蒸し焼き。生クリームをシェイクして作った即席バターで急遽Fruehstueck(フリューシュテュック。ドイツ語で朝食の意味)となりましたぁ(笑)


サバイバルキャンプ

2005年09月25日 | ボーイ隊
ビバーク初体験 ちょっと寒かった。

テントを使わず簡単な屋根など作って、夜を過ごすための方法を工夫しました。
今回スカウトに渡されたのは、4畳半大の防水性のシートと細引き(ロープ)、ペグ4本。
スカウトハンドブック等を参考にしながら、それぞれがの創意と工夫により一夜を過ごしました。
風の音、木立の揺れるシルエット、虫の声…テントで過ごすよりもずっと自然を感じることができる一晩でしたが、はたしてスカウトは…?




Do a Good Turn Daily vol.13

2005年09月23日 | コラム:日日の善行

初心者トミーの物語・先導者トミー  (B‐P著「スカウティング フォア ボーイズ」から)

どっちにへ曲がったらいいか占うわけにも行かない。見方のサインも、敵のサインも見つからない。

TOMMY THE TENDERFOOT No. 7 TOMMY THE PATHFINDER
"Which way to turn me I cannot divine. Of friend or of foeman I can't see a sign."

       


スカウトとして覚えなければならない最も大切なことの一つは「何者も見落とさない」ということだ。小さなサインを見つけてその意味を読まなければいけない。どんなものにも目をつけ、何者も見逃さない習慣を身につけるには、初心者はうんと練習をつまなければならない。都市にいても田舎にいても練習することはできる。

※ マスターバッチ・ターゲットバッチはD1「観察」、D3「通信」。
※ スカウトハンドブックなら、観察はp136-143とp158-177、通信はp142-151。


       


よく観察するという事は、なにもスカウト活動にかぎったことではない。もっともスカウト技能は単にキャンプやハイキングを上手に行うためだけのものではない。よき社会人になる訓練手段なのだ。
次の文は、ある高校のテニス部のコーチが部員に、テニスの試合における「観察」の重要性とそこから勝つためのプロセスを述べたものです。
非常によくまとまっており、ボーイスカウト活動、仕事や勉強にも応用可能です。参考にしてください。



 試合に強くなるために試合を観察する方法
 
試合の中で観察した知識・経験を元に作戦を立てるまでの過程は、以下のようになる。まず最初にしっかりとした「観察」によって情報収集ができてこそ、比較・分析によって原理を解明し、作戦を立てることが可能になる。
逆にこのプロセスさえ身につければ、誰にも教わらなくても、自分なりの勝ち方・戦略を身につけることができるようになる。

1.観察
情報を収集する。「あれっ」「おやおや」「変わったクセがあるぞ」と思うこと、未知のこと、あるいは今まで観たものに似ていることなどに出会う。
さらに、逆のことを試してみる、確認してみる。
観察における態度はどうあるべきか
× 悪い = 能動的(自分を出す) 先入観を持って見る、決めつける、自分の知っている枠組みにムリヤリ当てはめる。
 ○ 良い = 受動的(自分を出さない) 自分の枠にはめないで、心を広くして、ありのままを見る。

2.比較
自分の知っていることと比較し、共通点や相違点を探す。「ここが同じ」「ここが違う」「あの人のクセと似ている」など、いろいろな観点から情報を吟味する。

3.分析
収集した情報を分析する。「どうして」「なぜそんな打ち方になるのか」仕組みを探る。
発展させたり、変形したり、工夫と試行錯誤をしながら「こういうことかな?」「こうかもしれないぞ」と考える。

4.原理・原則
 分析や工夫から大まかな原理を知る。「そうだったのか」「こういう理由があったのか」と気づく、判断する。
 違うことにも当てはめてみる。「ここでも言える」「あれの原理と似ている」「あれとは対照的だ」

5.応用
 原理を知って、それをさまざまな場面に利用する姿勢を持つ。「それなら、こうすればいい」「こうすれば、こうなるはずだ」
 それによっていろいろな場面で使える知識となる。
 具体的な作戦を立てる。「相手がこうきたら、こうしよう」「あの場所をこのように攻めてみよう」


 より良い観察のためのコツ

1.始めは相手に自由にプレイさせる
 好きなようにプレイをさせることで、相手の手の内をすべて出させてしまえば、後で作戦が立てやすい。
・終盤までに相手の手の内をすべて出させてしまう。
 序盤では、こちらからどんどん仕掛けるというよりも、相手に好きなようにプレイさせ、手の内をすべて出させて、じっくりと観察するように心がける。そうすれば、終盤では自分たちのほうが有効な戦略を用意でき、かなり有利な戦いになる。

