パフューム～ある人殺しの物語～

３月８日（木）

先日、歯医者に行った時に若先生が
「こないだね、急に手術の予定がなくなっちゃって、パフューム観に行ったんだよね。Ｎさんと一緒に」
って言い出した。

ほほー、看護婦とデートっすか。お安くないねぇ。
（因みにＮさんとはこの時の美人さんだ）

「これはオススメだからね。観た方がいいよ～」
との若先生の言葉に従ったわけでもないが、観に行って来ました「パフューム～ある人殺しの物語～」

　

なんか怖そうな予告編でかなりビビってたんだけど、そんなに怖くなかった。
ただ、冒頭のパリの街中の様子が、汚くて汚くてゾ～～～っとしましたよ。
昔のパリは道端に汚物を撒き散らしていたから、かなり臭くて汚いと聞いてはいたけど、
こうやって映像で観ると、改めて（昔のパリに生まれなくて良かった）とホッ。

ニオイの分野って、まだまだ解明されていない部分が多いと聞く。
結局は物体の分子が鼻にくっついてニオイを感じるらしいんだけど、
あんまり愉快じゃない物のニオイは嗅ぎたくないものだわね。

私、この映画の主人公みたいに、ありとあらゆる物のニオイは嗅げないけど、
美味しい物には鼻が利くのよ。
子供の頃は２階の自分の部屋にいても、下でなんか美味しそげな物を食べようとする気配を察して、降りて行ったものです。
「アンタ、鼻のよかねー」と良く母親に言われたものだ。

ところで、映画の途中で良いニオイがし出したんだけど、そういう技を効かせた映画なのかな？