BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
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Do a Good Turn Daily vol.27

2006年02月03日 | コラム:日日の善行

 『わたしが持っているものといったら絵を描く能力くらいで、それが自分の全てである以上、それを自分の生涯にしようとした。
 私は描いて描いて、描きまくった。』(ノーマン・ロックウェル Norman Rockwell(1894-1978))


 ノーマン・ロックウェル…名前は知らなくても、彼の絵は、絵葉書であったり、カレンダーであったり、はたまたイラストの通信教育の広告で、誰もが1度は見たことがあるでしょう。
 彼は、また、ボーイスカウトにも関わり深い画家です。彼は、数々のスカウト活動を描いていますが、20世紀初期の活動風景やアメリカでのボーイスカウトの様子など知ることもでき興味深いですよ。
 今日2月3日は、彼の誕生日(1894年 2月3日)です。


 『ノーマン・ロックウェルは、アメリカを代表する偉大な画家であり、ボーイスカウト活動を精力的に描き、また1916年から40年にわたり300以上の「ザ・サタデー・イブニング・ポスト」誌の表紙を描き続けました。1912年(18歳の時)ボーイスカウトの雑誌”Boys Life”の事務所を訪れたのをきっかけに、その活動に魅せられボーイスカウト活動を描きました。
彼の作品は、「ボーイズ・ライフ」ボーイスカウトカレンダーボーイスカウトハンドブックの表紙、切手のデザインなどに取り入れられています。 有名な作品に、1972年の”Can't wait" (ボーイ隊への上進を間近に控えたカブスカウトが待ちきれなくて、兄のだぶだぶのボーイスカウトのユニフォームを着て、三指の敬礼をしているもの)1961年の"Homecoming"(長期キャンプから帰ってきたボーイスカウトの息子を父親、母親、カブスカウトの弟が出迎えている様子)などがあります。
 彼の描いた絵は、その細密な描写テクニックもさることながらテーマを選び出す手因、見る人を微笑えませるほのぼのとしたユーモアのセンスで人々の心を魅了しました。
 また、以前、日本のスカウトに用いられていた「ボーイスカウトポケットブック」の表紙のスカウトの横顔は、1922年の彼の作品の一部をとったものです。
彼の最後の作品はボーイスカウトカレンダー"The Spirit of '76”です。
 ノーマン・ロックウェルのこれらの業績に対して、アメリカ連盟は功労章「シルバーバッファロー章」を贈りました。(過去、ベーデン-パウエル、トンプソン・シートン、ダン ・ベアード、その他数人しか授与されていない)
(テキストは、茨城連盟HP http://www16.ocn.ne.jp/~bsibarak/07MUS/HPIB07-06.html から引用)


≪参考≫

 公式HP http://www.nrm.org/
 WEB美術館 http://oak.zero.ad.jp/~zaf15903/top.html

 「ボーイズ・ライフ」誌 http://www.boyslife.org/hi/index.html
 Scouting By Norman Rockwell http://home.pcmagic.net/ogdenj/scout/pages/rockwell.htm


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