暖かい春の陽気になりました
写真は我家のふきのとう、小ぶりですが8つ収穫しました。
さて、昨日名張市は被災地への救援物資の受付を開始しました。
HPを確認した人達は既に搬入を始めています。
地域毎の回覧も昨日から回っています。
午前中に私も市役所ロビーへ搬入に行ってきました。
「受付開始」の情報はまだ行き渡っていないはずですが、
市役所は土曜日にも拘わらす、絶え間なく人が出入りしていました。
ロビーを出る時にすれ違った女性は、
左手に子供を抱き、
右手には大きな紙おむつの包みを2つ提げていました。
何かしたい、せずにはいられない
そんな思いが伝わってきました。
日本人にはボランティア精神が根付いていない
あまり怒らないしはっきりしない
何を考えているのかわからない 等々
我々はそんなバッシングを「なるほどね」と受け止めてきました。
今回の未曾有の震災で、
これまで上手く言葉にすることができなかったことが漸く分かりました。
欧米型の「ボランティア精神」と日本の「共に助け合う心」とは違うと。
ボランティア活動という言葉が最初にあるのではなく、
日本の場合は、その時になったら自然に生まれてくるものなのだと。
略奪も争いも無い。
日本人の「人としての誇り」がその様なことをさせないのです。
譲り合い順番を待つ。
声高に自己主張をしたり権利を主張したりしない。
被災した高校生が、避難場所となった高校で
炊き出しや清掃に一生懸命になっている映像を見ました。
その姿が、避難生活を送っている人達に勇気と元気を与えているとも。
きびきびと笑顔で働く高校生に神々しさを感じました。
ありがとう! そして頑張れ!
| Trackback ( 0 )
|
|