
ひな祭り
今日の読売新聞の編集手帳に「じくじたる思い」の誤用について取り上げられていました。
本来は、「深く恥じ入ること」を言うのだそうですが、この頃では少し変化し、
「悔しい、残念だ、もどかしい」といった意味合いで使われることが多いと。
私もどちらかと言うと「悔しい」に近い用法としてとらえていました。
使い方が変化してくるものとして「敷居が高い」も よく聞きます。
本来は、「相手に不義理をしてしまい、その人の家に行きにくい」ですが、
お店などが「高級過ぎたり、上品過ぎたりして、入りにくい」で使う人が多くなっていると。
最近気になる言葉に「~してもらってもいいですか」があります。
意識の高い?アナウンサーは決して使わないのですが、よく耳にします。
「~してもらう」は、自分と同じ年齢又は目下の者に対して使います。
目上の人に対しては「~していただく」が正しいのです。
「~していただけますか」の代わりに「~してもらってもいいですか」と、
同等又は目下の者に対する表現を「いいですか」を付けて敬語や敬体として使っているようです。
これ、「ら抜き言葉」同様、私にとっては大変気になる言葉なのです。

でも、この言葉が定着するのも時間の問題なのでしょうか・・・。残念。
そうそう、サンデーライブのMCを務めている東山君は、ら抜き言葉を使っていませんでした。
いや~、嬉しかったですねぇ。流石 東!