2.ちょっとした違いを見逃さない。
 少しでも「えっ」と思ったこと、「へーっ」と思ったことを忘れないように心がけていれば、すぐには役に立たなくても、他のこととの比較で新たな発見をすることもあり、観察力も自然に向上していく。

3.失敗した次や、ゲームの節目の行動をよく見る。
 流れが変わりやすい場面では、その人の地の部分、本音の部分が出やすいので、それを見逃さない。


<<出典>>

 部員の手引き(滋賀県立甲西高等学校ソフトテニス部)
http://www.biwa.ne.jp/~maeda/buinnote/hixyousi.htm
http://www.biwa.ne.jp/~maeda/buinnote/siainitu.htm  試合に強くなるために試合を観察する方法



9/21 隊会議の報告(VS)

2005年09月22日 | ベンチャー隊


 隊会議の開催結果の報告をします。

1 日時 9月21日(水)19:00-21:00

2 場所 イオン千種ショッピングセンター内 

3 出席 スカウト5名(VS74 2名, VS38 1名, GS 2名)、リーダー4名

4 内容 10月28日~29日に開催予定のオーバーナイトハイクについて、前回に引き続きプログラムを検討した。各ゲームの担当者がそれぞれ作業の進行状況を報告し、続いて質疑応答となった。今回の会議を踏まえて、次回は担当するゲームの進行表(案)を提案することとなった。
また、10月9日~10日においてハイキングコースの下見を行うことも決定した。

5 次回開催 9月28日(水) 19:00- イオン千種ショッピングセンター内


<リーダー寸評>
 前年度からオーバーナイトハイクの企画・運営は、38団、74団、GS19団のベンチャー・レンジャーが実行委員会を作り、グループワークにより進めています。

 グループワークを成功させるためには、メンバーの積極的な発言を得ることが必要です。
しかし、参加しているスカウトにとっては、発言することには相当勇気がいるようで、いまひとつ議論が活性化しないのが目下悩みです。

 「どんどん質問したほうが得みたい。」「変なことを言っても大丈夫そう。」という雰囲気作りのためにはどうしたらよいか…いろいろと調べてみましたが要点は次のとおりまとめられそうです。
 
 まず、勇気をもって発言をしてくれた参加者を賞賛する…「いいですねぇ」「そういう考えもありますね」と反応してみるとよいと書いてありました。
 また、議論の途中で、参加者の発言に違いや、嫌疑、間違いがあっても、「おかしい」「間違いである」との指摘は厳禁。大きな間違いはグループワークの中で修正されてゆくものだそうです。
 グループの意見集約が進まないときでも、無理をせず、なぜ意見の相違が生じたのかを知り、その違いはお互い納得できるものなおか確認するという過程を踏むことが重要であるともありました。

 なにはともあれ、リーダーはスカウトの答えを我慢強く待たなくてはいけないようです。とにかく待てば必ず誰かが答えてくれると信じなさいとのアドバイス。
 なるほど、これまでの様子だと、リーダーが少し具体的なアドバイスや解説を加えると、かえって参加者の意見が出にくくなっていました。

 次回はうまく進められるかな 





 なかなかグループワークって大変ですね。

 よりよいグループ学習を運営してゆくための秘訣集
http://www.ebmedu.umin.jp/ebm7/ebm_7.html

 グループワークトレーニング
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/kumasan/kumasan.htm

 学校グループワーク・トレーニング 横浜市学校GWT研究会 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896593073/qid=1127357349/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/250-4205072-4052235
 


続けられる喜びとは?  「女王の教室」最終話から

2005年09月21日 | ALL

 「女王の教室」:最終回視聴率25.3% 続編へ
 女性教師と小学校児童たちの戦いを描いた日本テレビのドラマ「女王の教室」が、17日放送の最終回で番組最高の平均視聴率25.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。7月の放送開始当初から天海祐希(38)が演じる「悪魔のような教師」の厳しすぎる言動に賛否両論がうず巻いたものの、最後は視聴者の支持を得て“完勝”した格好。来年以降に続編や、映画化の話も出てきた。(スポーツニッポン 2005年9月21日 MSN版から引用)



