園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

きく組最後のおにぎりの日

2023-03-29 12:50:47 | 日記

園長です。  我が園では、45年前の開設当初から行っている伝統行事があります。それは毎週水曜日の「おにぎりの日」です。この日は、各家庭から手作りおにぎりをもってきてもらう日になっています。3歳未満児は保育園から主食、副食が提供されますが、3歳以上児は開設当初、ご飯だけの弁当を持ってきていました。10年くらいたってから保護者の要望を取り入れ「完全給食」にしましたが、「せめて弁当だけは作ってあげたい」との親の要望があり、数年ずれ込んでしまいましたが、「おにぎりの日」だけは残すことになりました。脈々と45年間続けてきましたが、時代時代で趣向が変わり、おにぎりの様子もだいぶ様変わりしました。醤油で香ばしく焼いた「焼きおにぎり」、ニンニク味噌をたっぷりつけた「味噌おにぎり」、黒く輝いている「焼きのり」を使ったおにぎり。中身は梅干し、鮭、おかかなど子どもたちにせがまれて入れたと思われる具材がたくさん。最近は中身よりも「外見」。見た目が映えたものが多くなっています。

植えの写真はオーソドックスな海苔の貼り付けですが、これも手の込んだものには感心します。

こういう芸術的なものまであります。中には、「伝言」が入っている者やお手紙が添えてあるものもあります。

子どもの名前やお友達の名前入りもあります。

子どもの関心があるものを題材にしたおにぎりも・・・・。

思わず「お母さんえらい」と感心してしまうおにぎりもあります。

お母さん方の愛情がひしひしと伝わってきます。おにぎりの日は、献立がどんな豪華なものでも、おにぎりが一番早くなくなります。中には、食べるのが惜しくて、じっとおにぎりを見つめている子もいますが、いつの間にかおなかの中に納まっています。本当に長い間、おいしいおにぎりを作っていただき心から感謝します。ありがとうございました。

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梅は咲いたか 桜はまだかいな

2023-03-22 10:58:36 | 日記

園長です。

 今年の春は早い。東京ではソメイヨシノの開花宣言が先日行われ、そろそろ満開に近い状態なのではないでしょうか。八戸でも4月14日が開花予想になっていますが、少し早まるのではないでしょうか。ここ数日は気温が高く、15度くらいまで上がっています。この時期は「ひがんじゃらく」という季節外れの湿った重い雪が降ることが多いのですが、今年はそんな心配も必要なさそうです。と言っても入学式には雪が降ることが多く、まだまだ油断はできません。

 今年度は、「コロナ」に始まり、「インフルA」で終わりそうですが、ここにきて「胃腸炎」が大流行。特に大きいクラスが標的になっているようです。最近は「初めての体験」が多く、これまでとは違った対応が求められ、職員の仕事も大幅に増えました。丁度年度の変わり目、納めと始まりの準備で忙しいのに・・・という感じです。

 本日、「修了式」を行いました。各クラスで一年間で頑張ったことなどを発表しながら、新しいクラスに進級することを喜び、新しい担任を確認し、今月で退職する職員とお別れしながら一年を振り返りました。先日卒園した年長組は、4月から小学校へ行きます。40人の卒園で、12の小学校へ分かれます。たった一人での入学も何人かいますが、これからの頑張りを期待し、応援したいと思います。4月からの新入園の子も決まり、4月1日の入園式を待つばかりとなりました。園庭には春の光が降り注ぎ、子どもたちの出番を待っています。

 

3月18日(土) 今日は4月からの新入園児の説明会がありました。数回に分けて行っていますが、今日は参加人数が多かったからか、少し緊張してしまい言葉に詰まってしまいました。言いなれた言葉も書き出しておかなければ…と反省しました。 さて、今日の給食は『焼きそば』でした。揚げ玉とたっぷりの青のりがかかっていて、大人気!「もっとおかわり食べたかった~」と最後の一本まで、きれいに食べているお友だちがいました。『胡瓜と竹輪のマヨ和え』もシャキシャキした胡瓜の歯ごたえが人気の一品でした。インフルエンザのお友だちが、また少しずつ増えてきました。今日から春彼岸なので、お墓参りに行く際は暖かい格好でお出かけください。(若江)

