園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

目に青葉山ホトトギス初鰹

2015-05-28 15:57:08 | 日記

園長です。

 本当にいい季節になりました。朝、我が家の老犬を連れて散歩に出かけると、「カッコー、カッコー」と甲高い鳴き声が聞こえます。ちょっと前までは「ホーホケチョ」と鳴く鶯が恋の相手を探して鳴いていました。寒がり屋の私ですが、さすがに最近は半そでで過ごしています。5月に入り、各種総会、会議が増えてきました。ここ1,2週間は青森での総会、地元での理事会、子供たちのフットサル大会、誕生会、市役所との行政説明会、労働基準監督署の研修会、老人施設との交流会・・・と息つく暇もないくらいせわしい日々が続きました。まさに老体に鞭を打って・・・という感じです。いつになったら一息つけるのか、誰か教えてください。

 ということで世の中は初夏に向かってとても過ごしやすい季節になっていますが、私の心はまだまだ冬が終わっていないようです。そんな中、青森県保育連合会の27年度総会が青森市で開催されました。八戸からの参加者はほとんどいませんでしたが、私はこの総会が楽しみです。別に会議の中身が気に入っているわけではありません。問題がたくさんあり先行きが不透明なことばかりでなので気が滅入るくらいなのです。実はこの後の帰りにお楽しみが待っているのです。初夏の高原には山の恵みがたくさんあります。この日はたまたま「自家用車」で来たので、帰りは八甲田連邦を縦断して帰ります。その途中で「わらび」が収穫できるのです。この場所ではこの時期、ずいぶんお世話になりました。国道のすぐ近くなので、ほかの人はほとんど人目を気にして採りません。私は「恥のかき捨て」とばかり、ワラビ採りに精を出します。私の車にはいつ何時、ワラビが捕れるかもしれないので「草木灰」はいつも常備しています。この灰は優れもので、採ったワラビの切り株に灰をつけておくと、ワラビのアクが抜けやすく、食べてもおいしいワラビになります。道路から少し山に入り、熊が出ないかドキドキしながらワラビの頭を見つけます。フキの中のワラビは太くて柔らかいのですが、なかなか見つけるのに苦労します。ましてこの日は「総会」だったので「スーツ」にネクタイ、皮靴と言った装いだったので、歩くのが大変。それでも「山のアスパラ」と呼ばれる俗名「ヒデコ」も交えて、約100本くらいとったでしょうか。片手で持ちきれない程度に2回分収穫し持ち帰りました。八甲田の夕焼けを背にしながら「五戸町」の尾形精肉店へ。ここの「馬刺し」は青森県で一番・・・高く、おいしいと評判です。下手な牛肉よりよほどいい値段がします。我が家は「馬刺し」が大好きなので年に何回かここで買った馬肉を食べます。刺身は「上肉」「ひれ肉」「ロース」と三段階ありますが、絶対「ロース」がお勧めです。こぎっとしたうまみと、柔らかい肉の触感は抜群です。この日はワラビをゲットした余裕からか、「鍋用の肉」まで買ってしまいました。3人家族の我が家では一人100グラムも食べれば十分なのです。今晩の夕餉は馬肉尽くしとワラビ三昧です。バリバリ君と鍋っこ君の調味料(味噌出汁)も買って家路を急ぎました。これがあるから今も時期の青森行は楽しいのです。

 私がまだ若かったころは「天間ダム」から山を越えて八甲田温泉に出て青森まで行ったことがありますが、秋の八甲田はキノコの宝庫、わき道からも「なめこ」が出ているのが見たくらいでした。そしカヌカ」と呼ばれる「ブナハリタケ」がブナの丸太にびっしり張り付いていたこともありました。今は昔・・・。最近は「熊」が出没するということで「一人では山に入らないように」という看板を横目に道路わきでうろうろしている園長です。

 まだ「トーキョートッキョキョカキョク」と鳴くホトトギスの声は聴かれませんが、この鳥が鳴きだすといよいよ季節は夏になります。園庭では子供たちが真っ黒になってボールを蹴って遊んでいます。先日行われた「八食フットサルフェスタ」では思いがけず「優勝」してしまった長坂保育園ですが、本番は6月27日。今年で最後になる長根陸上競技場での戦いになります。八戸市民待望の「本格的スケートリンク」が建設予定ですが、私たちはここの「芝」でのサッカーをもっと続けたい思いでいっぱいです。秋はどこでやればいいのか検討中ですが、今より条件の良いところはなさそうです。あちらを立てれば、こちらが立たない・・・世の常とは思いますが、何とかならないものでしょうか。