視聴率も25.3%とはすごいですね。
最終話は、話が少しだれていた、予定調和だという批判もあるようですが、なにはともあれ最後の場面は印象的でした。

和美は、真矢に、「先生はほんとはいい先生なんじゃないんですか」(10話)との問いにどうしても答えてほしかったのですね。(このあたりのしつこさは和美らしい…)
それで、真矢にアロハの意味を問うことによって、アイラブユーといわせます。
和美の満面の笑みに、真矢は和美の質問の意図を悟ったのでしょう。

「私はあなた(…6年3組のあなたたち、…受け持った生徒全て)が好きなの」

あくまでも鬼教師に徹していた真矢にとっては、図らずも本心を吐露し、和美にしてやられたと苦笑
そして和美に対しての“感謝”の笑み…

そう解釈しています。いいラストだったと思います。

いい先生であったかどうかは、10年後か20年後に、子供達が決めればいいという科白もありましたが、やはり受け持っているその時に、「先生ありがとう」と生徒に言ってもらえる喜びは、なによりも教職を続けるモチベーションになるものでしょう。
真矢だってそうにちがいありません。

今、自分が教師であった、その喜びがあの笑みによく表れていて、本当によいラストシーンだと思います。(続いてのエンディング-EXILEのEXITも今更ながらなんですが、なかなかよい歌詞ですよ)


「スカウトを扱って行くうちには、必ず失望やつまづきに出あうものと覚悟しなくてはならない。
忍耐強くあれ…酒やその他の悪徳のためよりも忍耐の足りないために仕事や職業を台無しにする人のほうがずっと多いのである。腹の立つような批評や煩わしい取りきめを、ある程度まで辛抱強く堪えなければならないだろうけれど、報いはやがてくる。
克己という価を払って自分の任務を尽くし、かつ少年たちに生涯を通じて他と違う資格を持たせるような人格(性格)を養ってやることから得られる満足感は、到底文字にあらわすことのできない報酬をもたらしているのである。
もし放つておけばやがて青少年を蝕んでしまう害悪がはびころうとするのを防ぐために尽くすということは、どんなに地位は低くとも、ともかく祖国のために貢献したという充実した楽しさを与えるのである。」(隊長の報酬について、ベーデン-パウエル著「隊長の手引き」から)



…先生は何で、そんなに頑張れるんですか?何でそんなに、教師が好きなんですか?
「教育は奇跡を起こせるからです。子供達は成長していく中で、私達が予想する以上に素晴らしい奇跡を起こします。」(阿久津真矢)


 「女王の教室」公式ホームページ
http://www.ntv.co.jp/jyoou/

 どらま・のーと
しまった!見逃したという人は、ぜひここを!!人気ドラマがシナリオ並みのドラマ再現と読み解き方があって楽しい。「女王の教室」も1話から最終話まで完全再現
http://dramanote.seesaa.net/category/487399.html






2005秋キャンプ・大冒険キャンプ実施要領

2005年09月20日 | ボーイ隊
2005秋キャンプ・大冒険キャンプについては次のとおりです。
すでにスカウトには実施要領が配布し、説明はすんでおりますが確認のため掲載します。


1 実施日
  平成17年 9月24日(土)~25日(日) 1泊2日

2 実施場所
猪高緑地87団キャンプ場

3 課題
(1)サバイバルキットの準備(自分のサバイバルキットを作成する。小型リュック・ハバザックを目処に1泊2日間用の最小限の個人装備の考え・準備する。)
(2)ビバーク体験(テント以外で手近なものを利用し一晩過ごす。)
(3)サバイバル料理(炊事道具を使わず料理する方法を考え、実施する。マッチ・ライター以外のもので火を起こす。水の確保と浄化方法について知り、実施する。)
(4)時間や方位を知る。(コンパスを使わずに方位を発見する。時計を使わず時間を知る。)  ※ 班集会で、スカウトハンドブック、インターネット、参考図書などで関連情報を収集・参考にして、班集会で検討、事前訓練をしておくこと。

4 参加者
  指導者3名 BS4名 計7名(予定)

5 集合・解散
(1)集 合  9月24日(土)午前10:00 千種駅(時間厳守)
(2)解 散  9月25日(日)午後2:30頃 千種駅

6 参加費
2000円(交通費含む。)

7 プログラム
別表1のとおりとする。

8 服装と装備
(1)参加者の服装は、制服(ただし、帽子は活動キャップとする。)とし、所定の記章・標章を正しくつける。また、活動中は、活動に適した服装とする。
(2)装備については、小型リュック・ハバザックを目処に1泊2日間用の最小限の個人装備)
   ※ 訓練で必要なもの  350ml アルミ缶 2、 スチール缶 1