3月17日(金) 今日は市内の小学校で卒業式が行われたようで、昼くらいから多くの卒園児たちが成長した姿を見せに来てくれました。近隣の小学校だけでなく、柏崎や下長など学区外の小学校を卒業した子どもたちも遊びに来てくれたので、プチ同窓会のような盛り上がりでした。当時担任だった職員は、みんなが会いに来てくれることを予想して、給食を早めに食べるほど楽しみにしていたので、大喜びでした。皆さん会いに来てくれて、ありがとうございました! さて、今日の給食は『豆腐ハンバーグ』でした。「ハンバーグの中に何が入っているの?」と聞きながら盛り付けしてもらっているお友だちもいて、中身にも興味を持っていました。和風のハンバーグだったので、醤油ベースの餡を絡めながら、大きく口を開けて食べていましたよ。『野菜の胡麻和え』は、ほうれん草ともやし、人参を黒胡麻で和えたもので人気があり、大盛りでもらっているお友だちが多くいました。食べ終わった皿をみて、「くろい・・・」と食後に今日の胡麻が "黒胡麻" だったことに気づいた子もいたようです。昨日より10度近く気温が下がる等、寒暖差が激しいので、体調管理に気をつけてお過ごし下さい。(若江)

3月16日(木) 年長組のお別れ会でした。この日は保育園で一番給食室が騒がしくなります。子どもたちからリクエストされたおいしい料理が所狭しと並びます。いつものランチルームでは足りないので急遽2階のホールが会場になりました。お別れ会は乳児から年長までそれぞれの年齢のクラスで出し物を出し合い、プレゼント交換の後は、サッカーと仲良しの引継ぎをしました(詳しくはかわら版で)。年長組から「虹」の歌声を在園児に送り、楽しかった園生活に別れを告げました。この日のために調理員は、子どもたちのために作戦を練りに練り、食材の外にも力を入れていました。各テーブルは動物のチームに分かれ(いぬ、ねこ、いるか、キリンなど)、ミニグラタンにそのカードが表示されていて見た目も楽しいものとなっていました。4人の調理員が愛情たっぷり、心を込めて作ってくれた食事は、たちまちみんなの胃袋に収まりました。我が園で取り組んでいる「セミバイキング」方式は、究極の食事の方法だと思います。食べる子にとっても、小食の子にも満足の時間になったようです。デザートは恒例の「噴水フルーチポンチ」。炭酸にラムネを入れたら、泡が噴水のように流れ出て、キャーという歓声に包まれました。一年に一度、豪華なランチになりました。

3月15日(水) 東京では桜の「開花宣言」があったようです。今年は全国各地で桜の開花が早まるようです。青森県は4月18日だそうです。私が小学生の頃は5月のゴールデンウイークのころが桜の花見が盛りでした。そして桜が咲いてからも雪が積もったこともありました。地球温暖化の影響はとても大きいようです。先日、青森県の人口が70年前の人口になったとありました。人口は同じでも社会環境は大きく異なります。70年前は子どもが多く、将来の希望にあふれた人口でしたが、今は子どもが少なく老人が多い、まるで暗闇へ向かって突き進んでいる状況です。増えているのは都会だけ・・・若者を引き留める魅力ある青森にしなければ先が思いやられます。来月は統一地方選挙が4年ぶりに行われます。本当に八戸に必要な人を選びたいと思います。  さて、今日はおにぎりの日。おかずも食べずにおにぎりにかぶりつく子、おかずを全部食べてからおにぎりをほおばる子、いろんな食べ方をする子どもたちですが、お母さんが作ってくれたおにぎりは最高なのです。おにぎりには勝てませんが、我が園の「さかな料理」もおいしいです。本日の「赤魚の煮付け」は昆布でしっかり煮詰めてあり、赤魚独特の噛み応えもあり人気メニューの一つです。具沢山金平は野菜がたくさん摂れるのでこちらも人気があります。卒園式も終わり、少しハイテンションになっている年長組ですが、本日を含めてあと2回のおにぎりの日、愛情たっぷりのおにぎりに感謝です。