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読売新聞ファミリー通信

2015-05-16 11:05:11 | 日記

園長です。

 青森県南部地方は、ほとんどが「デーリー東北」という新聞を取っています。青森県全体では「郷土の新聞東奥日報」が多いと思いますが、我が家はへそ曲がりが多いので「読売新聞」をとっています。お悔み欄はさすがに「デーリー東北」の方が詳しく参考になるのですが、内容は断然全国紙の方が充実しているようです。実家では「朝日新聞」をとっていて「天声人語」は受験にも出題された受験生にとっては勉強になる新聞でした。

 さて、その読売新聞ですが、毎週土曜日に「よみうり通信」という地方での出来事イベント紹介などが載った瓦版的なものがあります。その中で、毎週楽しみに読ませてもらっているコーナーがあります。「さわやか和尚さんのさわやか説法」というコーナーで、私の大学の先輩であり、八戸市議会議員でもある高山氏が執筆しているコーナーです。仏の教えを自分の体験を交えて、面白おかしく説法しているのです。今週と先週号には、高山さんがアルバイトをしていたころの話が掲載されていましたが、実は私も高山さんが住んでいたアパートに3年くらい一緒に(同居していたわけではない。同じアパートだったというだけ。)いたので、地理的なことや当時の出来事など、手に取るようにわかります。同じアパートの2階。5部屋のうちの廊下を挟んで南と北の正反対の部屋でしたが、3年くらい「同じ釜の飯」を食べた中でもあります。ただ、当時は私が2年生、高山さんは大学院で雲の上のような先輩でした。先輩の部屋は、お客さんが多く、夜な夜な・・・・・、おっとこの先は個人情報の世界なので、先輩からお許しが出てから書くことにします。

 この中に、「枝川」という鰻屋さんが出てくるのですが、実は先輩が仕事をしている現実を私も一人の客として「目撃」しています。あの話は決して作り話ではなく実話であることを私が証明します。といっても、私も貧乏学生だったので「枝川」にはめったにいけませんでしたが、友人が泊まりに来た時などは「出前」など頼んだりしていました。枝川に行っても鰻を食べたのは1回だけ。土用の丑の日にたまたまアルバイトの給料がはいった日に食べただけでした。いつも食べたのは「エビフライ」です。今考えると出所が怪しいと思えるような「巨大なエビ」(私たちは伊勢海老だと思っていた。)がこんがりきつね色に揚がって出てきました。当時は高級食材とはどんなものかもわからないで食べていました。店の中に「甲斐犬」が飼ってあり、お客と戯れていたのを覚えています。今だととんでもないクレームが付きそうです。高山さんの結婚式には枝川のご主人も列席され、こともあろうに私に「八戸で一番寿司がうまい店に連れて行ってくれ。」と言われ、普段でも寿司を食べたことのない私はうろたえたことを思い出します。その時は「寿司重」という今はなくなった結構有名な店を紹介したのですが、それで合っていたのかどうかも分かりませんでした。まだ大学を卒業して1年目、今ほど「食」に関心があるわけでもなく、薄給なわが身にはとてもハードルの高い要望でした。

 このさわやか和尚さんのさわやか説法を読んでいると学生時代の駒澤大学界隈のことを思い出します。先輩に最初に出ったのも衝撃的でした。私が高山さんが住んでいた「内畠荘」へ引っ越しをした2,3日後の夜、先輩が部屋のドアをたたき「メンバーが一人足りないのでいかがですか?」と誘いに来たのでした。何の誘いかというと「マージャン」です。これをきっかけに泥沼へとはまり込んでいったのです。高山さんとのエピソードは、たくさんあるのですが、なかなか情報公開できない出来事が多く、そのうちゆっくりご紹介したいと思います。まずは、市議会議員選挙2期目当選おめでとうございます。これからもしっかり八戸のために働いてください。私も選挙以外のことであれば微力ながら協力したいと思います。

