ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

立ち上がる人々

2007年08月04日 | 観た
シンミョンのワークショップを受けた2日に、本公演の「立ち上がる人々」を観ました。
マダン劇と言われるスタイルで、野外での公演になるはずだったのですが、この日はあいにくの台風。
残念ながら室内での公演になりました。

このシンミョンと言う劇団は韓国の光州からやってきた劇団なのですが、「立ち上がる人々」のテーマが光州事件なのです。
これは1980年5月に起こった民主化運動なのですが、多くの学生や市民が亡くなった残酷な事件だったと言われています。

セリフはもちろん韓国語なのですが、半分位のセリフには字幕も対応していました。
字幕が対応していないセリフも多かったのですが、言葉が分からなくても観ていれば意味は分かりました。

===================================

貧しい農民の男女が出会い、滑稽な踊りで結婚から妊娠、出産を表現します。
生まれた子は男の子。
両親は大喜びで生まれた子の将来を夢見ます。
オイルパルと名付けられた子は大きくなり5月の光州で民主化運動に参加します。
武器も満足にない中で、戒厳軍と戦い死んでいくイルパル。
息子の死体を見つけた両親は死体にすがり泣き崩れます。
5月の英霊となった市民軍が歌を歌いながら登場し、両親は彼らを墓に埋葬していきます。
時は移り変わり、マダンに集った人々が悲しみの5月を想いながら、力強い太鼓をいつまでも響かせるのでした。

===================================

光州事件が5月18日から始まったと言う事で、主人公の名前がオ(5)イルパル(18)。
なるほどー。
光州には友達もいるし、光州にも行った事があるので、かなり身近に感じました。
が、しっかりと光州事件の事を知ったのは今回が初めてだったので衝撃を受けもしました。
光州がまた一段と近くに感じられた芝居でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シンミョンワークショップ ... | トップ | 疲れてます »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

観た」カテゴリの最新記事