3月14日(火) 昨日より気温は下がりましたが、晴れていたので、子どもたちは園庭で遊んだり散歩に出掛けたりと、戸外遊びを楽しんでいました。1歳児クラスのお友だち同士が「さむかったね」「さむくないよ」と給食を食べながら話していました。会話の内容にもほっこりしながら、4月の様子を思い出し1年間の成長を感じました。 今日の給食は、『まさご揚げ』でした。豆腐の中に人参や椎茸、鶏肉や海老、じゃこが入り油で揚げたもので、小さいお友だちにも食べやすく、子どもたちに人気の一品です。春雨の中華和えも、彩りが鮮やかで、キュウリのシャキシャキ食感がアクセントになり、とても美味しかったです。年長組は、保育園での生活が残りわずかとなり、給食中の会話にも花が咲き、好きなアニメの話で盛り上がっていました。(若江)

3月13日(月) 3月11日は「卒園式」でした。丁度、地元の中学校でも「卒業式」があり、当園を卒園した卒業生が大勢あいさつに着ました。また、勤続13年の職員が3月で退職ということで、その職員が卒園させた子たちと親が大挙あいさつに見えて、ねっこルームは卒園児たちでいっぱいになりました。卒園式が終わりホットしていた矢先だったので、少しパニック状態になりました。久しぶりの保護者やおじいさんたちともその後の状況など語り合い、とても貴重な時間になりました。そして、卒園児の一人が「バイオリン」を退職する職員に聞いてほしいと、ミニ演奏会を行いました。45回目の卒園式は卒園OBも集まり大賑わいとなりました。子どもたちと職員、そして保護者が同じ方向を向いて子育てをしてきた証でもあったようです。 さて、卒園式が終わっても年長組は31日まで登園します。でも今日からは、新年度に向けて在園児の「移行期間」が本格的になり、年長児たちの異年齢でのお手伝いも真骨頂を迎えます。残り3週間、楽しく過ごしてもらいたいと思います。今日は、みんなが大好きな「肉じゃが」でした。そして我が園の人気ナンバー2の「蒲鉾と沢庵のマヨ和え」は今日もお代わりの連続でした。最近はほとんどの子が「いっぱいです」という調理人には嬉しい悲鳴になっているようです。小学校もここ1,2年前から我が園の給食の方法と近くなり、子どもたちも安心して学校の給食を食べられるようになったようです。「完食」は子ども自信につながります。(お詫び)土曜日は更新できなくてすみませんでした。

 

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45回目の卒園式

2023-03-13 13:25:09 | 日記

園長です。

 今年度は書類の大当たり。監査(法人、施設)書類を含めて、調査書やアンケートなどたくさんたくさん書類を書いたような気がします。この3月になり、法人の書類つくりに監督署の調査書まで加わりました。頭から煙が出てきそうなくらい混乱していますが、優先順序を考え、出来そうなものから処理していくつもりです。

 さて、そんな中、我が園の45回目の卒園式が行われました。私は保育園ができてから4年目に就職したので私自身は42回目の卒園式でした。今回は我が園始まって以来の卒園児数が40名になりました。保育教諭も4名、二クラスに分かれての保育でした。我が園では「異年齢保育」に取り組んでいるので、3歳以上のクラスが異年齢で活動することが多いので、職員の取り組みも複雑ですが、職員に聞くと「もう前の保育には戻りたくありません」と言います。楽かといえばそうでもなく、かえって職員の話し合いが多く、傍からは大変そうに見えますが、本人たちはいたって楽しく保育をしているようです。卒園式には一人が欠席しましたが、39名が参加し、来賓の校長先生方から「ボリュウムがあり迫力がありました」という感想をいただきました。人数が多かったので卒園証書も被るところはだいぶ端折り、簡素に簡素に行いました。それでも9時45分に始まり11時過ぎまでかかりました。式は感動的で職員も子どもたちも大粒の涙を流しての退場になりました。毎年、子どもたちに卒園証書を一人づつ手渡していますが、子どもたちの真剣な表情、輝く瞳には思わず、感動してしまいました。担任とは子どもたちの接し方が違うので、一概には言えませんが、私もとても感動していました。この時ばかりは「園長冥利」に尽きる思いです。

