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長野周辺の山歩きと山野草

長野県北部を中心に山歩きと野草の開花状況を報告しています。植物の不思議な生態についてもレポートしています。

上田市・太郎山の逆さ霧

2007年09月11日 | 千曲川
9/10 午後から夕方にかけて上田市で太郎山の逆さ霧が見られました。

2007年9月10日16時50分頃 諏訪形


2007年9月10日17時50分頃 小泉

太郎山~虚空蔵山の稜線を坂城町側から上田市方向に雲が流れ下ります。幾つかの気象条件が重なったときに見られます。気温差、風向、降雨が重要なようです。逆さ霧は春と秋に出やすく、特徴的な気圧配置がります。それらの条件について詳細に検討してみましたので、後日当方ホームページの「山歩きの雑学」でまとめたいと思います。

千曲川の河川敷で

2007年09月01日 | 千曲川
8/31 坂城町・千曲川の河川敷で。

野生化したニラ(ユリ科ネギ属)
ニラの葉や茎には独特の臭気がありますが、蜜は多く分泌されるようで蝶や蜂と共にアリにも大人気です。河川敷に大きな群落を作っていることもあります。


ホソバウンラン(ゴマノハグサ科ウンラン属)
明治から大正時代に導入された帰化植物です。以前、小諸市の千曲川河畔で見ました。坂城町の河川敷でも咲いているのですね。川の流れで分散していった可能性もあります。


メドハギ(マメ科ハギ属)
河川敷にはマメ科の植物が多く見られます。これもそのうちの一つで初秋の訪れを知らせてくれます。茎に密生する3小葉と小さな花が多数咲くのが特徴です。

ミツバチ「あたし、お仕事してます。」

2007年06月03日 | 千曲川

6/2 長野市の千曲川河川敷を散歩してきました。
先日、河川敷でキツネを目撃したので、また会えないかなと行ってみたのです。今日の写真がミツバチということからも分かるように、キツネの写真は撮れませんでしたっ。フンがあったのでそれをじーっと観察してたら、近くの草むらでザワザワ、ドドドドーと動き回る動物が。キツネです。どのくらいの数が住んでいるのか見当つきませんが、これからも繁殖続けていければいいなと思っています。あまりにも増えてしまうと犬と間違えられて保健所出動でしょうかね。さて、フンを見れば何を食べているかわかるっていいますから、ちょっと見てみたら、何か果実みたいなものも食べたみたいです。野ねずみを主に捕食するそうですがたまには果実も食べるのですね。

淡紅色の花・ハルジオンの蜜を吸うセイヨウミツバチ。ハルジオンは大正時代、北アメリカから園芸植物として導入されたそうです。現在は野生化してどこでも見られる単なる雑草で、その価値は全くありません。

坂城町・千曲川河川敷

2007年05月29日 | 千曲川

5/28 坂城町の千曲川河川敷を歩いてきました

ナヨクサフジの紫色の花がきれいでした。ヨーロッパ原産で、「旗弁の爪部が舷部より長いのが特徴」。簡単に言えば花が馬面だということ。花びらが開いているところより筒状になっているところの方が長いという意味。クサフジは、それがほぼ同長ということです。じつは、ハリエンジュの花を見に来たのですが、ほとんど終盤となっていました。ピーク時であれば、白い花が美しく、良い香りで満ちているはずなのですが。。。花は天ぷらにして食べることもできるのです。しおれかけた花では天ぷらは無理。残念。

遠景の山は、NHK「風林火山」の番組末で以前放送されたことのある葛尾城跡のある山です。五里ヶ峯の支脈にあります。武田を2度も打ち破った村上義清の本拠地。番組本編ではこれからお話が出てくるものと思います。
NHK長野放送局
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