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アジア民族造形館

2015-05-11 16:44:16 | 日記

園長です。

 新年度が始まったと思っていたら、もう5月も半ば・・・。毎日ジタバタ過ごしています。連休は「残念な一日」が多く、なんとなく消化不良で過ごしてしまいました。5月3日は1年ぶりで「渓流釣り」に出かけ、第一投目で釣竿を折ってしまいました。予備の竿を持って行ったので、何とか続けられましたが、6.1メートルの渓流竿はお小遣いをやりくりし、やっと買った代物だっただけに、正直悔しくてしょうがありませんでした。その日の川は、私と相性が悪く、胴付渓流靴には穴が開き、びしょ濡れ・・・それでも1匹のやまめ(20センチ)2匹のイワナ(18センチ弱)をゲットし、10時30分には納竿しました。近くの「新安比温泉」へ直行し、3汗くらい流し、ついでに「社長の手作りそば」をレストラン食し、帰路に着きました。ワラビ、フキはまだ早く、山菜の王者「タラの芽」は、採り尽くされ、ほんとに残念な一日でした。4日は娘夫婦の庭の草取り&ジャガイモ植えで終わり、5日は正午から結婚式。6日は久しぶりに妻とデート。行き先は「洋野町道の駅」。なんと妻の方から「パークゴルフがしたい。」と申し出があり、おつきあい。私も初めての体験でした。実は本物のゴルフをしている私は、「パークゴルフなんて・・・。」と思っていましたが、ゴルフと似て非なるものでした。たった30メートルくらいの距離のカップが遠いこと遠いこと。しかも坂の途中にカップを切ってあるホールもあり、はずすととんでもないことに・・・。勝負は僅差で私が勝ったようですが、ド素人でも楽しくできるのがパークゴルフのようです。ちなみに3コース回って、パーが3個、バーディは2個だけでした。恐るべしパークゴルフ。暇を見つけリベンジに行きたいと思います。

 そういうことで、散々な連休を過ごしたわけですが、10日の日曜日は野田村へ出かけました。妻が「テレビで野田村のアジア造形館」というところが出ていた。行ってみたい。」・・・。ということで「母の日」である今日は、妻の言うとおりにしないと後で何が起きるかわからないので返事はいつも通り二つ返事。

 陸中野田の道の駅で「塩ソフト」を食べ、野田の塩と炊き込みご飯の素を買い求め、一路アジア民族造形館へ。山道をどんどん進み、奥へ奥へと行くこと15分。やく8キロくらいかかってやっとのことで着いたアジア民族造形館。ただの藁ぶき屋根の家?が2,3件あり、周りの畑では老人たちが畑の手入れをしていました。近くに車を停め、近くにいた女性に受付をきいて、そこに行くと、答えてくれた女性が担当者で受付兼案内係兼説明係の役場の人でした。約30分くらいいたのですが、お客は私たち2人だけ。昔の家を改造してアジア各国の民芸品や衣装を展示していました。私には特に見どころはなかったように感じました。むしろ近くを流れていた川が魅力的でイワナやヤマメが釣れると聞いて、今度来る時のための(もちろん渓流釣り)下見に余念がありませんでした。その後、古民家で営んでいる喫茶&民宿で「これしかありません。」と言われた「ランチ定食」(こごみのクリームシチュー、ワラビのお浸し、コーヒー付)を注文し、囲炉裏の焚火を囲み、煙にむせながらおいしく食事をいただきました。なんとも言えない不思議な感じの「縄文時代」を体験してしまいました。

 そういうことで、最近は仕事も遊びもほどほどにするようにしていますが、この時期は決算で、とても忙しい。今週から来週にかけて決算をしながら各種総会が待ち受けています。なんだかなあ・・・と感じることもありますが、きっと「苦あれば楽あり」と思い、頑張りたいと思います。明日は午前中に八戸市へ出向き、新役員そろってあいさつ回りがあります。これから2年間メンバーが変わらないので、とりあえず「顔合わせ」です。早くお役御免・・・になりたいと思う今日この頃です。

 子供たちは元気です。私が落ち込んでいる分、余計元気が伝わってきます。明日は、「ニチイケア」さんと交流会があります。14日には2年ぶりに「サンシャイン」さんとも交流をします。そして来週は江南小学校の運動会、八食センターの「フットサル大会」にも参加予定です。私も落ち込んでばかりいられないのでそろそろエンジンを全開にして子供たちと楽しもうと思います。春本番、子どもたちに負けてたまるかあ・・・と気合だけは入っている園長です。

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