 個人的には、思い出がある人も今回で卒園しました。私が保育園に入った昭和56年に年長だった女の子が、お母さんとなって5人の子どもを長年の間当園に入れ、最後の子が卒園でした。2番目の子が現在親となって保育園に通っています。途中何年か間が空きましたが、本人の在園機関も含めて30年以上保育園に通っていただいたと思います。孫はまだ乳児なのであと5年は保育園とかかわりそうです。今でも覚えていますが、当時年長(私が保育園に勤めた年)だったその人は、私の姉(翌年亡くなった)が担任し、絵画展で優秀賞をいただいた方です。大きな三輪車の絵だった気がします。姉ががんで亡くなった時、母親と一緒に会いに来てくれました。昔々の思い出です。別れと出会いの季節、人それぞれ特別な思いがあると思いますが、どんな思いでも大事にしてほしいと思います。出会いと別れは人生の宝物だと思います・・・この年になって、ようやくその意味が分かってきたように思います。すべての出会い、すべての別れに感謝です。

 

3月10日(金) 今日は子ども達の大好きなじゃじゃ麺でした。「やったー!ラーメンだ」と喜んでいる子ども達が多く、とても人気でした。小さいクラスの子ども達も麺類は大好きで、夢中で食べていましたよ。ひき肉、しいたけ、タケノコ、ニンジンなどが細かく刻まれて具として入っていて、おいしかったです。フルーツ入り杏仁豆腐は食べると口の中がさっぱりしました。 さて、明日はいよいよ卒園式です。ホールに飾るお花も届き、午前中から先生たちも椅子をふいたり窓を拭いたりと、準備を整えています。時期的にまだ盛大に、とはいかないかもしれませんが、心を込めてお祝いし、送り出してあげたいな、と思います。(松田)

3月9日(木) 昨日は春のような暖かさで、上着を脱いで遊んでいるお友だちが多かったですが、今日の午前中は冷たい風が吹き、いつもの3月に戻っていました。元気いっぱいな子どもたちは、少しの寒さは気にせず、園庭の土の乾いている所で、サッカーをしたり、追いかけっこをしたりと楽しんでいました。 さて、今日の給食は『鯖のおろし煮』でした。脂ののった鯖に、大根おろしと万能ねぎの餡がかかり、さっぱりとしていて美味しくいただきました。『卯の花』は人参や牛蒡、小松菜に椎茸、竹輪にさつま揚げなどが入り、具沢山で栄養満点!子どもたちにも食べやすいように、しっとり作られていたので、みんなモリモリ食べていました。今日のご飯は『わかめご飯』だったので、「いっぱいです!」と盛ってもらっているお友だちが多かったです。(若江)

3月8日(水) 今日は子どもたちの大好きなおにぎりの日です。「うさぎさんおにぎりだった」や、「昆布が入ってたよ」とおにぎりのことを教えてくれる子どもたちがたくさんいました。たんぽぽ組は、年明けからお弁当箱を持ってきていただいていますが、子どもたちは「みてみて!お弁当だよ」「お母さんが入れてくれたんだよ」と、笑顔で教えてくれました。お弁当箱という特別感が嬉しいようですよ。いつもありがとうございます! さて、今日の給食はツナ里芋コロッケでした。ジャガイモのホクホクっとしたコロッケとは違い、ねっとりとした食感でした。いつもと違うコロッケでしたが、子どもたちは美味しそうに食べていましたよ。ほうれんそうの白和えは、少し甘めの味付けで子どもたちも食べやすかったようです。 今日はとっても暖かく、日中はジャンパーがいらないほどでしたね!園庭で遊んでいた子ども達はジャンパーを着ていない子もいましたよ。このまま春になってくれるといいですね。(松田)

