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園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

本屋さん

2013-07-05 20:58:03 | 日記

園長です。

 明日は、第36回目の運動会です。天気は「雨」の予報です。この時期は、本当に天気の機嫌がわかりません。雨が降ると日曜日に順延ですが、できれば予定通りに明日やってしまいたい気分です。

 さて、私は、本屋さんが好きです。本屋さんと言っても、人の名前ではありません。文字通り、「本」を売る店です。最近は老眼のために選ぶのがとても大変になっています。私は、近眼なので、文字を読むには眼鏡が必要です。しかし最近は、文字を読むために眼鏡をはずすことが多くなりました。それでも本屋さんに入ると、心がうきうきしてきます。でも、私には変な癖があり、本屋さんに入り、5分もしないうちに、足が内またになり、お尻の肛門のあたりが、なにやらむずむずしてきます。そうです、私は、本屋さんに入るとなぜか「うんこ」がしたくなるのです。私だけが変な癖があるのかと思っていたら、同じ悩みを持つ人が何人か現れ、何となくほっとしている自分がいます。本屋さんの雰囲気と言うか、インクのかまりと言うか、腸に刺激を与えるなにがしかの物質が分泌しているに違いありません。一度その兆しが現れると、欲しい本が目に入らなくなります。それこそ、手はぶるぶる、足は内また、それまでの笑顔が消え、顔は青ざめ、ほほは引きつり、ようもないのに、あっちへふらふら、こっちへふらふらしてしまいます。そんな時知り合いにでもあったら大変です。「あんた何やってるの?」とい割れるのが目に見えています。それでも、やっと自分のお気に入りの本を買い、家でひも解いてみると、同じ本が2冊もあったりして・・・・。記憶のほうも老化現象が出てきているようです。

 本屋さんと言うと、最近、小さな本屋さんが本当になくなりました。私が行くのは、三春屋の6階、ラピアノの2階、カネイリの2階が多いです。昔は単行本を買うことが多かったのですが、最近はきれいな写真がたくさん載っている、魚釣りの本やお酒の本、キノコの本を手にすることが多くなりました。でも、買おうかな?と思っているときに例の「おなかふにゃふにゃ、うんこしたい」状態になり、なかなかおもち帰りになることは少なくなりました。私からの提案です。便秘がちの方は、少し苦しくなったら、本屋さんに出掛けてみてください。インクの香りのする、真新しい本を手に、少しの間読んでみてください。きっとそのうち、足は内またに、そして、肛門がきゅっとしぼまる様な不思議な感覚に襲われることでしょう。そこで一気にトイレへ急行すれば、問題は一挙に解決です。変な薬を飲むよりよっぽど効果があると思います。まさか?・・と思っている人は是非、お試しあれ・・・。なんてね。

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夏が来れば思い出す

2013-07-04 20:31:35 | 日記

園長です。

 7月に入り、だいぶ夏らしい天気になってきました。最近は、1週間の間でも気温が10度前後も違うことが多く、体調管理が大変です。我が家の奥さんも鬼のかく乱と言うやつかもしれませんが、体調がイマイチです。

 さて、夏が来ると思いだす。はるかな尾瀬には行ったことがないので、尾瀬の話ではありません。この時期、高校野球の甲子園予選が始まります。私は、こう見えても甲子園を目指した高校球児だったのです。今では想像もつかないくらいスリムな体で、野球の要、キャッチャーをしていました。本職はセンターを得意とした外野手だったのですが、投手のあまりのだらしなさに活を入れるために、高校3年の春からコンバートされました。本当は、外野手でいたかったのですが、私達が2年の秋の時に、野球部員が6人しか残らなくて、内野だけで6人を決めてしまったのです。3年になり1年生が入部してくるのをキリンのように首を長くして待っていた記憶があります。

 あの日は、とても暑い日でした。忘れも知れない7月・・・・あれ、なんにちだったっけ?とにかく夏休みに入る2,3日前だったと思います。高校3年・・・甲子園を目指す最後の年でした。負けたら終わりの甲子園予選。1回戦は優勝候補の青森工業高校。相手は不足だったかもしれませんが、私たちには不足のない相手でした。前日にあまりの緊張に高熱を出し、救急病院で診察を受けた私でしたが、一人しかいないキャッチャーでしたから、まだ余熱が残るふらふらした状態で、試合に臨んだのです。それでも途中までは4―3の一進一退の好ゲームでしたが9回の表に大老点を入れられ万事休す。コールドは免れましたが、1回戦で負けてしまいました。球場裏で最後のミーティングをしていた時、私の父親が珍しく応援に来ていて、「冷たいものでも飲むか?」私に声をかけました。それまでほとんど応援にも来てくれなかった父が、私の最後の試合だと思い、応援に来てくれたのでした。カッコいいところを見せてあげたかったのですが、試合では、4打数3三振、1キャッチャーフライと散々な成績を見せてしまいました。それでもたった4人しかいない3年生を監督がねぎらい、父親から優しい言葉をかけられた瞬間、大粒の涙が流れました。これまで滅多に応援に来ない父が応援に来ていたことと、3年になり高校の先輩が監督になり、それまでの苦労がドット思い出され、止めようとしてもなかなか涙が止まりませんでした。帰りの電車の中で、帽子を深くかぶり、いつまでも泣いていたことが昨日のように思い出されます。その父も10年目になくなり、当時監督でもあり、私たち夫婦の仲人をしてもらった先輩も数年前にガンで亡くなりました。いろんな思い出がある、夏ですが、高校野球県予選が始まるこの時期なると、少し感傷的な気分になります。

 保育園では、明後日土曜日に運動会が行われます。子どもたちにはどんな思い出が残るのでしょうか。あまり悲しい思い出にはしたくないと思いますが、人生、勝ちあり、負けありで楽しいのではないでしょうか。先日、八戸市幼児サッカー大会があり、我が長坂保育園は準優勝に輝きましたが、保護者の応援があったからあそこまで行けたのだと思います。誰かが応援することで、こども達の実力が2倍にも3倍にもなります。見守る力は偉大だと思います。これからも子どもたちの応援団でありたいと思っています。

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