9 期間中の食事
別表2のとおりとする。

10 健康・安全
(1)参加スカウトは、自らの安全や健康に留意するとともに、隊指導者の指示を厳守する。
なお、健康管理上特に留意事項のある者は、隊長に事前に申し出ること。また、現地での病気・事故等の処置については隊指導者の指示に従って行うものとし、父兄に当該スカウトの引取りをお願いする場合がある。
(2)緊急連絡はBS隊長の携帯へお願いします。  

11 その他
参加者は、当該キャンプについて不明な点は、班長を通じ隊長に照会されたい。


<<ターゲット・マスタバッチなら、F3 サバイバル>>

1 水の確保と浄化の方法について知り、実施する。   ハンドブック p206-207
2 マッチ・ライタ-以外のもので火を起こす。     ハンドブック p201-203
3 炊具を使わずに料理をする方法を考え、実施する。  ハンドブック p224-225
4 コンパスを使わずに方位を発見する。        ハンドブック p112-117
5 自分のサバイバルキットを作成する。        
6 テント以外で手近なものを利用し、一晩過ごす。   ハンドブック p274-275


9月の第3月曜日はスカウトの日

2005年09月18日 | ALL
 9月の第3月曜日は、スカウトの日です。
 今年は明日19日となります。(敬老の日と同じです。)

 スカウトの日は、全国のスカウト・指導者が地域社会への奉仕活動など様々なスカウト活動を全国各地で一斉に展開し、地域社会に貢献するとともに、スカウト運動が地域社会に根ざした実践活動であることを広く社会にアピールすることを目的とし制定されました。

 スカウトの日の始まりは、1974年(昭和49年)、北海道千歳市内で開催された第1回シニアースカウトフォーラムにおける「より良い社会を目指して、スカウトは何をすべきか」のテーマで討議の際に、「スカウト奉仕の日」を全国的に展開することが提案されたことに由来します。
 日本連盟では、この提案を受け、同年、5月5日を含む日を「スカウト週間」として制定しました。
 1990(平成2)年には、「スカウト週間」を改め、9月15日を「スカウト奉仕の日」とし、さらに翌1991年には「スカウトの日」に改称し現在に至っています。なお、「祝日法」の改正に準じて、2003(平成15)年から9月第3月曜日としています。
 
 本団では、スカウトの日にちなんで、18日(日)名古屋栄で開催の動物フェスティバルで行われる盲導犬の募金をお手伝いするなど活動をします。


<参考HP>

 日本連盟HP(スカウトの日)
http://www.scout.or.jp/j/youth/scoutday/index.html

 日本連盟HP(スカウトの日応援ブロク)
スカウトの日の活動状況をこのブロクで紹介して欲しいとのことです。
スカウト関係者でごらんの皆さんはぜひともトラックバック又はコメントしましょうよ!!
http://scoutday.jugem.jp/


9/15 ボーイ隊長会の報告(BS)

2005年09月16日 | ボーイ隊
 隊会議の開催結果の報告をします。

1 日時 9月15日(木) 19:00-21:00
2 場所 千種生涯学習センター
3 出席 本団からはボーイ隊隊長
4 主な内容
・第4回GB訓練について
 平成17年10月2日実施 班長・次長の心得、親睦会等
(本団は、上進式のため欠席する旨報告。)
・第14回日本ジャンボリーについて
 参加隊は千種地区で2隊編成する。
 参加隊の編成については、次回会議までに各団において、派遣隊の隊長、副長(以上成人指導者から)、副長補(ローバースカウト以上)、隊付、上班(以上ベンチャースカウト)、スカウト(派遣時2級以上で派遣にふさわしい者)の推薦者名簿を作成提出することとした。
・各隊18年度の年度計画
北野担当副コミッショナーから18年度は各隊、班制度を基本とした活動の実践を強く指導された。
 本団では、新年度よりこの考え方に基づき、これまでの隊集会中心のプログラム展開を改め、GB会議、GB訓練、班集会の実施することとし、さっそく班集会を開催を指導し、班旗、班のモットー、班呼等の作成を行っていると報告した。