3月7日(火) 今日はきく組ひまわり組の子どもたちが卒園式の総練習をしました。みんな立派に話を聞いたり歌をうたったりしていました。今週の土曜日は本番です。きっと、いろいろなことを思い出し、涙涙になると思います…。 さて、今日の給食はチキン南蛮でした。甘酸っぱいたれと、タルタルソースがかかっていて、「おいしい!」と、子ども達の食も進みが良かったです。きゅうりとめかぶの酢の物は、好き苦手がありましたが、好きな子たちは美味しそうに食べていました。今週はずっと暖かくなるようです。保育園ではインフルエンザが猛威を振るっています。体調を崩さないように気を付けていきましょうね。(松田)

3月6日(月) 今日は、二十四節気の「啓蟄」(けいちつ)です。雪も解け、だんだん虫が土の中からはい出してくる季節だそうです。いよいよ春本番が来そうですが、ところがどっこい、八戸の春は「彼岸じゃらく」という、春彼岸の頃に降る、重く湿った雪が大量に降らないと来ないのです。と言いつつも、園庭の蠟梅(まんさく)が黄色い小さい花を咲かせています。気温もだいぶ高くなり、気持ちも少しハイになります。今週の土曜日は第45回目の卒園式です。インフルエンザが心配です。一時落ち着いていましたが、先週くらいから毎日のように連絡が来ています。つい、「次から次へと・・・」と愚痴が出てしまいそうです。  さて、今日のメニューは「チャプチェ」でした。チャプチェってなに?春雨と牛肉と野菜が入っていました。口当たりはとてもよく、子どもたちの進みも良いようでした。無限キャベツは大人気でおかわりの列ができていました。「果てしなく食べられる」という意味で無限という名が付いたそうです。フライ麵のパリパリが何とも言えない食感がありました。

 

3月4日(土) 卒園式まであと一週間!保育園ではアルバムやしおりも完成し、ホールなどのワックスがけをするなどの準備も進めています。そんな中、園内でもインフルエンザに罹るお友だちが増えてきました。市内でもまだまだ流行しているようなので、感染対策を強化しながら、無事にむかえられるように願います。 さて、今日の給食は『アスパラとウインナーのスープパスタ』でした。あっさりとしたコンソメ味のスープで、子どもたちはツルツルのパスタをこぼさないように、上手に口に運んで食べていました!サラダはカラフルな色合いのシーザーサラダで、ツナが入っていてとても美味しかったです。飲み物が牛乳だったので、口の周りが白くなった男の子が「サンタさんみたい?」と、隣にいたお友だちと笑い合っていて、とても可愛らしかったです。(若江)

 

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安心・安全はどうなの?

2023-03-04 09:00:39 | 日記

園長です。

 はやいものでもう3月も4日になりました。令和4年度もいよいよ最後の大詰めを迎えています。令和4年度はコロナで始まり、インフルエンザで終わるような気がします。園でもそれなりに対応策を施し、安全・安心の保育を目指してきました。しかし、この安全・安心も限界があります。園だけでは到底達成できません。見えない感染症の恐ろしさを実感した1年でもありました。

