グループLINEでターゲット一人を虐めて自殺に追い込んだ中学生。
五輪開会式の演出総活を務める66歳の男性が、女性タレントを侮辱するプランをグループLINEで提案し、
仲間からの不快感や批判を受け謝罪。「週刊文春」が一連のやり取りを示すLINEを入手して分かった。
二つとも情報モラルの欠如が引き起こした。
演出総括の男性は、飲み屋で調子に乗って友達に喋った冗談…というわけではなく、
仕事の仲間に軽い気持ちで!?ノリで?!LINEを送ったというアホさ加減には呆れてものが言えない。
グループLINEでの誹謗中傷。
言葉の重みを理解していないモラルも知らない中学生がスマホを好き勝手に使える現在。
つくづく、自分はアナログ世代でSNSの無い時代に生きてよかったと思う。
恐ろしい。
これほど便利で豊かな時代に生きながら、精神的に病んでいる若者が多いのも理解できる。
先日読んだ「スマホ脳」の本によると、
―――スマホの過剰使用で若者の精神状態が悪くなるメカニズムがあり、
それによってストレスを引き起こして精神状態を悪化させる。FBの親指マークやインスタのハートによって
常に他人と自分を比較し、1秒ごとに何百人という同年代の若者に批評される。そして、
自分がヒエラルキーの最下層に居るように感じてしまう―――
特に子どもや若者は、遊んだり本当の社会的接触をもったりする暇がなくなり、
運動やしっかり睡眠をとる時間もない。
我々大人は、人と人との生身の付き合いがベースにある。
しかし、今の子どもや若者は幼少期からタブレットやスマホを与えられている。
―――スマホは私たちの最新のドラッグである。
きわめてテクノロジーに精通している人ほど、その魅力が度を過ぎていることを認識し、
制限した方がいいと考えているようだ。 IT企業トップは子どもにスマホを与えないーーー
アナログ世代で育って…良かった。
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