<新生オオカミ班です。


「子どもの頃、学校で遠足に行ったと思いますが、どこに言ったか覚えていますか?それからそこで起ったり、体験したりする事はどうですか?」
「全部は無理ですけれど、海に行ったのと、それから空港の見学みたいなものもあったかな。何があったかといったらそうですね、飛行機の整備場で見た大きな飛行機に圧倒されたことぐらいかな。」
「その遠足の時はおやつは持って行きましたか?」
「もちろん。金額の上限は500円まで。いつの遠足の時だかは忘れたけれどはっきり覚えています。前の日に友達と買いに行ったな。相談して自分と友達と異なる物を買って、種類を多くしたり…。どの遠足かはわからないけれど、買いに行ったことやそのときに友達と相談したことも覚えていますよ。」
「私がやろうとしているのはそれなんですよ。」
「遠足をするのですか?」
「いや、そうではなくて、極端な言い方ですが、誰かが用意した遠足をスカウトたちに提供するのではなくて、ルールや条件はあっても自分たちで考え、責任を持ってやり遂げる活動を行える、その機会を与えたいのです。この場合は、おやつを買いにいったというのがそのよい機会だと思います。」
「はぁ、そうですか…」

 これは、日本連盟発行の「ボーイスカウト隊のリーダーハンドブック」の第2章「班の仲間たちとの活動」で最初に紹介されているエピソードから抜粋しました。
ベテラン指導者が新米指導者に対し、遠足の例をあげてスカウトたちが自分達で考えて、計画し準備することの意義を語っている場面です。
ボーイスカウト運動の大きな二つの特徴は、班制度と進歩制度にあるとは、過去にも紹介しています。
 特に班制度は、「人格養成の学校である」と創始者ベーデン-パウエル卿(B―P)が言い切ったごとく、スカウトの自主的自律的活動が運動の根幹です。
しかしながら、現状は、多くの団が…当団でもそうでが、隊員の減少から理想とする小集団の外形がとりづらくなっていること、また、効率的な技能の取得、円滑なプログラムの進行を重視するあまり、日常の活動が、指導者等が提供型=隊集会中心型になっておりました。
 新年度を始めるに当たって、本団ボーイ隊ではこれを改め、原点に立ち返り、班を主体とした活動を勧めていきたいと考えております。
当初は、大きな成果は期待できないかもしれません。プログラムの内容、技術の取得も貧弱になってしまうかもしれませんが、「自分で考える力を持った」子どもに成長するための大事なステップと考えています。
このことについてご理解とご協力お願い申し上げます。

文責 BS隊長

< 参考HP >

 班長の手引き 
この「班長のてびき」は、ボーイスカウト・アメリカ連盟が、1950年発行した四海同胞(Universal Brotherhood)版に基づいています。相当古い資料ではありますが、現在においても班長・次長のよりどころになるものと確信しています。
また、指導者、団委員、保護者等がボーイスカウト活動を理解する上でもよりよい資料となるものです。
一度ぜひご覧ください。

http://www.oge-tai.com/OGM5-1m-1.html

 スカウト指導者のためのアイディア・スカウティングの実践
 班制度(パトローリング)の意義と実践について示唆に富んでいます。世界スカウト機構発行。ここからPDF版がダウンロードできます。

http://www4.kcn.ne.jp/~bs-waka/Library/Library.html

14NJリンク集

2005年09月15日 | ボーイ隊
 日本ジャンボリーは、海外からの参加者を交えて全国の代表スカウトが一堂に集い、4年に一度行われる、国内で最も大きな国際キャンプ大会です。

来年(2006年)開催の「第14回日本ジャンボリー」は、スカウト運動の100年の歴史を振り返り、原点を見つめ直す大会ともなります。
参加するスカウトたちは、国内外のスカウト仲間との相互交流を通して、「2007:ひとつの世界、ひとつのちかい」(2007:One World One Promise)/(第21回世界スカウト・ジャンボリー大会テーマ)を実践することが目的とされています。


<< 第14回日本ジャンボリー概要 >>

1 テーマ  「風の不思議を突っ走れ!」 ―Scouts Wave 100―
2 会 期  平成18年8月2日(水)~8月8日(火)
3 会 場  石川県珠洲市蛸島町 「りふれっしゅ村 鉢ヶ崎」


※ 10月には、仮申込みが行われます。希望者はBS隊長に申し出ててください。


≪ 関連リンク ≫

公式HP
http://www.scout.or.jp/14nj_html/index.html

りふれっしゅ村 鉢ヶ崎
http://www.city.suzu.ishikawa.jp/home/kanbun/refresh.htm

埼玉県連
http://14nj-saitama.seesaa.net/

京都県連
http://14nj-kyoto.ameblo.jp/

山口県連
http://www8.ocn.ne.jp/~bsymg/14NJ/

香川県連
http://www.geocities.jp/scout_kagawa/suzusi.htm