 私は、基本的に「安心・安全」は嫌いです。感染症は別にしても、興味関心のある体験、経験は小さいうちから積極的にしてほしいと思っています。私たちが生きてきた子供時代とは経済的にも文化的にも大きな差があるので一概には言えませんが、最近は冒険する子どもが少なくなってきたように思います。安心・安全が行き過ぎて、面白くもなんともない時代になったような気がします。子どもは基本的に「絶対してはいけない」と親に言われたことを優先的に行う動物です。そして痛い思い、悔しい思い、悲しい思いをしながら成長していきます。保育園ではさすがに「安心安全は目指しません」と言えませんが、できるだけ子どもたちの挑戦する気持ちには寄り添っていきたいと考えています。横浜市のある保育園では、入園説明会の時に「骨折までは大目に見てください」と園長先生が言うそうです。私はそこまで言うつもりはありませんが、気持ち的には本当によくわかります。安心・安全のために、大人が全部安全点検し、レールを敷いて、「さあ、遊べ」と言っても子どもにとってはちっとも楽しく遊べないと思います。自分で考えて、自分で選んで遊ぶことで「あれもやってみよう、これもやってみよう」と思うようになります。保育園でずっと前ですがこんな保護者がいました。園外保育でカレーライスを作るので野菜切のためにナイフのを使います。と言ったところ、「うちではナイフは危険だから持たせません。うちの子にはさせないでください。」と言われました。ナイフやマッチは小さい時から経験することで身に着きます。二十歳になったから急にできるようになるわけではありません。昔は鉛筆削り器などは高嶺の花だったので安い「ナイフ」で、時々指から血を出しながら鉛筆を削ったものでした。そうして段々上手に使えるようになったのです。今の子どもたちはいろんな意味で危険の経験が少ないような気がします。切り傷、打ち身くらいには家庭でも大目に見てほしい気がします。こどもたちには「少しくらい困難の方が出来たときは楽しいよ」と伝えたいと思っています。少し前のコマーシャルですが「腕白でもいい、たくましく育ってほしい」という思いです。

 

3月3日(金) 今日はおひな様。保育園では、ひな祭りと誕生会が行われました(かわら版参照)。3月は行事が多いので一緒に行うことになりました。誕生児は11人でしたが、年長児が多かったためスムーズに進行しました。誕生会の後は恒例の「長坂雛段」の登場です。おひな様、お内裏様、三人官女、五人囃子など職員に着物を着せてもらい、得意満面。それぞれが役になり切って楽しんでいました。雛祭りと言えば「ちらし寿司」です。我が園では、定員が多いのできれいな盛り付けは至難の業ですが、味付けと色合いのバランスがとれた食欲をそそるメニューになっていました。菜の花入りかき揚げは、「苦い」派と「おいしい」派に意見が二分したようですが、みんな残さず食べていました。あさりのスープには、丸麩が入っていて見た目にもおいしそうでした。鶏肉のマーマレード焼きは大人気でおかわりの行列ができていました。ゼリーと雛あられがついて今日の食事は大満足のようでした。 少し落ち着いていたインフルエンザが再び増えています。来週は「卒園式」が控えているので、大人も子どもも体調管理には十分気を付けてください。年度の締めくくり、やることがたくさんです。

3月2日(木) 暖かいような寒いような微妙な季節感の中にいます。朝方降った雪はほとんど解け、頑張って残っている根雪を解かそうと天気も必死なようです。明日は「桃の節句」おひな様です。3月は行事が目白押しで学校行事も多く、小・中学生を持つ職員の休暇願が絶えません。我が園でも来週の土曜日は「卒園式」が予定されていて最後の仕上げにかかっています。毎年のことですが、この時期は子どもたちの歌う声にすごく感動してしまいます。まだ練習中なのに・・・。本番が待ち遠しいような、来てほしくないような不思議な感情が渦巻いています。  さて、本日の献立は「八宝菜」でした。野菜と肉がとろりとした餡と良く混じりおいしい一品に仕上がっていました。3歳児のテーブルに行って写真を撮ろうと構えたら、男の子の口からポーンと「ウズラの卵」が1個飛び出しました。きっとおいしさをかみしめ最後に食べようとしていたらしく、口から飛び出したウズラの卵と私の顔を交互に見ながら呆然としていました。それを見ていた保育士が「大丈夫、おかわりあるから」と優しい一言。やっと安心した顔になりました。子どもにとって八宝菜に入っているウズラの卵は宝石に等しいくらい大事なものです。保育士の一言にどれほど安堵したやら・・・。職員が持ってきたお皿には「2個」ウズラの卵が乗っていました。きっと「園長に邪魔されて落とした」と言われないよう機転の利いたサービスをしてくれたようです。我が園には優しい保育士がたくさんいます。ありがたいことです。

3月1日(水) 昨日に引き続き、春らしい気温だったので園庭の雪解けも進み、川のようになっていました。根城の広場には福寿草が咲いていたようで、昨日たまたま散歩に行っていたたんぽぽ組のお友だちが、夕方のRABのニュースに映っていました。今晩からまた天気が崩れそうですが、少しずつ春が近づいてきているようです。 さて、今日の給食は『鰺フライ』でした。鰺の切り身にサクサクの衣がついていて「2個にして下さい」「3個にして下さい」と盛り付けてもらっているお友だちが多かったです。『煮こもり』は、さつまいもや人参、牛蒡やさつま揚げなど、他にもたくさんの食材が入り、栄養満点でした。「おにぎりの日、あと4回だけだよ」と話しながら食べている、年長のお友だちがいました。卒園までのカウントダウンが始まった3月です。(若江)

2月28日(火) 朝、お帳面にハンコを押していた園児たちが、「今日で2月おしまいだね!」とお友達と話している声が聞こえてきました。早いもので、もう2月が終わり、明日から3月です。年度末、新年度へ向けての怒涛の1か月が始まりますね。保護者の皆様、体調等崩さぬよう、一緒に頑張っていきましょう! さて、今日の給食はハヤシライスでした。ハヤシライスは大人気で、おかわりをしている子が多くいましたよ。おいしそうに食べながら、ハヤシライスのひげを口の周りにつけていました。ニコニコしながら食べる姿がかわいらしかったですよ♪ 今日の午後、ひまわり組の子どもたちが味噌づくりをしていました。時間はかかりますが、給食の味噌汁や秋の食育祭りで食べるのが楽しみです。(松田)

2月27日(月) 土曜日に2階の部屋へ紅白幕を付けました。雰囲気がすっかり卒園式になり、練習している子どもたちの背中も、ピンと伸びているような感じがしました。朝、2階で遊んでいたお友だちが ”野菜は生きてる” 第2弾!として育てていた、豆苗が大きくなっていた事に気付き「もう食べられるんじゃない?」と言っていました。さっそく、年長と年中組のお友だちが「給食へ入れて下さい」と持って行き、『豚肉と大根の煮物』に入れてもらう事になりました。大量の給食の中に入ったので、豆苗は少しだけになってしまいましたが、ちょうどよく味付けされた煮物は、子どもたちに人気でした。青森県の特産物の牛蒡が入った『ツナ牛蒡サラダ』はマヨネーズで味付けされ、シャキシャキの胡瓜とコーンの相性がバッチリでした。(若江)

2月25日(土)  天気予報では「晴れ」でしたが、午前中はときどき「吹雪」のような雪景色でした。本来は「三寒四温」の季節ですが、春はまだまだ遠いようです。保育園では、職人さんに園庭の樹木を剪定してもらいました。10年位前からの植っぱなしだったので、とてもスッキリしています。特に二本の桜は伸び放題だったので今年の花見は素晴らしい桜が見られそうです。まだまだ遠い春ですが、春一番に咲く「金縷梅」(まんさく)が蕾をほころばせていました。寒くてもしっかり巡って来る季節に合わせて咲く樹木の生命力に感嘆します。もうじき、春ですね。さて、本日はインフルエンザ最中の土曜日。我が園ではインフルエンザA型と胃腸炎がダブルパンチで襲ってきました。職員の子ども(特に小学生以下)が感染するともれなく保護者がお休みになるので勤務のやりくりが大変です。でもコロナと違い季節が過ぎると落ち着くので見通しが立つ分安心感があります。  さて、今日は「ミートペンネ」でした。マカロニを固めにゆでてミートソースで絡めたものです。フォークが使えない小さい子は口中にミートソースをつけながら食べていました。もう一品は「ジャーマンポテト」。どちらかというとこちらの方がおかわりが多かったようです。ジャガイモのフライとベーコンが程よくなじんで、おいしい一品になったようです。今日は2歳児がランチルームで食事をしました。来年度に向けて「移行」も着々と進んでいるようです。昨日4月からの新入園児が決定したと連絡がありました。まさに別れと出会いの季節です。保育園の職員にも別れと出逢いがあるようです。

2月24日(金)  今日は2月生まれのお友だちの誕生会でした。係のお友だちの出し物の他にも、2歳児のお友だちが”山の音楽家”の歌に合わせて楽器遊びを披露してくれたり、実習生のお姉さんがクイズやマジックをしてくれたりと大盛り上がりでした。 今日の給食は、誕生会メニューということで華やかな色合い!『フルーツサンド』にはイチゴやオレンジ、黄桃にバナナが入り、小さいクラスのお友だちは、口の周りを真っ白にしながら美味しそうに食べていました。『鱈のカリカリ―フライ』はカレー味の衣にコーンフレークが混じていて、外はサクサク(ちょっぴりザクザク)中はふっくらとしていて、とても美味しかったです。『カラフルサラダ』には紫キャベツが入っていて、「これ何だろう?ピーマンかな?」と言いながら食べているお友だちもいました。休み中の話や誕生会の事など、友だちと会話をしながら、笑顔で食事を楽しんでいるお友だちが多かったです。(若江)

2月22日(水)  今日は子どもたちの大好きなおにぎりの日でした。おかずは千草焼。具だくさんの卵焼きのようなもので、子ども達は美味しそうに食べていましたよ。小松菜とえのきのお浸しには人参もはいっていました。子ども達はおにぎりの具クイズをしたり、かわいいおにぎりを見せ合いっこしたり、とても嬉しそうでした。ふりかけを後のせするおにぎりがあったり、五穀米のおにぎりがあったり、お父さんお母さん方の工夫がみられ、見ていて楽しかったです。(松田)

2月21日(火) 今日は午後に、ユニバースニュータウン店の店長さんが来園して下さり、”ユニバース愛のチャリティー募金”の寄贈品の目録贈呈式を行いました。3・4・5歳児のお友だちが歌やお礼の歌を歌い、感謝の気持ちを伝えました。ユニーバースの皆さんありがとうございまいた。大切に使わせて頂きます。 さて、今日の給食は『肉うどん』でした。豚肉の他に人参や玉ねぎ、油揚げが入っていてボリューム満点!うどん好きのお友だちも多いので、おかわりもあっという間になくなっていました。『ツナコロッケ』には、ツナの他にコーンや人参グリーンピースも入っていて、中身の色がとてもきれいでした。3歳以上児のお友だちは  ”大きい”   ”小さい” かを選び、2歳児のお友だちも ”1個” にするか ”半分” にするのかを選びながら、自分で食べられる大きさを選んでいました。盛り付けの職員やお当番の園児とコミュニケーションをとりながら、給食の配膳も楽しんでいます。(若江)

2月20日(月) 今日は「八戸えんぶり」最終日でした。我が園には3年ぶりで「新組えんぶり組」が来てくれました。卒園児たちもたくさん参加していて、心温まるひと時を過ごしました。コロナの勢いは衰えましたが、インフルエンザの猛攻と胃腸炎の急襲で保育園は緊急事態になっています。園児の外に職員にまで感染が広がり、衰える気配が見えません。職員の子が感染すると保護者である保育士がお休みします。我が園は家庭持ちの保育士が多いので、小学校や中学校の感染の状況が気になります。噂によるとクラスの半数がインフルエンザにかかっている学校もあるとか・・。場合によるとコロナよりも状況が悪いかもしれません。  さて、今日は麻婆春雨とキャベツの胡麻酢和えの献立でした。麻婆春雨には人参、玉葱、千切り筍がたっぷり入っていて、春雨の頼りない食感を補っていました。最近、デザートのパインがとてもおいしく、楽しみになりました。我が園では「セミバイキング方式」の給食なので量を自分で決めることができます。一個、二個、三個と自分で食べられる量を自己申告するのですが、パイナップルは好き嫌いがはっきりしていて、見ているととても面白いです。たかが給食、されど給食、いろんなものを食べてほしいと思います。

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